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第1章 はじまり
第05話 市場調査
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冒険者登録を終えたアインは宿に部屋をとり、今後の動向について考えをまとめる事にした。
「話を聞けて良かったな。知らなければ中央大陸を真っ直ぐ北上していた所だ」
中央大陸はガウス大陸よりは小さいがそれなりに広い。ここローレン大陸から船が到着する場所はいわずもがな中央大陸の南端だ。そしてバラライカ大陸へと渡る為にはいくつか国を越えながら海沿いを東に向け移動するか、大陸中央にある大国の王都から東に進むか、この二つの道にわかれる。
「王都か海沿いか……か。海沿い方面は人が少ない分休める場所も少ない。対して王都方面は道は良いがこの情勢だと盗賊や犯罪者が闊歩している可能性がある。悩むな……。どっちが早いか」
アインは漁村で休みながら野営を繰り返して海沿い方面を歩くか、盗賊や犯罪者を倒しつつ村や町で安全に休みながら進むか考えに考えを重ねた結果、海沿い方面ではなく、王都方面を選択した。
「時間は掛かっても盗賊や犯罪者は野放しにしておけないな。魔王を倒して平和な世界にしても誰かにとって大切な人が隣にいなければ平和になっても真に平和になったとはいえないもんな。よし、まず目指すはローレン大陸最北端の港町だ。その後海を渡り大国の王都を目指す!」
こうして今後の指針を決めたアインはひとまず旅に必要な物資を調達するため町に出た。
「あまり質の良い物は売ってなさそうだなぁ」
一通り店舗や露店を見て回ったが物資の質はあまり良い物とは言えず、かつ量も少ない。試しにもっと質が良い物はないかと尋ねると、店主達は皆口を揃えてこう言った。
「こんな田舎町にそんな上等な物扱ってる店はないよ。考えてもみなよ、高価な物を揃えたとしても護衛がいない田舎町じゃ盗賊に盗まれてお終いだ。そんなリスクは冒せんよ」
「護衛かぁ~……。そうだよなぁ、今は冒険者も活動できてないもんな」
「そういうこった。ここにある物より良い物が欲しかったらどこかの港町か主都にでも行きな」
「そうするよ。あ、とりあえず野営セットだけもらえるかな?」
「ボロで良いならな。三万ゴルドだ」
「……高くないか?」
「これが適正価格だが」
どうやら不況で物価も跳ね上がっているようだ。当時は一万ゴルドもあればこのランクの物は買えていた。ちなみに宿は素泊まりで三千ゴルドだ。
「わかった。二万五千までなら出す」
「二万九千だ」
「……二万六千!」
そこから激しい攻防が続き、おんぼろ野営セットは二万七千五百ゴルドになった。
「ふう、十の位まで値切ろうか迷ったぞ」
「二度とくんなっ! おまけにポーションセットまで加えやがって!」
「三万ゴルドなんて大金を使うんだ、値切るのは当たり前だろう。これ以上無理だっていうから他の物を要求しただけじゃないか」
「くそう……、損した……」
しかし注意深く店を観察しても商業組合の商標がない。おそらく盗品か転売品だろう。それを三万近くの金を払い購入したのだ、損などしているはずがない。現に店主も口では悪態をついているが、目元には笑みが浮かんでいる。アインはこれ以上の追及をやめ、野営セットを腰に下げたポーチに放り込んだ。
「……は? お、おい兄ちゃん!」
「なんだ?」
「い、今そのポーチ野営セットを入れたよな!?」
「入れたがそれが何か?」
店主の視線はポーチに釘付けになっていた。、
「もしかしてそりゃ魔導具か? あの見た目によらず大量の荷物が入るっていう……」
「いや、これは魔導具じゃない。俺のスキルで似せているだけだ。俺から離れたらただのポーチだぞ」
「なんだ、スキルかよ。それじゃ買い取っても意味ないな」
「そうだな。これは親父からもらった物だから最初から売る気はないが」
