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その九十一 魔法使いの弟子
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僕は孤児だった。スラムで暮らしていた所を拾われ、今は魔法使いの弟子として暮らしている。だが魔法などとは無縁だった人生で魔法の事を教えられても全く理解できない。拾われて十年経った今も僕は魔法を使えていなかった。
「さあライル、修行の時間よ」
「はい、お師匠様!」
彼女は大魔法使いのミレーネさんだ。当時八歳の僕を拾い、身の回りの世話を任せながら魔法の修行もつけてくれる。
「いきます、お師匠さまっ!」
「んっ──はぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
僕のモノがミレーネさんの入り口から奥に向かい滑らかに滑り込んでいく。もう十年も続けている修行だ、このくらいはお手のものだ。
「あっはっ、良いわライルッ! その調子で私の魔力を感じなさいっ!」
「は、はいお師匠さまっ!」
魔力など微塵も感じない。感じるのは快楽だけだ。ミレーネさんいわく、こうして重なる事で魔力がお互いの身体を行き来するそうだが、今の所そんな感覚に目覚めた事はない。
「どうライルッ、感じてるっ?」
「お師匠さま、やっぱり僕に魔法なんて無理です。この修行もただ気持ち良いだけで……」
「おかしいわねぇ……、もう十年も修行してるのに」
「うっくっ!」
僕のモノからミレーネさんの胎内に白い液体が吐き出される。
「あっ……はぁ……っ! 大丈夫よ、ライル……ッ。修行を続けていけばいつかは魔法が使えるようになるわ。大魔法使いの私が言うんだから間違いないわ」
「お師匠さま……っ! いつも修行に付き合ってもらってごめんなさいっ!」
「良いのよライル……。さあ、もう一度最初からよ。今日も小さくなるまで続けましょうね」
「は、はいっ!」
それから二年後、僕──いや、俺はこの修行が嘘っ八だとようやく気付いた。
「お師匠さま、これってただのセックスですよね?」
「……し、修行よ」
「俺聞いたんですよ、町の住人に。魔法使いの修行にこんな行為はないそうじゃないですかっ!」
「あぁんっ!」
俺は今日も修行と称し身体を求めてくるミレーネにモノを突き刺していた。
「お師匠さま、これってなんなんです?」
するとミレーネは俺に合わせ腰を動かしながらこう言った。
「ライル、私を見て何かに気づかない?」
「……わかんないです」
「そう。じゃあ十年前の私と比べてどう?」
「え?」
俺は記憶を頼りに十年前のミレーネを思い出す。
「変わって……いや、むしろ若返ってません?」
「そうよ。これは吸精魔法よ。異性の体液を吸収する事で若返る大魔法なの」
「も、もしかして俺はそのために拾われて……」
「それは違うわ。ただ単にライルが可愛かったからよ。で、一回手を出しちゃったら止まらなくなってね? んっあっ──ライルのから熱いの射精てきてるっ!」
射精を始めるとミレーネは必ず抱きついてくる。二十歳になった俺はミレーネより大きく成長していた。
「ライルは私とセックスするの嫌?」
「嫌ってわけじゃないです。でも魔法を使えるようにならないからおかしいなと」
「ああ、それは無理よ。だってライル魔力ないもの」
衝撃の事実だ。
「魔法なんて使えなくても良いじゃない。私が何でもしてあげるし、守ってあげるわ。だから……えいっ」
「わっ」
ミレーネが俺の上に跨がってきた。そしてヘソを上を撫でる。そこには俺の先端があった。
「あっあっあっ! ライルはこの生活にぃっ、不満なのっ!」
「不満なんてないです。お師匠さまは美人だし、セックスにも嫌悪感はありません。むしろ……もっと沢山したいっていうか……」
「それはだ~め。これ以上したら私もっと若返り過ぎて子供の姿になっちゃうもの。ただでさえおっきなライルのおちんちん入らなくなっちゃうわ……んっあっ!」
毎日決まった回数搾り取られる。どうやら一日十回を越えると若返るらしい。ミレーネの見た目は三十歳前後、もう少し若くても良いと思うのだが。
日課となった十回のセックスを終えると師匠は自室にこもり魔法の研究に入る。その間俺は自由になるのだが、これといってする事もないので町に出る。
「いらっしゃ~い。今日も私で良い?」
「もちろん。はい、お金」
「いつもありがと~。じゃあ個室行こっか」
「うん、よろしく」
俺は町で女を買っていた。ここでは金を払えばセックスできる。朝から十回も師匠としたにも関わらず、俺のモノは元気いっぱいだ。
「んっんっ……ちゅぽんっ。じゃあおっきくなったし……食べちゃうわね?」
「よろしく」
「はぁ~いっ」
