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第03章 バハロス帝国編
03 ミリアリアを連れて
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魔族という人類の敵の存在を知り、さらにはこの魔族に抗うために教会が育成している勇者の存在を知った蓮太は、今は目立つべきではないと判断し、魔族を討伐した事を秘匿したまま、窮地を救ったミリアリアと共に、エルフ達のために作った国へと戻った。
「今戻った」
「レンタ様っ! よくぞ御無事でっ!」
「ん? 何の事だ?」
そう尋ねるとエルフの長はありえない事を口にした。
「え? 魔族が現れたでしょう?」
「……おい、何故知っている」
「私達エルフは樹のある場所の情報ならば全て知る事ができるのですよ? レンタ様が魔族と戦った場所、よ~く思い返してみてください」
「戦った場所……」
蓮太は玉座の間を思い返してみた。
「……いや、まさかだろ。まさかあの観葉植物!?」
「はい。私達エルフは情報戦ではどの種族にも負けませんわっ」
「えぇぇ……。あんな鉢植えの木でも覗けんの? やべぇなエルフ……」
「それよりっ! まさか勇者でもないレンタ様が魔族を単独で討伐なされたなど……正直驚きましたわ」
「いや、あんなん余裕だろ。まぁ、良い経験値になってくれたよ。また一つ強くなっちまったようだ」
「そ、そうですか。とにかく、無事で何よりです。それで……」
エルフの長は蓮太の横にいたミリアリアに目を向けた。
「バハロス帝国皇帝の娘ですね」
「……はい。ミリアリア・エン・バハロスと申します」
「私はここ聖王国エルフィリアの王であるレンタ・シヴァー様の第一王妃【シルファ】です。そして隣が第二王妃のリージュです」
そこでリージュも前に出てミリアリアに会釈した。
「見ての通り、ここは亜人と獣人の国です。あなたの父であるバハロス帝国は人間至上主義者であり、私達亜人や獣人を迫害して参りましたが……、あなたはそれをどうお考えになっておりますか?」
バハロス帝国に故郷を奪われた獣人達も黙ったままミリアリアの言葉を待つ。今この場にはとんでもなく重い空気が漂っていた。
「……私は父の考えを良しとはしておりません。亜人も獣人もこの人間界で等しくあるべきだと考えております。私にもう少し力があれば国を変えられたものを……。皆様には申し訳なく思っております」
「そう……、まだ幼いのに立派ですね。ミリアリア、私達はあなたを受け入れます。レンタ様が連れてきたのですから敵対する事はないでしょう。これからよろしくお願いいたします」
「は、はいっ! こちらこそよろしくお願いいたしますっ!」
そうして二人は手を取り合った。獣人も少しは反発するかと想像していたが、この国では争いを禁じていたため、表立って敵意を剥き出しにする者はいなかった。
だが後々揉める事を避けるため、蓮太は一応獣人達の本心を確認する。
「確かにバハロス帝国は憎いですけどね、あの子はレンタ様がお連れになった方ですから。そんな方と争うなどとんでもないですよ」
「俺達の故郷は奪われましたが、何も絶滅したわけじゃありませんし。考えてみれば今俺達がこうしてレンタ様に守られているのはバハロス帝国があったからだと思ってますね」
「私達は今を生きているのにゃ~。過ぎた話なんてどうでもいいにゃよ~」
獣人は大人だった。過去より現在を重視する存在らしい。
「まぁ、遺恨がないなら良いんだ。これからミリアリアはここで暮らす事になる。仲良くしてやってくれ」
「「「「はいっ!」」」」
「よろしくお願いいたしますっ!」
こうしてミリアリアは無事にエルフィリアの住民に受け入れられる事となった。そして蓮太はミリアリアをシルファとリージュに預け、久しぶりにノイシュタットへと戻った。
「レンタ!」
「おう、エレン久しぶ──うぉっ!?」
ノイシュタット城に転移し、偶然会ったエレンに声を掛けられたので挨拶をしようとしたらいきなり殴りかかられた。
「な、なにすんだっ!?」
「うるさいっ! 私に何も言わずに姿を消してからにっ! うっ、くぅ……っ」