「はいはい、精々大事にしな。ちゃんと手入れされてて良い鞄のようだからな」
「ああ、ありがとう」
そうして物価の調査をしつつ、物資の流通も調査した結果、物資の量は当時の三分の一、物価は三倍程度になっている事がわかった。
「これが魔国クリミナルの影響か。ダンジョンから物資が届かないから物価が上がる。作物なども略奪されるから物価が上がる。けれど仕事がないから買えない者は犯罪に走る。まさに負のスパイラルだな」
現在割を食っているのは善良な市民だ。正しき者は生きる事に悩み苦しみ、悪しき者はどこまでも堕ちていく。世界は魔国クリミナルの誕生で歪みに歪んでしまっていた。
「やはり急がなきゃな。明日にでもこの町を出よう」
そして翌早朝、アインは町を出て再び北上した。次なる目的地は現在いる国の王都【フレメリア】だ。
「確か王国の方針は魔国の宣言に従うだっけ。小国とはいえ一応は国の主都だ。しかも昔父さんが騎士を務めていた国。当時は穏やかな国だったけど……さて、今はどうなっているのやら」
こうして町の調査を終えたアインは一路王都フレメリアを目指し、街道を北上していった。昼の間は盗賊も大人しくしていたが、夜になるとやたらと活発的になり、何度か襲撃されていた。
「オラァッ! その高そうな剣置いてきなぁっ!」
「お前たちは他人から物を奪う事しかできないのかっ!」
「ひゃっはぁぁぁっ! それが俺達盗賊の生き方よっ! 死にたくなけりゃ金目のモン全部出せやっ!」
どうにも盗賊という輩は相手の実力を判断できない者の集まりのようだ。夜に一人で街道を歩いている。それだけでもその者の実力は測れそうなものだが、盗賊はそのほとんどが集団で行動しているためか、どの盗賊も大体気が大きくなっている。
「がっ!? あ—―」
「おいっ、こいつつえぇぞ!?」
「や、やべぇっ! 退却だ退却! がはっ!?」
アインは背を向け逃走を計った盗賊を容赦なく斬り伏せた。
「悪いが一人も逃がさんよ。引き渡しができない以上罪はその命で償ってもらうぞっ!」
「ち、ちくしょうがぁぁぁっ!」
その後、アインは難なく盗賊を討伐し、地面に埋めた後、再び街道を北上していくのだった。
「話を聞けて良かったな。知らなければ中央大陸を真っ直ぐ北上していた所だ」
中央大陸はガウス大陸よりは小さいがそれなりに広い。ここローレン大陸から船が到着する場所はいわずもがな中央大陸の南端だ。そしてバラライカ大陸へと渡る為にはいくつか国を越えながら海沿いを東に向け移動するか、大陸中央にある大国の王都から東に進むか、この二つの道にわかれる。
「王都か海沿いか……か。海沿い方面は人が少ない分休める場所も少ない。対して王都方面は道は良いがこの情勢だと盗賊や犯罪者が闊歩している可能性がある。悩むな……。どっちが早いか」
アインは漁村で休みながら野営を繰り返して海沿い方面を歩くか、盗賊や犯罪者を倒しつつ村や町で安全に休みながら進むか考えに考えを重ねた結果、海沿い方面ではなく、王都方面を選択した。
「時間は掛かっても盗賊や犯罪者は野放しにしておけないな。魔王を倒して平和な世界にしても誰かにとって大切な人が隣にいなければ平和になっても真に平和になったとはいえないもんな。よし、まず目指すはローレン大陸最北端の港町だ。その後海を渡り大国の王都を目指す!」
こうして今後の指針を決めたアインはひとまず旅に必要な物資を調達するため町に出た。
「あまり質の良い物は売ってなさそうだなぁ」
一通り店舗や露店を見て回ったが物資の質はあまり良い物とは言えず、かつ量も少ない。試しにもっと質が良い物はないかと尋ねると、店主達は皆口を揃えてこう言った。
「こんな田舎町にそんな上等な物扱ってる店はないよ。考えてもみなよ、高価な物を揃えたとしても護衛がいない田舎町じゃ盗賊に盗まれてお終いだ。そんなリスクは冒せんよ」
「護衛かぁ~……。そうだよなぁ、今は冒険者も活動できてないもんな」
