ギャルゲーの世界に転生した俺はヒロインからモブまで全てを愛す!

夜夢

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第62話 死後の世界

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「な、亡くなってるって……。え、俺死んでんの!?」

 主人公はようやく復活した。フリーズしていた間も女たちは構わず主人公の上を通り過ぎていっていた。

【は、はい。ゲームの世界に入るためには一度死んで頂くしかなくてですね……】
「ふざけんなぁぁぁぁぁっ! 説明書に書いてなかったぞ!」
【書いてましたよ、イラストの線画が注意書きになってました】
「おもクソ詐欺じゃねぇか!?」

 主人公は切れていた。

【当たりは十人、その内九人は既に主神デウス様の意向で魂を消滅させられております】
「し、主神?」
【はい。私はただの使いです。そして、残る一人の攻略者が田中様なのです。私が言った現実世界とはその世界の事です。様々なゲームで得た能力をフィードバック出来る世界に田中様の魂を降ろすのが本来のゲーム全攻略の御褒美でした。ですが、思っていたよりその世界の人口の減りが早く、真っ先に信仰を失ったデウス様が消滅されてしまいました】
「……ざまぁ」
【……こほん。そこで使いである私が田中様をこちらの世界へと招いたと言う事なのです。御理解いただけましたでしょうか】
「ふむ」

 主人公は自分にまたがる人妻だった女を見て思った。

「……ま、これはこれでアリだな。ってかリアルセックスすげぇな! ゲームの世界じゃなんか違うと思ってたが……やはり勘は正しかった! このリアルまんこ……最高っ!」
「んはぁぁぁぁぁっ♪ 騎士くんのから熱いの射精てるぅぅぅぅっ! あっあっ……また妊娠するぅぅぅぅっ♪」

 ここのまんこがリアルだとすると、ゲームの世界のは良く出来たオナホといった感じだった。

「神、さっきは怒鳴って悪かったな……。俺を選んでくれてありがとよ」
【た、田中さまぁぁぁぁぁぁっ!】
「泣くなよ、神、お前の名は何て言うんだ?」
【は、はい! 私の名はディアボロです!】
「……(それ悪魔じゃね?)そうか。じゃあ……」

 主人公は言った。

「皆聞いてくれ! 俺がここに来れたのは全てディアボロと言う神の力のお陰だ! 俺はこの神を崇拝する! 皆もこれからこの神に感謝して欲しい!」
「「「「ディアボロ様バンザーイ!!」」」」 
【お……おぉぉぉぉぉっ!? ち、力が漲るっ! ありがとう、ありがとぉぉぉぉぉぉぉっ!】 

 この後、街の教会ではディアボロの姿をしたシンボルが奉られ、妊娠した女達が毎日感謝し、礼拝する様になった。

 主人公はこの礼として神から【不老】と言うスキルを与えられた。この不老を使い、主人公は数年かけリアルな女達の感触を楽しみ、人口を倍以上に増やしてやった。この数万からなる信者の祈りを受け、ディアボロの力も主神デウスに切迫するまでになっていた。

「じゃあ俺はちょっと出掛けてくるからな。産んだ奴は子育てを、妊娠してる奴は安静に、ロリっ子たちは産まれた子供たちと遊んでやるようにな」
「「「「はいっ!」」」」
「良い返事だ。良い子にしてたらまた抱いてやるからな。皆力を合わせて頑張ってくれ」

 そう言い、主人公は再び金色に輝く扉を潜り、ゲームの世界へと戻った。

「……えがったなぁ~。くふふ……。こりゃ攻略にも身が入るわ! ってもギャラリー見るだけだがな! いや、待てよ……。まだ攻略してないゲームが一つあったな……」

 主人公は画面に並ぶ一覧を見る。ズラリと攻略百%が並ぶ中、一つだけ0%のゲームがある。

「これなぁ……。ま、今の俺ならいけるだろ。これが発売された当初はまだ十八だったもんなぁ……。この年頃には食指が向かなかったっつーか……。ま、さっさとやるとしますかね……。セレクト!」

 主人公は未攻略のゲームへとダイブした。

「はぁぁ……、今日もハードだったわね~」
「でも、ハードな分痩せれたりして」
「あはは、ないない。その分食ってるし」
「確かに……。運動後ってお腹減るもんね~」

 シャワー室では奥様方が運動後の汗を流していた。

 主人公が攻略していなかったゲーム。それは【ママさんバレー教室!~主婦たちの秘密の遊戯~】だ。

 これは主人公の開くバレー教室に地区の主婦たちが通い、全国優勝を目指すと言うゲームだ。このゲームではちゃんと大会が開かれる。大会までにステータスポイントを上げ、主婦たちの身体能力をアップさせながらライバル達を倒していかなければならない。
 大会に出るのは五名プラスコーチ。だが、この大会には裏があり、負けた方のチームは相手のコーチに凌辱されてしまうと言う寝取られゲーでもあった。
 これは育成と恋愛、スポーツと寝取り寝取られをごちゃ混ぜにしたなかなかニッチなゲームで有名だった。

「奥さん、今日の秘密特訓はどうします?」
「ふふっ、わかってる癖に……♪ もちろん受けるわよ♪」
「ははっ、じゃあ早速始めましょうか。奥さんの頑張る姿を見てもうこんなになってましてね」

 主人公は監督室で主婦の一人を抱いていた。

「……あれ? いつもより……ど、どうしたのそれ!?」

 主人公が乗り移ったモノは以前よりはるかに逞しくなっていた。 

「なんか朝起きたらこうなってましてね。試してみます?」
「あぁぁ……、は、早くちょうだいっ!」
「じゃあ……行きますよっ!」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♪」

 主人公はこの人妻を思いっきり突き上げた。

「あっあっ! す、凄いのぉぉぉぉっ! こんな太くて硬いの……あぁぁぁぁぁっ! 本気になっちゃうぅぅぅぅぅぅぅっ!」
「ご主人には内緒ですよ? さあ、皆が来るまで楽しみましょうか」
「んはぁぁぁぁぁぁぁぁっ♪」

 主人公は他の主婦達がシャワー室から戻るまで、この主婦に注ぎ続けるのであった。 
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