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第06章 竜界編
09 神竜の役目
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竜の宝玉は神竜の心臓だった。天竜に心臓をくり貫かれ、今は代わりに竜の宝玉が心臓の役割を果たしている。だが特段体調に変わりはなく、すこぶる快調だ。
確かに快調なのだが、天竜による講義が死ぬほど退屈で、蓮太は何度も寝落ちしていた。寝落ちする度にテーブルを挟み向かい側に座る天竜が尻尾を巻き付けてくる。
《……ふがっ!?》
《お目覚めですか?》
《……さ~せん》
《まったく……。そんなに私の話は退屈ですか?》
《い、いや……。昔からこういうの苦手で……。ってかもう尻尾離してくれます?》
《ダメです。あなた、どうせまた寝るでしょう?》
《寝ない……とは言えないんだよなぁ……》
《ならこのままで》
講義が始まりすでに一週間が経過していた。早く帰りたい旨を告げ、要点のみを学ぼうとしたら断られた。そこで知ったのだが、どうやらこの空間は時の流れが外界に比べ速くなっているらしい。今はここでの一日が外での一分になっているのだとか。そして天竜が一人になると時の流れは逆になるらしい。これは天竜が次の神竜を生み出すためにそうなっているらしい。
《ではここで復習といきます。正しく答えられなかった場合はまた初めからになりますので、しっかり答えて下さい》
《……はい》
これで何度同じ話を聞かされたかわからない。蓮太が合格した講義内容はまだ神竜の役割のみだった。
《レンタさん、神竜の役割はもう大丈夫ですね?》
《はい。神竜の役割は、悪しきを挫き、弱きを救うです》
《はい、正解です。では悪しきとはなんでしょうか》
《はい。悪しきとは、自らの欲を満たすために他者を害する者を指します》
《よろしい。神竜は悪を根絶する事が役割となっております。では続いて。もし、神竜たる者が悪に堕ちた場合はどうなりますか?》
《はい。善の象徴たる神竜が悪に堕ちた場合、核となっている竜の宝玉が砕け死に至ります》
《よろしい。竜の宝玉は命そのもの。これを失う事は死を意味します。今、あなたの力を制御している竜の宝玉が失われた場合、力が制御できなくなり、魂ごと消滅してしまいますので気をつけて下さい》
《はい》
ここまでが初日に習った話だ。そしてここから先は眠気と格闘していたため全く覚えていない。
《では次に参ります。神竜が仕える者は誰か》
《……わかりま──うっ》
絡み付いていた天竜の尻尾がさらに絡み付いてくる。
《覚えていないのですか。ではお仕置きですね》
《ま、またですか!?》
《あなたが私の話を聞かないからでしょう? まったくもう……》
《うっあ……》
そして二時間後。
《ではもう一度尋ねます。神竜が仕える者は?》
《う、宇宙神様っす》
《よろしい。ではその宇宙神様とはどんな存在ですか?》
《う、宇宙神様は……この宇宙全てを見守る神であり、存在そのものが宇宙でもあります》
《そうです。よくできました。では御褒美を》
《ま、また!?》
再び二時間後。蓮太はフラフラになっていた。
《本日はここまでにしましょう。明日で最後の講義になります》
《最後?》
《はい。最後は役目を終えた神竜はどうなるかです。これが一番重要な講義になりますので、寝ないで聞いて下さいね?》
《……はい》
お仕置きと御褒美が激しすぎるとは言えない蓮太だった。この一週間で受けたお仕置きの数はまったく覚えていない。数えるのすら面倒になるくらいお仕置きを受けていた。天竜は少しの間違いも許さず、今では毎日蓮太の尻尾に自分の尻尾を絡めてきている。
《あの~……もう終わったんなら尻尾ほどいてくれませんかね?》
《なぜでしょう? 別に構わないではないですか。ふふふふっ》
《うぉ!?》
テーブルが消えベッドが現れた。天竜は蓮太を押し倒し身を寄せてくる。
《こんな事をしたのはあなたが初めてですからね? 今回の神竜は特別物覚えが悪いわ……》
《確かに初めてだったっすね》
《こんな気持ち……天竜として許されるものではないけれど……あなたのできが悪いから仕方ない事なのよ》
《うっす。全部俺が悪いんす。次の講義も多分しばらく覚えられないんでよろしく》
《まぁ……。仕方ないわね》
それからなかなか合格できないまま、この空間で半年が過ぎた。
《ほぉ~らパパだぞ~》
《キャッキャッ》
《ふふふふっ》
蓮太と天竜の間に子が生まれていた。可愛い女の子で、調べた結果、種族は天神竜となっていた。
《天神竜とか……めちゃくちゃ強くなりそうだな》
《私も産むのは初めてでしたので……。まさか神竜と交わった結果がこんな事になるなんて……》
《天竜と天神竜は違うのか?》
《全く違いますね。おそらくこの子は竜の宝玉を生成できません。その代わり、天竜の力と神竜の力を持った最強の竜になるでしょう》
《最強の竜かぁ……》
そこで蓮太は閃いた。
《待てよ……。もしかしたらこれで役割が果たせるんじゃ……》
《え?》
《俺達で子ども作りまくってさ、正しく育てて悪を成敗させるんだよ》
《つ、作りまくるんですか!?》
《ああ。これも俺の役割だ、いくぞ天竜!》
《あっ、待っ──》
半年後。
《ふ、二人目が生まれてしまいましたね……》
《卵で生まれるからなぁ。二人目は男の子か。でも天竜に似てるな~》
《目元はあなたにそっくりですね~》
《生んでくれてありがとうな、天竜》
《あなた……。もうっ……好きっ》
蓮太は天竜の階層で幸せを満喫していた。
《パパ~! 組み手しよっ!》
《良いぞ~。危ないから人化してやろうな》
《うんっ! 【人化】》
竜の成長は恐ろしく早かった。最初の娘が生まれてまだ一年だ。それにも変わらず見た目はすでに十歳くらいまで成長している。
「今日こそパパに勝つんだからっ! ハァァァァッ! 【ゴッドオーラ】!!」
「はははっ、父としてまだまだ娘には負けらんねぇな。【ドラゴニックオーラ】!」
「絶対勝つもんッ! ヤァァァァァァァッ!!」
「お? また速くなったなっ!」
鬼のような拳の弾幕が蓮太に襲い掛かる。だが蓮太は歩法を巧みに駆使し、娘の攻撃を全て指一本で捌ききっていた。
「拳がダメなら足ッ! ハァァァァッ! 【千裂脚】!」
「よっと」
「キャンッ!?」
蓮太は軸足を払い尻餅をつかせた。
「イッタ~イ! も~! パパ強すぎるよぉっ!」
「ははははっ、生まれて一年しか経ってない娘にはまだまだ負けんよ」
「む~。……そうだ、パパとママってどっちが強いの?」
「は?」
そこに天竜が現れた。
《あなた、お疲れさま》
「あ、ママ~!」
娘が天竜に駆け寄る。
「ねぇママ?」
《なにかしら?》
「ママとパパってどっちが強いの?」
《え? そうねぇ~……》
天竜とは戦った事がない。仮にも神竜を創造できるだけの力がある。
《ママの方が強いわよ?》
「ホントッ!? パパより?」
《ええ。ね、あなた?》
「まぁ……そうだなぁ。俺じゃ勝てないかもな」
《ふふっ》
「ママすご~い! じゃあママが世界一強いんだねっ」
《それは違うわよ?》
「え?」
天竜は諭すように娘に強さとはなにかを語った。
《いい? 強さとは戦いだけの事を指すのではないのよ?》
「そうなの?」
《ええ。戦いの強さだけなら私はパパより弱いわ。でもね、私は心が強いの》
「心~?」
《そう。強さにも色々あるのよ。力の強さ、心の強さ、勇気、慈愛……。ただ力が強いだけでは誰にも相手にされなくなるの。パパを見なさい。力も強いけど勇気、慈愛にも満ちているでしょう? あの慈愛は私達家族が与えたのよ?》
「難しくてよくわかんないよ~……」
《ふふっ、まだ少し早かったみたいね。でもね、これだけはわかってちょうだい。力だけ強くてもダメ。それだといずれ一人ぼっちになってしまうわ》
「う、うん。一人ぼっちは嫌だから他も強くなる!」
《良い子ね。じゃあパパと遊んだ次はママとお勉強の時間ね?》
「お勉強~……。はぁ~い……」
娘の性格はどうやら蓮太に似たらしい。黙って座っているより身体を動かす方が好きなようだった。
「……あいつが育ったらあっという間に世界は平和になる気がするなぁ……」
蓮太は机に向かい頭を抱える娘を見てそう思うのだった。
確かに快調なのだが、天竜による講義が死ぬほど退屈で、蓮太は何度も寝落ちしていた。寝落ちする度にテーブルを挟み向かい側に座る天竜が尻尾を巻き付けてくる。
《……ふがっ!?》
《お目覚めですか?》
《……さ~せん》
《まったく……。そんなに私の話は退屈ですか?》
《い、いや……。昔からこういうの苦手で……。ってかもう尻尾離してくれます?》
《ダメです。あなた、どうせまた寝るでしょう?》
《寝ない……とは言えないんだよなぁ……》
《ならこのままで》
講義が始まりすでに一週間が経過していた。早く帰りたい旨を告げ、要点のみを学ぼうとしたら断られた。そこで知ったのだが、どうやらこの空間は時の流れが外界に比べ速くなっているらしい。今はここでの一日が外での一分になっているのだとか。そして天竜が一人になると時の流れは逆になるらしい。これは天竜が次の神竜を生み出すためにそうなっているらしい。
《ではここで復習といきます。正しく答えられなかった場合はまた初めからになりますので、しっかり答えて下さい》
《……はい》
これで何度同じ話を聞かされたかわからない。蓮太が合格した講義内容はまだ神竜の役割のみだった。
《レンタさん、神竜の役割はもう大丈夫ですね?》
《はい。神竜の役割は、悪しきを挫き、弱きを救うです》
《はい、正解です。では悪しきとはなんでしょうか》
《はい。悪しきとは、自らの欲を満たすために他者を害する者を指します》
《よろしい。神竜は悪を根絶する事が役割となっております。では続いて。もし、神竜たる者が悪に堕ちた場合はどうなりますか?》
《はい。善の象徴たる神竜が悪に堕ちた場合、核となっている竜の宝玉が砕け死に至ります》
《よろしい。竜の宝玉は命そのもの。これを失う事は死を意味します。今、あなたの力を制御している竜の宝玉が失われた場合、力が制御できなくなり、魂ごと消滅してしまいますので気をつけて下さい》
《はい》
ここまでが初日に習った話だ。そしてここから先は眠気と格闘していたため全く覚えていない。
《では次に参ります。神竜が仕える者は誰か》
《……わかりま──うっ》
絡み付いていた天竜の尻尾がさらに絡み付いてくる。
《覚えていないのですか。ではお仕置きですね》
《ま、またですか!?》
《あなたが私の話を聞かないからでしょう? まったくもう……》
《うっあ……》
そして二時間後。
《ではもう一度尋ねます。神竜が仕える者は?》
《う、宇宙神様っす》
《よろしい。ではその宇宙神様とはどんな存在ですか?》
《う、宇宙神様は……この宇宙全てを見守る神であり、存在そのものが宇宙でもあります》
《そうです。よくできました。では御褒美を》
《ま、また!?》
再び二時間後。蓮太はフラフラになっていた。
《本日はここまでにしましょう。明日で最後の講義になります》
《最後?》
《はい。最後は役目を終えた神竜はどうなるかです。これが一番重要な講義になりますので、寝ないで聞いて下さいね?》
《……はい》
お仕置きと御褒美が激しすぎるとは言えない蓮太だった。この一週間で受けたお仕置きの数はまったく覚えていない。数えるのすら面倒になるくらいお仕置きを受けていた。天竜は少しの間違いも許さず、今では毎日蓮太の尻尾に自分の尻尾を絡めてきている。
《あの~……もう終わったんなら尻尾ほどいてくれませんかね?》
《なぜでしょう? 別に構わないではないですか。ふふふふっ》
《うぉ!?》
テーブルが消えベッドが現れた。天竜は蓮太を押し倒し身を寄せてくる。
《こんな事をしたのはあなたが初めてですからね? 今回の神竜は特別物覚えが悪いわ……》
《確かに初めてだったっすね》
《こんな気持ち……天竜として許されるものではないけれど……あなたのできが悪いから仕方ない事なのよ》
《うっす。全部俺が悪いんす。次の講義も多分しばらく覚えられないんでよろしく》
《まぁ……。仕方ないわね》
