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第1章 はじまり
第34話 快進撃
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大賢者オリビア・カバルリー。彼女を仲間に迎えたアインはめきめきと力を増していった。
「オリビアのスキル凄いな。最近停滞していたレベルがガンガン上がり始めたぞ」
「まがりなりにも初代勇者パーティーのメンバーだからね~。っと、【ストーングレイブ】!」
《ガァァァァァァッ!!》
オリビアはマリアベルと違い自分でも魔物を倒していた。そして当のマリアベルはというと。
「……仕事がない」
バフやデバフがなくても簡単に魔物を倒してしまい、マリアベルが補助する間もない。マリアベルはすっかり 不貞腐れていた。
「あんた相変わらず役に立たないわねぇ~」
「うっさい! このダンジョンが悪いのよ! アンデッドこいアンデッド!」
「この感じだとアンデッドはないんじゃないか? これまで水系の魔物しか出現してこなかったしな」
「そうね。ここには多分いないわ。残念ね~良いトコ見せられなくて」
そう言いながらオリビアがアインの腕に抱きついた。
「ちょっ、なにしてんのオリビア!」
「ねぇねぇアイン? 私とマリアベル……どっちが好み?」
「な、なに言ってんのあんた!?」
そう尋ねるオリビアにアインから会心の一撃が入った。
「……悪いがどちらも好みではないな。と言うかだな、お前ら俺が召喚したの忘れてないか? お前達……もうとっくに死んでるよな」
「「……死んでない!」」
「はぁぁ……」
女が増えると大体こう言う話になる。以前はマーリンと付き合っていたが、そのマーリンはミューズに大概からかわれていた。
いつになく真面目な表情でマリアベルが言った。
「アインは私達が死んでるって言うけどさ、私達は今こうして下界にいるじゃない?」
「ああ」
「心臓も動いてるし、お腹も減る。ちゃんと自分の考えを口にして嫌な事は嫌って言える。ねぇ、私達のどこが死人なの? 生きてる人間と同じじゃない」
「そうねぇ~。確かに私達は食事や睡眠をとる必要があるわね。アイン、それでも私達は死人なの?」
アインは二人に言った。
「キツいようだが死人だよ。お前らは俺が召喚してるからな。確かに人間と同じ機能を有しているが、俺の意思次第で消えてしまう。そんな不安定な状態を生きてるとは言えないだろう」
「む~……」
マリアベルは唸った。
「私も天界で真面目に修行しとけば良かったな~。聖女の私なら【リヴァイブ】くらい使えるようになってたかもしれないのに」
「はははは、やっと後悔し始めたか。真面目がいかに大事か身に染みたろ?」
「あぁぁぁぁ! 私のバカ!」
マリアベルは激しく後悔していた。
「まあ、今の二人は仮初めの命を得た状態に近いんだろうな。ふむ……なら……」
アインは二人に言った。
「これから真面目に生きるって言うならディザームを倒したあと生き返らせてみようか」
「「……え?」」
二人は真顔で驚いていた。
「そ、そんな事できるの?」
「まぁ……多分。俺のスキル【現実改変】は事象を司るスキルだからな。真面目になって俺に力を貸してくれたら試してみよう」
「わ、私今日から真面目になる!」
「なら私も。正直天界って飽きるのよね。まだ極めてない魔法もあったけど……下界の刺激に比べたらカスみたいなものよ。私は下界で生きたいわっ」
「ならちゃんと真面目に働け。俺はちゃんと見てるからな?」
「任せて!」
「さあ、もっと先に進みましょ~!」
急に真面目になった二人を従え、アインはどんどん階層を下りていった。レベルもかつての自分をとっくに超え、数日後には以前の三倍にまで上がっていた。
「人間はここまで強くなれる生き物だったのか……。正直昔の自分はまだまだだったと言わざるを得ないな」
「確かにね。私もマリアベルも昔より強くなったわよね?」
「うん。当時だってレベルはカンストしてたのに。って言うかさ、限界突破しちゃってない?」
この世界のレベルは三桁でリミットが入る。だが三人のレベルはすでに四桁へと突入していた。
「それはあれだな。俺がスキルを使ったからだ」
「なにしたの?」
「いや、ただ単に俺達には限界がないと改変しただけだ」
「……あんたのスキル反則よね。なんでもありじゃん」
「そう言われてもな。フレキシオス神から与えられたスキルだし。与えられたら使うだろ」
「やり過ぎだっての。私達に勝てる奴なんてもういないんじゃない?」
「ふむ。なら試してみるか。次が最後のフロアのようだ。そこのフロアボスで力を試して帰ろう」
三人はついに海底ダンジョン地下百階層に到達した。目の前にある扉はこれまでとは全く異なり、派手な装飾が施されている。フロアにも敵はおらず、扉まで真っ直ぐ一本道だった。
「やっと海の底から出られるのね。早く倒して地上に行きましょ」
「地上がどんな風に変わってるか楽しみね~」
二人はすでにフロアボスを倒した気でいた。
「こら、油断は禁物だ。どれだけ弱くてももしかしたら特殊なスキルを使ってくるかもしれないだろ?」
「でもさ、三人同時に食らわなきゃどうにでもなるよね? 特に私だけ躱わせたら二人を回復してあげられるし」
「私は反射シールドでも張っていこっかな。アインもいる?」
「必要ないな。攻撃が届く前に躱わすし」
「ほら、楽勝じゃない。早く倒しに行きましょうよ」
「あ、待って」
扉に手をかけるマリアベルをオリビアが制止した。
「なに?」
「アイン、ボスは当然倒すとして、ダンジョンコアはどうするの?」
「ダンジョンコアか。もちろん破壊するが」
「それ、ちょっと待った方が良いかも」
「なぜだ?」
オリビアはアインに諭すよう語った。
「コアを破壊するとダンジョンは崩壊するわ」
「ああ、知ってる」
「けどここは海底なんでしょ? しかも外観は神殿だっけ? そんな物がいきなり破壊されたら海流が滅茶苦茶になっちゃうわよ」
「……あ。そ、そうか! 失念していた! それは不味いな。潮の流れが変わったら船が困るか」
「うん。だから提案なんだけど、コアは破壊せずにアインのスキルで神殿の出口と最下層をループさせられないかしら?」
「……なるほどな。ここと神殿の出口を繋げるのか。オリビア……お前天才か?」
「まぁね~」
そこにマリアベルが口を挟む。
「……ならさ、別にフロアボスと戦わなくても良くない? コアを破壊しないなら奥に行かなくても……」
「バカね、マリアベル。ボスを倒したらお宝ゲットできるじゃない。一回は倒しておかなきゃ」
「そうだな。スキルスクロールだとありがたい。折角ここまで来たのに倒さず帰るなんて勿体ないだろ」
「はいはいそーですねー」
その後、アインは地下百階層の階段と神殿から外に出る地点を現実改変で繋げ、最後のフロアへと進むのだった。
「オリビアのスキル凄いな。最近停滞していたレベルがガンガン上がり始めたぞ」
「まがりなりにも初代勇者パーティーのメンバーだからね~。っと、【ストーングレイブ】!」
《ガァァァァァァッ!!》
オリビアはマリアベルと違い自分でも魔物を倒していた。そして当のマリアベルはというと。
「……仕事がない」
バフやデバフがなくても簡単に魔物を倒してしまい、マリアベルが補助する間もない。マリアベルはすっかり 不貞腐れていた。
「あんた相変わらず役に立たないわねぇ~」
「うっさい! このダンジョンが悪いのよ! アンデッドこいアンデッド!」
「この感じだとアンデッドはないんじゃないか? これまで水系の魔物しか出現してこなかったしな」
「そうね。ここには多分いないわ。残念ね~良いトコ見せられなくて」
そう言いながらオリビアがアインの腕に抱きついた。
「ちょっ、なにしてんのオリビア!」
「ねぇねぇアイン? 私とマリアベル……どっちが好み?」
「な、なに言ってんのあんた!?」
そう尋ねるオリビアにアインから会心の一撃が入った。
「……悪いがどちらも好みではないな。と言うかだな、お前ら俺が召喚したの忘れてないか? お前達……もうとっくに死んでるよな」
「「……死んでない!」」
「はぁぁ……」
女が増えると大体こう言う話になる。以前はマーリンと付き合っていたが、そのマーリンはミューズに大概からかわれていた。
いつになく真面目な表情でマリアベルが言った。
「アインは私達が死んでるって言うけどさ、私達は今こうして下界にいるじゃない?」
「ああ」
「心臓も動いてるし、お腹も減る。ちゃんと自分の考えを口にして嫌な事は嫌って言える。ねぇ、私達のどこが死人なの? 生きてる人間と同じじゃない」
「そうねぇ~。確かに私達は食事や睡眠をとる必要があるわね。アイン、それでも私達は死人なの?」
アインは二人に言った。
「キツいようだが死人だよ。お前らは俺が召喚してるからな。確かに人間と同じ機能を有しているが、俺の意思次第で消えてしまう。そんな不安定な状態を生きてるとは言えないだろう」
「む~……」