「すまんな。ってどうした?」
エレンは蓮太から離れ腹を抱えた。
「お前の子だ! 私は……ずっとお前が隣にいてくれるだろうとばかり思っていたのだがなっ……! どうやらそれは私の勘違いだったらしい」
「……それだよエレン」
「なにがだっ!」
蓮太はひっそりと姿を消した理由をエレンに告げた。
「俺が隣にいたらお前は俺を頼りただの女に成り下がってしまう。お前の良い所は国のためなら自ら行動にでるその頭と行動力だ。俺がいたらお前は俺を使うだけの凡人になっちまうだろうよ」
「……そんな事は……ないっ!」
「なくはないだろう。なら問うが……、お前は俺がいない間に何をしていた」
「それは……」
以前のエレンならばすでに王となり、奪ったヴェスチナから得られる資源を使い、国を一回り大きくしていただろう。だが、王は未だに父のままで、ヴェスチナには大使を送っているだけだ。これはエルフ達に調べさせていたので間違いはない。
「ヴェスチナも人任せ、さらには王にもなっていない。なぁエレン。お前はいったい何をしていた」
「うっ……うぅぅっ」
エレンの瞳が潤む。
「お前の意志は男一人の存在で揺らぐ程度だったのかっ! いい加減目を覚ませよエレンッ!」
「お前が……っ! お前が言うなぁぁぁっ! 私を弄ぶだけ弄び逃げた卑怯者がっ!」
「話にならんな。俺は逃げたわけじゃない。せっかく土産にバハロス帝国の地を手に入れてきたのによ」
「バハロス……帝国だとっ!? お前……まさかバハロス帝国を侵略……」
「王になっていないお前には関係のない話だ。俺が用のあるのはノイシュタット王だ。じゃあな」
「ま、待てっ!」
蓮太はエレンを振り切りノイシュタット王の所へと向かった。
「あいつ……すっかり覇気がなくなっちまってんじゃねぇか。あれじゃあもしここに魔族が現れようものならノイシュタットは滅亡しちまうだろう」
魔族と邂逅した蓮太は考えを改めていた。魔族に対抗できるのは勇者しかいないとされているが、その勇者が派遣されてくるまで持ちこたえる力がなければこの国もバハロス帝国の二の舞になりかねない。なので蓮太は心を鬼にし、エレンを叱責した。
「ノイシュタット王」
「レンタか、なにやら騒がしかったのう」
「エレンの奴とちょっとな。それより大事な話がある」
「大事な話? なんじゃ?」
蓮太はノイシュタット王にだけ魔族が現れた話を告げた。
「バカなっ! 本当に魔族が現れたのかっ!?」
「ああ。おかげでエンドーサと敵対していたバハロス帝国は滅亡だ。それとな、俺は今エンドーサの森に世界樹を召喚し、そこでエルフや獣人達の王になってんだわ」
「世界樹じゃと? 世界から消えたとされている世界樹があるのか!?」
「ああ。そこでノイシュタットにはバハロス帝国の地をくれてやるかわりに不可侵の協定を結びたい。もちろん同盟国のエンドーサとも結ぶつもりだ」
ノイシュタット王は突然の話に困惑しつつも蓮太の要望に応えた。
「もちろん不可侵の協定はすぐにでも結ぼう。と言うかだな、お前の力を知ったワシがお前と争うなどありえんだろう」
「それもそうだな。もし断られたら……ちょっと暴れて力を思い出させてやる所だったんだがな」
「止めてくれ。老体にそれは酷じゃ」
「ははは、冗談だ。それよりノイシュタット王、せっかくヴェスチナから鉱山を奪ったというのに何をしている。全く装備もなにもかも変わってないじゃないか」
「……それがな」
ノイシュタット王は頭を抱えていた。そして装備が一新されていない理由を口にした。
「鉱山が占拠されている?」
「うむ。元々鉱山はドワーフのモノでな。それをヴェスチナの奴らが武力で押さえ付けながら無理矢理働かせていたのじゃよ。ワシらがヴェスチナを手に入れた後、ドワーフ達とは何度も交渉してはいるが……未だに首を縦に振らんのじゃよ」
「ドワーフ……。なるほど、ヴェスチナの奴らが使っていた武器はドワーフが作った物だったのか」
「うむ。ワシらはヴェスチナと違い、ドワーフを武力で押さえ付けるような真似はせん。平和的に協定を求めてはいるが……なかなか頑固でなぁ……」
これが本当ならば先ほどエレンに対して言った言葉は酷い言葉になる。
