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第03章 バハロス帝国編
06 ヴェスチナ領にて
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応接間へと移動した蓮太はノルン辺境伯からこの領地の現状を聞いた。
「ふむふむ……。鉱山は全部で七つ。そこをドワーフ達が占拠しているんだな?」
「はい。私共も幾度となく交渉に向かいましたが、武器の製造はおろか鉱石すら売ってもらえないのです」
蓮太は辺境伯に尋ねた。
「しかしヴェスチナ王国には売っていたんだろう?」
「いえ、ヴェスチナ王国はドワーフ達を奴隷として扱い、強制的に働かせていたようです。ヴェスチナ王国もバハロス帝国ほどではありませんが、人類至上主義国家でしたので」
「ろくでもねぇな……」
この話から推測するに、おそらくドワーフ達はストライキを敢行しているのだろう。どうやらノイシュタット王国もヴェスチナ王国と同じように思われていそうだ。
「交渉にはエレンも来たんだろ? ドワーフにも権利を認めるってちゃんと伝えたのか?」
「もちろんですとも。我が国はヴェスチナ王国と違い、ドワーフ達を無下に扱う事はしないと何度も伝えました。それでも交渉は決裂したままなのです」
「う~む……」
蓮太は辺境伯の話を聞き、対処方を考える。
「ドワーフ達から交換条件みたいなものは提示されたか?」
「いえ、それがさっぱり。もう何がなんだか……」
「本当にな。いったい何がしたいのやら。こうなったら直接聞きに行くしかないか。ドワーフの中で一番偉い奴はどこに?」
「はい。ドワーフの長は今ここの城下町にある酒場にいます」
「わかった。とにかく話を聞いてみるよ」
「よろしくお願いいたします!」
そう頭を下げる辺境伯に片手を挙げ、蓮太は城下町に向かった。
「エルフの次はドワーフか。この世界でもエルフとドワーフは仲が悪いのかねぇ」
地球では指輪物語にも書かれているように互いは仲が悪いと記されている。これは創作だが、蓮太は今現実に二つの種族が存在する世界にいる。これは確かめなければと、少しだけ興味がわいていた。
ひとまず城を出た蓮太は城下町を歩く。ヴェスチナ王国軍は全滅させたが一般市民は変わらず生活している。ノイシュタットの統治に反対する者がいるかと思いきや、意外と反対する者はいないらしい。
「ノイシュタットになってから生活が楽になった気がするよ」
「ヴェスチナ王は鉱山で儲けていた癖に一般市民からも高い税金を徴収していたのよ。死んだ夫には悪いけど、ノイシュタットが勝ってくれて良かったわ」
どうやらヴェスチナ王はかなり民から嫌われていたようだ。町は戦に負けたとは思えないほど賑わっており、その光景を見た蓮太はノルン辺境伯がよほどやり手なのだろうと感心していた。
「問題はドワーフだけなんだな。中々やるな、ノルン辺境伯。お、酒場発見だ」
蓮太は酒場の扉を開き中に入った。
「ミスした棟梁チャレンジ一気の始まりだぁっ! ハイハイ、グイグイ一気に逝っちゃって~!」
「ぬはははははっ! またワシに呑ませてくれるのか! よ~く見とかんかいっ! グビグビグビグビグビグビ」
酒場の中に入ると豪快な髭を蓄えた小さいオッサンが自分の身の丈はあろうかという樽を傾け、コールと共に中身をグイグイ飲み干していた。
「な、なんだこれ……」
「あ、いらっしゃいませ~。お一人様ですか~?」
「なっ!?」
入り口で佇んでいると小さな女の子が声を掛けてきた。
「あれ? お兄さんお客さんですよね?」
「あ、ああ。すまない、ちょっと驚いてて」
「あ、もしかして私の事子どもだと思いました~? 違いますよ~。私はドワーフだから見た目はこうでもちゃんと立派な大人なんですよ~」