「そういうこった。ここにある物より良い物が欲しかったらどこかの港町か主都にでも行きな」
「そうするよ。あ、とりあえず野営セットだけもらえるかな?」
「ボロで良いならな。三万ゴルドだ」
「……高くないか?」
「これが適正価格だが」
どうやら不況で物価も跳ね上がっているようだ。当時は一万ゴルドもあればこのランクの物は買えていた。ちなみに宿は素泊まりで三千ゴルドだ。
「わかった。二万五千までなら出す」
「二万九千だ」
「……二万六千!」
そこから激しい攻防が続き、おんぼろ野営セットは二万七千五百ゴルドになった。
「ふう、十の位まで値切ろうか迷ったぞ」
「二度とくんなっ! おまけにポーションセットまで加えやがって!」
「三万ゴルドなんて大金を使うんだ、値切るのは当たり前だろう。これ以上無理だっていうから他の物を要求しただけじゃないか」
「くそう……、損した……」
しかし注意深く店を観察しても商業組合の商標がない。おそらく盗品か転売品だろう。それを三万近くの金を払い購入したのだ、損などしているはずがない。現に店主も口では悪態をついているが、目元には笑みが浮かんでいる。アインはこれ以上の追及をやめ、野営セットを腰に下げたポーチに放り込んだ。
「……は? お、おい兄ちゃん!」
「なんだ?」
「い、今そのポーチ野営セットを入れたよな!?」
「入れたがそれが何か?」
店主の視線はポーチに釘付けになっていた。、
「もしかしてそりゃ魔導具か? あの見た目によらず大量の荷物が入るっていう……」
「いや、これは魔導具じゃない。俺のスキルで似せているだけだ。俺から離れたらただのポーチだぞ」
「なんだ、スキルかよ。それじゃ買い取っても意味ないな」
「そうだな。これは親父からもらった物だから最初から売る気はないが」
「はいはい、精々大事にしな。ちゃんと手入れされてて良い鞄のようだからな」
「ああ、ありがとう」
そうして物価の調査をしつつ、物資の流通も調査した結果、物資の量は当時の三分の一、物価は三倍程度になっている事がわかった。
「これが魔国クリミナルの影響か。ダンジョンから物資が届かないから物価が上がる。作物なども略奪されるから物価が上がる。けれど仕事がないから買えない者は犯罪に走る。まさに負のスパイラルだな」
現在割を食っているのは善良な市民だ。正しき者は生きる事に悩み苦しみ、悪しき者はどこまでも堕ちていく。世界は魔国クリミナルの誕生で歪みに歪んでしまっていた。
「やはり急がなきゃな。明日にでもこの町を出よう」
そして翌早朝、アインは町を出て再び北上した。次なる目的地は現在いる国の王都【フレメリア】だ。
「確か王国の方針は魔国の宣言に従うだっけ。小国とはいえ一応は国の主都だ。しかも昔父さんが騎士を務めていた国。当時は穏やかな国だったけど……さて、今はどうなっているのやら」
こうして町の調査を終えたアインは一路王都フレメリアを目指し、街道を北上していった。昼の間は盗賊も大人しくしていたが、夜になるとやたらと活発的になり、何度か襲撃されていた。
「オラァッ! その高そうな剣置いてきなぁっ!」
「お前たちは他人から物を奪う事しかできないのかっ!」
「ひゃっはぁぁぁっ! それが俺達盗賊の生き方よっ! 死にたくなけりゃ金目のモン全部出せやっ!」
どうにも盗賊という輩は相手の実力を判断できない者の集まりのようだ。夜に一人で街道を歩いている。それだけでもその者の実力は測れそうなものだが、盗賊はそのほとんどが集団で行動しているためか、どの盗賊も大体気が大きくなっている。
「がっ!? あ—―」
「おいっ、こいつつえぇぞ!?」
「や、やべぇっ! 退却だ退却! がはっ!?」
アインは背を向け逃走を計った盗賊を容赦なく斬り伏せた。
「悪いが一人も逃がさんよ。引き渡しができない以上罪はその命で償ってもらうぞっ!」
「ち、ちくしょうがぁぁぁっ!」
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