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第7章 島国ヤマト編

16 妲己との暮らし

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 あれから十年経った。だが小屋の外ではまだ十秒しか経っていない。本当に神の力とは侮れないものだ。

 最初に産まれた子ももはや十歳だ。こんな爛れた環境で育った我が子は幼い頃からセックスに興味持ち、ついに今日懇願されてやってしまった。

「パパのからぁ~……いっぱい射精たぁ~」
「良かったのう。ジェイドよ、その調子で他の子らも頼むぞ?」
「「「「パパ~、早く早く~」」」」

 出産までの時間を弄っている妲己。しかも遺伝子が強いのか産まれてくるのは全て娘。しかも一週間ずつしかはなれていない女の子がすでに百人もいる。そこで俺は妲己を孕ませるのを止めた。小屋もかなり狭くなったため外観はそのまま、中身だけ空間を拡張して広げた。

《ジェイド様、そろそろ私めにも子を》
「サキュバスって孕むのか?」 
《はい。吸精しなければ普通に孕みます。ささ、ズブッと一発》

 子育てにあまり手が掛からなくなったので俺はサキュバスクイーンとも子を作った。

「パ~パ、次は私としよ~」
「その次私~」
「……一人じゃ身がもたんな。【分身】!」

 もはや倫理観や理性など捨てた。俺は小屋にいる全ての娘を同時に抱いた。

「あぁぁぁぁっ! パパ大好きぃぃぃぃっ!」
「私もっ! 早くパパの赤ちゃん産めるようになりたぁぁぁいっ!」
「私はずっとセックスしてたいからこのままが良いなぁ~」
「ジェイドよ、妾の事も忘れるでないぞ? ほれ、好きな穴を使うと良い」

 それからまた十五年。娘達も二十五歳となり、皆我が子を俺に抱かせにくる。

「おじいちゃん?」
「違う。まぁ正式には合ってるが、爺さんなんて歳じゃねぇからなぁ。パパで良いんじゃね?」
「「「「じゃあパパ~。私達ともセックスしよ~」」」」
「孫とセックスか。よし、やろう!」

 最近気付いたがこいつらからは女しか産まれない。元が妲己の遺伝子なのだからだろうか。気になったので尋ねると、どうやら神同士でやらない限り遺伝子は混ざらないとの事だ。俺は力は既に神を越えているらしいが神格をもたないため神ではないようだ。

「パパったら孫にも容赦なく膣内射精してるわ」
「パパ小さな女の子大好きだもんねぇ」
「見てたら私もしたくなってきたわ。パパ~、一人ちょうだ~い」
「ほらよ」

 小屋の中はまさに肉林だった。そこら中から喘ぐ声が聞こえてくる。そこには嫌がる声もなく、皆幸せそうに抱かれていた。 

 そしてサキュバスクイーンにも子が産まれていた。

《ほら、あなたもパパとしてきなさい》
《い、良いの?》
《サキュバスは良いのよ。ちゃんと吸精すれば孕まないからね》
《きゃんっ》

 俺の前にサキュバスクイーンの娘がやってくる。

《あの……パパ。私ともして……くれますか?》
「ああ。ちゃんと吸精してくれよ?」
《は、はいっ!》

 そして初めてのセックスでサキュバスは吸精に失敗した。
   
《ママ~! 失敗したぁっ! パパの赤ちゃん妊娠しちゃったよぉ~!》
《あ~、やっぱり失敗しちゃったか~。ま、いきなりやれって言われても無理よね~。普通は上の口から慣らしていくんだけど》
《それ先に言ってよもうっ!》
《ふふふっ、だって狐ばっかり増えてるんだもの。ちょ~っとだけ悔しいじゃない?》
《ならママが妊娠すれば良いじゃないの!》
《い・や・よ。セックス出来なくなるじゃない》
《わ、私だってしたいもん……》

 俺は娘にこう言った。

「失敗したものは仕方ないさ。三ヶ月だけ我慢しな。その間は後ろでしよう」
《パパ……。後ろでも良いの?》
「ああ。可愛い娘の穴ならな」
《じ、じゃあ……試して?》
「オーケー」

 俺は娘の後ろに挿入した。前とは違い全て挿入され肉が絡み付いてくる。

《あぁっ……! パパの全部挿入ってる! 変な気分になるっ!》
「クイーン、サキュバスってこっちでも吸えるのか?」
《ええ。体内に放出されたらどの穴でも吸えますよ。サキュバスの主食ですから》
「だとよ。今日からこっちで練習だ」
《う、うんっ! 頑張るよっパパ!》

 それから出産まで俺は後ろでヤりまくった。ヤり始めて数日、娘は吸精をマスターしていた。そして三ヶ月後、無事子が産まれ、俺は娘の膣穴にモノをぶち込んだ。

《あぁぁぁぁぁぁぁっ! 三ヶ月ぶりにこっちにぃぃぃっ! やっぱりこっちが良いのっ!》
「はははっ。今度は失敗するなよ? まぁ、二人目が欲しいならミスっても良いけどな?」
《しばらくは良いよぉっ。パパァ……ぎゅってしながらお腹いっぱいにしてぇ~……》
「甘えん坊だな。こうか?」 
《これ好きぃぃぃぃっ!》

 俺は再び娘の奥に注ぐ。今度はしっかり吸精出来たようだ。

「吸精は上手くいったようだな」
《うんっ……。いっぱい練習したから。これで毎日パパと……》
「好きだねぇ~。ま、良いけどな」

 そして千年後。ついに家の中には入りきらないほど狐が増えてしまった。

「やりすぎたな。妲己、そろそろここを出よう」
「そうじゃな……。増えすぎてしもうた」
「どこかに集落でも作るか。どんな場所が良いとかあるか?」
「妾は暑い所は好まぬ。かと言って寒い場所も嫌じゃ」

 妲己は以外とわがままだった。

「そうだなぁ。んじゃ見た目も亜人っぽいし……、ブライト王国にでも行くか」

 俺は家族全てを連れナルニーア大陸へと飛んだ。ナルニーア大陸は丸々ブライト王国となってはいるが未だ手付かずの地も多い。そんな未開の地に集落をつくり、ついでにダンジョンも作ってやった。

「妲己、こんなもんで大丈夫か?」
「ふむふむ。全く問題ないぞ。ああ、分身でも良いから一人か二人おいていってくれ」
「まだ増える気かよ」
「いや、ただセックスしたいだけじゃ」
「……ハマりすぎだろ」

 こうして新たな神を堕とし、俺はヤマトへと戻るのであった。 
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