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第02章 エンドーサ王国編
16 再び殲滅。触らぬ蓮太に祟りなし
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「往けいっ! 我が国を舐めたエンドーサを焼き尽くしてしまうのだっ!」
「「「「「おぉぉぉぉぉぉっ!!」」」」」
ここはエンドーサ王国とバハロス帝国の国境のある大平原。そこにバハロス帝国皇帝は陣を敷いていた。そして総力を挙げエンドーサを踏み潰そうとしている。
「くくくくっ、南はほぼ制圧したっ! さあ、北上するぞっ! 犯せっ! 奪えっ!! 全てはバハロス帝国のモノよっ!! はははははははははっ!!」
敵陣の隅には天幕があり、その中でエンドーサの南地方で捕縛された女達がバハロス帝国兵により凌辱されていた。
「へへへ……っ、これだから戦争は止められねぇ……。おらっ、会心の一撃ぃぃぃぃぃっ!」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ! いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「うるせえ口だな。こいつでも咥えとけやっ!」
「むぐぅぅっ!!」
戦で手柄を挙げた兵達はここで至福の時を味わえる。それをエサに皇帝は士気を高めていた。
「さあ、女を食らいたければ手柄を挙げよっ! 金や宝を奪ってくるのだっ! 早く行かんと先行している奴らに全て奪われるぞ? はははははははは──は? ぬぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」
突如陣の先頭で大爆発が起きた。皇帝は真紅のマントを翻し土埃から身を守る。
「な、何事だっ!」
「閣下! 大変ですっ! 今の爆発で三千人ほど消し飛びましたっ!」
「三千? はっ、そんな数どうと言う事はない! こちらは五十万からなる兵がいるだろう! 一々慌てるでないわっ!」
「は、はっ!」
そして最前線には当然この男がいた。
「や、やっと煙が晴れてき……お、おいっ! 誰か立ってるぞ!」
「……よう、ゲス共」
「なっ──!」
爆心地から黒い影が悠々と両手に剣を携えバハロス帝国兵に向かう。
「誰だっ! 今の爆発はお前の仕業かっ!!」
「ああ、そうだ。俺はお前らゲスの命を狩りにきた死神ってとこだ」
「な、なんだとっ!!」
バハロス帝国兵達は一斉に剣を抜き構えた。
「ふんっ、一人で何ができるっ! お前の後ろには既に破壊活動をしている我らの仲間がいるのだぞっ! 挟み撃ちにしてやるわっ!」
「あん? バカか。そいつらは先にあの世で待ってんよ。今頃死んだイシュガルの住民達に頭下げて謝……ああ、お前らがイシュガルの住民と同じ場所に逝けるわけなかったな。外道の逝き先は地獄って決まってらぁ」
「なんだとっ!! まさかエンドーサの軍隊が動い──があぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
蓮太は右手に持っていた剣を軽く横凪ぎで振った。すると巨大な斬撃がバハロス帝国兵に向かって飛び、次々と真っ二つに引き裂いていった。
「エンドーサの軍隊だぁ? 奇襲してきたんだからわかってんだろうが。エンドーサの軍隊はまだ戦の準備すら整ってねぇ。殺ったのは俺一人でだ。後、ついでに言うとお前らも一人残さず俺が殺す」
「なん──あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ぎあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ぐぼぉぉぉぉぉぉっ!?」
蓮太は両手に持った剣を無造作に振り回し次々と斬撃を飛ばしていく。前線で固まっていたバハロス帝国兵達はそれだけで半壊状態に陥っていた。
「ば、ばばばば化け物だっ! に、逃げ──ぎあぁぁぁぁっ!!」
「誰一人逃がさねぇっつってんだろうがっ!! シャアァァァァァッ!! その命置いてけオラァァァァァァッ!!」
