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その二 白衣の天使
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「田町さ~ん、検温の時間です」
「あ、はい」
俺は【田町信之】。今年短大を卒業した二十歳だ。そんな俺が何故病院にいるかと言うと、先日一人バイクで卒業旅行にいった際、強風に煽られ思いっきり転倒。両手両足を骨折しこの病院に運ばれてきたのである。
「はい、大丈夫です。排泄の方は大丈夫ですか?」
「……そろそろ」
「はい、では失礼しますね」
彼女は俺の担当になってくれた看護師【吉田茉莉】さんだ。歳は二十六、現在彼氏なし。
彼女はプライベートカーテンを閉め布団を被ったままの俺のズボンを降ろす。そして尿器を足元から挿入し、もう片手でモノを握る。
「田町さん、またですか?」
「すみません。だって茉莉さんいつも素手でやるから……」
「手袋つけるの嫌なんですよ。ゴム臭くなるし。このままじゃ出ませんよね?」
「はい」
そう言うと、彼女は布団の中に頭を突っ込みなにやら始めた。
「うっくぅっ!」
俺の先端を滑る何かが刺激する。彼女は布団の中で口淫を始めた。俺は太ももに彼女の胸を感じながらされるがままになる。両手両足が使えない俺は何もできずにいた。
「茉莉さんそろそろっ!」
ここは個室で誰の邪魔も入らない。カーテンを閉めたのは万が一誰かが入ってきた時のため。
やがて彼女の動きは激しくなり、俺はまたいつものように彼女の口内へと欲望を撒き散らした。彼女は小さくなるまで男根を舐めまわし、小さくなった所で尿器をセットし、布団の中から戻ってきた。
「今日も沢山出ましたね、田町さん?」
「いつもすみません。ってかよく飲めますね」
「私この味大好きなんですよ~。あ、そろそろ終わりそうですね。じゃあ拭きますね」
色々処理してもらい、俺は大満足で排泄を終えた。
「ありがとうございました、茉莉さん」
「いえいえ。両手が使えないと不便ですよね~。ではまた。次はお昼に来ますね」
「あ、はい」
昼は彼女に食事をさせてもらう。指先までガチガチに固められた俺は一人で食事もできずにいた。実に不便だ。さらに両足は天井から吊るされている。俺は今一人では何もできないのである。
こんな日々を二週間繰り返し、ようやく腕のギプスが外れた。しかし久しぶりに自由になった両腕はまだ自由に動かない。医者いわくリハビリが必要との事だ。
そんなリハビリにも彼女は積極的に手伝ってくれた。
「んっ……ふっ……あっあっ!」
「どうです?」
「良いっ……上手いですっ田町さんっ! あっあむっ……」
彼女は今カーテンを閉めただけの部屋で俺の顔に跨がり男根を咥え込んでいる。俺はリハビリ代わりに彼女の割れ目をいじくり回していた。
「茉莉さんのここ綺麗ですね~。あまり使ってないんですか?」
「あっ……は、はい。前の彼氏が下手で……。あまり気持ち良くなかったんで……あっはぁっ……」
「勿体ないっすね。じゃあそろそろ……」
「……こくっ」
彼女は身体の向きを代え俺の肥大化した逸物に割れ目を押し付ける。
「また生なんですか?」
「言ったじゃないですか。私……ゴム嫌いなんです。んっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
彼女の柔らかい淫肉が俺の逸物を一気に飲み込む。彼女は俺の全てを飲み込み手を胸に誘導する。
「ほら、リハビリリハビリ。ちゃんと動くようになるまで頑張って! あんっ!」
「こんな気持ち良いリハビリなら喜んでっ!」
このリハビリは彼女の勤務時間ギリギリまで続いた。しかし彼女の膣内に射精したのは一発だけだ。彼女は俺を逝かせないようにしていた。
「田町さん、夜こっそりまたくるね。今度はプライベートセックスしよっか」
「なんでそこまで……」
「それは……田町さんのおちんぽが好きになったからよ~。私との相性バッチリだし! それに……生でさせたのは田町さんだけなんだよ?」
俺はもう落ちていた。ここから夜までの時間は今までの人生で一番長く感じた。
そして夜。病室が消灯となり看護師が巡回に回ってくる。
「……異常な……あれ?」
巡回のナースがベッドに近付いてくる。俺は必死に妬まフリをしている。これから茉莉さんとまたセックスするんだ、バレるわけにはいかない。
「……やっぱり。田町さんたまってるみたいね。仕方ないなぁ~」
そう呟いたナースは懐中電灯を切りベッドサイドにある椅子に座る。そして何を思ったかそのナースは俺のズボンの中に手を突っ込んできた。
「やっぱり勃起してた……。昨日までギプスついてたもんね~。今楽にしてあげますから……」
「ん……く……」
ナースの手がどんどん早くなっていく。俺は必死に逝くのを堪えている。
「まだ逝かないか~。仕方ないなぁ……んしょ」
ナースは下着を降ろし布団の中に潜り込んできた。
「起きてますよね、田町さん?」
「……」
俺は返事をしなかった。
「あ、なるほど~。見逃してくれるって意味かな? なら……食べちゃいますね~。んっ……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
今夜茉莉さんが来るはずが、俺は今夜勤のナースに犯されていた。
「私……知ってるんですよ~? 田町さんと茉莉がエッチな事してたって」
「………」
「バラされたくなければ……今チンピクさせてみて?」
俺は言われた通りナースの膣内で逸物をピクリと動かした。
「やっぱり起きてるじゃん。でも残念、今日茉莉さん来られなくなったんだ~」
「え?」
「あ、やっと起きた。私は友莉、茉莉とは姉妹なの。茉莉は今日看護師長に仕事ふられちゃってね。そこで夜勤の私が代わりにね」
俺は理解した。茉莉さんはこの友莉さんを使いこの部屋に来ようとしたのだろう。だが突然入った仕事で来られなくなり、そこで友莉さんが来たのだろう。
「私の仮眠時間までちゃんと起きててね。そしたら……朝までいっぱいしてあげるっ。だから……今は一発だけね? ほら、膣内に射精してぇっ! んっあっあっ!」
友莉さんは膣穴を締めながらスパートをかけてきた。俺はいけないと思いつつも快楽に負け、彼女の子宮に昼から我慢していた分をどっぷりと流し込んだ。
「んっ! んぅぅぅぅぅぅぅっ! あっ……はぁっ……! いっぱい……入ってきてるぅっ!」
俺は自由になった両手で彼女の尻を掴み密着しながら欲望を撒き散らした。射精を終えると彼女は倒れこみキスをせがんできた。
「凄かった……。続きは二時から……ね? 頑張って起きててね、田町さん……んっ」
そして深夜二時。彼女は再びやってきた。
「おまたせ~。今から二時間たっぷりしましょっ」
「仕事は良いの?」
「大丈夫。残り一時間で全部片付けるから」
そう言い、彼女は白衣を脱ぎ捨てまた俺に跨がってきた。
「あれ? もう濡れて……」
「さっき田町さんの射精した精液で下着びちょびちょになっちゃったから脱いで仕事してたの。ドキドキしてたんだから~」
「ノーパンっすか。ヤバいっすね」
「ね~。さ、そろそろ始めよっか。あまり時間ないから飛ばしていくわよ~」
俺は二時間で五回搾り取られた。その五回全てが彼女の子宮に入り込んでいる。
「そろそろ時間っすよ友莉さん」
「ん、待って……。今……ふぁんっ……あはっ……受精完了~……」
「……え?」
彼女は跨がったままお腹を撫でていた。
「田町さんの赤ちゃんできちゃったぁ……」
「う、嘘でしょ?」
「さぁ~? どっちかな? 検査結果出たら教えるね。だから……妹ともうえっちしちゃダメよ?」
そう言い、彼女は俺から降り白衣を纏う。
「じゃ……結果楽しみに待っててね~」
「……」
俺は何も言えなかった。
そして翌日。
「田町さんっ! お姉ちゃんから妊娠したって! 私とセックスした癖にお姉ちゃんとまでするなんてっ!」
「し、仕方ないでしょ! 俺は足まだ動かないし! それに……茉莉さんとしてたのバレてて! 脅されたんだよ!」
「……うぅぅぅっ! 私が狙ってたのにぃぃぃっ!」
彼女はショックだったのか泣き出してしまった。
「だ、大丈夫だよ。俺お金だけはあるからさ! もし……もし二人に文句がないなら……さ、三人で暮らすってのはどうかな?」
「……え? 三人……で?」
