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第5章 グラディオン大陸編
04 エルフの隠れ里
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目を覚ました長は我が目を疑っている。
「おかしいわ……。彼が何人もいるように見えるわ……」
「「「ははははっ! どいつも最高じゃないか! 抱き心地良すぎるぜぇぇぇぇっ!」」」
俺は分身し全てのエルフを一列に並べ後ろから突いていた。感覚が本体である俺に集約されるため、今俺の頭の中には三人分の感覚が襲い掛かっている。
「おいおい、そっちの人妻の具合最高じゃんか。代われよジェイド」
「あん? お前ホント人妻好きだよなぁ~? ほれ」
「あ、ならそっちの若いやつ味見させてくれよジェイド」
「仕方ねぇな~、ほらよジェイド」
「「「んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」
もはやカオスだった。
「ん? 目覚めたか長。混じるか?」
「な、なななな何に!?」
「あん? 見たらわかるだろセックスパーティーだよ。寝てる間にほぐしておいたからよ」
「えっ!?」
長は慌ててスカートの中を確かめる。そこはすでに使用された後だった。
「わ、私……気を失っている間にお、犯され……」
「最高だったぜ」
と、俺は親指を立てながら人妻エルフに注ぎ込んだ。
「もぅらめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
そこに少女エルフがやってきた。
「おにーさん、追加追加」
「お~う、待ってたぜ」
「んなっ!?」
長の家の前には里にいた全てのエルフが集まり並んでいた。
「ヒャッホーイ! さすがエルフ! 全員美人揃い! 乾く暇もねぇぜっ! おらっ! さらに分身だっ!」
「「「「増えたっ!?」」」」
俺は分身に指示を出す。
「おい俺。好きなやつ抱いちまえ。キッチリ孕ませてやりな」
「オーケー任せな俺。長はどうすんだ?」
「ああ、誰かこいつ変わってくれ。俺が行くからよ」
「んなら俺が行くわ。後ろも使っていいんだよな?」
「ああ、多分もう孕んでるから好きに使いな」
「っしゃ! 俺はこっちの方が好きなんだよなっ!」
「んほぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」
一人特殊な性癖の俺がいた。
「あぁぁぁ……、み、みんなが……」
長は混乱していた。そりゃそうだ。寝てる間にやられ、今や里のみんなが抱かれている。混乱しないわけがない。
「ほら、これがお前を久しぶりに女にした棍棒だ。今度は良い声聞かせてくれよ?」
「あ……や、やめ……」
「今さらだ。もうやられちまってんだ。二回も三回も変わりやしねぇよ。長ならエルフを増やすために身体はりな。俺が協力してやるからよ」
「そ、そんなの入らないわっ……!」
「あん? いや? 案外すんなり入ったぜ? さ、やろうか」
「あ……あ……! ふあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
それから全てのエルフが孕むまで行為は続いた。これで単純にエルフの総数は倍になる。いやぁ、良い仕事したぜ。
そして翌朝、長は俺に抱きついて離れなくなってしまった。
「ジェイド様……、お慕い申し上げますわっ……」
「おう、ありがとよ」
永らく忘れていた感情を呼び起こされたエルフ達は皆俺の虜になっていた。
「さて、場所を変えるか。長、住む場所はどうしてもここじゃなきゃダメなのか?」
「いえ。別にどこでも構いませんよ? ここが身を隠すために良い環境でしたからここに住んでいただけですわ。もっと安全な場所があるならどこでも」
「んじゃイージス大陸に行くか。俺のビルに住めよ。そこなら森はないがどこよりも安全だ。なにせ邪神もいるからな。良いか?」
「はいっ!」
こうして俺は全てのエルフを引き連れタワービルに戻る。それからモーリーに部屋を準備させ、デルモートを呼ぶ。
「どうしたのじゃ?」
「いやな、グラディオン大陸どーすっかなーってさ。神は信者が減れば力を失うんだろ? なら……面倒だから殺しちまおうかなと」
「ふむ。妾の力も大分増したし……神の力を削げるなら好きにしても構わんぞ? グラディオン大陸は主に任せる」
「ありがとよ」
西側は生かしてやってもいい。自分の国にエルフがいると知りつつも、東側からの侵攻を防ぎ、エルフの捜索には参加していなかった。だが、東側はダメだ。三つ全ての国がエルフを狙い兵を出すような欲にまみれた腐りきった国だ。こんなゴミは必要ない。とりあえず王侯貴族は皆殺しだ。民は全員奴隷にして西側に与えてやろう。防衛で犠牲者も出ただろうしな。
そうと決めた俺はさっそく破壊した橋へと転移した。
「あん? あいつら……」
橋がなくなると今度は船を出してきた。それも戦で使うような船ではなく、漁で使うような漁船だ。
「あいつら船を使うなんて! そんなに西側と戦をしたいのかっ!」
「ちくしょうっ……! せっかく橋が壊れたってのに!」
河岸にいるのは西側の兵士達だ。向こう側から押し寄せる兵に弓を放っている。だが東側の兵は身を低くし、盾を上に構えて矢を防ぎながら確実に河を渡ってくる。
「ダメだ、あれじゃ弓が通らないっ!」
「くそっ! また白兵戦かっ! 二国で三国の兵と戦わなきゃならないなんてっ!」
可哀想に。西側の兵は絶望の淵に立たされていた。
「まぁまぁ、そう嘆くなって」
「「「え?」」」
そこに俺が颯爽と現れる。俺は河岸に立ち西側の兵に言った。
「俺は邪神国の王ジェイドだ。シーメルの代表から頼まれて来た」
「シーメル? あ、イージス大陸の! あのエンバッハ帝国を一人で倒した豪傑!」
「そうだ。助太刀してやるよ。東側の兵なんぞに負けるなっ! お前達には俺がついてる! 今その力をみせてやろうっ!」
俺は大河に向かい手をかざす。
「【水魔法:タイダルウェイブ】!」
「「「「「なっ!?」」」」」
ここは大陸を分断するほどの大河。当然海とも繋がっており、満ち引きもある。俺は東側から大津波を起こし、東側の兵全てを飲み込ませ、海の藻屑に変えてやった。
「「「「す、すげぇぇぇぇぇぇぇっ!?」」」」
「後は俺に任せな。お前達は自国に戻り王にでも報告してくれ」
「な、なんと?」
「あん? そりゃあ……イージス大陸から悪魔がやってきて東側の兵を叩き潰してくれましたとだ。この戦、俺が収めてやるよ。じゃあなっ!」
「と、飛んだ!?」
俺は空中へと浮かび上がり、東側へと飛んでいくのだった。
「おかしいわ……。彼が何人もいるように見えるわ……」
「「「ははははっ! どいつも最高じゃないか! 抱き心地良すぎるぜぇぇぇぇっ!」」」
俺は分身し全てのエルフを一列に並べ後ろから突いていた。感覚が本体である俺に集約されるため、今俺の頭の中には三人分の感覚が襲い掛かっている。
「おいおい、そっちの人妻の具合最高じゃんか。代われよジェイド」
「あん? お前ホント人妻好きだよなぁ~? ほれ」
「あ、ならそっちの若いやつ味見させてくれよジェイド」
「仕方ねぇな~、ほらよジェイド」
「「「んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」
もはやカオスだった。
「ん? 目覚めたか長。混じるか?」
「な、なななな何に!?」
「あん? 見たらわかるだろセックスパーティーだよ。寝てる間にほぐしておいたからよ」
「えっ!?」
長は慌ててスカートの中を確かめる。そこはすでに使用された後だった。
「わ、私……気を失っている間にお、犯され……」
「最高だったぜ」
と、俺は親指を立てながら人妻エルフに注ぎ込んだ。
「もぅらめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
そこに少女エルフがやってきた。
「おにーさん、追加追加」
「お~う、待ってたぜ」
「んなっ!?」
長の家の前には里にいた全てのエルフが集まり並んでいた。
「ヒャッホーイ! さすがエルフ! 全員美人揃い! 乾く暇もねぇぜっ! おらっ! さらに分身だっ!」
「「「「増えたっ!?」」」」
俺は分身に指示を出す。
「おい俺。好きなやつ抱いちまえ。キッチリ孕ませてやりな」
「オーケー任せな俺。長はどうすんだ?」
「ああ、誰かこいつ変わってくれ。俺が行くからよ」
「んなら俺が行くわ。後ろも使っていいんだよな?」
「ああ、多分もう孕んでるから好きに使いな」
「っしゃ! 俺はこっちの方が好きなんだよなっ!」
「んほぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」
一人特殊な性癖の俺がいた。
「あぁぁぁ……、み、みんなが……」
長は混乱していた。そりゃそうだ。寝てる間にやられ、今や里のみんなが抱かれている。混乱しないわけがない。
「ほら、これがお前を久しぶりに女にした棍棒だ。今度は良い声聞かせてくれよ?」
「あ……や、やめ……」
「今さらだ。もうやられちまってんだ。二回も三回も変わりやしねぇよ。長ならエルフを増やすために身体はりな。俺が協力してやるからよ」
「そ、そんなの入らないわっ……!」
「あん? いや? 案外すんなり入ったぜ? さ、やろうか」
「あ……あ……! ふあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
それから全てのエルフが孕むまで行為は続いた。これで単純にエルフの総数は倍になる。いやぁ、良い仕事したぜ。
そして翌朝、長は俺に抱きついて離れなくなってしまった。
「ジェイド様……、お慕い申し上げますわっ……」
「おう、ありがとよ」
永らく忘れていた感情を呼び起こされたエルフ達は皆俺の虜になっていた。
「さて、場所を変えるか。長、住む場所はどうしてもここじゃなきゃダメなのか?」
「いえ。別にどこでも構いませんよ? ここが身を隠すために良い環境でしたからここに住んでいただけですわ。もっと安全な場所があるならどこでも」
「んじゃイージス大陸に行くか。俺のビルに住めよ。そこなら森はないがどこよりも安全だ。なにせ邪神もいるからな。良いか?」
「はいっ!」
こうして俺は全てのエルフを引き連れタワービルに戻る。それからモーリーに部屋を準備させ、デルモートを呼ぶ。
「どうしたのじゃ?」
「いやな、グラディオン大陸どーすっかなーってさ。神は信者が減れば力を失うんだろ? なら……面倒だから殺しちまおうかなと」
「ふむ。妾の力も大分増したし……神の力を削げるなら好きにしても構わんぞ? グラディオン大陸は主に任せる」
「ありがとよ」
西側は生かしてやってもいい。自分の国にエルフがいると知りつつも、東側からの侵攻を防ぎ、エルフの捜索には参加していなかった。だが、東側はダメだ。三つ全ての国がエルフを狙い兵を出すような欲にまみれた腐りきった国だ。こんなゴミは必要ない。とりあえず王侯貴族は皆殺しだ。民は全員奴隷にして西側に与えてやろう。防衛で犠牲者も出ただろうしな。
そうと決めた俺はさっそく破壊した橋へと転移した。
「あん? あいつら……」
橋がなくなると今度は船を出してきた。それも戦で使うような船ではなく、漁で使うような漁船だ。
「あいつら船を使うなんて! そんなに西側と戦をしたいのかっ!」
「ちくしょうっ……! せっかく橋が壊れたってのに!」
河岸にいるのは西側の兵士達だ。向こう側から押し寄せる兵に弓を放っている。だが東側の兵は身を低くし、盾を上に構えて矢を防ぎながら確実に河を渡ってくる。
「ダメだ、あれじゃ弓が通らないっ!」
「くそっ! また白兵戦かっ! 二国で三国の兵と戦わなきゃならないなんてっ!」
可哀想に。西側の兵は絶望の淵に立たされていた。
「まぁまぁ、そう嘆くなって」
「「「え?」」」
そこに俺が颯爽と現れる。俺は河岸に立ち西側の兵に言った。
「俺は邪神国の王ジェイドだ。シーメルの代表から頼まれて来た」
「シーメル? あ、イージス大陸の! あのエンバッハ帝国を一人で倒した豪傑!」
「そうだ。助太刀してやるよ。東側の兵なんぞに負けるなっ! お前達には俺がついてる! 今その力をみせてやろうっ!」
俺は大河に向かい手をかざす。
「【水魔法:タイダルウェイブ】!」
「「「「「なっ!?」」」」」
ここは大陸を分断するほどの大河。当然海とも繋がっており、満ち引きもある。俺は東側から大津波を起こし、東側の兵全てを飲み込ませ、海の藻屑に変えてやった。
「「「「す、すげぇぇぇぇぇぇぇっ!?」」」」
「後は俺に任せな。お前達は自国に戻り王にでも報告してくれ」
「な、なんと?」
「あん? そりゃあ……イージス大陸から悪魔がやってきて東側の兵を叩き潰してくれましたとだ。この戦、俺が収めてやるよ。じゃあなっ!」
「と、飛んだ!?」
俺は空中へと浮かび上がり、東側へと飛んでいくのだった。
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