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第7章 東の大陸編

01 新たな旅立ち

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 北の大陸大同盟成立から一ヶ月が経ち、北の大陸はとても穏やかな時間が流れていた。それを受け、この機にローグは未だ民が何かに苦しんでいるであろうと思われる新たな大陸を目指す事にしたのだった。
 ローグは主要メンバーを会議室へと集め今後の予定について話し始める。

「皆の力もありこの大陸は今平和な日々を送る事ができている。ありがとう」

 バレンシアが微笑みを浮かべローグにこう言った。

「確かに、ここまで大陸がまとまったのは長い歴史上初めての事かもしれませんね。しかし、この結果はローグさんが言い出した事から端を発しており、私達はそれに従って行動したに過ぎませんわ」
「それでもだよ。それを実現させる力が足りなければこういう結果にはならなかっただろうしね。優秀な味方がいてくれてありがたく思うよ」

 皆はその言葉を聞き、さらにやる気を滾らせていた。そして、ローグは今後について語る。

「さて、今後についてなのだが……。世界には大陸がまだ四つもある。さらには魔界なんて所まであるみたいだし。でさ、どうやら俺の父さんに技を教えたのが竜らしくてね。その竜は東の大陸にいるそうなんだよね。竜たちは人になれる竜に心当たりはないかな?」

 その問いかけに聖竜が口を開いた。

《人になれるかはわかりませんが、人に見えるようなスキルを持っている竜ならいます》
「ん? よくわからないな。少し詳しく教えてくれる?」
《えっと……光の屈折を利用して、他者の目に映る姿を誤認させるスキルといいますか……》
「実際は竜なのにスキルで人の姿に見せている……という事かな?」
《そうです。そして、それを使えるのは【光竜】です。彼は人間が好きでしたからね、可能性は高いと思われますよ。ただ、彼は面倒見が良すぎるといいますか……たまにやり過ぎて人間を壊してしまうことが……》

 どうやらバランの師匠はとんでもない竜らしい。

《もし、いるとしたら……私達とは違って人里で普通に暮らしているかもしれません。しかも、姿は自由に変えられますので、探し出すのは困難ですよ?》

 しかしローグには簡単に見つけ出せる自信があった。

「それは問題ないと思うよ。面倒見が良いと言う事は、必ず何かやらかしているはず。お前ら竜はどこか抜けているからなぁ~?」


 心外だと憤る竜達をよそに、ローグは水竜を見て言った。

「特にアクアなんかは良い例だな。酒で負けるとか竜としてどうなんだよ?」

《何ですって!? 食らわすわよアンタたちぃっ!?》

 この光景を見たローグは締めに入る。

「とまぁ、こんな感じですぐ挑発に引っ掛かるわけだ。他の竜達も少しは心当たりがあるんじゃない?」


 身に覚えがありすぎる竜達は黙ってしまった。そんな中で水竜が口を開いた。

《そこまで言うなら……ローグ様の力を見せて頂こうじゃあないの! も・ち・ろ・ん! すぐに見つける自信があるのよねぇ~? 私も東の大陸とやらについて行こうじゃないの!》
「え? 結構です」
《何でよ!? そこは普通、「じゃあ付いて来い。俺の凄さを思い知らせてやる」でしょ!? あなたバカなの!?》
「バカはお前だよ……。竜を探しに行くのにその竜を連れて行ったら警戒されるだろう。正確な居場所がわかってて、なおかつ今もそこにいるならまだしも、竜と一緒に行動している俺を見つけたら逃げられるかもしれないだろう?」

 さすがの水竜もこれには反論できずにいた。そんな水竜が導き出した答えがこれだ。

《な、なら……私を人にしなさいよ? 神のスキル持ってんでしょ? スキル【人化】とか作れないの?》
「万物創造でもスキルは作れないよ。もし作れるなら世界なんてとっくに平和にしてるよ。それより、竜魔法に人化があるだろう。忘れてるの?」

 竜魔法【竜化】。これは竜が番となる者を見つけた場合に相手に施す魔法である。そして同様に自身が人になる魔法も存在している。ここで疑問になるのはなぜ光竜は人化を使わないのかだ。何かしら理由はあるのだろうが、今は推測の域を出ない。

《あぁ、一生使う機会がないと思ってたから完っ璧に忘れてたわ。えっと……確か……》

 水竜は竜魔法【人化】を記憶の底から引っ張り出し魔力を全身に行き渡らせる。

《オッケー、さぁ刮目せよ! 竜魔法【人化】!》

 唱えた瞬間水竜は眩い光に包まれた。やがて光が収まるとそこには一人の女の子がいた。髪は青く光を帯びて輝き、身長は百五十センチ程度。胸部はまぁまぁ主張していた。ちなみに裸である。ローグは魔法の袋からローブを取り出し頭から被らせた。

「わぷっ!? ふ……ふふふ! どうよこの可愛さ! アクアちゃん参上っ! ってね?」

 水竜は変なポーズを決め何かに勝ち誇ったような表情を浮かべている。ローグは冷静にその姿を見た感想を述べた。

「そうだなぁ……。まぁまぁじゃない? それより力はどう? スキルとか問題なく使えそう?」

 水竜はさして興味を向けないあまりに冷静なローグに少し呆れを感じつつも自身のスキルを確認していく。

「……この姿だと飛べないみたいね。あ、でも力は変わらないみたい。飛べないだけであんまり変わらないわ。それよりちゃんと見てよ! 私かなり可愛いくない? 見て見てローグ~、おっぱ……あいたぁ!? な、何すんのよ!?」

 ローブから胸元をチラつかせる水竜にローグの拳骨が落ちた。

「少しは恥らいというものを知れ。普通、裸は好きな相手にしか見せないモノだぞ」

 アクアは何言ってるんだこいつといった表情でローグに言った。

「え? だって今まで裸だったじゃない?」
「それは竜の身体だったからだろ? 今お前は人間なんだぞ? ちなみに全裸で外を歩いたら捕まるからな? 気を付けろよ?」
「それぐらい知ってるわよ!? バカにしてんの!?」
「いや、知らないかと思ってた」
「ムキー! 覚えてなさいっ!」

 落ちがついたところでローグは真剣な表情で水竜に尋ねる。

「じゃあ本当について来るんだよな?」
「勿論よっ!」
「……邪魔はしないよな?」
「も、勿論!」
「ちなみにな? 神和国には行かないぞ? あそこは東の大陸のさらに東だからな?」
「へ? あれ? 待って。神和国って東の大陸にあるんじゃないの?」
「やはり酒目当てだったのか、お前……」

 あからさまに水竜の目が泳ぎ始める。

「ち、ちちち違うわよ? や、やぁねぇ……おほほほほ」
「やっぱり置いてくか」

 そう言い放ったローグに水竜がしがみついてきた。

「やぁだぁぁぁぁっ! 連れてってぇぇぇぇっ! ここにいても暇なの! たまにはお外にも行きたいのっ! お願いよぉぉぉぉぉっ!」
「それが本音だな。全く……しょうがない奴だな。わかったよ、連れていくけど頼むから邪魔だけはしないでくれよ?」
「うんっ! ………………多分」

 ローグは仕方なくアクアを連れて行く事にした。不安しかないが光竜の姿を知る者がいた方が良いだろうと妥協しての事だ。

「じゃあ話を進めようか。簡単に説明するぞ? アクア、地図を見ながら良く聞いてくれ」

 ローグはテーブルの上に地図を開き説明を始めた。
 東の大陸にある国は全部で五つ。ソマリア王国、モルゲント皇国、ノイシュ王国、ブレード皇国、バッカス王国。内情は行ってみないとわからない。東の大陸にも当然冒険者ギルドはある。また、神和国はこの東の大陸に含まれず、バッカス王国から海を渡り東に向かった先にある島国だ。そしてこの大陸には国に属さない迷宮都市と呼ばれる地区が大陸中央に存在する。

「とまぁ、行ってみないと何もわからないのが現状だな。それでアクア、お前は何処から行きたいとかある?」
「ん~……わからないなら別にどこからでも良くない? それこそ行ってみないとわからないし。一番行きたいのは神和国だけど」
「じゃあ、バッカス王国は最後だな」
「なんでよ!?」

 ローグは水竜の言葉を聞き流し説明を続ける。

「無難に時計周りでソマリア、モルゲント、ノイシュ、迷宮都市、ブレード、バッカスと行くかな。これは仮の予定だ。東の大陸で問題があれば回る順番は状況に合わせて変える。そして全部回り終えなくても途中で光竜を見つけたら一度帰ってくる、それで良いな?」
「わかったわよ」

 ローグは地図をしまい皆に言った。

「そういうわけで、俺はまたしばらく国を離れる。フローラ、ゾルグ達を上手く使って平和の維持を頼む。たまに帰ってくるから、報告はその時まとめて頼むよ」
「はいっ。ローグさんなら大丈夫だとは思いますが、十分にお気をつけて」
「ああ、じゃあ……行ってくるよ」

 ローグは事前にミルナから東の大陸にある神殿の場所を聞いていた。

「じゃあ、最初の目的地は、ソマリア王国にある港町【イムトス】だ。アクア、掴まれ」

 水竜はローグの腕にぎゅっと抱きついた。

「あ、これはなかなか……良いものね」
「アホか。じゃあ、出発だ! スキル【神の足】!」

 こうしてローグとアクアは光竜捜索のため、会議室から東の大陸へと旅立った。

「いってらっしゃい、ローグさん。さぁ、皆! ローグさんがいない間に国を失わないためにも頑張って働きましょう!」
「「「「お~~っ!!」」」」

 こうして、ローグの新しい旅が始まりを迎えるのだった
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