43 / 55
第4章 東の大陸編
04 出立準備
しおりを挟む
魚人族の里にきて一週間が経った。アーレスは毎日朝からリヴァイアサンと修行に行き、夕方からは人魚と楽しんでいた。おかげでほぼ全ての人魚がアーレスの種で新たな命を宿し、もうしばらくすれば人魚の数が単純に計算したとしても倍以上になる。
アーレスは既に卵を産み落としたミューズの所にいた。
「人魚って卵から産まれるんだなぁ……」
「ええ。産むまでは早いですが、孵化まではもうしばらくかかります」
「なるほどな。しかし……ずいぶん産んだな。ひー……ふー……みー……五つか」
「中には七つ、八つ産む人魚もいますよ? 五つは平均です」
それを聞いたアーレスは疑問を覚えた。
「一度にそんな産まれるのに人魚が少ないのは何故だ? 普通この数が産まれたらあっという間に増えると思うのだが」
「それは……人間のせいでもありますが、魔物のせいでもありますね。海の魔物は深い場所にいるほど強いので」
「強い……ねぇ」
アーレスはリヴァイアサンとの修行を思い返すが、強いと思った魔物など皆無だった。
「里の周辺にいた魔物はこの一週間でほぼ狩り尽くしてしまったな」
「え?」
「いやほら、俺とリヴァイアサンが里の外で魔法の修行してただろ? あれの影響でサッパリ魔物の姿が見えなくなっちまってさ」
「クラーケンやダゴンも……ですか?」
「ああ。一匹もいないぞ」
ミューズは改めてアーレスの力に驚いていた。
「強いとは思っていましたが……まさかここまで強いだなんて……」
「まあ、一応俺は魔王国バハートスの王だからな。弱くちゃ話にならんだろ」
「魔王国? ああ、魔族の国ができたのですか」
「まあな。お前達も来るか?」
「ありがたい話ですが……私達は水がなければ生きていけませんので」
そこでアーレスは少し考え、一つ名案を思い付いた。
「あるぞ水」
「え?」
「魔族領にダンジョンがあってな、そこの最下層が魔王城になってるんだよ。確か地下九十五階層が地底湖になっていたはずだ。淡水でも大丈夫か?」
「え、ええ……。水ならなんでも……」
「よし、じゃあ一度見に行ってみよう。ミューズ、手を」
「え? え?」
アーレスはミューズの手を取り、空間魔法で転移ゲートを開いた。
「こ、これは?」
「転移ゲートだ。行き先は魔族領のダンジョン地下九十五階だ。行くぞ」
「え、えぇぇぇぇっ!?」
アーレスはミューズを腕に抱えゲートを潜る。
「な、なに……ここっ!?」
「地底湖だよ。ほら、水に降ろすぞ?」
「は、はいっ」
アーレスはゆっくりとミューズを地底湖に降ろした。ミューズは浸かった瞬間水質が気に入ったようで、凄まじい勢いで泳ぎ回っていた。
「凄く綺麗な場所ですね! 魔物もいないようですし」
「魔王が管理していたダンジョンに魔物がいるはずないだろ? このダンジョンではかつて魔族達が暮らしていたらしいしな」
「今はいないの?」
「ああ。人間の国をぶっ潰してそこを拠点にしたんだ」
「人間を……それは素晴らしいわねっ! 私……あなたの事を誤解していましたわ。人間と敵対するならあなたは私達の同類ではないですか」
「俺にも色々あるんだよ。ちなみに人間は殺したいくらい嫌いだ」
「その意見には激しく同意するわ」
そう言い、ミューズはアーレスに手を伸ばした。
「一度戻ってみんなに話しましょう。みんなが納得したら引っ越しね
「まあ……普通に納得するだろ」
そして再び転移ゲートで魚人族の里に戻り、ミューズはすぐに全ての人魚を集めた。
「──という場所があるのですが。皆さん、この際ですから新たな地に引っ越しませんか?」
話を聞いた人魚達はそれぞれ顔を合わせながら不安そうにしている。
「本当に安全なのですか?」
「ええ、魔物もいないし、人間もいないわ」
「あの……食糧は……」
「淡水魚がたくさんいたわね。誰も狩らなかったせいかかなり立派な魚でしたわ」
ミューズは矢継ぎ早に飛んでくる人魚達の問い掛けに全て対応していく。この判断力はさすがと言いたい。だがここで思わぬ人物が反対の意を示した。
「長様、私は移住に反対します」