女がソファーに座る俺に対面しながら腰を落とす。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁんっ! やっぱりライルさんのが一番なのぉぉぉぉぉっ!」
「そう? ってか他のお客さんとも生でやってるの?」
「あっあっあっ! な、生はライルさんだけぇぇっ! キスも膣内射精もライルさんにしかさせてないわっ!」
「へぇ~」
別に信じる気はない。この女性たちはこれが仕事だ。本気でいれあげるつもりもない。俺は金を対価に快楽だけを得る。それで満足だ。
「んはぁ……っ、今日もたっぷり射精したのね……。ライルさんは私だけだけどちゃんと満足してる?」
「もちろんしてるよ。いつも避妊具なしでできるし、膣内射精もさせてもらえるし」
「……本当にライルさんだけにしか許してないんだからね? ライルさんがお客さんになってくれてから他のお客さん受けないし」
「なんで?」
「うぅぅ、この鈍感……」
彼女とはもう一年の付き合いになる。俺は最初に彼女を抱いてからずっと彼女だけを買っている。しかもほぼ毎日だ。
「ライルさん、次から私の家でしない? 私他のお客さん受ける気ないし、もうここ辞める気なの」
「家で? まぁ……うん、良いよ」
「良かった……。じゃあ今から私の家に行きましょっ。ちょっと辞めるって言ってくるね!」
それから外で落ち合い、俺たちは食事をしてから彼女の家に向かった。
「ここです」
「へぇ~。なかなか立派な家だね」
「ライルさんからもらったお金で建てたんですよ~。さ、入って入って」
「あ、うん」
彼女の家は二階建ての新築だった。そこに一人で暮らしているらしい。家には風呂もついていた。
「あの、ライルさん」
「ん?」
彼女は服を脱ぎ捨て抱きついてきた。
「今から続きしませんか?」
「今から? 夕方までなら」
「は、はいっ! じゃあベッドルームに!」
それからベッドルームで夕方まで彼女を抱いた。帰り際金を払おうとしたらいらないと言われた。
「これからもお金はいりません。だから……毎日来て欲しいです」
「毎日? まぁ今も毎日来てるけど……。用事がなければ」
「それで構いませんっ! 毎日昼から夕方まで抱いて欲しいですっ」
「わかったよ。本当にお金はいらないんだよね?」
「はいっ。蓄えもありますし、朝から昼まで働くので!」
「そっか。わかったよ」
それから毎日彼女の家に通い、昼から夕方まで抱いた。
「はぁ……はぁ………っ、毎日ライルさんのがお腹の中にいっぱい……っ。幸せぇ~……」
「じゃあ明日も来るよ。またね、マリア」
「ふぁい……っ」
こうして俺は魔法使いになる事なく、師匠とマリア二人を相手に、幸せな日々を過ごしていったのだった。
「さあライル、修行の時間よ」
「はい、お師匠様!」
彼女は大魔法使いのミレーネさんだ。当時八歳の僕を拾い、身の回りの世話を任せながら魔法の修行もつけてくれる。
「いきます、お師匠さまっ!」
「んっ──はぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
僕のモノがミレーネさんの入り口から奥に向かい滑らかに滑り込んでいく。もう十年も続けている修行だ、このくらいはお手のものだ。
「あっはっ、良いわライルッ! その調子で私の魔力を感じなさいっ!」
「は、はいお師匠さまっ!」
魔力など微塵も感じない。感じるのは快楽だけだ。ミレーネさんいわく、こうして重なる事で魔力がお互いの身体を行き来するそうだが、今の所そんな感覚に目覚めた事はない。
「どうライルッ、感じてるっ?」
「お師匠さま、やっぱり僕に魔法なんて無理です。この修行もただ気持ち良いだけで……」
「おかしいわねぇ……、もう十年も修行してるのに」
「うっくっ!」
僕のモノからミレーネさんの胎内に白い液体が吐き出される。
「あっ……はぁ……っ! 大丈夫よ、ライル……ッ。修行を続けていけばいつかは魔法が使えるようになるわ。大魔法使いの私が言うんだから間違いないわ」
「お師匠さま……っ! いつも修行に付き合ってもらってごめんなさいっ!」
「良いのよライル……。さあ、もう一度最初からよ。今日も小さくなるまで続けましょうね」
「は、はいっ!」
それから二年後、僕──いや、俺はこの修行が嘘っ八だとようやく気付いた。
「お師匠さま、これってただのセックスですよね?」
「……し、修行よ」
「俺聞いたんですよ、町の住人に。魔法使いの修行にこんな行為はないそうじゃないですかっ!」
「あぁんっ!」
俺は今日も修行と称し身体を求めてくるミレーネにモノを突き刺していた。
「お師匠さま、これってなんなんです?」
するとミレーネは俺に合わせ腰を動かしながらこう言った。
「ライル、私を見て何かに気づかない?」
「……わかんないです」
「そう。じゃあ十年前の私と比べてどう?」
「え?」
俺は記憶を頼りに十年前のミレーネを思い出す。
「変わって……いや、むしろ若返ってません?」