「ドワーフ娘っ! も、もしかしてここは……!」
「はいっ、ドワーフの運営するドワーフ酒場です~。あそこで一気してる髭がオーナーなんですよ~」
蓮太はワクワクが止まらなかった。
「もしかして……君卓についてくれんの?」
「はいっ。私と~……今他にお客さんいないからもう一人つきますよ?」
「っし! 一番高い酒持ってきて!」
「は~い! 一名様ボックス入りま~す!」
蓮太はドワーフとの交渉など彼方に消し飛ばし、ボックス席に座った。
「いらっしゃいませ~。ニャルで~す。ご一緒してもよろしいですか~?」
「もちろんっ! ささ、隣に座って座って」
「失礼しま~す」
女の子が一人席に着くと先ほど案内してくれた女の子が木箱に入ったボトルを持って戻ってきた。
「お待たせしました~。こちら最高級葡萄酒になりま~す。私、ルビィが注がせていただきま~す」
「ニャルちゃんにルビィちゃんか~。二つもどんどん飲んじゃって良いよ~」
「「ありがとうございま~す! 店長~、ドリンク二つお願いしま~す」」
そして三人の飲み物が揃った所で乾杯となった。
「おぉぉぉ……飲みやすい!」
「お兄さんお酒つよ~い! 私弱いからなにかフード欲しいなぁ~」
「うははははっ、何でも好きな物頼んで良いぞ~」
「やった! 店長~、フルーツ盛り下さ~い」
「あ、私もっと飲みたいな~?」
「どんどん飲んじゃって~」
「ありがと~お兄さんっ。店長~、ドリンクおかわり~」
女の子二人を侍らせ至福の時を過ごす蓮太。酔った二人は蓮太にベッタリと近づき、さらに誘惑してきた。
「お兄さ~ん、もうボトル空だよ~?」
「なら同じの入れて~」
「やんっ、お兄さん凄~い。あ、ここお触り禁止~」
「ちょっとだけ、ちょっとだけね?」
「仕方ないなぁ~。私にもボトル入れてくれたら少しだけ良いよ~?」
「っしゃ! ボトル十本持ってこぉっ!」
「「きゃあ~っ」」
まさかこの世界にこんな懐かしいシステムの酒場があるなどとは思わなかった。蓮太は二人のドワーフを両脇に抱え、贅沢の限りを尽くした。そしてどんどん時は過ぎ、深夜になる。
「お兄さ~ん、そろそろ閉店だよぉ?」
「ん~? もう閉店かぁ。残念だなぁ……」
「私ももっと一緒にいたいんだけど~。とりあえずお会計だけ出しちゃうね?」
「会計終わったらアフターしよアフター!」
「かな~り飲んだけど払えるのかな~?」
そして数分後、ルビィが伝票を持って戻ってきた。
「お兄さんっ、はい伝票だよ~」
「どれどれ……。ん~……」
伝票にはこう書かれていた。
・席料……金貨一枚(一万)
・サービス料……女の子×2、金貨二枚(二万)
・お通し……金貨一枚(一万)
・フード……フルーツ盛り×3、金貨三枚(三万)
・ウォーター……金貨三枚(三万)
・アイス……金貨十枚(十万)
・ボトル……三十本、白金貨六枚(六十万)
・女の子ドリンク……百杯、白金貨五枚(五十万)
「……合計いくらだ? 計算できんなぁ」
「黒金貨一枚と白金貨三枚だよ、お兄さん?」
合計金額、日本円にして百三十万也。
「うむうむ……。なら黒金貨二枚払うから二人ともこの後宿屋でアフターしよ?」
「え~? 私達ドワーフだよ~? お兄さんヒューマンでしょ? 気にならないの?」
「ノープロブレムッ! さあ行こうすぐに行こう!」
そう言い、蓮太は卓に黒金貨二枚置いた。もちろんこれは物質創造で創り出した一応本物の黒金貨だ。
「わぁ……、お金持ち~。お支払ありがとうございま~す! 店長~、私達このお客さんと隣の宿屋でアフターしてきま~す」
ルビィが黒金貨を二枚カウンターにいる店長に渡し、お釣として白金貨六枚と金貨十枚を持って戻ってきた。そしてニャルに半分渡す。
「お客さ~ん、本当にもらって良いの~?」
「良いよ~良いよ~。その代わり……この後たっぷりサービスしてちょうだいよ」