「なぜ……?」
この声を上げたのは守護隊長だった。
「私はその人間を信用していません。そもそも私達に新たな棲み家を与えてその人間に何の得があるのですか? 浅ましい人間が損得も考えずに取引を持ち掛けるなどありえないでしょう」
守護隊長の主張を聞いた人魚達はまた少し不安を覚えたようだ。そこからミューズと守護隊長で意見が対立し、話は平行線になった。一向に話が進まない状況に苛立ったアーレスは守護隊長の肩を叩いた。
「な、何をする!」
「そんなに不安なら自分で確かめてきな。開け転移ゲート」
「へ? おわぁぁぁっ!? お、落ち──」
アーレスは守護隊長の足元に転移ゲートを開き、両肩を思いっきり下に押した。守護隊長は転移ゲートを潜り抜け、地底湖の真上から水面へと落下していった。
「ミューズ、ちょっと行ってくるからこっちの意見をまとめておいてくれ」
「わかりました。あまり苛めないで下さいね?」
「それはあいつ次第だな。開け転移ゲート」
アーレスはミューズに意見の取りまとめを任せ、再び地底湖へと戻った。
「……おい」
「へっ!?」
アーレスが地底湖に転移すると先に転移していた守護隊長は楽しそうに水面に浮かんでいた。
「ずいぶん楽しそうじゃないか」
「た、楽しいわけないだろっ! いきなり空中から水面に叩き落とされたんだぞっ」
「ほ~。ならその手にある食いかけ。魚はなんだ?」
「うっ!?」
守護隊長は慌てて魚を隠すが既に時遅し。しっかりと地底湖を満喫していた事がバレてしまった。
「べ、別に構わないだろう! そう、これは安全性を確かめたのだ! 貴様の言う事など信用ならんからな!」
「ほ~? そこまで言うなら仕方ない。あんただけあの里に残れば良いじゃないか。他の奴らは多分全員来るだろうからな」
「はあ? そんなわけ──おい貴様。まさか……」
アーレスはニヤリと笑った。
「ああ、そうだ。あの里でまだ抱いてない人魚はあんただけだよ、ララァ」
「わ、私の名を気安く呼ぶなっ! やはり人間は信用ならんっ! 全ての人魚を抱いただと? 貴様に愛はないのか! 快楽さえ得られればそれで良いのだろう!」
「いやいや、だって俺ミューズから人魚を増やすように言われただろ。それはララァだって聞いてただろう」
「しかし嫌がる相手はダメだと──!」
「嫌がる奴はいなかったぜ」
「な、なんだと!?」
アーレスは全ての人魚をどう落としていったか語った。
「どんなに嫌だろうがな、快楽には勝てないんだよ」
「なんだと?」
「俺はな、嫌がる人魚に見せつけるように毎日たっぷりと望んできた人魚を愛してやった」
「……は?」
「目の前で仲間が気持ち良さそうに孕んでいく姿を見ていると嫌がっていた人魚もやがて我慢がきかなくなり……自分から求めてくるようになった。そうやって俺はあんた以外を手にしたのさ」
「この……卑怯者! そんなずるい手で女を弄んで満足かっ!」
「弄ぶ? なら聞くが、あの里に不幸そうな人魚はいたか? 誰かから俺に無理矢理犯されたと相談されたか?」
「それは……」
ララァは口ごもってしまった。確かに誰からも相談はつけていないし、不幸そうな人魚も見当たらなかった。
「いないだろ。みんな俺に抱かれて幸せになったんだよ」
「……そ、それがどうした! 他の奴らがどうなろうと私だけは──」
「なら一人あの里に残れば? 俺は無理に来てもらわなくて構わない。これから人魚はどんどん増えていくしな」
「うぅっ、わ、私は……長様の守護隊長……! 離れるわけには……」
「その長が俺を認めてんだよ。お前もいい加減認めろよ。ちょうど二人きりだ、お互い腹を割って話し合おうじゃないか」
アーレスは湖岸に腰掛け、ララァと対話を試みるのだった。
アーレスは既に卵を産み落としたミューズの所にいた。
「人魚って卵から産まれるんだなぁ……」
「ええ。産むまでは早いですが、孵化まではもうしばらくかかります」
「なるほどな。しかし……ずいぶん産んだな。ひー……ふー……みー……五つか」
「中には七つ、八つ産む人魚もいますよ? 五つは平均です」
それを聞いたアーレスは疑問を覚えた。
