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第7章 東の大陸編
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ジュカを連れ港町イムトスへと戻ったローグは、宿で待つアクアを連れ、ゴートがいるギルドを訪ねた。初めに訪れた当初の閑散ぶりがまるで嘘であったかのように、ギルド内は沢山の冒険者達で賑わっていた。
ローグは受付奥にいたゴートを見つけ声を掛ける。
「やぁ、ゴート。大繁盛だね?」
「おぉ、ローグか。ははっ、見ての通りだ。忙しくて手が回らん。ま、嬉しい悲鳴ってやつだな。それより、今日はどうした?」
ローグはガクッと肩を落とした。
「どうしたって……。忘れたの? 情報だよ情報、竜の情報!」
「おぉ、あれな! 思い出した。あるぜ?」
「な、何っ!? 本当に!? 聞かせてよ」
だがゴートは首を横に振り懐を漁る。
「もし誰かに聞かれたらマズイ内容だから手紙にしておいた。後で誰にも見られないように確認してくれ。他の冒険者に邪魔されんのは嫌だろ?」
「まぁ……ね。 でも竜を倒せる冒険者がそうそういるとは思えないんだけど。まぁ一応警戒しておくよ」
そう言い、ローグはゴートからの手紙を空間倉庫にしまった。
「じゃあゴート、世話になった。もし近くに来たらたまに顔だすよ」
「世話になったのはこっちだよ。お前がいなきゃこのギルドはとっくに終わってたんだ。感謝するぜ、ローグ」
お互いに握手を交わし挨拶をした後、ローグは宿へと帰った。そして部屋に入りゴートからの手紙を取り出す。
「さて、この大陸に来て初めて竜の情報が手に入ったな。早速読んでみよう」
ローグは早速ゴートから預かった手紙を開いて読んだ。内容を纏めるとこうだ。
──二頭の竜が数十年前に目撃された。その二頭は、東の大陸中央にある深淵の迷宮に入って行ったらしい。追記として、深淵の迷宮は未だに未踏破ダンジョンである。過去にゴッドランク冒険者が挑んだが、地下二百階まで降りてもまだ先があったのだとか。今でも挑戦する者はたまにいるが、皆浅層で諦めてしまっている。ちなみに、この迷宮は四カ国に股がっているが、何処の国の許可もいらず入れる。ただし、踏破報酬は出ない。それが理由で探索が進まないのであろう。挑む者は力試しか、浅層で日銭を稼ぐ冒険者のみである──
「なるほどね、深淵の迷宮か。最高到達階が地下二百階でまだ先があるとは……。これは攻略に時間が掛かりそうだなぁ」
ローグが手紙を灰にするとアクアが話し掛けてきた。
「で、どうするの? 行くの?」
「もちろん行くよ。この二頭、おそらく邪竜と闇竜だな」
「あぁ~。あの二人暗いとこ大好きだったもんねぇ。ありそう」
するとジュカがローグにこう切り出した。
「また空間で飛びましょうか? 今回は財宝集めも必要なさそうですし、一気に最下層まで飛べば……」
「う~ん。ちょっと待ってくれる?」
ローグはジュカの提案を一旦保留にし、ナギサに聞いてみた。
《ナギサ、深淵の迷宮は全部で何階まであるかわかる?》
《……行ってみないと何とも言えませんね》
《そうか、わかった》
ナギサとの会話を終え、ローグは二人に告げた。
「この港町で色々と必要な物資を補給してからジュカの空間で迷宮のある場所まで飛ぼう。そこからは現地に着いてから判断する。それでいいかな?」
「問題な~し」
「かしこまりました」
「よし、決まりだな。じゃあ買い物に行こうか」
それからローグ達は町で食料品を大量に買い込んだ。自由への翼の影響で港町には大量の物資が売られていた。これらは安全な狩りで冒険者達が手に入れ売りに出したものだろう。ローグはまず食糧を木箱ごと買い込み、確保する。それ以外は魔法でどうにでもなるので特に必要ではない。
すると店主がニコニコ顔で話し掛けてきた。
「いやぁ~ありがとうございます。しかし、こんなに買い込むなんて、店でも開く気ですかい? 旦那」
「いや、これからダンジョンアタックなので」
「ほぉ。これだけ持ち込むって事は、深淵の迷宮かな?」
ローグは店主に聞いた。
「そんなに有名な場所なんですか?」
「はっは、あんたら外から来た人だな? 有名も有名よ! 今や深淵の迷宮は四カ国が周囲に合同で町を作って攻略しようとしている一大スポットなのよ! この大陸で名のある冒険者は全員集まっているんじゃねぇかなぁ。確かに踏破報酬こそ出ないが、あそこを踏破したらどの国からでも仕官の誘いが来るだろうからさ。皆必死よ」
「町があるんですか? ゴートめ……話が違うじゃないか」
「はっは。いや、町って言っても、宿屋とダンジョンの中から拾ってきた物を売る店、後は四カ国の兵士達が詰める兵舎くらいだよ。後は稼いだ冒険者達が建てた家とかだな。町と言うか寄り合いみたいなもんなんだ」
「店主、この大陸には戦争はないのかな?」
「ないねぇ。四カ国の王はかつてアカデミーの級友だったらしくてな。皆仲良くやってるみたいだ。どこかの国が飢饉にあったら他の三国がすぐに援助する、そんな関係よ」
「良い関係なんだね。尊敬に価するよ」
ローグは素直に感心していた。
「だろう? あぁ、迷宮に行くならこの街からも馬車が出てるからそれに乗って行くと良いよ」
「親切にどうも」
思いもよらない所から追加の情報を得たローグ達は店を後にした。
「さて、ギルドに行くか。ゴートめ、何が秘密だ。一般の民ですら知っている有名スポットじゃないか。あいつめ……」
ローグはギルドに行きゴートを捕まえた。
「ゴート、お前散々もったいつけておいて……。そこらの店の店主ですら知ってる有名スポットだったじゃないか! それを手紙なんかでわざわざ……」
「ま、待て待て。手紙に書いたのはだな……」
ゴートは声を潜めた。
(アレが二頭。そこにいるのを誰も知らないからなんだ。アレは国のトップとギルマスしか知らない話だったのよ。俺も情報集めで初めて知ったくらいだ。四カ国から兵が集まってるって聞いたろ? それは有事の際、すぐに動けるようにって意味もあるんだ。そんなの大声で言ったらパニックになっちまうだろ?)
それにローグは驚きを隠せなかった。
「な、なんだって!? じ、じゃあ……迷宮都市にいる冒険者達は知らずに巣をつついているのか?」
「……まぁそうなるな」
「はぁ。まぁ……それが冒険者だもんなぁ。仕方ないか」
「命を金に変える職業だからな。(だからよ、お前……竜を頼むわ。それが目的なんだろ?)」
「話はわかったよ。邪魔したね」
「おう。命を大事にな? がははっ!」
「そこは問題ないさ。頼もしい仲間もいるし」
そう言い、ローグは二人の肩を抱いてみせた。
「ちょ、ローグ!?」
「あぁっ、ローグ様がこんな近くに……!」
ゴートはそれを見て茶化すように言った。
「羨ましい限りだねぇ」
「ははっ、こんなでもその正体は竜と魔族だけどね? それでも羨ましいって思う?」
「マ、マジかよ!? お前……パネェな!? こりゃあもしかしなくても迷宮攻略されちまうわ」
「攻略するかどうかは別として竜の方は任せてくれ。ああ、それと……もしもう一頭の竜についても何かわかったら教えてくれると助かる」
「おう。引き続き調べておく」
「ありがとう。じゃあまた」
ローグは二人を連れてギルドを後にする。そして路地裏に入りジュカに声を掛ける。
「さて、じゃあ準備もできたしそろそろ行こうか。ジュカ、迷宮都市まで頼めるかな?」
「はい。ではお二人とも、私の空間に入って下さいませ」
ローグとアクアはジュカの開いた亜空間に入った。そして入り口を閉じたジュカは地図を片手に計算を始める。
「では行きますか。【空間接続】!」
ジュカは目の前に目的地へと繋がる空間を作り、そこに入って行くのであった。
ローグは受付奥にいたゴートを見つけ声を掛ける。
「やぁ、ゴート。大繁盛だね?」
「おぉ、ローグか。ははっ、見ての通りだ。忙しくて手が回らん。ま、嬉しい悲鳴ってやつだな。それより、今日はどうした?」
ローグはガクッと肩を落とした。
「どうしたって……。忘れたの? 情報だよ情報、竜の情報!」
「おぉ、あれな! 思い出した。あるぜ?」
「な、何っ!? 本当に!? 聞かせてよ」
だがゴートは首を横に振り懐を漁る。
「もし誰かに聞かれたらマズイ内容だから手紙にしておいた。後で誰にも見られないように確認してくれ。他の冒険者に邪魔されんのは嫌だろ?」
「まぁ……ね。 でも竜を倒せる冒険者がそうそういるとは思えないんだけど。まぁ一応警戒しておくよ」
そう言い、ローグはゴートからの手紙を空間倉庫にしまった。
「じゃあゴート、世話になった。もし近くに来たらたまに顔だすよ」
「世話になったのはこっちだよ。お前がいなきゃこのギルドはとっくに終わってたんだ。感謝するぜ、ローグ」
お互いに握手を交わし挨拶をした後、ローグは宿へと帰った。そして部屋に入りゴートからの手紙を取り出す。
「さて、この大陸に来て初めて竜の情報が手に入ったな。早速読んでみよう」
ローグは早速ゴートから預かった手紙を開いて読んだ。内容を纏めるとこうだ。
──二頭の竜が数十年前に目撃された。その二頭は、東の大陸中央にある深淵の迷宮に入って行ったらしい。追記として、深淵の迷宮は未だに未踏破ダンジョンである。過去にゴッドランク冒険者が挑んだが、地下二百階まで降りてもまだ先があったのだとか。今でも挑戦する者はたまにいるが、皆浅層で諦めてしまっている。ちなみに、この迷宮は四カ国に股がっているが、何処の国の許可もいらず入れる。ただし、踏破報酬は出ない。それが理由で探索が進まないのであろう。挑む者は力試しか、浅層で日銭を稼ぐ冒険者のみである──
「なるほどね、深淵の迷宮か。最高到達階が地下二百階でまだ先があるとは……。これは攻略に時間が掛かりそうだなぁ」
ローグが手紙を灰にするとアクアが話し掛けてきた。
「で、どうするの? 行くの?」
「もちろん行くよ。この二頭、おそらく邪竜と闇竜だな」
「あぁ~。あの二人暗いとこ大好きだったもんねぇ。ありそう」
するとジュカがローグにこう切り出した。
「また空間で飛びましょうか? 今回は財宝集めも必要なさそうですし、一気に最下層まで飛べば……」
「う~ん。ちょっと待ってくれる?」
ローグはジュカの提案を一旦保留にし、ナギサに聞いてみた。
《ナギサ、深淵の迷宮は全部で何階まであるかわかる?》
《……行ってみないと何とも言えませんね》
《そうか、わかった》
ナギサとの会話を終え、ローグは二人に告げた。
「この港町で色々と必要な物資を補給してからジュカの空間で迷宮のある場所まで飛ぼう。そこからは現地に着いてから判断する。それでいいかな?」
「問題な~し」
「かしこまりました」
「よし、決まりだな。じゃあ買い物に行こうか」
それからローグ達は町で食料品を大量に買い込んだ。自由への翼の影響で港町には大量の物資が売られていた。これらは安全な狩りで冒険者達が手に入れ売りに出したものだろう。ローグはまず食糧を木箱ごと買い込み、確保する。それ以外は魔法でどうにでもなるので特に必要ではない。
すると店主がニコニコ顔で話し掛けてきた。
「いやぁ~ありがとうございます。しかし、こんなに買い込むなんて、店でも開く気ですかい? 旦那」
「いや、これからダンジョンアタックなので」
「ほぉ。これだけ持ち込むって事は、深淵の迷宮かな?」
ローグは店主に聞いた。
「そんなに有名な場所なんですか?」
「はっは、あんたら外から来た人だな? 有名も有名よ! 今や深淵の迷宮は四カ国が周囲に合同で町を作って攻略しようとしている一大スポットなのよ! この大陸で名のある冒険者は全員集まっているんじゃねぇかなぁ。確かに踏破報酬こそ出ないが、あそこを踏破したらどの国からでも仕官の誘いが来るだろうからさ。皆必死よ」
「町があるんですか? ゴートめ……話が違うじゃないか」
「はっは。いや、町って言っても、宿屋とダンジョンの中から拾ってきた物を売る店、後は四カ国の兵士達が詰める兵舎くらいだよ。後は稼いだ冒険者達が建てた家とかだな。町と言うか寄り合いみたいなもんなんだ」
「店主、この大陸には戦争はないのかな?」
「ないねぇ。四カ国の王はかつてアカデミーの級友だったらしくてな。皆仲良くやってるみたいだ。どこかの国が飢饉にあったら他の三国がすぐに援助する、そんな関係よ」
「良い関係なんだね。尊敬に価するよ」
ローグは素直に感心していた。
「だろう? あぁ、迷宮に行くならこの街からも馬車が出てるからそれに乗って行くと良いよ」
「親切にどうも」
思いもよらない所から追加の情報を得たローグ達は店を後にした。
「さて、ギルドに行くか。ゴートめ、何が秘密だ。一般の民ですら知っている有名スポットじゃないか。あいつめ……」
ローグはギルドに行きゴートを捕まえた。
「ゴート、お前散々もったいつけておいて……。そこらの店の店主ですら知ってる有名スポットだったじゃないか! それを手紙なんかでわざわざ……」
「ま、待て待て。手紙に書いたのはだな……」
ゴートは声を潜めた。
(アレが二頭。そこにいるのを誰も知らないからなんだ。アレは国のトップとギルマスしか知らない話だったのよ。俺も情報集めで初めて知ったくらいだ。四カ国から兵が集まってるって聞いたろ? それは有事の際、すぐに動けるようにって意味もあるんだ。そんなの大声で言ったらパニックになっちまうだろ?)
それにローグは驚きを隠せなかった。
「な、なんだって!? じ、じゃあ……迷宮都市にいる冒険者達は知らずに巣をつついているのか?」
「……まぁそうなるな」
「はぁ。まぁ……それが冒険者だもんなぁ。仕方ないか」
「命を金に変える職業だからな。(だからよ、お前……竜を頼むわ。それが目的なんだろ?)」
「話はわかったよ。邪魔したね」
「おう。命を大事にな? がははっ!」
「そこは問題ないさ。頼もしい仲間もいるし」
そう言い、ローグは二人の肩を抱いてみせた。
「ちょ、ローグ!?」
「あぁっ、ローグ様がこんな近くに……!」
ゴートはそれを見て茶化すように言った。
「羨ましい限りだねぇ」
「ははっ、こんなでもその正体は竜と魔族だけどね? それでも羨ましいって思う?」
「マ、マジかよ!? お前……パネェな!? こりゃあもしかしなくても迷宮攻略されちまうわ」
「攻略するかどうかは別として竜の方は任せてくれ。ああ、それと……もしもう一頭の竜についても何かわかったら教えてくれると助かる」
「おう。引き続き調べておく」
「ありがとう。じゃあまた」
ローグは二人を連れてギルドを後にする。そして路地裏に入りジュカに声を掛ける。
「さて、じゃあ準備もできたしそろそろ行こうか。ジュカ、迷宮都市まで頼めるかな?」
「はい。ではお二人とも、私の空間に入って下さいませ」
ローグとアクアはジュカの開いた亜空間に入った。そして入り口を閉じたジュカは地図を片手に計算を始める。
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