「やぁん、お兄さんのえっち~。良いよ~、私にボトル入れちゃう?」
「さあ行こう今すぐにっ!!」
この後、蓮太は隣の宿へと移動し、二人とアフターを楽しむのだった。
「ふむふむ……。鉱山は全部で七つ。そこをドワーフ達が占拠しているんだな?」
「はい。私共も幾度となく交渉に向かいましたが、武器の製造はおろか鉱石すら売ってもらえないのです」
蓮太は辺境伯に尋ねた。
「しかしヴェスチナ王国には売っていたんだろう?」
「いえ、ヴェスチナ王国はドワーフ達を奴隷として扱い、強制的に働かせていたようです。ヴェスチナ王国もバハロス帝国ほどではありませんが、人類至上主義国家でしたので」
「ろくでもねぇな……」
この話から推測するに、おそらくドワーフ達はストライキを敢行しているのだろう。どうやらノイシュタット王国もヴェスチナ王国と同じように思われていそうだ。
「交渉にはエレンも来たんだろ? ドワーフにも権利を認めるってちゃんと伝えたのか?」
「もちろんですとも。我が国はヴェスチナ王国と違い、ドワーフ達を無下に扱う事はしないと何度も伝えました。それでも交渉は決裂したままなのです」
「う~む……」
蓮太は辺境伯の話を聞き、対処方を考える。
「ドワーフ達から交換条件みたいなものは提示されたか?」
「いえ、それがさっぱり。もう何がなんだか……」
「本当にな。いったい何がしたいのやら。こうなったら直接聞きに行くしかないか。ドワーフの中で一番偉い奴はどこに?」
「はい。ドワーフの長は今ここの城下町にある酒場にいます」
「わかった。とにかく話を聞いてみるよ」
「よろしくお願いいたします!」
そう頭を下げる辺境伯に片手を挙げ、蓮太は城下町に向かった。
「エルフの次はドワーフか。この世界でもエルフとドワーフは仲が悪いのかねぇ」
地球では指輪物語にも書かれているように互いは仲が悪いと記されている。これは創作だが、蓮太は今現実に二つの種族が存在する世界にいる。これは確かめなければと、少しだけ興味がわいていた。
ひとまず城を出た蓮太は城下町を歩く。ヴェスチナ王国軍は全滅させたが一般市民は変わらず生活している。ノイシュタットの統治に反対する者がいるかと思いきや、意外と反対する者はいないらしい。
「ノイシュタットになってから生活が楽になった気がするよ」
「ヴェスチナ王は鉱山で儲けていた癖に一般市民からも高い税金を徴収していたのよ。死んだ夫には悪いけど、ノイシュタットが勝ってくれて良かったわ」
どうやらヴェスチナ王はかなり民から嫌われていたようだ。町は戦に負けたとは思えないほど賑わっており、その光景を見た蓮太はノルン辺境伯がよほどやり手なのだろうと感心していた。
「問題はドワーフだけなんだな。中々やるな、ノルン辺境伯。お、酒場発見だ」
蓮太は酒場の扉を開き中に入った。
「ミスした棟梁チャレンジ一気の始まりだぁっ! ハイハイ、グイグイ一気に逝っちゃって~!」
「ぬはははははっ! またワシに呑ませてくれるのか! よ~く見とかんかいっ! グビグビグビグビグビグビ」
酒場の中に入ると豪快な髭を蓄えた小さいオッサンが自分の身の丈はあろうかという樽を傾け、コールと共に中身をグイグイ飲み干していた。
「な、なんだこれ……」
「あ、いらっしゃいませ~。お一人様ですか~?」
「なっ!?」
入り口で佇んでいると小さな女の子が声を掛けてきた。
「あれ? お兄さんお客さんですよね?」
「あ、ああ。すまない、ちょっと驚いてて」
「あ、もしかして私の事子どもだと思いました~? 違いますよ~。私はドワーフだから見た目はこうでもちゃんと立派な大人なんですよ~」
「ドワーフ娘っ! も、もしかしてここは……!」
「はいっ、ドワーフの運営するドワーフ酒場です~。あそこで一気してる髭がオーナーなんですよ~」
蓮太はワクワクが止まらなかった。
「もしかして……君卓についてくれんの?」
「はいっ。私と~……今他にお客さんいないからもう一人つきますよ?」
「っし! 一番高い酒持ってきて!」
「は~い! 一名様ボックス入りま~す!」
蓮太はドワーフとの交渉など彼方に消し飛ばし、ボックス席に座った。
「いらっしゃいませ~。ニャルで~す。ご一緒してもよろしいですか~?」
「もちろんっ! ささ、隣に座って座って」
「失礼しま~す」
女の子が一人席に着くと先ほど案内してくれた女の子が木箱に入ったボトルを持って戻ってきた。
「お待たせしました~。こちら最高級葡萄酒になりま~す。私、ルビィが注がせていただきま~す」
「ニャルちゃんにルビィちゃんか~。二つもどんどん飲んじゃって良いよ~」
「「ありがとうございま~す! 店長~、ドリンク二つお願いしま~す」」
そして三人の飲み物が揃った所で乾杯となった。
「おぉぉぉ……飲みやすい!」
「お兄さんお酒つよ~い! 私弱いからなにかフード欲しいなぁ~」
「うははははっ、何でも好きな物頼んで良いぞ~」
「やった! 店長~、フルーツ盛り下さ~い」
「あ、私もっと飲みたいな~?」
「どんどん飲んじゃって~」
「ありがと~お兄さんっ。店長~、ドリンクおかわり~」
女の子二人を侍らせ至福の時を過ごす蓮太。酔った二人は蓮太にベッタリと近づき、さらに誘惑してきた。
「お兄さ~ん、もうボトル空だよ~?」
「なら同じの入れて~」
「やんっ、お兄さん凄~い。あ、ここお触り禁止~」
「ちょっとだけ、ちょっとだけね?」
「仕方ないなぁ~。私にもボトル入れてくれたら少しだけ良いよ~?」
「っしゃ! ボトル十本持ってこぉっ!」
「「きゃあ~っ」」
まさかこの世界にこんな懐かしいシステムの酒場があるなどとは思わなかった。蓮太は二人のドワーフを両脇に抱え、贅沢の限りを尽くした。そしてどんどん時は過ぎ、深夜になる。
「お兄さ~ん、そろそろ閉店だよぉ?」
「ん~? もう閉店かぁ。残念だなぁ……」
「私ももっと一緒にいたいんだけど~。とりあえずお会計だけ出しちゃうね?」
「会計終わったらアフターしよアフター!」
「かな~り飲んだけど払えるのかな~?」
そして数分後、ルビィが伝票を持って戻ってきた。
「お兄さんっ、はい伝票だよ~」
「どれどれ……。ん~……」
伝票にはこう書かれていた。
・席料……金貨一枚(一万)
・サービス料……女の子×2、金貨二枚(二万)
・お通し……金貨一枚(一万)
・フード……フルーツ盛り×3、金貨三枚(三万)
・ウォーター……金貨三枚(三万)
・アイス……金貨十枚(十万)
・ボトル……三十本、白金貨六枚(六十万)
・女の子ドリンク……百杯、白金貨五枚(五十万)
「……合計いくらだ? 計算できんなぁ」
「黒金貨一枚と白金貨三枚だよ、お兄さん?」
合計金額、日本円にして百三十万也。
「うむうむ……。なら黒金貨二枚払うから二人ともこの後宿屋でアフターしよ?」
「え~? 私達ドワーフだよ~? お兄さんヒューマンでしょ? 気にならないの?」
「ノープロブレムッ! さあ行こうすぐに行こう!」
そう言い、蓮太は卓に黒金貨二枚置いた。もちろんこれは物質創造で創り出した一応本物の黒金貨だ。
「わぁ……、お金持ち~。お支払ありがとうございま~す! 店長~、私達このお客さんと隣の宿屋でアフターしてきま~す」
ルビィが黒金貨を二枚カウンターにいる店長に渡し、お釣として白金貨六枚と金貨十枚を持って戻ってきた。そしてニャルに半分渡す。
「お客さ~ん、本当にもらって良いの~?」
「良いよ~良いよ~。その代わり……この後たっぷりサービスしてちょうだいよ」
「やぁん、お兄さんのえっち~。良いよ~、私にボトル入れちゃう?」
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