それからなかなか合格できないまま、この空間で半年が過ぎた。
《ほぉ~らパパだぞ~》
《キャッキャッ》
《ふふふふっ》
蓮太と天竜の間に子が生まれていた。可愛い女の子で、調べた結果、種族は天神竜となっていた。
《天神竜とか……めちゃくちゃ強くなりそうだな》
《私も産むのは初めてでしたので……。まさか神竜と交わった結果がこんな事になるなんて……》
《天竜と天神竜は違うのか?》
《全く違いますね。おそらくこの子は竜の宝玉を生成できません。その代わり、天竜の力と神竜の力を持った最強の竜になるでしょう》
《最強の竜かぁ……》
そこで蓮太は閃いた。
《待てよ……。もしかしたらこれで役割が果たせるんじゃ……》
《え?》
《俺達で子ども作りまくってさ、正しく育てて悪を成敗させるんだよ》
《つ、作りまくるんですか!?》
《ああ。これも俺の役割だ、いくぞ天竜!》
《あっ、待っ──》
半年後。
《ふ、二人目が生まれてしまいましたね……》
《卵で生まれるからなぁ。二人目は男の子か。でも天竜に似てるな~》
《目元はあなたにそっくりですね~》
《生んでくれてありがとうな、天竜》
《あなた……。もうっ……好きっ》
蓮太は天竜の階層で幸せを満喫していた。
《パパ~! 組み手しよっ!》
《良いぞ~。危ないから人化してやろうな》
《うんっ! 【人化】》
竜の成長は恐ろしく早かった。最初の娘が生まれてまだ一年だ。それにも変わらず見た目はすでに十歳くらいまで成長している。
「今日こそパパに勝つんだからっ! ハァァァァッ! 【ゴッドオーラ】!!」
「はははっ、父としてまだまだ娘には負けらんねぇな。【ドラゴニックオーラ】!」
「絶対勝つもんッ! ヤァァァァァァァッ!!」
「お? また速くなったなっ!」
鬼のような拳の弾幕が蓮太に襲い掛かる。だが蓮太は歩法を巧みに駆使し、娘の攻撃を全て指一本で捌ききっていた。
「拳がダメなら足ッ! ハァァァァッ! 【千裂脚】!」
「よっと」
「キャンッ!?」
蓮太は軸足を払い尻餅をつかせた。
「イッタ~イ! も~! パパ強すぎるよぉっ!」
「ははははっ、生まれて一年しか経ってない娘にはまだまだ負けんよ」
「む~。……そうだ、パパとママってどっちが強いの?」
「は?」
そこに天竜が現れた。
《あなた、お疲れさま》
「あ、ママ~!」
娘が天竜に駆け寄る。
「ねぇママ?」
《なにかしら?》
「ママとパパってどっちが強いの?」
《え? そうねぇ~……》
天竜とは戦った事がない。仮にも神竜を創造できるだけの力がある。
《ママの方が強いわよ?》
「ホントッ!? パパより?」
《ええ。ね、あなた?》
「まぁ……そうだなぁ。俺じゃ勝てないかもな」
《ふふっ》
「ママすご~い! じゃあママが世界一強いんだねっ」
《それは違うわよ?》
「え?」
天竜は諭すように娘に強さとはなにかを語った。
《いい? 強さとは戦いだけの事を指すのではないのよ?》
「そうなの?」
《ええ。戦いの強さだけなら私はパパより弱いわ。でもね、私は心が強いの》
「心~?」
《そう。強さにも色々あるのよ。力の強さ、心の強さ、勇気、慈愛……。ただ力が強いだけでは誰にも相手にされなくなるの。パパを見なさい。力も強いけど勇気、慈愛にも満ちているでしょう? あの慈愛は私達家族が与えたのよ?》
「難しくてよくわかんないよ~……」
《ふふっ、まだ少し早かったみたいね。でもね、これだけはわかってちょうだい。力だけ強くてもダメ。それだといずれ一人ぼっちになってしまうわ》
「う、うん。一人ぼっちは嫌だから他も強くなる!」
《良い子ね。じゃあパパと遊んだ次はママとお勉強の時間ね?》
「お勉強~……。はぁ~い……」
娘の性格はどうやら蓮太に似たらしい。黙って座っているより身体を動かす方が好きなようだった。
「……あいつが育ったらあっという間に世界は平和になる気がするなぁ……」
蓮太は机に向かい頭を抱える娘を見てそう思うのだった。
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