「「「「ぎあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」」
大平原に死体の山がどんどん積み重なっていく。それを見た中間位置にいた兵が後陣に駆け込む。
「た、大変ですっ! 前線が崩壊しましたっ!!」
「な、なんだとっ!? エンドーサ軍かっ!」
「ち、違いますっ! たった一人の男の手により、すでに十万人からの兵が散らされましたっ!」
「ひ、一人だとっ!? たった一人相手に何をしておるかぁぁぁぁぁぁぁっ!! 魔法師団長っ!」
「はっ!!」
皇帝は隣で控えていた男に指示を飛ばした。
「前線を肉の壁にし後ろから魔法を撃ち込めっ!! 多少巻き込んでも構わぬっ! 我が帝国に逆らった愚か者にたっぷりと我が帝国の恐ろしさを叩き込んでやれいっ!!」
「ははっ! 直ちにっ!!」
魔法師団長は部下を従え中間に移動した。
「なっ!? なんだ……これは……」
「ぜ、全員……死んで……」
兵の報告から僅か一時、バハロス帝国の陣は中陣まで全て失われていた。その死体の山の上に蓮太が座っていた。
「遅ぇよ、次は魔法使いか? おら、撃ってこいよ。ほら」
「師団長! あいつですっ! あいつが前線の兵をっ!」
「むぅぅっ! 壁がなければ詠唱中に斬られてしまうではないかっ!」
その言葉が蓮太の耳に届いたのか、蓮太は剣を鞘に納めた。
「なんだ……?」
「ほら、待っててやるから撃ってこいよ。貴様らがどれだけ無能か教えてやる」
「なんだとっ!! 貴様っ、そこを動くなよっ! 魔法師団っ! 大規模殲滅魔法準備っ!!」
「「「「「はっ!!」」」」」
魔法師団は全員で同時に詠唱を開始した。すると師団の頭上に巨大な魔法陣が浮かび上がり、バチバチと音を鳴らし魔力を増大させていった。
「見せてやろうっ! 砦すら跡形もなく吹き飛ばしてしまう大規模殲滅魔法だっ! 人の身で受けたが最後っ、魂すら消え去るだろうっ!」
「はいはい、早くしろよ」
「ぐぬっ! 貴様ぁぁぁぁっ! 魔法師団! 発動準備っ!!」
「「「「「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」」」
魔法陣が蓮太の頭上に移動する。それを確認した魔法師団長は杖を振り下ろしながらこう叫んだ。
「食らって消えろっ!! 大規模殲滅魔法【トールハンマー】!!」
そう叫ぶと、蓮太の頭上にあった巨大魔法陣から雷が轟音と共に鉄槌のように降り注いだ。だが蓮太は何一つ慌てる事なく、一言だけ発した。
「……スキル【リフレクト】」
「は? があぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! なん……」
蓮太に降り注いだ雷はそのまま術者全員に向かって跳ね返っていった。これを躱わせる者などいるはずもなく、魔法師団は自らが放った魔法により全身を雷に貫かれ死んだ。
「魔法使いの相手は楽でいいわ。俺の魔力を使わなくても掃除できるからな」
魔法師団を殲滅した蓮太は黒焦げになった死体を踏み潰しながらさらに先へと進んだ。
「こんなクソ共にイシュガルの人達が……。こんな事になるなら獣人を助けた時に潰しに行けば良かった……。何の罪もない人達から生きる権利を奪いやがって……! ならより強い俺がお前らから全てを奪ってやるよぉぉぉぉぉぉっ!! かかって来いオラァァァァァッ!!」
魔法師団を殲滅した蓮太はさらに加速し、後陣へと斬り込んでいく。もはや半壊状態の軍は蓮太の勢いに抗えもせず、その命を失っていった。中には逃げ出そうとした兵もいたが、蓮太は後ろからでも容赦なく斬り伏せる。
「も、もうダメだぁっ! 俺達は手を出しちゃいけないものに手を出してしまったんだ……っ」
「そ、そうだっ! 皇帝の首を差し出して詫びようっ! 悪いのは全部皇帝だっ!」
「お、お前……っ! ……天才か? よっしゃ、皇帝捕まえに行くぞっ!!」
蓮太には全て聞こえていた。なのであえてこの兵達を退がらせ、他の逃げる兵達を追い込んだ。
「最後は部下に裏切られるか。ふん、無様だな。さあて、いよいよクライマックスだ。外道の親玉をぶっちめてやんぜぇぇぇぇぇぇっ!!」
こうして五十万からいたバハロス帝国兵は瞬く間に崩壊し、皇帝はいよいよ最後の時を迎えるのだった。
「「「「「おぉぉぉぉぉぉっ!!」」」」」
ここはエンドーサ王国とバハロス帝国の国境のある大平原。そこにバハロス帝国皇帝は陣を敷いていた。そして総力を挙げエンドーサを踏み潰そうとしている。
「くくくくっ、南はほぼ制圧したっ! さあ、北上するぞっ! 犯せっ! 奪えっ!! 全てはバハロス帝国のモノよっ!! はははははははははっ!!」
敵陣の隅には天幕があり、その中でエンドーサの南地方で捕縛された女達がバハロス帝国兵により凌辱されていた。
「へへへ……っ、これだから戦争は止められねぇ……。おらっ、会心の一撃ぃぃぃぃぃっ!」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ! いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「うるせえ口だな。こいつでも咥えとけやっ!」
「むぐぅぅっ!!」
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「さあ、女を食らいたければ手柄を挙げよっ! 金や宝を奪ってくるのだっ! 早く行かんと先行している奴らに全て奪われるぞ? はははははははは──は? ぬぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」
突如陣の先頭で大爆発が起きた。皇帝は真紅のマントを翻し土埃から身を守る。
「な、何事だっ!」
「閣下! 大変ですっ! 今の爆発で三千人ほど消し飛びましたっ!」
「三千? はっ、そんな数どうと言う事はない! こちらは五十万からなる兵がいるだろう! 一々慌てるでないわっ!」
「は、はっ!」
そして最前線には当然この男がいた。
「や、やっと煙が晴れてき……お、おいっ! 誰か立ってるぞ!」
「……よう、ゲス共」
「なっ──!」
爆心地から黒い影が悠々と両手に剣を携えバハロス帝国兵に向かう。
「誰だっ! 今の爆発はお前の仕業かっ!!」
「ああ、そうだ。俺はお前らゲスの命を狩りにきた死神ってとこだ」
「な、なんだとっ!!」
バハロス帝国兵達は一斉に剣を抜き構えた。
「ふんっ、一人で何ができるっ! お前の後ろには既に破壊活動をしている我らの仲間がいるのだぞっ! 挟み撃ちにしてやるわっ!」
「あん? バカか。そいつらは先にあの世で待ってんよ。今頃死んだイシュガルの住民達に頭下げて謝……ああ、お前らがイシュガルの住民と同じ場所に逝けるわけなかったな。外道の逝き先は地獄って決まってらぁ」
「なんだとっ!! まさかエンドーサの軍隊が動い──があぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
蓮太は右手に持っていた剣を軽く横凪ぎで振った。すると巨大な斬撃がバハロス帝国兵に向かって飛び、次々と真っ二つに引き裂いていった。
「エンドーサの軍隊だぁ? 奇襲してきたんだからわかってんだろうが。エンドーサの軍隊はまだ戦の準備すら整ってねぇ。殺ったのは俺一人でだ。後、ついでに言うとお前らも一人残さず俺が殺す」
「なん──あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ぎあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ぐぼぉぉぉぉぉぉっ!?」
蓮太は両手に持った剣を無造作に振り回し次々と斬撃を飛ばしていく。前線で固まっていたバハロス帝国兵達はそれだけで半壊状態に陥っていた。
「ば、ばばばば化け物だっ! に、逃げ──ぎあぁぁぁぁっ!!」
「誰一人逃がさねぇっつってんだろうがっ!! シャアァァァァァッ!! その命置いてけオラァァァァァァッ!!」
「「「「ぎあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」」
