37 / 85
第03章 バハロス帝国編
06 ヴェスチナ領にて
しおりを挟む
応接間へと移動した蓮太はノルン辺境伯からこの領地の現状を聞いた。
「ふむふむ……。鉱山は全部で七つ。そこをドワーフ達が占拠しているんだな?」
「はい。私共も幾度となく交渉に向かいましたが、武器の製造はおろか鉱石すら売ってもらえないのです」
蓮太は辺境伯に尋ねた。
「しかしヴェスチナ王国には売っていたんだろう?」
「いえ、ヴェスチナ王国はドワーフ達を奴隷として扱い、強制的に働かせていたようです。ヴェスチナ王国もバハロス帝国ほどではありませんが、人類至上主義国家でしたので」
「ろくでもねぇな……」
この話から推測するに、おそらくドワーフ達はストライキを敢行しているのだろう。どうやらノイシュタット王国もヴェスチナ王国と同じように思われていそうだ。
「交渉にはエレンも来たんだろ? ドワーフにも権利を認めるってちゃんと伝えたのか?」
「もちろんですとも。我が国はヴェスチナ王国と違い、ドワーフ達を無下に扱う事はしないと何度も伝えました。それでも交渉は決裂したままなのです」
「う~む……」
蓮太は辺境伯の話を聞き、対処方を考える。
「ドワーフ達から交換条件みたいなものは提示されたか?」
「いえ、それがさっぱり。もう何がなんだか……」
「本当にな。いったい何がしたいのやら。こうなったら直接聞きに行くしかないか。ドワーフの中で一番偉い奴はどこに?」
「はい。ドワーフの長は今ここの城下町にある酒場にいます」
「わかった。とにかく話を聞いてみるよ」
「よろしくお願いいたします!」
そう頭を下げる辺境伯に片手を挙げ、蓮太は城下町に向かった。
「エルフの次はドワーフか。この世界でもエルフとドワーフは仲が悪いのかねぇ」
地球では指輪物語にも書かれているように互いは仲が悪いと記されている。これは創作だが、蓮太は今現実に二つの種族が存在する世界にいる。これは確かめなければと、少しだけ興味がわいていた。
ひとまず城を出た蓮太は城下町を歩く。ヴェスチナ王国軍は全滅させたが一般市民は変わらず生活している。ノイシュタットの統治に反対する者がいるかと思いきや、意外と反対する者はいないらしい。
「ノイシュタットになってから生活が楽になった気がするよ」
「ヴェスチナ王は鉱山で儲けていた癖に一般市民からも高い税金を徴収していたのよ。死んだ夫には悪いけど、ノイシュタットが勝ってくれて良かったわ」
どうやらヴェスチナ王はかなり民から嫌われていたようだ。町は戦に負けたとは思えないほど賑わっており、その光景を見た蓮太はノルン辺境伯がよほどやり手なのだろうと感心していた。
「問題はドワーフだけなんだな。中々やるな、ノルン辺境伯。お、酒場発見だ」
蓮太は酒場の扉を開き中に入った。
「ミスした棟梁チャレンジ一気の始まりだぁっ! ハイハイ、グイグイ一気に逝っちゃって~!」
「ぬはははははっ! またワシに呑ませてくれるのか! よ~く見とかんかいっ! グビグビグビグビグビグビ」
酒場の中に入ると豪快な髭を蓄えた小さいオッサンが自分の身の丈はあろうかという樽を傾け、コールと共に中身をグイグイ飲み干していた。
「な、なんだこれ……」
「あ、いらっしゃいませ~。お一人様ですか~?」
「なっ!?」
入り口で佇んでいると小さな女の子が声を掛けてきた。
「あれ? お兄さんお客さんですよね?」
「あ、ああ。すまない、ちょっと驚いてて」
「あ、もしかして私の事子どもだと思いました~? 違いますよ~。私はドワーフだから見た目はこうでもちゃんと立派な大人なんですよ~」
「ドワーフ娘っ! も、もしかしてここは……!」
「はいっ、ドワーフの運営するドワーフ酒場です~。あそこで一気してる髭がオーナーなんですよ~」
蓮太はワクワクが止まらなかった。
「もしかして……君卓についてくれんの?」
「はいっ。私と~……今他にお客さんいないからもう一人つきますよ?」
「っし! 一番高い酒持ってきて!」
「は~い! 一名様ボックス入りま~す!」
蓮太はドワーフとの交渉など彼方に消し飛ばし、ボックス席に座った。
