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新章3 時の監獄編
05 準備
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事後、メリッサに来週から学園に通う話をするとメリッサは諸手を挙げて喜んだ。
「へぇ、メリッサも通ってるんだ?」
「はいっ。私は公爵家の七女ですので。七女はとても家を継げる位ではありませんので、大体は学園に通いながらこうして嫁ぎ先の子息さまと繋がりを狙うのです」
「こうして……ね。ならこうして深く繋がりを持ったメリッサは俺のお嫁さんになるのかな?」
「お、お嫁さん……。私がジェイドさまの……。む、無理ですよぉ……。確かに初めてを捧げ、何度もジェイドさまの愛を受けましたが……私より相応しい相手は山ほどいます。何より父がジェイドさまには私より姉を勧めてくるでしょう……」
ジェイドはメリッサに再び挿入し、抱え上げた。
「あっ、ジェイドさまぁ~……っ!」
「年上はちょっとねぇ~。抱くなら同じくらいか下が良いなぁ」
「あっあっあっ! ジェイドさまっ、激しいっ! まだこんなに元気でぇっ!」
「そろそろ朝だしこれで終わりにしよう。続きはまた今度ね」
「は、はいっ! ジェイドさまっ、またいっぱい注いでくださぁぁぁぁぁぁいっ!」
ジェイドは全て膣内に射精していた。途中何度かシーツを交換させに他のメイドを呼んだが、訪れたメイド達は皆裸で抱き合うメリッサを見て羨ましそうにして帰っていっていた。
「ではジェイドさま。また何かありましたら呼んで下さいねっ」
「ああ、ありがとうメリッサ。ゆっくり休んでくれ」
「はいっ、ありがとうございますっ!」
散々抱いて満足したジェイドはメリッサから聞いた学園の話を元に書庫に向かった。そして編入試験で出題される範囲について知識を集めた。
「試験は簡単だ。範囲は数学、いや算数だな。それに歴史、体術か。算数と体術はどうにでもなるとして、歴史だけはどうにもならん。急いで知識を蓄えねば……」
書庫に来た目的はこの世界の歴史を調べ上げるためだ。それ以外に学ぶ事は何一つない。
ジェイドは歴史書を片っ端から読み漁った。
「ほ~ん、昔は魔物もいたのか。だが星の魔力が枯渇し、魔物も消えた。なるほど、魔力を餌にする魔物じゃ生きられないわな。で、次第に魔法も廃れ、人々は魔法に変わる力の模索を始めた……と。よし、次だ」
なぜ魔力が枯渇したかは書かれていなかった。おそらく原因は未だ解明されていないのだろう。
「次は魔法に代わる力の発明についてか。何々……。魔法を失った人々は魔法に代わる力の模索を始めた。だがこれまで魔法に頼りきった生活をしていた人々では知恵が回らず、新しい力の探求は困難を期した。そして最近になりようやく科学に辿り着いた……か。なるほど、だが全然まだまだだな。電気もなければ車もない。未だに松明だし移動手段は馬だもんなぁ。世界人口が数十億人もいるのに役立たずばかりだな。原始人ばっかりだ」
地球で育ったジェイドにはこの世界の科学などすでに廃れたものでしかなかった。
「次だ次。次は……ん? なんだこの棚……鍵がかかってやがる」
ジェイドは書庫の隅で鍵のかかった書棚を見つけた。そしておもむろに髪からヘアピンを外し、カチャカチャと鍵穴を弄り始めた。そして一秒足らずで解錠してしまう。
「はっは、プロ舐めんなっつーの。鍵師も裸足で逃げ出すジェイド様だっつーの」
ジェイドは書棚の扉を開き背表紙に目を通していく。
「読めんな。こんな字は今まで見た事もない。いったい何の本なんだか。どれどれ……」
ジェイドは適当に棚から一冊本を抜き取りパラパラと目を通していく。
「わからん! なんだこれ!」
その時だった。ジェイドの脳内に声が響いた。
《スキル【無限性欲】を入手しました》
「は? ま、まさかこれ!」
ジェイドは気付いた。これはただの書物ではなくスキルの書だと。
「なんだよ、あるじゃねぇか! よしよし、全部目を通してやらなきゃな!」
ジェイドは次々と書棚からスキルの書を取り出し、全てに目を通した。そして読み終わったスキルの書を分解し、背表紙だけになったスキルの書を棚に戻して再び鍵を掛けた。そして念のため父親に書棚の事を確認しに行った。
「書棚にある鍵のかかった書棚?」
「はい、偶然目に映りまして。あれはなんでしょう?」
「ふむ。あれが何かは私にもわからんのだよ」
「? なぜでしょう?」
「あれの鍵がないのだよ。おかげで中に何があるかはサッパリわからないのだ。鍵がかかっていた事から重要な書物だとは思うのだが」
「開かないのですね。わかりました、諦めます」
「すまないなジェイド」
「いえいえ」
そして部屋に戻ったジェイドは一人ステータスを見て嗤った。
「くくくっ……ははははははっ! あんな鍵すら開けられなかったとはなぁ~。いや、無能ばかりで笑えるわ。おかげでたっぷりスキルを覚えられたぜ」
ジェイドはもしバレても良いように偽装したがそれも無駄に終わったようだ。
「得たスキルは……【無限性欲】、【空間探知】、【転移】、【空間収納】、【並列思考】、【高速思考】、【魔物召喚】、【物質創造】、【複製】、【縮地】、【状態異常無効】【探索】か。中々使えるじゃねぇか。この世界ではスキルは書物から得るようだな。よし、なら世界中のスキルの書を探し出してやるぜ」
この後、ジェイドは再びメリッサを呼び出し、学園が始まる前日までメリッサを可愛がるのだった。
「へぇ、メリッサも通ってるんだ?」
「はいっ。私は公爵家の七女ですので。七女はとても家を継げる位ではありませんので、大体は学園に通いながらこうして嫁ぎ先の子息さまと繋がりを狙うのです」
「こうして……ね。ならこうして深く繋がりを持ったメリッサは俺のお嫁さんになるのかな?」
「お、お嫁さん……。私がジェイドさまの……。む、無理ですよぉ……。確かに初めてを捧げ、何度もジェイドさまの愛を受けましたが……私より相応しい相手は山ほどいます。何より父がジェイドさまには私より姉を勧めてくるでしょう……」
ジェイドはメリッサに再び挿入し、抱え上げた。
「あっ、ジェイドさまぁ~……っ!」
「年上はちょっとねぇ~。抱くなら同じくらいか下が良いなぁ」
「あっあっあっ! ジェイドさまっ、激しいっ! まだこんなに元気でぇっ!」
「そろそろ朝だしこれで終わりにしよう。続きはまた今度ね」
「は、はいっ! ジェイドさまっ、またいっぱい注いでくださぁぁぁぁぁぁいっ!」
ジェイドは全て膣内に射精していた。途中何度かシーツを交換させに他のメイドを呼んだが、訪れたメイド達は皆裸で抱き合うメリッサを見て羨ましそうにして帰っていっていた。
「ではジェイドさま。また何かありましたら呼んで下さいねっ」
「ああ、ありがとうメリッサ。ゆっくり休んでくれ」
「はいっ、ありがとうございますっ!」
散々抱いて満足したジェイドはメリッサから聞いた学園の話を元に書庫に向かった。そして編入試験で出題される範囲について知識を集めた。
「試験は簡単だ。範囲は数学、いや算数だな。それに歴史、体術か。算数と体術はどうにでもなるとして、歴史だけはどうにもならん。急いで知識を蓄えねば……」
書庫に来た目的はこの世界の歴史を調べ上げるためだ。それ以外に学ぶ事は何一つない。
ジェイドは歴史書を片っ端から読み漁った。
「ほ~ん、昔は魔物もいたのか。だが星の魔力が枯渇し、魔物も消えた。なるほど、魔力を餌にする魔物じゃ生きられないわな。で、次第に魔法も廃れ、人々は魔法に変わる力の模索を始めた……と。よし、次だ」
なぜ魔力が枯渇したかは書かれていなかった。おそらく原因は未だ解明されていないのだろう。
「次は魔法に代わる力の発明についてか。何々……。魔法を失った人々は魔法に代わる力の模索を始めた。だがこれまで魔法に頼りきった生活をしていた人々では知恵が回らず、新しい力の探求は困難を期した。そして最近になりようやく科学に辿り着いた……か。なるほど、だが全然まだまだだな。電気もなければ車もない。未だに松明だし移動手段は馬だもんなぁ。世界人口が数十億人もいるのに役立たずばかりだな。原始人ばっかりだ」
地球で育ったジェイドにはこの世界の科学などすでに廃れたものでしかなかった。
「次だ次。次は……ん? なんだこの棚……鍵がかかってやがる」
ジェイドは書庫の隅で鍵のかかった書棚を見つけた。そしておもむろに髪からヘアピンを外し、カチャカチャと鍵穴を弄り始めた。そして一秒足らずで解錠してしまう。
「はっは、プロ舐めんなっつーの。鍵師も裸足で逃げ出すジェイド様だっつーの」
ジェイドは書棚の扉を開き背表紙に目を通していく。
「読めんな。こんな字は今まで見た事もない。いったい何の本なんだか。どれどれ……」
ジェイドは適当に棚から一冊本を抜き取りパラパラと目を通していく。
「わからん! なんだこれ!」
その時だった。ジェイドの脳内に声が響いた。
《スキル【無限性欲】を入手しました》
「は? ま、まさかこれ!」
ジェイドは気付いた。これはただの書物ではなくスキルの書だと。
「なんだよ、あるじゃねぇか! よしよし、全部目を通してやらなきゃな!」
ジェイドは次々と書棚からスキルの書を取り出し、全てに目を通した。そして読み終わったスキルの書を分解し、背表紙だけになったスキルの書を棚に戻して再び鍵を掛けた。そして念のため父親に書棚の事を確認しに行った。
「書棚にある鍵のかかった書棚?」
「はい、偶然目に映りまして。あれはなんでしょう?」
「ふむ。あれが何かは私にもわからんのだよ」
「? なぜでしょう?」
「あれの鍵がないのだよ。おかげで中に何があるかはサッパリわからないのだ。鍵がかかっていた事から重要な書物だとは思うのだが」
「開かないのですね。わかりました、諦めます」
「すまないなジェイド」
「いえいえ」
そして部屋に戻ったジェイドは一人ステータスを見て嗤った。
「くくくっ……ははははははっ! あんな鍵すら開けられなかったとはなぁ~。いや、無能ばかりで笑えるわ。おかげでたっぷりスキルを覚えられたぜ」
ジェイドはもしバレても良いように偽装したがそれも無駄に終わったようだ。
「得たスキルは……【無限性欲】、【空間探知】、【転移】、【空間収納】、【並列思考】、【高速思考】、【魔物召喚】、【物質創造】、【複製】、【縮地】、【状態異常無効】【探索】か。中々使えるじゃねぇか。この世界ではスキルは書物から得るようだな。よし、なら世界中のスキルの書を探し出してやるぜ」
この後、ジェイドは再びメリッサを呼び出し、学園が始まる前日までメリッサを可愛がるのだった。
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