「う、うん。結婚は一人としか出来ないって決まってるけどさ、一緒に暮らすのは別に違法でもなんでもないし……」
彼女は涙を拭いこう言った。
「じゃあ……私の事も妊娠させてくれる?」
「う、うん。茉莉さんさえ良ければ。とりあえずさ、二人で話し合ってきなよ」
「……わかった」
それからしばらくし、姉妹が病室にやってきた。
「田町さ~ん? 茉莉になに言ってくれたのかなぁ?」
「うっ。だ、だめ?」
「う~ん……。別にダメじゃないわよ? 家もう親いないし。それより……二人とも満足させられるの?」
「そこはまぁ……頑張るよ。妊娠させた責任もとる。だから……三人で暮らさない?」
友莉は悩み、茉莉に言った。
「仕方ない……か。先にしてたのは茉莉だもんね。わかった、私は良いよ」
「お姉ちゃん!」
そして友莉が俺に言う。
「田町さん、ちゃんと二人とも愛してね?」
「あ、ああ」
「じゃ茉莉。茉莉今日休みでしょ? 今から子作りしちゃいなよ。病棟には田町さんが一人でリハビリしたいって言ってたって伝えておくからさ」
「あ、ありがとうお姉ちゃん!」
その後俺は昼食まで茉莉さんと子作りセックスし、昼食後から夕食までひたすら子作りセックスした。
「ま、茉莉さんっ、もう無理っ!」
「やだぁ~っ! お姉ちゃんよりセックスするんだから!」
「もうとっくに越えてるって! もう精液出ないからっ!」
この直後、茉莉の子宮に溜まっていた種が卵の中に侵入した。
そして二ヶ月後、両足も無事完治し、俺は退院した。それから郊外に家を買い、二人を呼んだ。男一人、女二人で暮らすのはあまり世間体もよくない。なのでできるだけ人と関わらない生活を送ろうと考えたのだ。
そして検査した結果、二人ともしっかり妊娠していた。二人は病院を辞め、のんびり胎教に勤しんでいた。俺は退院してから以前以上に取引を真剣に繰り返し資産を増やした。
「二人もいたら家事とか育児とか分担できそうね、茉莉?」
「うん。お姉ちゃん。あ~早く産まれてこないかな~」
二人は相変わらず仲が良い。もしどちらかのみを選んでいたらこの仲は失われていただろう。俺は正しい選択をした。
そうして俺達三人は幸せに暮らしていくのであった。
「あ、はい」
俺は【田町信之】。今年短大を卒業した二十歳だ。そんな俺が何故病院にいるかと言うと、先日一人バイクで卒業旅行にいった際、強風に煽られ思いっきり転倒。両手両足を骨折しこの病院に運ばれてきたのである。
「はい、大丈夫です。排泄の方は大丈夫ですか?」
「……そろそろ」
「はい、では失礼しますね」
彼女は俺の担当になってくれた看護師【吉田茉莉】さんだ。歳は二十六、現在彼氏なし。
彼女はプライベートカーテンを閉め布団を被ったままの俺のズボンを降ろす。そして尿器を足元から挿入し、もう片手でモノを握る。
「田町さん、またですか?」
「すみません。だって茉莉さんいつも素手でやるから……」
「手袋つけるの嫌なんですよ。ゴム臭くなるし。このままじゃ出ませんよね?」
「はい」
そう言うと、彼女は布団の中に頭を突っ込みなにやら始めた。
「うっくぅっ!」
俺の先端を滑る何かが刺激する。彼女は布団の中で口淫を始めた。俺は太ももに彼女の胸を感じながらされるがままになる。両手両足が使えない俺は何もできずにいた。
「茉莉さんそろそろっ!」
ここは個室で誰の邪魔も入らない。カーテンを閉めたのは万が一誰かが入ってきた時のため。
やがて彼女の動きは激しくなり、俺はまたいつものように彼女の口内へと欲望を撒き散らした。彼女は小さくなるまで男根を舐めまわし、小さくなった所で尿器をセットし、布団の中から戻ってきた。
「今日も沢山出ましたね、田町さん?」
「いつもすみません。ってかよく飲めますね」
「私この味大好きなんですよ~。あ、そろそろ終わりそうですね。じゃあ拭きますね」
色々処理してもらい、俺は大満足で排泄を終えた。
「ありがとうございました、茉莉さん」
「いえいえ。両手が使えないと不便ですよね~。ではまた。次はお昼に来ますね」
「あ、はい」
昼は彼女に食事をさせてもらう。指先までガチガチに固められた俺は一人で食事もできずにいた。実に不便だ。さらに両足は天井から吊るされている。俺は今一人では何もできないのである。