「いらっしゃいませ~。ニャルで~す。ご一緒してもよろしいですか~?」
「もちろんっ! ささ、隣に座って座って」
「失礼しま~す」
女の子が一人席に着くと先ほど案内してくれた女の子が木箱に入ったボトルを持って戻ってきた。
「お待たせしました~。こちら最高級葡萄酒になりま~す。私、ルビィが注がせていただきま~す」
「ニャルちゃんにルビィちゃんか~。二つもどんどん飲んじゃって良いよ~」
「「ありがとうございま~す! 店長~、ドリンク二つお願いしま~す」」
そして三人の飲み物が揃った所で乾杯となった。
「おぉぉぉ……飲みやすい!」
「お兄さんお酒つよ~い! 私弱いからなにかフード欲しいなぁ~」
「うははははっ、何でも好きな物頼んで良いぞ~」
「やった! 店長~、フルーツ盛り下さ~い」
「あ、私もっと飲みたいな~?」
「どんどん飲んじゃって~」
「ありがと~お兄さんっ。店長~、ドリンクおかわり~」
女の子二人を侍らせ至福の時を過ごす蓮太。酔った二人は蓮太にベッタリと近づき、さらに誘惑してきた。
「お兄さ~ん、もうボトル空だよ~?」
「なら同じの入れて~」
「やんっ、お兄さん凄~い。あ、ここお触り禁止~」
「ちょっとだけ、ちょっとだけね?」
「仕方ないなぁ~。私にもボトル入れてくれたら少しだけ良いよ~?」
「っしゃ! ボトル十本持ってこぉっ!」
「「きゃあ~っ」」
まさかこの世界にこんな懐かしいシステムの酒場があるなどとは思わなかった。蓮太は二人のドワーフを両脇に抱え、贅沢の限りを尽くした。そしてどんどん時は過ぎ、深夜になる。
「お兄さ~ん、そろそろ閉店だよぉ?」
「ん~? もう閉店かぁ。残念だなぁ……」
「私ももっと一緒にいたいんだけど~。とりあえずお会計だけ出しちゃうね?」
「会計終わったらアフターしよアフター!」
「かな~り飲んだけど払えるのかな~?」
そして数分後、ルビィが伝票を持って戻ってきた。
「お兄さんっ、はい伝票だよ~」
「どれどれ……。ん~……」
伝票にはこう書かれていた。
・席料……金貨一枚(一万)
・サービス料……女の子×2、金貨二枚(二万)
・お通し……金貨一枚(一万)
・フード……フルーツ盛り×3、金貨三枚(三万)
・ウォーター……金貨三枚(三万)
・アイス……金貨十枚(十万)
・ボトル……三十本、白金貨六枚(六十万)
・女の子ドリンク……百杯、白金貨五枚(五十万)
「……合計いくらだ? 計算できんなぁ」
「黒金貨一枚と白金貨三枚だよ、お兄さん?」
合計金額、日本円にして百三十万也。
「うむうむ……。なら黒金貨二枚払うから二人ともこの後宿屋でアフターしよ?」
「え~? 私達ドワーフだよ~? お兄さんヒューマンでしょ? 気にならないの?」
「ノープロブレムッ! さあ行こうすぐに行こう!」
そう言い、蓮太は卓に黒金貨二枚置いた。もちろんこれは物質創造で創り出した一応本物の黒金貨だ。
「わぁ……、お金持ち~。お支払ありがとうございま~す! 店長~、私達このお客さんと隣の宿屋でアフターしてきま~す」
ルビィが黒金貨を二枚カウンターにいる店長に渡し、お釣として白金貨六枚と金貨十枚を持って戻ってきた。そしてニャルに半分渡す。
「お客さ~ん、本当にもらって良いの~?」
「良いよ~良いよ~。その代わり……この後たっぷりサービスしてちょうだいよ」
「やぁん、お兄さんのえっち~。良いよ~、私にボトル入れちゃう?」
「さあ行こう今すぐにっ!!」
この後、蓮太は隣の宿へと移動し、二人とアフターを楽しむのだった。
「ふむふむ……。鉱山は全部で七つ。そこをドワーフ達が占拠しているんだな?」
「はい。私共も幾度となく交渉に向かいましたが、武器の製造はおろか鉱石すら売ってもらえないのです」
蓮太は辺境伯に尋ねた。
「しかしヴェスチナ王国には売っていたんだろう?」
「いえ、ヴェスチナ王国はドワーフ達を奴隷として扱い、強制的に働かせていたようです。ヴェスチナ王国もバハロス帝国ほどではありませんが、人類至上主義国家でしたので」
「ろくでもねぇな……」
この話から推測するに、おそらくドワーフ達はストライキを敢行しているのだろう。どうやらノイシュタット王国もヴェスチナ王国と同じように思われていそうだ。