マリアベルは唸った。
「私も天界で真面目に修行しとけば良かったな~。聖女の私なら【リヴァイブ】くらい使えるようになってたかもしれないのに」
「はははは、やっと後悔し始めたか。真面目がいかに大事か身に染みたろ?」
「あぁぁぁぁ! 私のバカ!」
マリアベルは激しく後悔していた。
「まあ、今の二人は仮初めの命を得た状態に近いんだろうな。ふむ……なら……」
アインは二人に言った。
「これから真面目に生きるって言うならディザームを倒したあと生き返らせてみようか」
「「……え?」」
二人は真顔で驚いていた。
「そ、そんな事できるの?」
「まぁ……多分。俺のスキル【現実改変】は事象を司るスキルだからな。真面目になって俺に力を貸してくれたら試してみよう」
「わ、私今日から真面目になる!」
「なら私も。正直天界って飽きるのよね。まだ極めてない魔法もあったけど……下界の刺激に比べたらカスみたいなものよ。私は下界で生きたいわっ」
「ならちゃんと真面目に働け。俺はちゃんと見てるからな?」
「任せて!」
「さあ、もっと先に進みましょ~!」
急に真面目になった二人を従え、アインはどんどん階層を下りていった。レベルもかつての自分をとっくに超え、数日後には以前の三倍にまで上がっていた。
「人間はここまで強くなれる生き物だったのか……。正直昔の自分はまだまだだったと言わざるを得ないな」
「確かにね。私もマリアベルも昔より強くなったわよね?」
「うん。当時だってレベルはカンストしてたのに。って言うかさ、限界突破しちゃってない?」
この世界のレベルは三桁でリミットが入る。だが三人のレベルはすでに四桁へと突入していた。
「それはあれだな。俺がスキルを使ったからだ」
「なにしたの?」
「いや、ただ単に俺達には限界がないと改変しただけだ」
「……あんたのスキル反則よね。なんでもありじゃん」
「そう言われてもな。フレキシオス神から与えられたスキルだし。与えられたら使うだろ」
「やり過ぎだっての。私達に勝てる奴なんてもういないんじゃない?」
「ふむ。なら試してみるか。次が最後のフロアのようだ。そこのフロアボスで力を試して帰ろう」
三人はついに海底ダンジョン地下百階層に到達した。目の前にある扉はこれまでとは全く異なり、派手な装飾が施されている。フロアにも敵はおらず、扉まで真っ直ぐ一本道だった。
「やっと海の底から出られるのね。早く倒して地上に行きましょ」
「地上がどんな風に変わってるか楽しみね~」
二人はすでにフロアボスを倒した気でいた。
「こら、油断は禁物だ。どれだけ弱くてももしかしたら特殊なスキルを使ってくるかもしれないだろ?」
「でもさ、三人同時に食らわなきゃどうにでもなるよね? 特に私だけ躱わせたら二人を回復してあげられるし」
「私は反射シールドでも張っていこっかな。アインもいる?」
「必要ないな。攻撃が届く前に躱わすし」
「ほら、楽勝じゃない。早く倒しに行きましょうよ」
「あ、待って」
扉に手をかけるマリアベルをオリビアが制止した。
「なに?」
「アイン、ボスは当然倒すとして、ダンジョンコアはどうするの?」
「ダンジョンコアか。もちろん破壊するが」
「それ、ちょっと待った方が良いかも」
「なぜだ?」
オリビアはアインに諭すよう語った。
「コアを破壊するとダンジョンは崩壊するわ」
「ああ、知ってる」
「けどここは海底なんでしょ? しかも外観は神殿だっけ? そんな物がいきなり破壊されたら海流が滅茶苦茶になっちゃうわよ」
「……あ。そ、そうか! 失念していた! それは不味いな。潮の流れが変わったら船が困るか」
「うん。だから提案なんだけど、コアは破壊せずにアインのスキルで神殿の出口と最下層をループさせられないかしら?」
「……なるほどな。ここと神殿の出口を繋げるのか。オリビア……お前天才か?」
「まぁね~」
そこにマリアベルが口を挟む。
「……ならさ、別にフロアボスと戦わなくても良くない? コアを破壊しないなら奥に行かなくても……」
「バカね、マリアベル。ボスを倒したらお宝ゲットできるじゃない。一回は倒しておかなきゃ」
「そうだな。スキルスクロールだとありがたい。折角ここまで来たのに倒さず帰るなんて勿体ないだろ」
「はいはいそーですねー」
その後、アインは地下百階層の階段と神殿から外に出る地点を現実改変で繋げ、最後のフロアへと進むのだった。
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