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第9章 中央大陸編
02 記念日?
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ローグは工房から飛び出し、血走った眼で街の中をさ迷い歩いていた。
カラカラカラカラカラカラ。
「ちょっ!? ローグ王が今にも人を殺しそうな分いきでバットを引き摺りながら歩いてるぜ!?」
「シッ! 絶対に目を合わせないようにっ! や、殺られるわよ!?」
空いた片手の指を鳴らしながら怨嗟の念を呟く。
「フシュルルルルルルルル──。ドコダ……ドコニイル! カイィィィィィィン!!」
そんなローグの望みに応えるようナビが二人の居場所を察知しローグに伝えた。
《マスター、右に曲がって一キロ先のスイーツショップにいるようです》
「フゥゥゥゥゥ……。ナギサ、デカシタ。【転移】!!」
ローグは移動時間すらも惜しみ、転移で目的地へと移動していった。到着するとメイとカインがテーブルを挟み美味しそうなケーキセットを前に笑いながら語り合っていた。その光景を見たローグは肩に金属バットを担ぎメンチを切りながら肩をいからせテーブルに向かった。
「ミツケタゾカイィィィィィィン!! 貴様ぁぁぁっ、メイに手を出したら死なすと言ったよな? あぁぁぁぁん!? 祈れ外道、今日が貴様の命日だ」
「ウゲッ!? ロ、ローグ!? ま、待て待て待て待てぇぇぇぇっ!! ち、違うぞこれはっ!!」
ローグはカインの胸ぐらを掴みながら最後の慈悲を与えた。
「昔馴染みだ、遺言くらいは聞いてやろう。言え」
「し、死ぬっ!? い、言うから──」
カインが口を開こうとした瞬間メイは慌てて二人の間に入り引き離した。
「ダメェェェェェェッ!! 絶対言っちゃダメだよカインお兄ちゃん!! パパもっ! 明日……明日ちゃんと全部話すから!」
そのメイの叫びに膝を産まれたての小鹿のように振るわせたカインがどもりながらローグに言った。
「そ、そうだぜっ! け、決して手を出してるとかじゃないからな! お、お前だって俺の好みは知ってるだろ!? え~と……ほ、ほら、あそこいるグラマーなお姉さんとかさ!!」
カインが指さした先にはグラマーで妖艶な雰囲気の女魔法使いが一人コーヒーカップを傾けていた。
「あら、あなた私に興味があるの? 実は私も貴方の事ちょっとだけ良いかなって思ってたのよ。ねぇ、どう? これから二人でデートでもいかない? もちろん楽しませてくれたら今夜は私の家に泊まっても良いのよ? ずっと一人暮らしで彼氏もいないし……寂しいの」
「ふぁっ!? ぐっ──! くぅぅぅぅぅぅっ!! あ、あぁ……あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
カインは口唇を噛み締め、握った拳を震わせつつ、両の眼から血涙を流し女性に頭を下げた。
「す、すまねぇ。今日だけは……今日だけはどうしてもダメなんだっ!!」
「そ。なら良いわ。違う人探すし。じゃあね~」
女魔法使いはあっさりと引き下がりその場から立ち去った。カインはその場で地面へと崩れ落ち男泣きした。
「うっ、うぁぁっ! あぁぁぁ……っ、あぁぁぁぁ~~……っ! ちくしょぉぉぉ……っ!」
これを流石に不憫に感じたローグは泣きじゃくるカインの肩にそっと手を置き怒りを収めた。
「お前は今人生最大のチャンスを逃したんだカイン。それに免じて明日まで今日の事は聞かないでおくよ。メイ、あまり遅くならないようにな?」
「うんっ! 明日楽しみにしててね、パパ!」
ローグは真っ白に燃え尽きたカインを見て思った。
(あんな綺麗な女性がカインに気があるなんて今後数年……いや、もう二度とないだろうな。仕方ない、少しだけお節介しておきますか)
そう考えたローグはメイに早く帰るよう促し、二人から見えない場所へと転移し、先ほどの女性を追った。
そしてこちらは嵐が去ったスイーツショップ。メイは額に浮かんだ汗を拭いながらカインに声を掛けた。
「ふぅ~、良かった。バレてなかったね、カインお兄ちゃん! カインお兄ちゃん? カ、カインお兄ちゃぁぁぁぁん!?」
「──────がくっ」
カインは地面を膝へたり込みながら失神していた。その後カインが起きるまでメイはカインの身体を揺らし続けたのだった。
一方で目的を全て果たしたローグは転移で城に戻るとその足で真っ直ぐドワーフ達の所に向かった。
「お~。ローグ戻──ちょっ! それワシの酒ぇぇぇっ!?」
テーブルにあった親方の酒瓶を一息で空にし叫ぶ。
「ぷはぁぁぁっ! お前等今日は朝まで飲むぞ!! 今から中庭でバーベキューだ!! 酒もたんまり出してやる! 参加したいやつ全員集めてこぉぉぉいっ!」
「「「「タダ酒!? イエッサー大将!!」」」」
普段決まった量しか飲めないドワーフ達の動きは素早かった。
「何してやがる! 今すぐ炭を起こせ! そっちは網持ってこい! それとテーブルと皿、大ジョッキも忘れるな!! 準備が早く終わればそれだけ早く良い酒がたらふく飲めるんだ!! 死ぬ気で急げぇぇぃっ!!」
「「「「へぃっ!親方っ!!」」」」
ドワーフ達は素晴らしい連携で、五分以内で全ての準備を完了させローグの前に並んだ。
「準備完了しましたぁぁぁっ!!」
ローグは頷きレジストリからありったけの酒を取り出して並べた。
「さぁ、宴の始まりだ! どれでも好きな物飲むが良いっ! 肉はそうだな、この場でスライスしてやる!」
ローグは両手に刀を構え、空中に巨大な肉の塊を放り投げた。
「短冊切りぃぃぃっ!!」
「「「「「おぉぉぉっ!?」」」」」
肉塊は見事に等間隔でスライスされていき、皿の上に並んでいった。その曲芸ばりの技術にドワーフ達から拍手と歓声が沸き起こった。
「さあ食ってくれ。ファイアドレイクの赤身だ! 根菜もあるぞ。これは焼いて食べると良い。宴の始まりだっ!!」
「「「「「おぉぉぉぉぉっ!!!」」」」」
ドワーフ達に加え城ながらから集まってきた参加者は見たこともない酒を浴びるように飲み、賑わいを見せた。
時刻は日付けが変わる直前。この宴の発端となった、二人が城内からやってきた。
「パパ!」
「メイ? まだ起きてたのか? かなり眠そうだけど」
「今日はパパのお誕生日でしょ? だからメイ頑張って起きてたの! はいっ、これ……メイからプレゼント!」
メイは後ろに抱えていただろう小さな箱をローグに手渡した。
「誕……生日? そうか! それで秘密に! 開けても良い?」
「う、うん! 大したモノじゃないけど……」
「そんな事は問題じゃないさ。大事なのは誰がくれるかだよ」
初めてもらうメイからの誕生日プレゼントに感動したローグはゆっくりとリボンを解き箱を開いた。
「これは……指輪?」
「うん! いつも身につけて欲しかったから指輪にしたのっ。この指輪にはまだ何も付与されてないからパパが好きな効果を付与して使えたらなって」
「そうか……。ありがとうメイ。この指輪は大事に使わせてもらうよ」
そこでワゴンを押してきたカインがローグに話し掛ける。
「おっと、それだけじゃないぜ? 昼にスイーツ店で会っただろ? 実はな、あの店に特製のバースデーケーキを頼んでたんだ」
カインがワゴンに掛かっていた布を手に持つ。
「さあ、高さ一メートルの巨大ケーキだ! 思う存分食ってくれ!」
布が外されると様々なフルーツを分団に使ったケーキが現れた。ローグは自分の行いを恥じ、親友カインの肩に手を置いた。
「カイン……昼間は疑ったりして悪かった! これ……今さら必要かどうかわからないけど女魔法使いの連絡先だ。どうするかはカインに任せるよ」
「マ、マジかよ!! や、やったぜ! ありがとよ親友ぅぅぅぅっ!」
「よせよははっ。成功すれば良いな、頑張れカイン!」
「おうっ!」
カインは連絡先を握り締めながらローグにグラスを渡し友情を再確認した。
この突然の始まった深夜の誕生会にはコロンとフローラを筆頭に城中から皆が集まってきていた。そして皆に祝われローグの二十回目の誕生日が盛大に幕を開けた。
「今までで一番賑やかな誕生日だ。ありがとう、皆!」
「「「「誕生日おめでと~!!」」」」
ローグは幸せを噛み締めながら最高の夜を過ごしたのだった。
カラカラカラカラカラカラ。
「ちょっ!? ローグ王が今にも人を殺しそうな分いきでバットを引き摺りながら歩いてるぜ!?」
「シッ! 絶対に目を合わせないようにっ! や、殺られるわよ!?」
空いた片手の指を鳴らしながら怨嗟の念を呟く。
「フシュルルルルルルルル──。ドコダ……ドコニイル! カイィィィィィィン!!」
そんなローグの望みに応えるようナビが二人の居場所を察知しローグに伝えた。
《マスター、右に曲がって一キロ先のスイーツショップにいるようです》
「フゥゥゥゥゥ……。ナギサ、デカシタ。【転移】!!」
ローグは移動時間すらも惜しみ、転移で目的地へと移動していった。到着するとメイとカインがテーブルを挟み美味しそうなケーキセットを前に笑いながら語り合っていた。その光景を見たローグは肩に金属バットを担ぎメンチを切りながら肩をいからせテーブルに向かった。
「ミツケタゾカイィィィィィィン!! 貴様ぁぁぁっ、メイに手を出したら死なすと言ったよな? あぁぁぁぁん!? 祈れ外道、今日が貴様の命日だ」
「ウゲッ!? ロ、ローグ!? ま、待て待て待て待てぇぇぇぇっ!! ち、違うぞこれはっ!!」
ローグはカインの胸ぐらを掴みながら最後の慈悲を与えた。
「昔馴染みだ、遺言くらいは聞いてやろう。言え」
「し、死ぬっ!? い、言うから──」
カインが口を開こうとした瞬間メイは慌てて二人の間に入り引き離した。
「ダメェェェェェェッ!! 絶対言っちゃダメだよカインお兄ちゃん!! パパもっ! 明日……明日ちゃんと全部話すから!」
そのメイの叫びに膝を産まれたての小鹿のように振るわせたカインがどもりながらローグに言った。
「そ、そうだぜっ! け、決して手を出してるとかじゃないからな! お、お前だって俺の好みは知ってるだろ!? え~と……ほ、ほら、あそこいるグラマーなお姉さんとかさ!!」
カインが指さした先にはグラマーで妖艶な雰囲気の女魔法使いが一人コーヒーカップを傾けていた。
「あら、あなた私に興味があるの? 実は私も貴方の事ちょっとだけ良いかなって思ってたのよ。ねぇ、どう? これから二人でデートでもいかない? もちろん楽しませてくれたら今夜は私の家に泊まっても良いのよ? ずっと一人暮らしで彼氏もいないし……寂しいの」
「ふぁっ!? ぐっ──! くぅぅぅぅぅぅっ!! あ、あぁ……あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
カインは口唇を噛み締め、握った拳を震わせつつ、両の眼から血涙を流し女性に頭を下げた。
「す、すまねぇ。今日だけは……今日だけはどうしてもダメなんだっ!!」
「そ。なら良いわ。違う人探すし。じゃあね~」
女魔法使いはあっさりと引き下がりその場から立ち去った。カインはその場で地面へと崩れ落ち男泣きした。
「うっ、うぁぁっ! あぁぁぁ……っ、あぁぁぁぁ~~……っ! ちくしょぉぉぉ……っ!」
これを流石に不憫に感じたローグは泣きじゃくるカインの肩にそっと手を置き怒りを収めた。
「お前は今人生最大のチャンスを逃したんだカイン。それに免じて明日まで今日の事は聞かないでおくよ。メイ、あまり遅くならないようにな?」
「うんっ! 明日楽しみにしててね、パパ!」
ローグは真っ白に燃え尽きたカインを見て思った。
(あんな綺麗な女性がカインに気があるなんて今後数年……いや、もう二度とないだろうな。仕方ない、少しだけお節介しておきますか)
そう考えたローグはメイに早く帰るよう促し、二人から見えない場所へと転移し、先ほどの女性を追った。
そしてこちらは嵐が去ったスイーツショップ。メイは額に浮かんだ汗を拭いながらカインに声を掛けた。
「ふぅ~、良かった。バレてなかったね、カインお兄ちゃん! カインお兄ちゃん? カ、カインお兄ちゃぁぁぁぁん!?」
「──────がくっ」
カインは地面を膝へたり込みながら失神していた。その後カインが起きるまでメイはカインの身体を揺らし続けたのだった。
一方で目的を全て果たしたローグは転移で城に戻るとその足で真っ直ぐドワーフ達の所に向かった。
「お~。ローグ戻──ちょっ! それワシの酒ぇぇぇっ!?」
テーブルにあった親方の酒瓶を一息で空にし叫ぶ。
「ぷはぁぁぁっ! お前等今日は朝まで飲むぞ!! 今から中庭でバーベキューだ!! 酒もたんまり出してやる! 参加したいやつ全員集めてこぉぉぉいっ!」
「「「「タダ酒!? イエッサー大将!!」」」」
普段決まった量しか飲めないドワーフ達の動きは素早かった。
「何してやがる! 今すぐ炭を起こせ! そっちは網持ってこい! それとテーブルと皿、大ジョッキも忘れるな!! 準備が早く終わればそれだけ早く良い酒がたらふく飲めるんだ!! 死ぬ気で急げぇぇぃっ!!」
「「「「へぃっ!親方っ!!」」」」
ドワーフ達は素晴らしい連携で、五分以内で全ての準備を完了させローグの前に並んだ。
「準備完了しましたぁぁぁっ!!」
ローグは頷きレジストリからありったけの酒を取り出して並べた。
「さぁ、宴の始まりだ! どれでも好きな物飲むが良いっ! 肉はそうだな、この場でスライスしてやる!」
ローグは両手に刀を構え、空中に巨大な肉の塊を放り投げた。
「短冊切りぃぃぃっ!!」
「「「「「おぉぉぉっ!?」」」」」
肉塊は見事に等間隔でスライスされていき、皿の上に並んでいった。その曲芸ばりの技術にドワーフ達から拍手と歓声が沸き起こった。
「さあ食ってくれ。ファイアドレイクの赤身だ! 根菜もあるぞ。これは焼いて食べると良い。宴の始まりだっ!!」
「「「「「おぉぉぉぉぉっ!!!」」」」」
ドワーフ達に加え城ながらから集まってきた参加者は見たこともない酒を浴びるように飲み、賑わいを見せた。
時刻は日付けが変わる直前。この宴の発端となった、二人が城内からやってきた。
「パパ!」
「メイ? まだ起きてたのか? かなり眠そうだけど」
「今日はパパのお誕生日でしょ? だからメイ頑張って起きてたの! はいっ、これ……メイからプレゼント!」
メイは後ろに抱えていただろう小さな箱をローグに手渡した。
「誕……生日? そうか! それで秘密に! 開けても良い?」
「う、うん! 大したモノじゃないけど……」
「そんな事は問題じゃないさ。大事なのは誰がくれるかだよ」
初めてもらうメイからの誕生日プレゼントに感動したローグはゆっくりとリボンを解き箱を開いた。
「これは……指輪?」
「うん! いつも身につけて欲しかったから指輪にしたのっ。この指輪にはまだ何も付与されてないからパパが好きな効果を付与して使えたらなって」
「そうか……。ありがとうメイ。この指輪は大事に使わせてもらうよ」
そこでワゴンを押してきたカインがローグに話し掛ける。
「おっと、それだけじゃないぜ? 昼にスイーツ店で会っただろ? 実はな、あの店に特製のバースデーケーキを頼んでたんだ」
カインがワゴンに掛かっていた布を手に持つ。
「さあ、高さ一メートルの巨大ケーキだ! 思う存分食ってくれ!」
布が外されると様々なフルーツを分団に使ったケーキが現れた。ローグは自分の行いを恥じ、親友カインの肩に手を置いた。
「カイン……昼間は疑ったりして悪かった! これ……今さら必要かどうかわからないけど女魔法使いの連絡先だ。どうするかはカインに任せるよ」
「マ、マジかよ!! や、やったぜ! ありがとよ親友ぅぅぅぅっ!」
「よせよははっ。成功すれば良いな、頑張れカイン!」
「おうっ!」
カインは連絡先を握り締めながらローグにグラスを渡し友情を再確認した。
この突然の始まった深夜の誕生会にはコロンとフローラを筆頭に城中から皆が集まってきていた。そして皆に祝われローグの二十回目の誕生日が盛大に幕を開けた。
「今までで一番賑やかな誕生日だ。ありがとう、皆!」
「「「「誕生日おめでと~!!」」」」
ローグは幸せを噛み締めながら最高の夜を過ごしたのだった。
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2023/05/22 3:48:43
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