大平原に死体の山がどんどん積み重なっていく。それを見た中間位置にいた兵が後陣に駆け込む。
「た、大変ですっ! 前線が崩壊しましたっ!!」
「な、なんだとっ!? エンドーサ軍かっ!」
「ち、違いますっ! たった一人の男の手により、すでに十万人からの兵が散らされましたっ!」
「ひ、一人だとっ!? たった一人相手に何をしておるかぁぁぁぁぁぁぁっ!! 魔法師団長っ!」
「はっ!!」
皇帝は隣で控えていた男に指示を飛ばした。
「前線を肉の壁にし後ろから魔法を撃ち込めっ!! 多少巻き込んでも構わぬっ! 我が帝国に逆らった愚か者にたっぷりと我が帝国の恐ろしさを叩き込んでやれいっ!!」
「ははっ! 直ちにっ!!」
魔法師団長は部下を従え中間に移動した。
「なっ!? なんだ……これは……」
「ぜ、全員……死んで……」
兵の報告から僅か一時、バハロス帝国の陣は中陣まで全て失われていた。その死体の山の上に蓮太が座っていた。
「遅ぇよ、次は魔法使いか? おら、撃ってこいよ。ほら」
「師団長! あいつですっ! あいつが前線の兵をっ!」
「むぅぅっ! 壁がなければ詠唱中に斬られてしまうではないかっ!」
その言葉が蓮太の耳に届いたのか、蓮太は剣を鞘に納めた。
「なんだ……?」
「ほら、待っててやるから撃ってこいよ。貴様らがどれだけ無能か教えてやる」
「なんだとっ!! 貴様っ、そこを動くなよっ! 魔法師団っ! 大規模殲滅魔法準備っ!!」
「「「「「はっ!!」」」」」
魔法師団は全員で同時に詠唱を開始した。すると師団の頭上に巨大な魔法陣が浮かび上がり、バチバチと音を鳴らし魔力を増大させていった。
「見せてやろうっ! 砦すら跡形もなく吹き飛ばしてしまう大規模殲滅魔法だっ! 人の身で受けたが最後っ、魂すら消え去るだろうっ!」
「はいはい、早くしろよ」
「ぐぬっ! 貴様ぁぁぁぁっ! 魔法師団! 発動準備っ!!」
「「「「「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」」」
魔法陣が蓮太の頭上に移動する。それを確認した魔法師団長は杖を振り下ろしながらこう叫んだ。
「食らって消えろっ!! 大規模殲滅魔法【トールハンマー】!!」
そう叫ぶと、蓮太の頭上にあった巨大魔法陣から雷が轟音と共に鉄槌のように降り注いだ。だが蓮太は何一つ慌てる事なく、一言だけ発した。
「……スキル【リフレクト】」
「は? があぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! なん……」
蓮太に降り注いだ雷はそのまま術者全員に向かって跳ね返っていった。これを躱わせる者などいるはずもなく、魔法師団は自らが放った魔法により全身を雷に貫かれ死んだ。
「魔法使いの相手は楽でいいわ。俺の魔力を使わなくても掃除できるからな」
魔法師団を殲滅した蓮太は黒焦げになった死体を踏み潰しながらさらに先へと進んだ。
「こんなクソ共にイシュガルの人達が……。こんな事になるなら獣人を助けた時に潰しに行けば良かった……。何の罪もない人達から生きる権利を奪いやがって……! ならより強い俺がお前らから全てを奪ってやるよぉぉぉぉぉぉっ!! かかって来いオラァァァァァッ!!」
魔法師団を殲滅した蓮太はさらに加速し、後陣へと斬り込んでいく。もはや半壊状態の軍は蓮太の勢いに抗えもせず、その命を失っていった。中には逃げ出そうとした兵もいたが、蓮太は後ろからでも容赦なく斬り伏せる。
「も、もうダメだぁっ! 俺達は手を出しちゃいけないものに手を出してしまったんだ……っ」
「そ、そうだっ! 皇帝の首を差し出して詫びようっ! 悪いのは全部皇帝だっ!」
「お、お前……っ! ……天才か? よっしゃ、皇帝捕まえに行くぞっ!!」
蓮太には全て聞こえていた。なのであえてこの兵達を退がらせ、他の逃げる兵達を追い込んだ。
「最後は部下に裏切られるか。ふん、無様だな。さあて、いよいよクライマックスだ。外道の親玉をぶっちめてやんぜぇぇぇぇぇぇっ!!」
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