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新章3 時の監獄編

12 ジェイド、王になる

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 国の治安が悪くなっていく中、ジェイドは王国の兵に自作した武器を持たせ警備に向かわせた。持たせた武器はスタンガンに警棒、スタングレネードだ。これらはジェイドがスキルで創り出した物だ。  

 この武器を持った王国兵は瞬く間に治安を回復させ、また、この武器を創り出した人物は若き王ジェイドだと流布していった。

「新しい王は失われた武器を創り出すらしい」
「その他にもよ、まだ若いのにあっと言う間に赤字の領地を右肩上がりにしたらしいぜ」
「学園にいた頃は教師より賢かったらしい」
「「「賢君か!」」」

 こうして民の信心を集める中、ジェイドは王妃のツテを使い隣国の姫君と面会していた。

「お、お待ち下さいっ! 私まだジェイド様と結婚するとは言って──あぁぁぁぁぁぁぁっ!」 
「するんだよ。母上の顔に泥を塗る気か」
「そ、そんなっ! あっあっ、これ止めてぇぇぇっ! 痛いのっ! 痛いのは嫌なのぉぉぉぉっ!」

 二時間後。

「そろそろ帰らないの?」
「あっ、止まっちゃいやぁっ! もっと私のお腹にびゅっびゅって白いの射精してぇ~っ。まだ赤ちゃんできないけど今から練習するのぉぉぉぉっ!」

 二時間たっぷり調教された隣国の清らかな姫君はすっかり淫らな姫君へとクラスチェンジしていた。

「孕まないのは困る。早く次の跡取りを作らねばならんからな」
「私っ、早く赤ちゃんできる身体になれるよう努力しますからっ! だから今回限りは止めて下さいねぇぇぇっ!」

 そして夜、満足した姫君は帰って行った。

「ジェイド……」 
「母上。どうされました?」
「ジェイドが欲しいの……。今日も一瞬に寝てくれる?」
「わかりました、母上」

 夫を失った王妃はジェイドにすがるようになっていた。毎晩必ず寝所を共にし、裸のまま抱きあって眠る。

「ジェイド、結婚しても私を捨てないでね?」
「何言ってるんですか母上。母上は俺の子を宿しているでしょう? 捨てるわけありませんよ。むしろこの先何人も産んでもらうつもりですから」
「もうっ、私はもう二十五なのよ? そんな何人も産めないわ」
「まだまだ全然いけますよ。早く産まれてきてくれないかなぁ~」

 こんな生活を続けながらジェイドは王として国を改変していく。中でも力を入れたのが罪人の処分だ。

「ふむ。盗みか……死刑」
「た、たかがパン一個で死刑なんてあんまりだぁぁぁぁぁぁっ!?」
「あん? お前な、お前にはたかがパン一個かも知れないがな、職人がそれを作るためにどれだけ苦労していると思っているんだ。盗みは何より性質が悪い。軽い気持ちで他人を傷付けるなど言語道断、情状酌量の余地なしだ。連れていけ」
「「はっ!」」
「お、鬼ぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」

 今運ばれていったのは城下町のパン屋でパンを一個盗んだ男だ。

「次の罪人を連れて参りました!」
「は、離せよちくしょう!」
「……罪状は?」
「はっ! 酒屋から酒を盗んだ窃盗罪であります!」
「なるほどな。女か、そいつは地下の牢屋に入れておけ。今夜俺が罰を与える」
「「はっ!」」
「離せぇぇぇぇっ!」

 そして夜。

「く、くくく来るなっ! もう盗みはしないからっ!」

 女は裸で牢屋に入れられている。もちろん脱がしたのは女騎士だ。そんな牢屋にジェイドも裸で入る。

「罰を与える。罰は生挿入、生膣内射精の刑だ」
「……え? あ、ちょっ……だんだん上を向いて……え、ええええ……す、すご……」
「こら、罰だと言っただろう。何を喜んでいる」
「よ、よよよ喜んでなんか……! し、死刑じゃないのか?」

 ジェイドはなぜか割れ目を弄り準備をしている罪人にこう告げた。

「男は要らんから死刑にする。女は国民を増やすために必要になるから生かす。誰の子が増えるかはわかるな?」
「ジェイド王の……子?」
「正解だ。妊娠したら釈放だ。これに懲りたら罪なんて犯すんじゃないぞ?」
「あっ──!」

 地下牢に罪人の甘い声が響き渡る。

「あぁぁぁぁっ! ジェイド王のが奥にぃぃぃぃっ! こんな子供に突かれて逝かされるぅぅぅぅっ!」
「だから喜ぶなと言っているだろうに。ほら、舌を出せ」
「んむっ……ちゅるっ……はぁぁぁぁぁんっ! 罪を置かしたらジェイド王とセックスできるのねぇぇぇっ! ひ、広めなきゃ!」
「おいおい、王国を俺の子だらけにするつもりか? まったく……。可愛い女だけに広めろよ?」
「はぁぁぁぁぁぁぁいっ!」

 そしてジェイドはこの女をキッチリ妊娠させ釈放してやった。 

「……ふむ、そこの騎士」
「ふぁいっ!?」
「ヤり足りん。壁に手をついて尻をこちらに」
「ま、待ってましたっ! 初物ですっ!」
「ほう? ……美味そうだ。じゃあ使わせてもらうぞ?」
「あっ──! 精液まみれの巨大おちんぽきたぁぁぁぁぁぁっ!」

 王になったジェイドはもうやりたい放題だ。目についた女は抱き、男は何かと理由を付け排除していく。そして町の女達の間で何か罪を犯すとジェイド王に抱かれ孕まされると噂が流れ、数日で地下牢が満杯になる始末。

「あの女っ! めちゃくちゃ噂広めやがって! まぁ気持ち良いから許すが」
「あっあっあっ! これが欲しくて旦那を殺ってきたのぉぉぉぉっ!」
「お前は末期だなぁ。そんなに俺としたかったのか?」
「はいっ! 旦那は全然抱いてくれませんでしたからっ! それに……旦那より全然気持ち良いぃぃぃっ!」
「そりゃどうも。でも今日孕むからまたしばらくセックスはできなくなるけどな」
「それでも良いぃぃぃっ! 産んだらまた抱かれにきまぁぁぁぁぁすっ!」
「やれやれだな」

 そしてこんな女もいた。

「なんで盗みを?」
「いけない事したらおーさまと赤ちゃん作れるってきいたから~」
「そ、そうか。だが君はまだ赤ちゃんができそうな歳じゃないよな?」
「うんっ。だからならいにきたのー。おーさま、私に赤ちゃんの作り方おしえて~?」
「……」

 半日後。

「やぁん、おーさまぁ~……。こ~んなに白いのいっぱい出してもまだ赤ちゃんできないんだよ~?」
「そうだなぁ。まだできないよな。これは赤ちゃんを作る練習みたいなものだ。いざ作るとなった時に困らないようにね」
「そっか! おーさま頭良いっ! それで……まだ赤ちゃんできない私はどうなるの~?」

 ジェイドはこの少女を抱えながらこう言った。

「赤ちゃんできるまで城内で奉仕活動だな。奉仕先は……もちろんこれだ」
「やぁんっ、また練習するの~?」
「奉仕だって言ったろ? この白いのはあまり溜め込むと身体に良くないんだよ。だからこうして定期的に出してやらなきゃならないんだ。で、これは気持ち良くならないと出ない。後はわかるな?」
「わかった~! お城に住んでおーさまのおちんちんを気持ち良くすれば良いんだよねっ!」
「そうだ。赤ちゃんができるようになるまで毎日な」
「はぁ~いっ! あんっあっあっ……」

 こうしてジェイドは着実にハーレムを築き上げていくのだった。 
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