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第4章 シーガロン大陸編
15 王妃と王女
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俺は王に問い掛ける。
「ば、バカか? 俺はあんたに自分の愛する妻と子を差し出せ、そう言ったんだぞ!?」
「うむ。わかっておる」
「わかってんなら普通怒るとこだろ!?」
「いや。むしろありがたいのだ。妻は隣国【ノースランド王国】から嫁いできた。私が四十、妻は十二の時にな」
王はロリコンだった。
「その私も今や六十、これは情けない話なのだが……私はもうたたんのだ……」
さらに不能ときた。
「妻は今三十二。日々身体を持て余しておるのだよ。私には側室も含め子が七人いる。内六人が女だ。その六人にも良い相手が見つからずに困っておった。ジェイド殿は聖神教を滅ぼし、かのエンバッハ帝国すら退けるほどの力を持つ御仁。その様な御仁と懇意にできるなら妻と子を差し出すくらい何ともない。後日ここに送らせよう。領は隣の領地と併合する。では……また会おう」
「ちょっ……」
王はサッパリした顔で帰って行った。
「……あ、あいつはバカなんじゃないか……」
それから十日後、王妃と王女六人が馬車で店にやって来た。
「初めましてジェイド様。私の様な者をお望みいただきありがとうございます」
そう告げ、王妃は頭を下げた。透き通るような白い肌に金色の髪がサラリと流れ、傾いた状態からはたわわな果実がこぼれ落ちようとしていた。
「初めまして! 私達は王女です! 全員等しく愛して下さいませっ!」
王は約束を守った。ならば俺もそれに応えなければならない。
俺は一通り王妃達を愛で一週間後、王城に顔を出した。
「失礼、王にお目通りを」
「どちら様でしょうか?」
「邪神国国王ジェイド。そう言えば伝わるはずだ」
「は、はぁ……」
衛兵が首を傾げながら中へと向かい十数分、衛兵は息を切らしながら走ってきた。
「も、申し訳ありませんでした! 王が面会を希望されております! 中へどうぞ!」
「ああ」
俺は衛兵に案内され円卓の間へと向かった。
「おお、ジェイド殿! 我が妻達はお気に召しましたか?」
「ああ、最高だった。王妃が中々解放してくれなくてな」
「はっはっは。あれには我慢させてましたからな……。して、今日は如何なされた?」
俺は王に言った。
「王妃らをもらった礼だ。他の領主達に告げてくれ。魔導具を売ってやる。ただし、邪神教か冥王教に入団するならだ」
「おぉぉっ! ありがたいっ! な、ならば早速私にも!」
「良いんだな? 王が邪神教団に入団すると言う事は国が邪神教を認めると言う事になるぞ?」
「構わん構わん。利のないゼウスより益のあるジェイド殿だ。喜んで入団しようではないか!」
「そうか。んじゃ取り付けにかかるから必要な場所に案内してくれ」
「うむっ! まずは私の寝室から……」
俺は王に案内され寝室へと向かった。するとどうだろう。
「あ、王様~。なに~? またしにきたの~?」
「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉっ! わ、忘れておったぁぁぁぁぁぁぁっ!」
王は慌てて扉を閉めた。だが時すでに遅し。
「……み、見たか?」
「バッチリな。裸の少女がベッドで手招きしてたなぁ~? お前、俺に嘘ついたな?」
王は見事な土下座を見せる。
「す、すまんかったぁぁぁぁぁぁぁっ! 私は……私は確かに王妃には反応せんっ! だがっ……! あの新しい妻にはこれでもかと反応してしまうのだっ!」
王は筋金入りだった。
「決して嘘を言ったわけではないっ! 信じてくれいっ!」
「ふ~む……」
俺は王を見ながら言った。
「別に怒っちゃいねぇよ。確かにあの新しい妻に反応すんなら王妃には反応しねぇんだろうよ。お前は小さい女の子にしか反応しない変態だったって事か」
「う、うむ……。すまぬ……」
「だから怒っちゃいねぇって。お前がくれた王妃とは散々楽しめたからな。今日もこれが済んだら帰ってセックスだ。だからさっさと終わらせようや」
「……お、王妃は気に入ったのか?」
「ああ。ありゃ良い女だよ。毎日抱いても飽きそうにねぇわ」
「そ、そうか……! なら……この件は内密に頼むっ!」
「ああ」
今さらこの事を王妃に話した所で王妃はなんとも思わないだろう。王妃は今や俺中毒だからな。すでにガッツリ調教済みだ。
「で、では改めて……。魔導具を頼む……」
「ああ」
俺は王に城内を案内され、必要な箇所に魔導具を設置していった。そして最後に取り扱い説明書を渡す。
「じゃあ……、領主達には欲しかったら買いに来いと伝えておいてくれ」
「う、うむ。しかし……すごいな。薪もなしにあのような暖かさ……。感謝するぞ、ジェイド殿」
「ああ。じゃあまたなんかあったら連絡してくれ。【転移】」
俺は店に戻るとすぐに王妃を寝室に呼び、快楽に溺れさせた。
「って言ってたんだよ」
「そうですか。今さらなんとも思いませんわ。むしろ……スッキリしたと言いますか……。ジェイド様にもらわれて良かったです。こんなに毎日たくさん愛してくれて……お腹も心も満たされてますわっ」
「だよな。さて、そろそろ休憩は良いか? 跨がってこいよ。好きに使わせてやるぜ?」
「好きにっ!? は、はいっ! 私も……ジェイド様を気持ち良くさせますねっ」
その後、しばらくの間俺は王妃や王女、そしてシスターと楽しむのだった。ナビリア商会のオーナーの言った通りだ。シーガロンの女は良い。俺は今までにないくらいハッスルしまくるのだった。