「一度にそんな産まれるのに人魚が少ないのは何故だ? 普通この数が産まれたらあっという間に増えると思うのだが」
「それは……人間のせいでもありますが、魔物のせいでもありますね。海の魔物は深い場所にいるほど強いので」
「強い……ねぇ」
アーレスはリヴァイアサンとの修行を思い返すが、強いと思った魔物など皆無だった。
「里の周辺にいた魔物はこの一週間でほぼ狩り尽くしてしまったな」
「え?」
「いやほら、俺とリヴァイアサンが里の外で魔法の修行してただろ? あれの影響でサッパリ魔物の姿が見えなくなっちまってさ」
「クラーケンやダゴンも……ですか?」
「ああ。一匹もいないぞ」
ミューズは改めてアーレスの力に驚いていた。
「強いとは思っていましたが……まさかここまで強いだなんて……」
「まあ、一応俺は魔王国バハートスの王だからな。弱くちゃ話にならんだろ」
「魔王国? ああ、魔族の国ができたのですか」
「まあな。お前達も来るか?」
「ありがたい話ですが……私達は水がなければ生きていけませんので」
そこでアーレスは少し考え、一つ名案を思い付いた。
「あるぞ水」
「え?」
「魔族領にダンジョンがあってな、そこの最下層が魔王城になってるんだよ。確か地下九十五階層が地底湖になっていたはずだ。淡水でも大丈夫か?」
「え、ええ……。水ならなんでも……」
「よし、じゃあ一度見に行ってみよう。ミューズ、手を」
「え? え?」
アーレスはミューズの手を取り、空間魔法で転移ゲートを開いた。
「こ、これは?」
「転移ゲートだ。行き先は魔族領のダンジョン地下九十五階だ。行くぞ」
「え、えぇぇぇぇっ!?」
アーレスはミューズを腕に抱えゲートを潜る。
「な、なに……ここっ!?」
「地底湖だよ。ほら、水に降ろすぞ?」
「は、はいっ」
アーレスはゆっくりとミューズを地底湖に降ろした。ミューズは浸かった瞬間水質が気に入ったようで、凄まじい勢いで泳ぎ回っていた。
「凄く綺麗な場所ですね! 魔物もいないようですし」
「魔王が管理していたダンジョンに魔物がいるはずないだろ? このダンジョンではかつて魔族達が暮らしていたらしいしな」
「今はいないの?」
「ああ。人間の国をぶっ潰してそこを拠点にしたんだ」
「人間を……それは素晴らしいわねっ! 私……あなたの事を誤解していましたわ。人間と敵対するならあなたは私達の同類ではないですか」
「俺にも色々あるんだよ。ちなみに人間は殺したいくらい嫌いだ」
「その意見には激しく同意するわ」
そう言い、ミューズはアーレスに手を伸ばした。
「一度戻ってみんなに話しましょう。みんなが納得したら引っ越しね
「まあ……普通に納得するだろ」
そして再び転移ゲートで魚人族の里に戻り、ミューズはすぐに全ての人魚を集めた。
「──という場所があるのですが。皆さん、この際ですから新たな地に引っ越しませんか?」
話を聞いた人魚達はそれぞれ顔を合わせながら不安そうにしている。
「本当に安全なのですか?」
「ええ、魔物もいないし、人間もいないわ」
「あの……食糧は……」
「淡水魚がたくさんいたわね。誰も狩らなかったせいかかなり立派な魚でしたわ」
ミューズは矢継ぎ早に飛んでくる人魚達の問い掛けに全て対応していく。この判断力はさすがと言いたい。だがここで思わぬ人物が反対の意を示した。
「長様、私は移住に反対します」
「なぜ……?」
この声を上げたのは守護隊長だった。
「私はその人間を信用していません。そもそも私達に新たな棲み家を与えてその人間に何の得があるのですか? 浅ましい人間が損得も考えずに取引を持ち掛けるなどありえないでしょう」
守護隊長の主張を聞いた人魚達はまた少し不安を覚えたようだ。そこからミューズと守護隊長で意見が対立し、話は平行線になった。一向に話が進まない状況に苛立ったアーレスは守護隊長の肩を叩いた。
「な、何をする!」
「そんなに不安なら自分で確かめてきな。開け転移ゲート」
「へ? おわぁぁぁっ!? お、落ち──」
アーレスは守護隊長の足元に転移ゲートを開き、両肩を思いっきり下に押した。守護隊長は転移ゲートを潜り抜け、地底湖の真上から水面へと落下していった。
「ミューズ、ちょっと行ってくるからこっちの意見をまとめておいてくれ」
「わかりました。あまり苛めないで下さいね?」
「それはあいつ次第だな。開け転移ゲート」
アーレスはミューズに意見の取りまとめを任せ、再び地底湖へと戻った。
「……おい」
「へっ!?」
アーレスが地底湖に転移すると先に転移していた守護隊長は楽しそうに水面に浮かんでいた。
「ずいぶん楽しそうじゃないか」
「た、楽しいわけないだろっ! いきなり空中から水面に叩き落とされたんだぞっ」
「ほ~。ならその手にある食いかけ。魚はなんだ?」
「うっ!?」
守護隊長は慌てて魚を隠すが既に時遅し。しっかりと地底湖を満喫していた事がバレてしまった。
「べ、別に構わないだろう! そう、これは安全性を確かめたのだ! 貴様の言う事など信用ならんからな!」
「ほ~? そこまで言うなら仕方ない。あんただけあの里に残れば良いじゃないか。他の奴らは多分全員来るだろうからな」
「はあ? そんなわけ──おい貴様。まさか……」
アーレスはニヤリと笑った。
「ああ、そうだ。あの里でまだ抱いてない人魚はあんただけだよ、ララァ」
「わ、私の名を気安く呼ぶなっ! やはり人間は信用ならんっ! 全ての人魚を抱いただと? 貴様に愛はないのか! 快楽さえ得られればそれで良いのだろう!」
「いやいや、だって俺ミューズから人魚を増やすように言われただろ。それはララァだって聞いてただろう」
「しかし嫌がる相手はダメだと──!」
「嫌がる奴はいなかったぜ」
「な、なんだと!?」
アーレスは全ての人魚をどう落としていったか語った。
「どんなに嫌だろうがな、快楽には勝てないんだよ」
「なんだと?」
「俺はな、嫌がる人魚に見せつけるように毎日たっぷりと望んできた人魚を愛してやった」
「……は?」
「目の前で仲間が気持ち良さそうに孕んでいく姿を見ていると嫌がっていた人魚もやがて我慢がきかなくなり……自分から求めてくるようになった。そうやって俺はあんた以外を手にしたのさ」
「この……卑怯者! そんなずるい手で女を弄んで満足かっ!」
「弄ぶ? なら聞くが、あの里に不幸そうな人魚はいたか? 誰かから俺に無理矢理犯されたと相談されたか?」
「それは……」
ララァは口ごもってしまった。確かに誰からも相談はつけていないし、不幸そうな人魚も見当たらなかった。
「いないだろ。みんな俺に抱かれて幸せになったんだよ」
「……そ、それがどうした! 他の奴らがどうなろうと私だけは──」
「なら一人あの里に残れば? 俺は無理に来てもらわなくて構わない。これから人魚はどんどん増えていくしな」
「うぅっ、わ、私は……長様の守護隊長……! 離れるわけには……」
「その長が俺を認めてんだよ。お前もいい加減認めろよ。ちょうど二人きりだ、お互い腹を割って話し合おうじゃないか」
アーレスは湖岸に腰掛け、ララァと対話を試みるのだった。
0
お気に入りに追加
994
あなたにおすすめの小説
【完結】勇者学園の異端児は強者ムーブをかましたい
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、pixivにも投稿中。
※小説家になろうでは最新『勇者祭編』の中盤まで連載中。
※アルファポリスでは『オスカーの帰郷編』まで公開し、完結表記にしています。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界サバイバルゲーム 〜転移先はエアガンが最強魔道具でした〜
九尾の猫
ファンタジー
サバイバルゲームとアウトドアが趣味の主人公が、異世界でサバゲを楽しみます!
って感じで始めたのですが、どうやら王道異世界ファンタジーになりそうです。
ある春の夜、季節外れの霧に包まれた和也は、自分の持ち家と一緒に異世界に転移した。
転移初日からゴブリンの群れが襲来する。
和也はどうやって生き残るのだろうか。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる