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第03章 バハロス帝国編
07 ドワーフは案外良い奴
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酒場に行った日の翌朝、起きるとドワーフ娘が二人同じベッドでスヤスヤと寝息をたてて寝ていた。
「俺……昨日何してたっけ」
蓮太は昨夜の事をまるで覚えてもいなかった。そもそも酒が強かったのは前の身体の時であり、この身体で深酒をしたのは初めての事だった。
「……ちくしょう。途中から何にも思い出せん。スキル【酒耐性】は楽しく酒を飲むのに邪魔だと思って作らなかったんだよなぁ」
蓮太は魔法で水を出し、それを飲みながら昨夜の事を猛省していた。すると二人がもそもそと起き、抱きついてきた。
「おはよ~お兄さんっ」
「あ、ああ。おはよ」
「おはよ~。昨日何戦したっけ~……。途中から全く思い出せないんだけど~」
「お、俺も途中で数えるのやめたからなぁ~……はは」
嘘だ。最初から何も覚えていない。むしろどうやって店を出たかすら覚えていないのだ。
「ねぇねぇお兄さ~ん」
「なに?」
「今日は何時にお店行く?」
「え?」
「あぁ~! 覚えてないの!? 昨日始める前に明日も行くって言ってくれたじゃないの~!」
「あ、あぁ~、はいはい。思い出した思い出した! も、もちろん行くよ! そうだなぁ~……じゃあオープンからで」
「絶対だよ~? だからあんなにしてあげたんだからね?」
「わかってるよ」
何一つ思い出せない事が本当に悔やまれる。しかし、それ以外にももう一度店に行かなければいけない理由はちゃんとある。蓮太が店に行った理由はドワーフのトップと交渉するためなのだ。昨日はこの両隣にいる小悪魔二人に上手いこと邪魔されてしまったが、今日こそ交渉をするのだと、蓮太は意気込んでいた。
そして店がオープンし、一時間後。
「初めまして~。新人のウィズと~」
「同じく新人のケイで~す。ご一緒してもよろしいですか~?」
「おぉぉ……新人! 良いね良いねぇ~。それじゃあ新人さんには一番好きなお酒で歓迎一気してもらおっかな~」
「「店長~、シャンパンお願いしま~す」」
今日も初手から蓮太の卓は大盛況だ。だが同じ轍は踏まない。この日のためにスキル【酒耐性(弱)】を装備してきた。これで女の子が四人に増えようが大丈夫なはずだ。
「……あれ? 今日オーナーは?」
「オーナーですか~? 今日は別のお店みたいですよ~」
「おぅ……」
交渉する気満々で来たがいきなり出鼻を挫かれた。
「もしかしてツケの交渉とか~?」
「いや、金はある。ほら」
そう言い、蓮太は卓に虹金貨を一枚置いて見せた。
「「「「虹金貨キターーー!!」」」」
「まぁいないんじゃ仕方ないな。ここには次いつ来るかわかる?」
「オーナー気まぐれだからね~。ちょっと店長に聞いてくるね~」
ニャルが店長にオーナーの事を聞きにいってくれた。もし本当に気まぐれだとすると、昨日会えたのは偶然なのかもしれない。
「店長もわからないそうです~。オーナーに会いたいなら他の系列店回ります?」
「……どんな店? ってか何件あんの?」
「ガールズバー二軒、スナック三軒、居酒屋五軒かなぁ? 他の町にもお店出してるから」
「そ、そうか! 他にも町があったの忘れてたわ!」
辺境伯からは城下町の酒場にいるとしか聞いていなかったため、他の町の事などすっかり頭から抜け落ちていた。
「お兄さん、もしかしてオーナーに用があったの?」
「そうなんだよ。実はさぁ~」
蓮太はグラスを傾けながら女の子達に事情を話した。
「──ってわけ」
「あぁ~……。鉱山ね。お兄さんノイシュタットの人だったんだ」
「まぁね」
するとルビィが葡萄をつまみながらこう言ってきた。
「多分無理じゃないかなぁ~?」
「なんで?」
「うん。ほら、オーナー達ってさぁ、ヴェスチナ王国時代に散々こき使われてきたわけじゃない?」
「そう聞いてるな」
「だからもう仲間達のためにも二度と人間には従わないと思うよ」
「それは他のドワーフ達の総意?」
「うん。あ、私達は違うよ? お店にお金を落としてくれる人間さんは神様だもんっ」
「なるほどねぇ~……。あ、ボトル追加ね」
「「「「ありがとうございま~す」」」」
蓮太はグラスを傾けながら考える。
(こりゃあ普通に交渉しても無駄……って言うか交渉にすらならねぇな。今の話だとドワーフの男連中はかなり人間を嫌っている。まったく、ろくな事しねぇな、ヴェスチナの奴らはよぉ……)
それから酒も進み、だんだんと考えがまとまらなくなってきた。
「お・兄・さんっ」
「ん?」
「今日はもう閉店だって~」
「んぉ……、今何時?」
「わかんないけどぉ~……外はもう太陽昇ってるみたい」
「マジか……」
店長がカーテンを開けると完全に朝だった。
「チェックで良いかな?」
「ん、いくら?」
「ありがとうございま~す」
渡された伝票には黒金貨五枚とだけ書かれていた。
「……んじゃ虹金貨一枚で。残りは明日の分に回してくれる?」
「やぁん、明日も来てくれるの~? それじゃあ……今日は四人アフターしちゃう?」
「しちゃうしちゃう! 今すぐ行こうっ!」
「「やぁん、初アフター!」」
今日はまだしっかり覚えている。蓮太は四人引き連れ宿に入り、昼までハッスルし、夕方まで寝た。
「お兄さんっ、そろそろお店がはっじまるよ~」
「……三日目かぁ~。よっしゃ、行くか!」
蓮太は四人引き連れ再び店に向かった。そして扉を開くとカウンターに見た事のある背中があった。
「兄ちゃん、俺を探してたんだって?」
「……いた」
カウンターに座っていたのは初日に見たドワーフの棟梁だ。
「話は店長から大体聞いている。ちょっと二階に行こうか」
「わかった」
ドワーフの棟梁は顎で二階を指し、階段に向かって歩いて行った。蓮太は四人を一階に残し、棟梁に続き二階へと上がる。そして通された部屋で一対一の話し合いをする事になった。
「で、又聞きじゃなくあんたの口から聞きたい。俺に何の用だ?」
「じゃあ単刀直入に。俺はノイシュタット王国の貴族だ。ここにはドワーフの採掘している鉱石と、それから作られる武器を卸してもらいにきた」
「無理だ。帰んな」
「そこを何とか!」
するとドワーフの棟梁がテーブルに拳を落とし真っ二つに叩き割った。
「無理だって言ってんだろうがっ! 俺達ドワーフは人間の道具じゃねぇっ!」
「わかっている。ノイシュタットはヴェスチナと違い無茶な要求をする気はない。ちゃんと対価も支払う」
「そんなのは当たり前だ。最初はヴェスチナの奴らむ支払っていたさ。だがな、いつからか鉱山はヴェスチナの物だからそこから採れる鉱石は自分らの物だとか言いがかりをつけ、終いには武器を作らせてやると言ってきやがった! 確かに俺達ドワーフは鍛冶職人だ。だがなぁ……気に入らない奴に作ってやるつもりは微塵もねぇっ! わかったら二度とドワーフに関わるなっ!」
ドワーフの棟梁はかなり苛立っていた。
「ヴェスチナの奴らだけじゃなく、人間全部が気に入らないのか?」
「そうだな。人間の本性がとにかく気に入らねぇ。善人面して近づき、最後には俺達亜人を下に見やがる。なんでそんな奴らのために働かなきゃならねぇ。人間相手の商売なんぞ酒場だけで十分だ」
「そこは激しく同意だ。昨日、おとといとかなり楽しませてもらったし、美味しい思いもできたしな」
すると、ドワーフの棟梁は呆れたようにこう言った。
「……けっ、まだ気付いてねぇのか。お前さん、散々ぼったくられてんだぜ? しかもつけた女はまだガキもいいところだ」
「ぼったくりに関しては特に気にしてないな。後半はむしろ美味しい」
「……は? こ、この変わりモンがっ!」
「変わりモンか。まぁ変わってんだろうな。なんせ俺はエルフや獣人の王様やってっからな」
「……なに? エルフだと?」
エルフと言った瞬間、ドワーフ棟梁の耳がピクリと反応した。
「お前さん、ノイシュタットの人間じゃないのか?」
「それとは別にエンドーサの国にある森で王様やって、んだよ」
「……エンドーサの森? ああ、あそこか。と、ところで話は変わるがな……」
ドワーフ棟梁はどこか落ち着かない様子で話を切り出すのだった。
「俺……昨日何してたっけ」
蓮太は昨夜の事をまるで覚えてもいなかった。そもそも酒が強かったのは前の身体の時であり、この身体で深酒をしたのは初めての事だった。
「……ちくしょう。途中から何にも思い出せん。スキル【酒耐性】は楽しく酒を飲むのに邪魔だと思って作らなかったんだよなぁ」
蓮太は魔法で水を出し、それを飲みながら昨夜の事を猛省していた。すると二人がもそもそと起き、抱きついてきた。
「おはよ~お兄さんっ」
「あ、ああ。おはよ」
「おはよ~。昨日何戦したっけ~……。途中から全く思い出せないんだけど~」
「お、俺も途中で数えるのやめたからなぁ~……はは」
嘘だ。最初から何も覚えていない。むしろどうやって店を出たかすら覚えていないのだ。
「ねぇねぇお兄さ~ん」
「なに?」
「今日は何時にお店行く?」
「え?」
「あぁ~! 覚えてないの!? 昨日始める前に明日も行くって言ってくれたじゃないの~!」
「あ、あぁ~、はいはい。思い出した思い出した! も、もちろん行くよ! そうだなぁ~……じゃあオープンからで」
「絶対だよ~? だからあんなにしてあげたんだからね?」
「わかってるよ」
何一つ思い出せない事が本当に悔やまれる。しかし、それ以外にももう一度店に行かなければいけない理由はちゃんとある。蓮太が店に行った理由はドワーフのトップと交渉するためなのだ。昨日はこの両隣にいる小悪魔二人に上手いこと邪魔されてしまったが、今日こそ交渉をするのだと、蓮太は意気込んでいた。
そして店がオープンし、一時間後。
「初めまして~。新人のウィズと~」
「同じく新人のケイで~す。ご一緒してもよろしいですか~?」
「おぉぉ……新人! 良いね良いねぇ~。それじゃあ新人さんには一番好きなお酒で歓迎一気してもらおっかな~」
「「店長~、シャンパンお願いしま~す」」
今日も初手から蓮太の卓は大盛況だ。だが同じ轍は踏まない。この日のためにスキル【酒耐性(弱)】を装備してきた。これで女の子が四人に増えようが大丈夫なはずだ。
「……あれ? 今日オーナーは?」
「オーナーですか~? 今日は別のお店みたいですよ~」
「おぅ……」
交渉する気満々で来たがいきなり出鼻を挫かれた。
「もしかしてツケの交渉とか~?」
「いや、金はある。ほら」
そう言い、蓮太は卓に虹金貨を一枚置いて見せた。
「「「「虹金貨キターーー!!」」」」
「まぁいないんじゃ仕方ないな。ここには次いつ来るかわかる?」
「オーナー気まぐれだからね~。ちょっと店長に聞いてくるね~」
ニャルが店長にオーナーの事を聞きにいってくれた。もし本当に気まぐれだとすると、昨日会えたのは偶然なのかもしれない。
「店長もわからないそうです~。オーナーに会いたいなら他の系列店回ります?」
「……どんな店? ってか何件あんの?」
「ガールズバー二軒、スナック三軒、居酒屋五軒かなぁ? 他の町にもお店出してるから」
「そ、そうか! 他にも町があったの忘れてたわ!」
辺境伯からは城下町の酒場にいるとしか聞いていなかったため、他の町の事などすっかり頭から抜け落ちていた。
「お兄さん、もしかしてオーナーに用があったの?」
「そうなんだよ。実はさぁ~」
蓮太はグラスを傾けながら女の子達に事情を話した。
「──ってわけ」
「あぁ~……。鉱山ね。お兄さんノイシュタットの人だったんだ」
「まぁね」
するとルビィが葡萄をつまみながらこう言ってきた。
「多分無理じゃないかなぁ~?」
「なんで?」
「うん。ほら、オーナー達ってさぁ、ヴェスチナ王国時代に散々こき使われてきたわけじゃない?」
「そう聞いてるな」
「だからもう仲間達のためにも二度と人間には従わないと思うよ」
「それは他のドワーフ達の総意?」
「うん。あ、私達は違うよ? お店にお金を落としてくれる人間さんは神様だもんっ」
「なるほどねぇ~……。あ、ボトル追加ね」
「「「「ありがとうございま~す」」」」
蓮太はグラスを傾けながら考える。
(こりゃあ普通に交渉しても無駄……って言うか交渉にすらならねぇな。今の話だとドワーフの男連中はかなり人間を嫌っている。まったく、ろくな事しねぇな、ヴェスチナの奴らはよぉ……)
それから酒も進み、だんだんと考えがまとまらなくなってきた。
「お・兄・さんっ」
「ん?」
「今日はもう閉店だって~」
「んぉ……、今何時?」
「わかんないけどぉ~……外はもう太陽昇ってるみたい」
「マジか……」
店長がカーテンを開けると完全に朝だった。
「チェックで良いかな?」
「ん、いくら?」
「ありがとうございま~す」
渡された伝票には黒金貨五枚とだけ書かれていた。
「……んじゃ虹金貨一枚で。残りは明日の分に回してくれる?」
「やぁん、明日も来てくれるの~? それじゃあ……今日は四人アフターしちゃう?」
「しちゃうしちゃう! 今すぐ行こうっ!」
「「やぁん、初アフター!」」
今日はまだしっかり覚えている。蓮太は四人引き連れ宿に入り、昼までハッスルし、夕方まで寝た。
「お兄さんっ、そろそろお店がはっじまるよ~」
「……三日目かぁ~。よっしゃ、行くか!」
蓮太は四人引き連れ再び店に向かった。そして扉を開くとカウンターに見た事のある背中があった。
「兄ちゃん、俺を探してたんだって?」
「……いた」
カウンターに座っていたのは初日に見たドワーフの棟梁だ。
「話は店長から大体聞いている。ちょっと二階に行こうか」
「わかった」
ドワーフの棟梁は顎で二階を指し、階段に向かって歩いて行った。蓮太は四人を一階に残し、棟梁に続き二階へと上がる。そして通された部屋で一対一の話し合いをする事になった。
「で、又聞きじゃなくあんたの口から聞きたい。俺に何の用だ?」
「じゃあ単刀直入に。俺はノイシュタット王国の貴族だ。ここにはドワーフの採掘している鉱石と、それから作られる武器を卸してもらいにきた」
「無理だ。帰んな」
「そこを何とか!」
するとドワーフの棟梁がテーブルに拳を落とし真っ二つに叩き割った。
「無理だって言ってんだろうがっ! 俺達ドワーフは人間の道具じゃねぇっ!」
「わかっている。ノイシュタットはヴェスチナと違い無茶な要求をする気はない。ちゃんと対価も支払う」
「そんなのは当たり前だ。最初はヴェスチナの奴らむ支払っていたさ。だがな、いつからか鉱山はヴェスチナの物だからそこから採れる鉱石は自分らの物だとか言いがかりをつけ、終いには武器を作らせてやると言ってきやがった! 確かに俺達ドワーフは鍛冶職人だ。だがなぁ……気に入らない奴に作ってやるつもりは微塵もねぇっ! わかったら二度とドワーフに関わるなっ!」
ドワーフの棟梁はかなり苛立っていた。
「ヴェスチナの奴らだけじゃなく、人間全部が気に入らないのか?」
「そうだな。人間の本性がとにかく気に入らねぇ。善人面して近づき、最後には俺達亜人を下に見やがる。なんでそんな奴らのために働かなきゃならねぇ。人間相手の商売なんぞ酒場だけで十分だ」
「そこは激しく同意だ。昨日、おとといとかなり楽しませてもらったし、美味しい思いもできたしな」
すると、ドワーフの棟梁は呆れたようにこう言った。
「……けっ、まだ気付いてねぇのか。お前さん、散々ぼったくられてんだぜ? しかもつけた女はまだガキもいいところだ」
「ぼったくりに関しては特に気にしてないな。後半はむしろ美味しい」
「……は? こ、この変わりモンがっ!」
「変わりモンか。まぁ変わってんだろうな。なんせ俺はエルフや獣人の王様やってっからな」
「……なに? エルフだと?」
エルフと言った瞬間、ドワーフ棟梁の耳がピクリと反応した。
「お前さん、ノイシュタットの人間じゃないのか?」
「それとは別にエンドーサの国にある森で王様やって、んだよ」
「……エンドーサの森? ああ、あそこか。と、ところで話は変わるがな……」
ドワーフ棟梁はどこか落ち着かない様子で話を切り出すのだった。
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