「交渉は誰が?」
「エレンじゃよ。交渉事はワシよりエレンの方がウマイからの」
「……そうか」
これを聞いた蓮太はエレンにどう謝ろうか考えるのだった。
「今戻った」
「レンタ様っ! よくぞ御無事でっ!」
「ん? 何の事だ?」
そう尋ねるとエルフの長はありえない事を口にした。
「え? 魔族が現れたでしょう?」
「……おい、何故知っている」
「私達エルフは樹のある場所の情報ならば全て知る事ができるのですよ? レンタ様が魔族と戦った場所、よ~く思い返してみてください」
「戦った場所……」
蓮太は玉座の間を思い返してみた。
「……いや、まさかだろ。まさかあの観葉植物!?」
「はい。私達エルフは情報戦ではどの種族にも負けませんわっ」
「えぇぇ……。あんな鉢植えの木でも覗けんの? やべぇなエルフ……」
「それよりっ! まさか勇者でもないレンタ様が魔族を単独で討伐なされたなど……正直驚きましたわ」
「いや、あんなん余裕だろ。まぁ、良い経験値になってくれたよ。また一つ強くなっちまったようだ」
「そ、そうですか。とにかく、無事で何よりです。それで……」
エルフの長は蓮太の横にいたミリアリアに目を向けた。
「バハロス帝国皇帝の娘ですね」
「……はい。ミリアリア・エン・バハロスと申します」
「私はここ聖王国エルフィリアの王であるレンタ・シヴァー様の第一王妃【シルファ】です。そして隣が第二王妃のリージュです」
そこでリージュも前に出てミリアリアに会釈した。
「見ての通り、ここは亜人と獣人の国です。あなたの父であるバハロス帝国は人間至上主義者であり、私達亜人や獣人を迫害して参りましたが……、あなたはそれをどうお考えになっておりますか?」
バハロス帝国に故郷を奪われた獣人達も黙ったままミリアリアの言葉を待つ。今この場にはとんでもなく重い空気が漂っていた。
「……私は父の考えを良しとはしておりません。亜人も獣人もこの人間界で等しくあるべきだと考えております。私にもう少し力があれば国を変えられたものを……。皆様には申し訳なく思っております」
「そう……、まだ幼いのに立派ですね。ミリアリア、私達はあなたを受け入れます。レンタ様が連れてきたのですから敵対する事はないでしょう。これからよろしくお願いいたします」
「は、はいっ! こちらこそよろしくお願いいたしますっ!」
そうして二人は手を取り合った。獣人も少しは反発するかと想像していたが、この国では争いを禁じていたため、表立って敵意を剥き出しにする者はいなかった。
だが後々揉める事を避けるため、蓮太は一応獣人達の本心を確認する。
「確かにバハロス帝国は憎いですけどね、あの子はレンタ様がお連れになった方ですから。そんな方と争うなどとんでもないですよ」
「俺達の故郷は奪われましたが、何も絶滅したわけじゃありませんし。考えてみれば今俺達がこうしてレンタ様に守られているのはバハロス帝国があったからだと思ってますね」
「私達は今を生きているのにゃ~。過ぎた話なんてどうでもいいにゃよ~」
獣人は大人だった。過去より現在を重視する存在らしい。
「まぁ、遺恨がないなら良いんだ。これからミリアリアはここで暮らす事になる。仲良くしてやってくれ」
「「「「はいっ!」」」」
「よろしくお願いいたしますっ!」
こうしてミリアリアは無事にエルフィリアの住民に受け入れられる事となった。そして蓮太はミリアリアをシルファとリージュに預け、久しぶりにノイシュタットへと戻った。
「レンタ!」
「おう、エレン久しぶ──うぉっ!?」
ノイシュタット城に転移し、偶然会ったエレンに声を掛けられたので挨拶をしようとしたらいきなり殴りかかられた。
「な、なにすんだっ!?」
「うるさいっ! 私に何も言わずに姿を消してからにっ! うっ、くぅ……っ」
「すまんな。ってどうした?」
エレンは蓮太から離れ腹を抱えた。
「お前の子だ! 私は……ずっとお前が隣にいてくれるだろうとばかり思っていたのだがなっ……! どうやらそれは私の勘違いだったらしい」
「……それだよエレン」
「なにがだっ!」
蓮太はひっそりと姿を消した理由をエレンに告げた。