「そうよ。これは吸精魔法よ。異性の体液を吸収する事で若返る大魔法なの」
「も、もしかして俺はそのために拾われて……」
「それは違うわ。ただ単にライルが可愛かったからよ。で、一回手を出しちゃったら止まらなくなってね? んっあっ──ライルのから熱いの射精てきてるっ!」
射精を始めるとミレーネは必ず抱きついてくる。二十歳になった俺はミレーネより大きく成長していた。
「ライルは私とセックスするの嫌?」
「嫌ってわけじゃないです。でも魔法を使えるようにならないからおかしいなと」
「ああ、それは無理よ。だってライル魔力ないもの」
衝撃の事実だ。
「魔法なんて使えなくても良いじゃない。私が何でもしてあげるし、守ってあげるわ。だから……えいっ」
「わっ」
ミレーネが俺の上に跨がってきた。そしてヘソを上を撫でる。そこには俺の先端があった。
「あっあっあっ! ライルはこの生活にぃっ、不満なのっ!」
「不満なんてないです。お師匠さまは美人だし、セックスにも嫌悪感はありません。むしろ……もっと沢山したいっていうか……」
「それはだ~め。これ以上したら私もっと若返り過ぎて子供の姿になっちゃうもの。ただでさえおっきなライルのおちんちん入らなくなっちゃうわ……んっあっ!」
毎日決まった回数搾り取られる。どうやら一日十回を越えると若返るらしい。ミレーネの見た目は三十歳前後、もう少し若くても良いと思うのだが。
日課となった十回のセックスを終えると師匠は自室にこもり魔法の研究に入る。その間俺は自由になるのだが、これといってする事もないので町に出る。
「いらっしゃ~い。今日も私で良い?」
「もちろん。はい、お金」
「いつもありがと~。じゃあ個室行こっか」
「うん、よろしく」
俺は町で女を買っていた。ここでは金を払えばセックスできる。朝から十回も師匠としたにも関わらず、俺のモノは元気いっぱいだ。
「んっんっ……ちゅぽんっ。じゃあおっきくなったし……食べちゃうわね?」
「よろしく」
「はぁ~いっ」
女がソファーに座る俺に対面しながら腰を落とす。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁんっ! やっぱりライルさんのが一番なのぉぉぉぉぉっ!」
「そう? ってか他のお客さんとも生でやってるの?」
「あっあっあっ! な、生はライルさんだけぇぇっ! キスも膣内射精もライルさんにしかさせてないわっ!」
「へぇ~」
別に信じる気はない。この女性たちはこれが仕事だ。本気でいれあげるつもりもない。俺は金を対価に快楽だけを得る。それで満足だ。
「んはぁ……っ、今日もたっぷり射精したのね……。ライルさんは私だけだけどちゃんと満足してる?」
「もちろんしてるよ。いつも避妊具なしでできるし、膣内射精もさせてもらえるし」
「……本当にライルさんだけにしか許してないんだからね? ライルさんがお客さんになってくれてから他のお客さん受けないし」
「なんで?」
「うぅぅ、この鈍感……」
彼女とはもう一年の付き合いになる。俺は最初に彼女を抱いてからずっと彼女だけを買っている。しかもほぼ毎日だ。
「ライルさん、次から私の家でしない? 私他のお客さん受ける気ないし、もうここ辞める気なの」
「家で? まぁ……うん、良いよ」
「良かった……。じゃあ今から私の家に行きましょっ。ちょっと辞めるって言ってくるね!」
それから外で落ち合い、俺たちは食事をしてから彼女の家に向かった。
「ここです」
「へぇ~。なかなか立派な家だね」
「ライルさんからもらったお金で建てたんですよ~。さ、入って入って」
「あ、うん」
彼女の家は二階建ての新築だった。そこに一人で暮らしているらしい。家には風呂もついていた。
「あの、ライルさん」
「ん?」
彼女は服を脱ぎ捨て抱きついてきた。
「今から続きしませんか?」
「今から? 夕方までなら」
「は、はいっ! じゃあベッドルームに!」
それからベッドルームで夕方まで彼女を抱いた。帰り際金を払おうとしたらいらないと言われた。
「これからもお金はいりません。だから……毎日来て欲しいです」
「毎日? まぁ今も毎日来てるけど……。用事がなければ」
「それで構いませんっ! 毎日昼から夕方まで抱いて欲しいですっ」
「わかったよ。本当にお金はいらないんだよね?」
「はいっ。蓄えもありますし、朝から昼まで働くので!」
「そっか。わかったよ」
それから毎日彼女の家に通い、昼から夕方まで抱いた。
「はぁ……はぁ………っ、毎日ライルさんのがお腹の中にいっぱい……っ。幸せぇ~……」
「じゃあ明日も来るよ。またね、マリア」
「ふぁい……っ」
こうして俺は魔法使いになる事なく、師匠とマリア二人を相手に、幸せな日々を過ごしていったのだった。
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