こんな日々を二週間繰り返し、ようやく腕のギプスが外れた。しかし久しぶりに自由になった両腕はまだ自由に動かない。医者いわくリハビリが必要との事だ。
そんなリハビリにも彼女は積極的に手伝ってくれた。
「んっ……ふっ……あっあっ!」
「どうです?」
「良いっ……上手いですっ田町さんっ! あっあむっ……」
彼女は今カーテンを閉めただけの部屋で俺の顔に跨がり男根を咥え込んでいる。俺はリハビリ代わりに彼女の割れ目をいじくり回していた。
「茉莉さんのここ綺麗ですね~。あまり使ってないんですか?」
「あっ……は、はい。前の彼氏が下手で……。あまり気持ち良くなかったんで……あっはぁっ……」
「勿体ないっすね。じゃあそろそろ……」
「……こくっ」
彼女は身体の向きを代え俺の肥大化した逸物に割れ目を押し付ける。
「また生なんですか?」
「言ったじゃないですか。私……ゴム嫌いなんです。んっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
彼女の柔らかい淫肉が俺の逸物を一気に飲み込む。彼女は俺の全てを飲み込み手を胸に誘導する。
「ほら、リハビリリハビリ。ちゃんと動くようになるまで頑張って! あんっ!」
「こんな気持ち良いリハビリなら喜んでっ!」
このリハビリは彼女の勤務時間ギリギリまで続いた。しかし彼女の膣内に射精したのは一発だけだ。彼女は俺を逝かせないようにしていた。
「田町さん、夜こっそりまたくるね。今度はプライベートセックスしよっか」
「なんでそこまで……」
「それは……田町さんのおちんぽが好きになったからよ~。私との相性バッチリだし! それに……生でさせたのは田町さんだけなんだよ?」
俺はもう落ちていた。ここから夜までの時間は今までの人生で一番長く感じた。
そして夜。病室が消灯となり看護師が巡回に回ってくる。
「……異常な……あれ?」
巡回のナースがベッドに近付いてくる。俺は必死に妬まフリをしている。これから茉莉さんとまたセックスするんだ、バレるわけにはいかない。
「……やっぱり。田町さんたまってるみたいね。仕方ないなぁ~」
そう呟いたナースは懐中電灯を切りベッドサイドにある椅子に座る。そして何を思ったかそのナースは俺のズボンの中に手を突っ込んできた。
「やっぱり勃起してた……。昨日までギプスついてたもんね~。今楽にしてあげますから……」
「ん……く……」
ナースの手がどんどん早くなっていく。俺は必死に逝くのを堪えている。
「まだ逝かないか~。仕方ないなぁ……んしょ」
ナースは下着を降ろし布団の中に潜り込んできた。
「起きてますよね、田町さん?」
「……」
俺は返事をしなかった。
「あ、なるほど~。見逃してくれるって意味かな? なら……食べちゃいますね~。んっ……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
今夜茉莉さんが来るはずが、俺は今夜勤のナースに犯されていた。
「私……知ってるんですよ~? 田町さんと茉莉がエッチな事してたって」
「………」
「バラされたくなければ……今チンピクさせてみて?」
俺は言われた通りナースの膣内で逸物をピクリと動かした。
「やっぱり起きてるじゃん。でも残念、今日茉莉さん来られなくなったんだ~」
「え?」
「あ、やっと起きた。私は友莉、茉莉とは姉妹なの。茉莉は今日看護師長に仕事ふられちゃってね。そこで夜勤の私が代わりにね」
俺は理解した。茉莉さんはこの友莉さんを使いこの部屋に来ようとしたのだろう。だが突然入った仕事で来られなくなり、そこで友莉さんが来たのだろう。
「私の仮眠時間までちゃんと起きててね。そしたら……朝までいっぱいしてあげるっ。だから……今は一発だけね? ほら、膣内に射精してぇっ! んっあっあっ!」
友莉さんは膣穴を締めながらスパートをかけてきた。俺はいけないと思いつつも快楽に負け、彼女の子宮に昼から我慢していた分をどっぷりと流し込んだ。
「んっ! んぅぅぅぅぅぅぅっ! あっ……はぁっ……! いっぱい……入ってきてるぅっ!」
俺は自由になった両手で彼女の尻を掴み密着しながら欲望を撒き散らした。射精を終えると彼女は倒れこみキスをせがんできた。
「凄かった……。続きは二時から……ね? 頑張って起きててね、田町さん……んっ」
そして深夜二時。彼女は再びやってきた。
「おまたせ~。今から二時間たっぷりしましょっ」
「仕事は良いの?」
「大丈夫。残り一時間で全部片付けるから」
そう言い、彼女は白衣を脱ぎ捨てまた俺に跨がってきた。
「あれ? もう濡れて……」
「さっき田町さんの射精した精液で下着びちょびちょになっちゃったから脱いで仕事してたの。ドキドキしてたんだから~」
「ノーパンっすか。ヤバいっすね」
「ね~。さ、そろそろ始めよっか。あまり時間ないから飛ばしていくわよ~」
俺は二時間で五回搾り取られた。その五回全てが彼女の子宮に入り込んでいる。
「そろそろ時間っすよ友莉さん」
「ん、待って……。今……ふぁんっ……あはっ……受精完了~……」
「……え?」
彼女は跨がったままお腹を撫でていた。
「田町さんの赤ちゃんできちゃったぁ……」
「う、嘘でしょ?」
「さぁ~? どっちかな? 検査結果出たら教えるね。だから……妹ともうえっちしちゃダメよ?」
そう言い、彼女は俺から降り白衣を纏う。
「じゃ……結果楽しみに待っててね~」
「……」
俺は何も言えなかった。
そして翌日。
「田町さんっ! お姉ちゃんから妊娠したって! 私とセックスした癖にお姉ちゃんとまでするなんてっ!」
「し、仕方ないでしょ! 俺は足まだ動かないし! それに……茉莉さんとしてたのバレてて! 脅されたんだよ!」
「……うぅぅぅっ! 私が狙ってたのにぃぃぃっ!」
彼女はショックだったのか泣き出してしまった。
「だ、大丈夫だよ。俺お金だけはあるからさ! もし……もし二人に文句がないなら……さ、三人で暮らすってのはどうかな?」
「……え? 三人……で?」
「う、うん。結婚は一人としか出来ないって決まってるけどさ、一緒に暮らすのは別に違法でもなんでもないし……」
彼女は涙を拭いこう言った。
「じゃあ……私の事も妊娠させてくれる?」
「う、うん。茉莉さんさえ良ければ。とりあえずさ、二人で話し合ってきなよ」
「……わかった」
それからしばらくし、姉妹が病室にやってきた。
「田町さ~ん? 茉莉になに言ってくれたのかなぁ?」
「うっ。だ、だめ?」
「う~ん……。別にダメじゃないわよ? 家もう親いないし。それより……二人とも満足させられるの?」
「そこはまぁ……頑張るよ。妊娠させた責任もとる。だから……三人で暮らさない?」
友莉は悩み、茉莉に言った。
「仕方ない……か。先にしてたのは茉莉だもんね。わかった、私は良いよ」
「お姉ちゃん!」
そして友莉が俺に言う。
「田町さん、ちゃんと二人とも愛してね?」
「あ、ああ」
「じゃ茉莉。茉莉今日休みでしょ? 今から子作りしちゃいなよ。病棟には田町さんが一人でリハビリしたいって言ってたって伝えておくからさ」
「あ、ありがとうお姉ちゃん!」
その後俺は昼食まで茉莉さんと子作りセックスし、昼食後から夕食までひたすら子作りセックスした。
「ま、茉莉さんっ、もう無理っ!」
「やだぁ~っ! お姉ちゃんよりセックスするんだから!」
「もうとっくに越えてるって! もう精液出ないからっ!」
この直後、茉莉の子宮に溜まっていた種が卵の中に侵入した。
そして二ヶ月後、両足も無事完治し、俺は退院した。それから郊外に家を買い、二人を呼んだ。男一人、女二人で暮らすのはあまり世間体もよくない。なのでできるだけ人と関わらない生活を送ろうと考えたのだ。
そして検査した結果、二人ともしっかり妊娠していた。二人は病院を辞め、のんびり胎教に勤しんでいた。俺は退院してから以前以上に取引を真剣に繰り返し資産を増やした。
「二人もいたら家事とか育児とか分担できそうね、茉莉?」
「うん。お姉ちゃん。あ~早く産まれてこないかな~」
二人は相変わらず仲が良い。もしどちらかのみを選んでいたらこの仲は失われていただろう。俺は正しい選択をした。
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