「ば、バカか? 俺はあんたに自分の愛する妻と子を差し出せ、そう言ったんだぞ!?」
「うむ。わかっておる」
「わかってんなら普通怒るとこだろ!?」
「いや。むしろありがたいのだ。妻は隣国【ノースランド王国】から嫁いできた。私が四十、妻は十二の時にな」
王はロリコンだった。
「その私も今や六十、これは情けない話なのだが……私はもうたたんのだ……」
さらに不能ときた。
「妻は今三十二。日々身体を持て余しておるのだよ。私には側室も含め子が七人いる。内六人が女だ。その六人にも良い相手が見つからずに困っておった。ジェイド殿は聖神教を滅ぼし、かのエンバッハ帝国すら退けるほどの力を持つ御仁。その様な御仁と懇意にできるなら妻と子を差し出すくらい何ともない。後日ここに送らせよう。領は隣の領地と併合する。では……また会おう」
「ちょっ……」
王はサッパリした顔で帰って行った。
「……あ、あいつはバカなんじゃないか……」
それから十日後、王妃と王女六人が馬車で店にやって来た。
「初めましてジェイド様。私の様な者をお望みいただきありがとうございます」
そう告げ、王妃は頭を下げた。透き通るような白い肌に金色の髪がサラリと流れ、傾いた状態からはたわわな果実がこぼれ落ちようとしていた。
「初めまして! 私達は王女です! 全員等しく愛して下さいませっ!」
王は約束を守った。ならば俺もそれに応えなければならない。
俺は一通り王妃達を愛で一週間後、王城に顔を出した。
「失礼、王にお目通りを」
「どちら様でしょうか?」
「邪神国国王ジェイド。そう言えば伝わるはずだ」
「は、はぁ……」
衛兵が首を傾げながら中へと向かい十数分、衛兵は息を切らしながら走ってきた。
「も、申し訳ありませんでした! 王が面会を希望されております! 中へどうぞ!」
「ああ」
俺は衛兵に案内され円卓の間へと向かった。
「おお、ジェイド殿! 我が妻達はお気に召しましたか?」
「ああ、最高だった。王妃が中々解放してくれなくてな」
「はっはっは。あれには我慢させてましたからな……。して、今日は如何なされた?」
俺は王に言った。
「王妃らをもらった礼だ。他の領主達に告げてくれ。魔導具を売ってやる。ただし、邪神教か冥王教に入団するならだ」
「おぉぉっ! ありがたいっ! な、ならば早速私にも!」
「良いんだな? 王が邪神教団に入団すると言う事は国が邪神教を認めると言う事になるぞ?」
「構わん構わん。利のないゼウスより益のあるジェイド殿だ。喜んで入団しようではないか!」
「そうか。んじゃ取り付けにかかるから必要な場所に案内してくれ」
「うむっ! まずは私の寝室から……」
俺は王に案内され寝室へと向かった。するとどうだろう。
「あ、王様~。なに~? またしにきたの~?」
「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉっ! わ、忘れておったぁぁぁぁぁぁぁっ!」
王は慌てて扉を閉めた。だが時すでに遅し。
「……み、見たか?」
「バッチリな。裸の少女がベッドで手招きしてたなぁ~? お前、俺に嘘ついたな?」
王は見事な土下座を見せる。
「す、すまんかったぁぁぁぁぁぁぁっ! 私は……私は確かに王妃には反応せんっ! だがっ……! あの新しい妻にはこれでもかと反応してしまうのだっ!」
王は筋金入りだった。
「決して嘘を言ったわけではないっ! 信じてくれいっ!」
「ふ~む……」
俺は王を見ながら言った。
「別に怒っちゃいねぇよ。確かにあの新しい妻に反応すんなら王妃には反応しねぇんだろうよ。お前は小さい女の子にしか反応しない変態だったって事か」
「う、うむ……。すまぬ……」
「だから怒っちゃいねぇって。お前がくれた王妃とは散々楽しめたからな。今日もこれが済んだら帰ってセックスだ。だからさっさと終わらせようや」
「……お、王妃は気に入ったのか?」
「ああ。ありゃ良い女だよ。毎日抱いても飽きそうにねぇわ」
「そ、そうか……! なら……この件は内密に頼むっ!」
「ああ」
今さらこの事を王妃に話した所で王妃はなんとも思わないだろう。王妃は今や俺中毒だからな。すでにガッツリ調教済みだ。
「で、では改めて……。魔導具を頼む……」
「ああ」
俺は王に城内を案内され、必要な箇所に魔導具を設置していった。そして最後に取り扱い説明書を渡す。
「じゃあ……、領主達には欲しかったら買いに来いと伝えておいてくれ」
「う、うむ。しかし……すごいな。薪もなしにあのような暖かさ……。感謝するぞ、ジェイド殿」
「ああ。じゃあまたなんかあったら連絡してくれ。【転移】」
俺は店に戻るとすぐに王妃を寝室に呼び、快楽に溺れさせた。
「って言ってたんだよ」
「そうですか。今さらなんとも思いませんわ。むしろ……スッキリしたと言いますか……。ジェイド様にもらわれて良かったです。こんなに毎日たくさん愛してくれて……お腹も心も満たされてますわっ」
「だよな。さて、そろそろ休憩は良いか? 跨がってこいよ。好きに使わせてやるぜ?」
「好きにっ!? は、はいっ! 私も……ジェイド様を気持ち良くさせますねっ」
その後、しばらくの間俺は王妃や王女、そしてシスターと楽しむのだった。ナビリア商会のオーナーの言った通りだ。シーガロンの女は良い。俺は今までにないくらいハッスルしまくるのだった。
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