「俺が隣にいたらお前は俺を頼りただの女に成り下がってしまう。お前の良い所は国のためなら自ら行動にでるその頭と行動力だ。俺がいたらお前は俺を使うだけの凡人になっちまうだろうよ」
「……そんな事は……ないっ!」
「なくはないだろう。なら問うが……、お前は俺がいない間に何をしていた」
「それは……」
以前のエレンならばすでに王となり、奪ったヴェスチナから得られる資源を使い、国を一回り大きくしていただろう。だが、王は未だに父のままで、ヴェスチナには大使を送っているだけだ。これはエルフ達に調べさせていたので間違いはない。
「ヴェスチナも人任せ、さらには王にもなっていない。なぁエレン。お前はいったい何をしていた」
「うっ……うぅぅっ」
エレンの瞳が潤む。
「お前の意志は男一人の存在で揺らぐ程度だったのかっ! いい加減目を覚ませよエレンッ!」
「お前が……っ! お前が言うなぁぁぁっ! 私を弄ぶだけ弄び逃げた卑怯者がっ!」
「話にならんな。俺は逃げたわけじゃない。せっかく土産にバハロス帝国の地を手に入れてきたのによ」
「バハロス……帝国だとっ!? お前……まさかバハロス帝国を侵略……」
「王になっていないお前には関係のない話だ。俺が用のあるのはノイシュタット王だ。じゃあな」
「ま、待てっ!」
蓮太はエレンを振り切りノイシュタット王の所へと向かった。
「あいつ……すっかり覇気がなくなっちまってんじゃねぇか。あれじゃあもしここに魔族が現れようものならノイシュタットは滅亡しちまうだろう」
魔族と邂逅した蓮太は考えを改めていた。魔族に対抗できるのは勇者しかいないとされているが、その勇者が派遣されてくるまで持ちこたえる力がなければこの国もバハロス帝国の二の舞になりかねない。なので蓮太は心を鬼にし、エレンを叱責した。
「ノイシュタット王」
「レンタか、なにやら騒がしかったのう」
「エレンの奴とちょっとな。それより大事な話がある」
「大事な話? なんじゃ?」
蓮太はノイシュタット王にだけ魔族が現れた話を告げた。
「バカなっ! 本当に魔族が現れたのかっ!?」
「ああ。おかげでエンドーサと敵対していたバハロス帝国は滅亡だ。それとな、俺は今エンドーサの森に世界樹を召喚し、そこでエルフや獣人達の王になってんだわ」
「世界樹じゃと? 世界から消えたとされている世界樹があるのか!?」
「ああ。そこでノイシュタットにはバハロス帝国の地をくれてやるかわりに不可侵の協定を結びたい。もちろん同盟国のエンドーサとも結ぶつもりだ」
ノイシュタット王は突然の話に困惑しつつも蓮太の要望に応えた。
「もちろん不可侵の協定はすぐにでも結ぼう。と言うかだな、お前の力を知ったワシがお前と争うなどありえんだろう」
「それもそうだな。もし断られたら……ちょっと暴れて力を思い出させてやる所だったんだがな」
「止めてくれ。老体にそれは酷じゃ」
「ははは、冗談だ。それよりノイシュタット王、せっかくヴェスチナから鉱山を奪ったというのに何をしている。全く装備もなにもかも変わってないじゃないか」
「……それがな」
ノイシュタット王は頭を抱えていた。そして装備が一新されていない理由を口にした。
「鉱山が占拠されている?」
「うむ。元々鉱山はドワーフのモノでな。それをヴェスチナの奴らが武力で押さえ付けながら無理矢理働かせていたのじゃよ。ワシらがヴェスチナを手に入れた後、ドワーフ達とは何度も交渉してはいるが……未だに首を縦に振らんのじゃよ」
「ドワーフ……。なるほど、ヴェスチナの奴らが使っていた武器はドワーフが作った物だったのか」
「うむ。ワシらはヴェスチナと違い、ドワーフを武力で押さえ付けるような真似はせん。平和的に協定を求めてはいるが……なかなか頑固でなぁ……」
これが本当ならば先ほどエレンに対して言った言葉は酷い言葉になる。
「交渉は誰が?」
「エレンじゃよ。交渉事はワシよりエレンの方がウマイからの」
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これを聞いた蓮太はエレンにどう謝ろうか考えるのだった。
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