「交渉にはエレンも来たんだろ? ドワーフにも権利を認めるってちゃんと伝えたのか?」
「もちろんですとも。我が国はヴェスチナ王国と違い、ドワーフ達を無下に扱う事はしないと何度も伝えました。それでも交渉は決裂したままなのです」
「う~む……」
蓮太は辺境伯の話を聞き、対処方を考える。
「ドワーフ達から交換条件みたいなものは提示されたか?」
「いえ、それがさっぱり。もう何がなんだか……」
「本当にな。いったい何がしたいのやら。こうなったら直接聞きに行くしかないか。ドワーフの中で一番偉い奴はどこに?」
「はい。ドワーフの長は今ここの城下町にある酒場にいます」
「わかった。とにかく話を聞いてみるよ」
「よろしくお願いいたします!」
そう頭を下げる辺境伯に片手を挙げ、蓮太は城下町に向かった。
「エルフの次はドワーフか。この世界でもエルフとドワーフは仲が悪いのかねぇ」
地球では指輪物語にも書かれているように互いは仲が悪いと記されている。これは創作だが、蓮太は今現実に二つの種族が存在する世界にいる。これは確かめなければと、少しだけ興味がわいていた。
ひとまず城を出た蓮太は城下町を歩く。ヴェスチナ王国軍は全滅させたが一般市民は変わらず生活している。ノイシュタットの統治に反対する者がいるかと思いきや、意外と反対する者はいないらしい。
「ノイシュタットになってから生活が楽になった気がするよ」
「ヴェスチナ王は鉱山で儲けていた癖に一般市民からも高い税金を徴収していたのよ。死んだ夫には悪いけど、ノイシュタットが勝ってくれて良かったわ」
どうやらヴェスチナ王はかなり民から嫌われていたようだ。町は戦に負けたとは思えないほど賑わっており、その光景を見た蓮太はノルン辺境伯がよほどやり手なのだろうと感心していた。
「問題はドワーフだけなんだな。中々やるな、ノルン辺境伯。お、酒場発見だ」
蓮太は酒場の扉を開き中に入った。
「ミスした棟梁チャレンジ一気の始まりだぁっ! ハイハイ、グイグイ一気に逝っちゃって~!」
「ぬはははははっ! またワシに呑ませてくれるのか! よ~く見とかんかいっ! グビグビグビグビグビグビ」
酒場の中に入ると豪快な髭を蓄えた小さいオッサンが自分の身の丈はあろうかという樽を傾け、コールと共に中身をグイグイ飲み干していた。
「な、なんだこれ……」
「あ、いらっしゃいませ~。お一人様ですか~?」
「なっ!?」
入り口で佇んでいると小さな女の子が声を掛けてきた。
「あれ? お兄さんお客さんですよね?」
「あ、ああ。すまない、ちょっと驚いてて」
「あ、もしかして私の事子どもだと思いました~? 違いますよ~。私はドワーフだから見た目はこうでもちゃんと立派な大人なんですよ~」
「ドワーフ娘っ! も、もしかしてここは……!」
「はいっ、ドワーフの運営するドワーフ酒場です~。あそこで一気してる髭がオーナーなんですよ~」
蓮太はワクワクが止まらなかった。
「もしかして……君卓についてくれんの?」
「はいっ。私と~……今他にお客さんいないからもう一人つきますよ?」
「っし! 一番高い酒持ってきて!」
「は~い! 一名様ボックス入りま~す!」
蓮太はドワーフとの交渉など彼方に消し飛ばし、ボックス席に座った。
「いらっしゃいませ~。ニャルで~す。ご一緒してもよろしいですか~?」
「もちろんっ! ささ、隣に座って座って」
「失礼しま~す」
女の子が一人席に着くと先ほど案内してくれた女の子が木箱に入ったボトルを持って戻ってきた。
「お待たせしました~。こちら最高級葡萄酒になりま~す。私、ルビィが注がせていただきま~す」
「ニャルちゃんにルビィちゃんか~。二つもどんどん飲んじゃって良いよ~」
「「ありがとうございま~す! 店長~、ドリンク二つお願いしま~す」」
そして三人の飲み物が揃った所で乾杯となった。
「おぉぉぉ……飲みやすい!」
「お兄さんお酒つよ~い! 私弱いからなにかフード欲しいなぁ~」
「うははははっ、何でも好きな物頼んで良いぞ~」
「やった! 店長~、フルーツ盛り下さ~い」
「あ、私もっと飲みたいな~?」
「どんどん飲んじゃって~」
「ありがと~お兄さんっ。店長~、ドリンクおかわり~」
女の子二人を侍らせ至福の時を過ごす蓮太。酔った二人は蓮太にベッタリと近づき、さらに誘惑してきた。
「お兄さ~ん、もうボトル空だよ~?」
「なら同じの入れて~」
「やんっ、お兄さん凄~い。あ、ここお触り禁止~」
「ちょっとだけ、ちょっとだけね?」
「仕方ないなぁ~。私にもボトル入れてくれたら少しだけ良いよ~?」
「っしゃ! ボトル十本持ってこぉっ!」
「「きゃあ~っ」」
まさかこの世界にこんな懐かしいシステムの酒場があるなどとは思わなかった。蓮太は二人のドワーフを両脇に抱え、贅沢の限りを尽くした。そしてどんどん時は過ぎ、深夜になる。
「お兄さ~ん、そろそろ閉店だよぉ?」
「ん~? もう閉店かぁ。残念だなぁ……」
「私ももっと一緒にいたいんだけど~。とりあえずお会計だけ出しちゃうね?」
「会計終わったらアフターしよアフター!」
「かな~り飲んだけど払えるのかな~?」
そして数分後、ルビィが伝票を持って戻ってきた。
「お兄さんっ、はい伝票だよ~」
「どれどれ……。ん~……」
伝票にはこう書かれていた。
・席料……金貨一枚(一万)
・サービス料……女の子×2、金貨二枚(二万)
・お通し……金貨一枚(一万)
・フード……フルーツ盛り×3、金貨三枚(三万)
・ウォーター……金貨三枚(三万)
・アイス……金貨十枚(十万)
・ボトル……三十本、白金貨六枚(六十万)
・女の子ドリンク……百杯、白金貨五枚(五十万)
「……合計いくらだ? 計算できんなぁ」
「黒金貨一枚と白金貨三枚だよ、お兄さん?」
合計金額、日本円にして百三十万也。
「うむうむ……。なら黒金貨二枚払うから二人ともこの後宿屋でアフターしよ?」
「え~? 私達ドワーフだよ~? お兄さんヒューマンでしょ? 気にならないの?」
「ノープロブレムッ! さあ行こうすぐに行こう!」
そう言い、蓮太は卓に黒金貨二枚置いた。もちろんこれは物質創造で創り出した一応本物の黒金貨だ。
「わぁ……、お金持ち~。お支払ありがとうございま~す! 店長~、私達このお客さんと隣の宿屋でアフターしてきま~す」
ルビィが黒金貨を二枚カウンターにいる店長に渡し、お釣として白金貨六枚と金貨十枚を持って戻ってきた。そしてニャルに半分渡す。
「お客さ~ん、本当にもらって良いの~?」
「良いよ~良いよ~。その代わり……この後たっぷりサービスしてちょうだいよ」
「やぁん、お兄さんのえっち~。良いよ~、私にボトル入れちゃう?」
「さあ行こう今すぐにっ!!」
この後、蓮太は隣の宿へと移動し、二人とアフターを楽しむのだった。
0
お気に入りに追加
1,226
あなたにおすすめの小説

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
転生無双の金属支配者《メタルマスター》
芍薬甘草湯
ファンタジー
異世界【エウロパ】の少年アウルムは辺境の村の少年だったが、とある事件をきっかけに前世の記憶が蘇る。蘇った記憶とは現代日本の記憶。それと共に新しいスキル【金属支配】に目覚める。
成長したアウルムは冒険の旅へ。
そこで巻き起こる田舎者特有の非常識な勘違いと現代日本の記憶とスキルで多方面に無双するテンプレファンタジーです。
(ハーレム展開はありません、と以前は記載しましたがご指摘があり様々なご意見を伺ったところ当作品はハーレムに該当するようです。申し訳ありませんでした)
お時間ありましたら読んでやってください。
感想や誤字報告なんかも気軽に送っていただけるとありがたいです。
同作者の完結作品「転生の水神様〜使える魔法は水属性のみだが最強です〜」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/743079207/901553269
も良かったら読んでみてくださいませ。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる