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第7章 神界と神々の章

22 悪手

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 日々募る苛立ちを解消するために男子生徒たちは平民をイジメていた。

「おらぁっ!」
「ぐはっ……! うぅぅっ……」
「あ? んだその目はよっ!!」
「がはっ……! げほっ……!」

 男子生徒は集団で平民に暴行を加えていた。いかに学園では平等かもしれないが相手は貴族だ。間違っても平民が逆らえる相手ではない。平民は黙って耐えていた。

「ちっ! ムカつくぜぇっ……、おい、後ろの女っ!」
「……はい」
「脱げ」
「は、はぁ?」
「服を脱いで裸になれっつってんだよ!」
「い、いやですっ!」
「あぁ!? 貴族に逆らう気か? お前の親が何の仕事してるかわかんねぇがよぉ……俺の親が一声かければ路頭に迷わす事もできるんだぜ?」
「うぅぅぅぅっ!」

 平民の女は泣きながら一枚一枚服を脱いでいく。

「きひひひっ。そうだ、わかったらさっさと脱げや、そこのお前、もういいや。今から俺たちはお楽しみだからよぉ? 消えな」
「ひっ……ひぃぃぃぃっ!」

 平民の男子生徒は脱兎のごとく逃げ出した。

「あ? 早く脱げよ。まだパンツはいてんだろうがよ?」
「ゆ、許して下さいっ!」
「だめだ。お前は俺たちのおもちゃだ。脱がないなら……無理矢理剥ぎ取ってやろうかぁ?」
「誰か……助けてっ……!」

 やがて平民の女は下着を下ろし泣きながら身体を手で隠し立った。

「手が邪魔だなぁ~? 切り落とそうか?」
「ひっく……うぅぅぅぅっ!」
「「おぉぉぉぉ~!」」

 平民の女は全てを晒された。

「よし、じゃあ今からこいつを突っ込んでかき回してやっからよぉぉぉ……うひひひひっ」
「やだ……っ! やだやだやだぁぁぁぁぁっ!」
「うるせぇっ! おいっ!アイツを押さえろっ!」
「「おうっ!」」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 平民の女は地面を四つん這いにされ、押さえ込まれた。

「よ、よし……。いくぞ?」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「そこまでだ。死ね」
「「「へ? ……あ」」」

 地面に首が三つ転がった。

「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ふん……っ」

 平民の男子生徒から騒ぎを聞いたガゼルはすぐさま駆けつけ、男子生徒を始末した。

「ガキが調子に乗りやがって……。っと、大丈夫か? 俺はアイツらの担任のガゼルってんだ」
「先……生?」
「おう、先生だ。ウチのゴミが迷惑かけたな? とりあえず医務室へいこうか。【転移】!」

 ガゼルは平民の女を連れ医務室へと向かった。そして魔法で身体を綺麗にし、ベッドに横にした。

「先生……、貴族を殺しちゃって大丈夫なんですか?」
「ん? ああ、気にするな。例え報復に来ようが返り討ちにするだけの力はあるからな。それより……バカが迷惑かけてすまなかった……」
「い、いえっ! 怖かったけど……入れられてなかったし……。助けてくださってありがとうございました」
「ああ。しかし……まさか平民に手を出すとはな……。腐った貴族の連中には困ったものだ」

 平民の女が言った。

「……なにも珍しい事じゃないんですよ」
「……なに?」
「私達の上の学年もその上も……、毎日誰かが貴族の被害にあっているのです」
「な、なんだと!?」
「平等って言っても……それは学園の中だけの話。外にいる親は平民を平気で脅したり殺したりするのです。だから……私達平民は絶対に逆らえなくて……っ」
「……そうか。まさか前にもヤられたのか?」
「……はい。その……六人に……うぅぅぅぅっ」

 ガゼルは平民の女の身体に触れた。

「【リセット】」
「え? きゃっ!? な、なに!?」
 
 平民の女の身体が光った。

「魔法で君の身体を処女まで戻したんだよ。確認してみ?」
「確認? ど、どうやって?」
「は? 膜があるか指を入れてだな……」
「む、無理ですっ! あの……犯されてから自分で触るのが怖くて……! 先生……先生が確認して下さいっ!」
「俺が? まぁ……わかったよ。なら横になって足を開いてくれ」
「は、はい……」

 平民の女はベッドにこてんっと横になり足を開いた。ガゼルは足の間に顔を入れ、ピッタリと閉じた割れ目を左右に開く。まだ小さな穴はピンク色に輝き、光っていた。

「あっ……♪」
「ん~……確かにあるぞ? ってかこれなんか意味あんのか? 俺にしかわからないじゃないか」
「ですよね……。あの……先生、なら私にもわかるように……抱いて下さいっ!」

 ガゼルはこいつが何言ってるか理解に苦しんだ。

「いや、お前……犯されて嫌だったんだろ?」
「はい……。でも……だから初めては好きな人としたかったって言うか……はぅぅ……」
「……そういう事か。俺が初めてでいいんだな?」
「は、はいっ! 先生格好いいし……助けてくれたし……。あの……私の初めて……もらってくださいっ♪」
「やれやれだぜ。なら……今から本当のセックスを教えてやろう」

 それからガゼルは平民の女を何度も抱き、その度に膣内に種を注ぎ込んでやった。平民の女は何度も果て、ガゼルの手で開発されていった。

「先生っ♪ 本当のセックスって気持ち良いんですねっ♪」
「だろう? これで怖さはなくなったか?」
「はいっ♪ あ、でも……。こんなの知ったら私……また先生としたくなっちゃうかも……♪」
「したくなったら職員室に来いよ。いつでも大歓迎だ」
「はいっ! えへへ……♪ 先生は平民にも優しいんですね……♪」
「俺には平民も貴族も関係ないからな。さて……そろそろ終わろうか。足、離してもらえるかな?」
「え~。ダメですよぉ……♪ まだ先生の硬いままじゃないですかぁ……♪」

 そう言い、平民の女は膣穴をモノに絡み付けてきた。 

「仕方ないな。なら続きは俺の部屋でだ。転移でいくぞ?」
「はいっ♪」

 そして翌日。教室にはさらに六つの首が転がった。

「ひ、人殺しっ!!」
「あぁ? こいつらは平民の女を強姦した犯罪者だ。強姦は相手を殺す。つまり、こいつらは殺人者だ。犯罪者には罰を与える。当然だろう?」
「お、俺達は貴族だっ! 平民は俺達に黙って従ってればいいんだよっ!」
「バカか。その平民が納める税でお前たちは生きてんだろうが。慕われない貴族などただのゴミだ。ましてやお前らみたいなカスはまだなんの価値すらない。勘違いしてんじゃねぇぞ。これから平民に聞き取り調査をする。どうせ他にもやってんだろ? 何人死ぬか楽しみだ。今の内に遺書でも書いておくんだな」

 そう言い、ガゼルは今日の授業を中止し、平民の通う教室へと向かうのであった。

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