72 / 85
第06章 竜界編
05 三神の大迷宮
しおりを挟む
一人三神の大迷宮に潜り、蓮太は改めて考えた。
《……違うだろ俺っ!? なんで当たり前のようにダンジョン潜ってんだ!?》
一人になり改めて自分を振り返りこの結論に到った。
《そもそもだ、全竜をぶっ殺したのは俺がムカついたからまだ良い。だが神竜にならなきゃいけない理由がわからんぞ!?》
蓮太が神竜に至る理由は強過ぎて地上世界では暮らせないため、神竜になり力を制御を覚えるためだ。そう竜達に言われたのでならばと従ってはみたが、そもそも力の制御ならばスキルを作ればどうにでもなる。
《……あれ、俺別に神竜にならなくてもよくね?》
そう気付いたのは地下五十階層に到着した時だった。竜界のダンジョンのため、出てくる敵は亜竜種ばかりかと予想していたが、中はなんの事はない、いたって普通のダンジョンだった。出てくる敵はゴブリンやらウルフといったよく見る魔物ばかりだった。
《倒したら宝箱になるんだなぁ……。スキル【レア宝箱出現率アップ】に【豪運】のおかげで食糧には困らないが……。果たしてこのまま進んでも良いものだろうか》
蓮太のモットーは働かずにのんびりまったりとだ。仮に神竜になどなってしまったら面倒を押し付けられる未来しか見えない。
《……やっぱ動き辛いな。【人化】》
蓮太は久しぶりに人間の姿に戻った。すると小さくなったせいかダンジョンがやけに広く感じるようになった。
「視線低いなぁ……。人間ってこんなだったっけ?」
《グルルルル……ガァァァァァッ!》
「おっと」
魔物が蓮太に襲い掛かってくる。蓮太は難なく魔物の攻撃を躱わし、不可視の魔法で魔物を屠る。
「あぁ~……モチベ上がらね。地下百階で風神だっけか。まさかここで風神とはなぁ……」
これは蓮太がまだヤンチャしていた時代。
「死ねやゴラァァァァァアブッ!?」
「で、出た! 蓮太サンの神の左ストレート!」
「クソ……がっ」
蓮太は殴った左腕を高く掲げる。
「お前なんぞ左の風神で一発よ。右の雷神を使うまでもねぇ。オラァッ! 誰か俺に右を使わせる奴ぁいねぇのか!」
蓮太は左腕に風神、右腕に雷神、そして背中に龍神のタトゥーを背負い、仲間内からはこう呼ばれていた。
「さっすが蓮太サンだ! よっ、一人三鬼神!」
「そのクソダセェ呼び方やめろっつってんだろうが。テメェら! 喧嘩はしまいだ! 暴走すっゾ!」
「「「「うぃぃぃぃぃぃす!」」」」
これが蓮太の若かりし時代の話だ。
蓮太は今の何もない左腕を擦る。
「まさに黒歴史だな。だが後悔はねぇ……。二度と入れるつもりはねぇけどな」
そうして地下五十階、六十階と階層ボスを瞬殺していき、現在地下百階に降り、巨大な扉の前。いかにもといった雰囲気が場を包んでいた。
「……よし、行くぜ! ここで失敗して帰る!」
蓮太は気合いを入れ扉を開いた。
「ぬぉ!? か、風がすげぇっ!」
扉を開くと蓮太に向かい暴風が襲い掛かってきた。薄目を開け室内を探ると、奥に何かがいた。
《ん? ほう……。新たな挑戦者か。前のクソ生意気な挑戦者はどうした》
「めっちゃ風神やん」
しばらくすると風が止み、いかにも風神といった風体の男が話し掛けてきた。
「あー……前の挑戦者な。ムカついたから殺した」
《……そうか。合格ぅぅぅぅぅっ!》
「……は?」
蓮太は我が耳を疑い、風神に問い返した。
「な、なに言ってんだ!? まだ何もしてねぇじゃん!?」
《ふむ。我が試練はクソ生意気な前回の挑戦者を殺した事で達成としよう。あれは生意気ではあったが確かに力はあった。我が試練は【体】。主の力を認め、我が力の一部を与えるとしよう》
そう言い、風神が蓮太の左腕に力を刻みつけた。
「こ、こここここれはっ!?」
蓮太に懐かしの左腕が戻った。
《確かに刻んだぞ。さあ、次なる試練へと向かうが良い》
「なん……」
そう告げ、風神は風になり姿を消した。
「なんって事してくれんだっ! 昔のまんまじゃねぇかコレッ!?」
蓮太の左側には敵を睨み殺さんばかりの迫力をもったかつての風神が存在を主張していた。
「クソッ、スキルでも消えねぇっ! どうすんだよコレェェェェェェッ!? こんなの恥ずかし過ぎて人前に出れねぇぞ!?」
試しに竜の姿に戻ってみたが、風神は変わらず主張を続けていた。そしてさらに性質が悪い事に、腕に刻まれた風神から声が出た。
《おお、それがお主の本来の姿か》
《し、しゃべった……だと?》
《当然だろう。一部とはいえ我だからな。だてに神を名乗っておらぬわ》
《んなこたぁどうでも良いんだよっ! 頼むから消えてくれっ》
《ははははっ。我は全ての試練が終わるまでここに刻まれ続けるだろう。消えてほしいなら最後まで試練を達成するのだな》
そう笑い、風神は静かになった。蓮太はどうにも我慢ならず、再び人化した後、自ら腕を斬り落とし回復魔法で癒してみた。だがそれでも再生された腕にはしっかり風神が刻まれていた。
「ちくしょうっ! それなら試練を全部達成するまでだっ! こんなもん二度と背負えるかっ!」
蓮太はとにかく駆けた。
「オォォォォォラララララァァァァァァァッ!!」
《《ギニャアァァァァァァ!?》》
蓮太はこれまでにない速さで疾走していた。
「……悔しいがこれが風神の力か。ありえねぇぐれぇはえぇ……」
《まだまだ上がるぞ? 雷神を刻む事ができたらな》
「急にしゃべんなよ!?」
《はははは、独り言ほど寂しいものはない。我の試練は秒で終わってしまったからな。どうだ? 次の試練について少し話さぬか?》
すると蓮太は少しだけ話に興味が湧き、立ち止まった。
「次は確か雷神だったな。全竜は挑戦できなかったのか?」
《アレは我の試練すら越えられん愚物だった。雷神の試練に挑戦できたのは……これまでにたった一体のみだ》
つまり最初に神竜となった竜以外、雷神に挑戦できた竜はいない事になる。
《雷神の試練は【技】だ。我から言える事はそれだけよ》
「技か。風神が体、雷神が技……。となると龍神は心か」
《ほう。主は心技体の心構えを知っておるか》
「まぁな。心技体とよく言われるが、本来は体技心が正しい」
《くっくっく、気付いたか》
最初の試練は【体】だった。心技体は平たくいうと、武道においての意味は精神、技術、体力、この全てが等しくバランスがとれた場合に最高のパフォーマンスができるという意味だ。しかし本当の意味は少し違う。得た技術を正しく発揮するためには体力があってこそ。そして心が伴わない体力と技術は害悪でしかない。
「なるほどな。だから体が最初だったのか。なかなかよくできた試練だな」
《その意味に気付いた者はお主で二人目だ。ちなみに、前回の挑戦者は何一つ伴っていなかった》
「だろうな」
蓮太は改めて全竜を思い浮かべる。確かに何一つ基準を満たしてはいないように思えた。
「ま、アレじゃあ無理だろうな。アレは心がまるでダメだ。まぁ俺も他人の事を言えた義理じゃないがな」
《ふっ、それは試練をもって判断される。神が審判を下すのだ。見事乗り越えたとすれば、お主は正しい力を保持していると判断されるのだよ》
「はぁぁぁ……。まさかこんな事になるとは……。これで試練を乗り越えられなかったら地獄だわ……」
そう嘆き、蓮太は再び先へと進んで行くのだった。
《……違うだろ俺っ!? なんで当たり前のようにダンジョン潜ってんだ!?》
一人になり改めて自分を振り返りこの結論に到った。
《そもそもだ、全竜をぶっ殺したのは俺がムカついたからまだ良い。だが神竜にならなきゃいけない理由がわからんぞ!?》
蓮太が神竜に至る理由は強過ぎて地上世界では暮らせないため、神竜になり力を制御を覚えるためだ。そう竜達に言われたのでならばと従ってはみたが、そもそも力の制御ならばスキルを作ればどうにでもなる。
《……あれ、俺別に神竜にならなくてもよくね?》
そう気付いたのは地下五十階層に到着した時だった。竜界のダンジョンのため、出てくる敵は亜竜種ばかりかと予想していたが、中はなんの事はない、いたって普通のダンジョンだった。出てくる敵はゴブリンやらウルフといったよく見る魔物ばかりだった。
《倒したら宝箱になるんだなぁ……。スキル【レア宝箱出現率アップ】に【豪運】のおかげで食糧には困らないが……。果たしてこのまま進んでも良いものだろうか》
蓮太のモットーは働かずにのんびりまったりとだ。仮に神竜になどなってしまったら面倒を押し付けられる未来しか見えない。
《……やっぱ動き辛いな。【人化】》
蓮太は久しぶりに人間の姿に戻った。すると小さくなったせいかダンジョンがやけに広く感じるようになった。
「視線低いなぁ……。人間ってこんなだったっけ?」
《グルルルル……ガァァァァァッ!》
「おっと」
魔物が蓮太に襲い掛かってくる。蓮太は難なく魔物の攻撃を躱わし、不可視の魔法で魔物を屠る。
「あぁ~……モチベ上がらね。地下百階で風神だっけか。まさかここで風神とはなぁ……」
これは蓮太がまだヤンチャしていた時代。
「死ねやゴラァァァァァアブッ!?」
「で、出た! 蓮太サンの神の左ストレート!」
「クソ……がっ」
蓮太は殴った左腕を高く掲げる。
「お前なんぞ左の風神で一発よ。右の雷神を使うまでもねぇ。オラァッ! 誰か俺に右を使わせる奴ぁいねぇのか!」
蓮太は左腕に風神、右腕に雷神、そして背中に龍神のタトゥーを背負い、仲間内からはこう呼ばれていた。
「さっすが蓮太サンだ! よっ、一人三鬼神!」
「そのクソダセェ呼び方やめろっつってんだろうが。テメェら! 喧嘩はしまいだ! 暴走すっゾ!」
「「「「うぃぃぃぃぃぃす!」」」」
これが蓮太の若かりし時代の話だ。
蓮太は今の何もない左腕を擦る。
「まさに黒歴史だな。だが後悔はねぇ……。二度と入れるつもりはねぇけどな」
そうして地下五十階、六十階と階層ボスを瞬殺していき、現在地下百階に降り、巨大な扉の前。いかにもといった雰囲気が場を包んでいた。
「……よし、行くぜ! ここで失敗して帰る!」
蓮太は気合いを入れ扉を開いた。
「ぬぉ!? か、風がすげぇっ!」
扉を開くと蓮太に向かい暴風が襲い掛かってきた。薄目を開け室内を探ると、奥に何かがいた。
《ん? ほう……。新たな挑戦者か。前のクソ生意気な挑戦者はどうした》
「めっちゃ風神やん」
しばらくすると風が止み、いかにも風神といった風体の男が話し掛けてきた。
「あー……前の挑戦者な。ムカついたから殺した」
《……そうか。合格ぅぅぅぅぅっ!》
「……は?」
蓮太は我が耳を疑い、風神に問い返した。
「な、なに言ってんだ!? まだ何もしてねぇじゃん!?」
《ふむ。我が試練はクソ生意気な前回の挑戦者を殺した事で達成としよう。あれは生意気ではあったが確かに力はあった。我が試練は【体】。主の力を認め、我が力の一部を与えるとしよう》
そう言い、風神が蓮太の左腕に力を刻みつけた。
「こ、こここここれはっ!?」
蓮太に懐かしの左腕が戻った。
《確かに刻んだぞ。さあ、次なる試練へと向かうが良い》
「なん……」
そう告げ、風神は風になり姿を消した。
「なんって事してくれんだっ! 昔のまんまじゃねぇかコレッ!?」
蓮太の左側には敵を睨み殺さんばかりの迫力をもったかつての風神が存在を主張していた。
「クソッ、スキルでも消えねぇっ! どうすんだよコレェェェェェェッ!? こんなの恥ずかし過ぎて人前に出れねぇぞ!?」
試しに竜の姿に戻ってみたが、風神は変わらず主張を続けていた。そしてさらに性質が悪い事に、腕に刻まれた風神から声が出た。
《おお、それがお主の本来の姿か》
《し、しゃべった……だと?》
《当然だろう。一部とはいえ我だからな。だてに神を名乗っておらぬわ》
《んなこたぁどうでも良いんだよっ! 頼むから消えてくれっ》
《ははははっ。我は全ての試練が終わるまでここに刻まれ続けるだろう。消えてほしいなら最後まで試練を達成するのだな》
そう笑い、風神は静かになった。蓮太はどうにも我慢ならず、再び人化した後、自ら腕を斬り落とし回復魔法で癒してみた。だがそれでも再生された腕にはしっかり風神が刻まれていた。
「ちくしょうっ! それなら試練を全部達成するまでだっ! こんなもん二度と背負えるかっ!」
蓮太はとにかく駆けた。
「オォォォォォラララララァァァァァァァッ!!」
《《ギニャアァァァァァァ!?》》
蓮太はこれまでにない速さで疾走していた。
「……悔しいがこれが風神の力か。ありえねぇぐれぇはえぇ……」
《まだまだ上がるぞ? 雷神を刻む事ができたらな》
「急にしゃべんなよ!?」
《はははは、独り言ほど寂しいものはない。我の試練は秒で終わってしまったからな。どうだ? 次の試練について少し話さぬか?》
すると蓮太は少しだけ話に興味が湧き、立ち止まった。
「次は確か雷神だったな。全竜は挑戦できなかったのか?」
《アレは我の試練すら越えられん愚物だった。雷神の試練に挑戦できたのは……これまでにたった一体のみだ》
つまり最初に神竜となった竜以外、雷神に挑戦できた竜はいない事になる。
《雷神の試練は【技】だ。我から言える事はそれだけよ》
「技か。風神が体、雷神が技……。となると龍神は心か」
《ほう。主は心技体の心構えを知っておるか》
「まぁな。心技体とよく言われるが、本来は体技心が正しい」
《くっくっく、気付いたか》
最初の試練は【体】だった。心技体は平たくいうと、武道においての意味は精神、技術、体力、この全てが等しくバランスがとれた場合に最高のパフォーマンスができるという意味だ。しかし本当の意味は少し違う。得た技術を正しく発揮するためには体力があってこそ。そして心が伴わない体力と技術は害悪でしかない。
「なるほどな。だから体が最初だったのか。なかなかよくできた試練だな」
《その意味に気付いた者はお主で二人目だ。ちなみに、前回の挑戦者は何一つ伴っていなかった》
「だろうな」
蓮太は改めて全竜を思い浮かべる。確かに何一つ基準を満たしてはいないように思えた。
「ま、アレじゃあ無理だろうな。アレは心がまるでダメだ。まぁ俺も他人の事を言えた義理じゃないがな」
《ふっ、それは試練をもって判断される。神が審判を下すのだ。見事乗り越えたとすれば、お主は正しい力を保持していると判断されるのだよ》
「はぁぁぁ……。まさかこんな事になるとは……。これで試練を乗り越えられなかったら地獄だわ……」
そう嘆き、蓮太は再び先へと進んで行くのだった。
0
お気に入りに追加
1,227
あなたにおすすめの小説
元34才独身営業マンの転生日記 〜もらい物のチートスキルと鍛え抜いた処世術が大いに役立ちそうです〜
ちゃぶ台
ファンタジー
彼女いない歴=年齢=34年の近藤涼介は、プライベートでは超奥手だが、ビジネスの世界では無類の強さを発揮するスーパーセールスマンだった。
社内の人間からも取引先の人間からも一目置かれる彼だったが、不運な事故に巻き込まれあっけなく死亡してしまう。
せめて「男」になって死にたかった……
そんなあまりに不憫な近藤に神様らしき男が手を差し伸べ、近藤は異世界にて人生をやり直すことになった!
もらい物のチートスキルと持ち前のビジネスセンスで仲間を増やし、今度こそ彼女を作って幸せな人生を送ることを目指した一人の男の挑戦の日々を綴ったお話です!
【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。
一人暮らしのおばさん薬師を黒髪の青年は崇めたてる
朝山みどり
ファンタジー
冤罪で辺境に追放された元聖女。のんびりまったり平和に暮らしていたが、過去が彼女の生活を壊そうとしてきた。
彼女を慕う青年はこっそり彼女を守り続ける。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
底辺おっさん異世界通販生活始めます!〜ついでに傾国を建て直す〜
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
学歴も、才能もない底辺人生を送ってきたアラフォーおっさん。
運悪く暴走車との事故に遭い、命を落とす。
憐れに思った神様から不思議な能力【通販】を授かり、異世界転生を果たす。
異世界で【通販】を用いて衰退した村を建て直す事に成功した僕は、国家の建て直しにも協力していく事になる。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界に転生した俺は元の世界に帰りたい……て思ってたけど気が付いたら世界最強になってました
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
ゲームが好きな俺、荒木優斗はある日、元クラスメイトの桜井幸太によって殺されてしまう。しかし、神のおかげで世界最高の力を持って別世界に転生することになる。ただ、神の未来視でも逮捕されないとでている桜井を逮捕させてあげるために元の世界に戻ることを決意する。元の世界に戻るため、〈転移〉の魔法を求めて異世界を無双する。ただ案外異世界ライフが楽しくてちょくちょくそのことを忘れてしまうが……
なろう、カクヨムでも投稿しています。
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる