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第02章 少年期
05 拠点建設と町の掌握
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アノレカイダのメンバーを全て抱き終えた蓮は、この国境の町を治める代表の屋敷を訪ねていた。
「は、反魔王軍組織に与しろと?ほ、本気かね!?私が誰か知って言ってるのか!?」
「…ええ、勿論。国境担当の魔王の弟さんでしょう?」
「…知っているなら私がそれを受ける筈が無いと思うのだがね?」
蓮は言った。
「あんたも知ってるだろ?魔王と勇者の真実。」
「なっ!?何処でそれを!?」
「魔王から直接な。なぁ、このまま人間にヤられっぱなしで良いのか?何故魔族だけこんなちっぽけな領地に押し込められなきゃなない?」
「し、しかし…。協定を破れば人間国の勇者が大群で!」
ああ、成る程。表向きは失敗作の勇者を寄越してちゃんと魔族と戦ってますよ~と思わせといて、民から勇者召喚の支持を得る。魔族が攻めて来ないのは勇者が居るからだと思わせといて、使える勇者は戦の道具にしていると言う事か。魔王はその使える方の勇者が大挙して来る事を恐れ、あんなバカな事をしていたのか。
「バカだなぁ。」
「な、何を…。」
蓮は目の前の男に言った。
「何を恐れる事がある。俺は現魔王すら一撃で倒せる。そして、国境に接するこの町さえ守れば勇者がどれだけ来ようが問題ない。来た瞬間に俺が殺してやるよ。お前等は人間に踊らされてんだよ。まだ気付かないのか?」
「分かっておるわ!だが…此処に来ない勇者は皆不思議な力を持つ者だ。私達では勝てぬのだ!魔族領は世界の1%にも満たない小さな土地だ。この世界にどれだけ人間の国があると思っている!人間が本気で攻めて来たら滅ぶのは目に見えている…!」
「だから魔王を餌に茶番を繰り返すって?殺られる身になってみな。俺だったら腸煮え繰り返るね。何が勇者だよ。あんなもんクソと一緒だ。俺が魔族の未来を変えてやんよ。」
「お、お主…正気か!?」
「勿論だ。あ、別にこの町をくれるなら民も全員引き上げて良いぜ?その方が助かるからな。」
「…な、何をする気だ。計画を話せ。納得したらお前に従ってやろう。」
「ふっ、なら聞け。」
蓮は自分の考えを男に話した。
「此処を城塞都市に?」
「ああ。人間がこの領地に入る為には、国境を越えて来るしかない。仮に、空を飛んで来る奴が居ても撃ち落とすだけだ。つまり、国境さえ守り切れば誰も死ぬ事はない。勇者召喚には大量の生け贄が必要だ。そうポンポン喚び出す事は出来ないだろう。」
「むぅ…。確かにそうだが…。守り切れるのか?」
「全く問題ないな。たかだかチートを1つ2つ持ってるだけの勇者なんかに負けるかよ。」
「…チート?」
「奴等の不思議な力の事だ。この世界に喚び出される際に、彼方の神から力を貰えるんだよ。」
「か、神から力を!?成る程…それであんな化け物じみた…。そんな奴等が大群で…。勝てるのか!?」
蓮は不敵な笑みを浮かべた。
「楽勝だ。相手にもならんわ。俺は勇者以上にチートだからな。勇者はそれぞれの世界の神から力を貰うが、俺はこの世界の神から力を貰ってるからなぁ?」
「な、なにっ!?で、ではお前も勇者なのか!?」
「バカか。あんな雑魚と一緒にされちゃたまらんよ。俺は前世では大魔王だった。これはお前しか知らない。誰かに話したら殺す。」
「だ、大…魔王…?」
男はソファーに腰を落とした。
「…この町は好きにしてくれぃ。民は移す。もし、お前が負ける様な事があれば人間の国に全てを話す。それで良いな?」
「ああ、仮に俺が負けたら好きにしろよ。責任を全部押し付けるなりなんなりとな。1ヶ月やる。それで全員を退去させな。」
「…良かろう。」
蓮はソファーから立ち上がり男に言った。
「良く今まで我慢したな。だが、これからは俺達の時代だ。もっと広い土地で豊かに暮らそうじゃないか。」
「はっ、そうなれば言いな。大魔王殿?」
蓮はニヤリと笑い、屋敷を後にした。
「大魔王…か。期待出来るのだろうか。もう傷つく兄を見るのは限界だ。託してみよう…。あの不遜な男に…。さて、引き上げの準備だ。誰か!誰か居らぬか!」
その翌日、蓮はモニカ達を集めこの計画を話した。
「私達は何処までも付いて行きます!」
「まぁ…蓮兄ならそうするよね。ってか…相変わらず勇者召喚とかやってんだぁ…。どうせ負けるのにね。」
「ん♪オニーサンは最強…♪」
モニカがサリーとハルカに話し掛けた。
「…あなた達さ、何か変じゃない?何でそんなにレンの事を好きなの?しかもまだ3歳だって言うのにやたらマセてるし…。」
サリーがそれに答える。
「そりゃあ…蓮兄とは前前前世からの付き合いだしね。」
「そう。私達3人は運命の糸で結ばれている♪むふ~♪」
「前前前世??え?え?」
見かねた蓮が全員に真実を語った。
「…って言う訳でだな、俺の前前前世が人間で、沙梨と遥は幼馴染だ。で、前前世では大魔王をやってました。それからジジイ神と相討ちになって、前世では力を持ったまままた人間として暮らして大往生。んで、死んだらこの世界の神に誘われて此処に来たって訳。だからな、見た目は10歳だが、本当は爺さんなんだわ。」
沙梨と遥を除く全員が口を開いてポカーンとしていた。
「だ、だからあんなに上手かったのね!?」
「オニーサンは億人斬りくらいしてる。私はその内の2人目♪」
「因みにぃ…、蓮兄の童貞は私が貰っちゃいました♪」
ミリアが言った。
「お、おま…じ、実の妹とやっちゃったの!?」
「そう言う年頃だったんだよ。目の前に穴があったら挿入れたくなるだろうが。」
「それ、多分あんただけだわ。」
ミュートが口を開く。
「み、ミュートは!師匠一筋ですぅ!前世とか…何でも言いです!師匠は師匠ですぅっ!」
リリムもそれに続く。
「そうね。今更よね。私達…もうレンが居なきゃダメな身体になっちゃったし♪あ、そうそう。レ~ン…私、やっと生理きたよ?レンとの赤ちゃん…欲しいなぁ~♪」
「よし、リリムは後で寝室な。」
フォンが口を開いた。
「私達は弱い。正直行っても足手まといにしかならないだろう。更に…敵に捕まればレンの弱点となってしまう…。それでも連れて行くと?」
「ははっ、俺がたかが勇者にお前等を触らせるかっての。国境さえ越えさせねぇよ。捕まるとか弱点とか最初から有り得ない話だ。」
最後にティオラ達ハーフが意見を述べた。
「なら…ちゃんと守ってよね。その代わり…いつでも抱いて良いから…。この歳で未亡人とか嫌だからね?」
「そうですよぉ。これからもいっぱい抱いて貰わなきゃ♪」
「当たり前だ。勇者の相手は片手間に過ぎんよ。本命はお前達とイチャコラだ。それが俺の生き様よ!さあ、行こう。腐った人間共に鉄槌を下すぞ!それから…可愛い女は全部俺が頂く!待ってろ!まだ見ぬ美少女よ!ふはははは!」
「「「「サイテーですわ…。」」」」
こうして、蓮はモニカ達を説得し、国境の町へと連れて戻るのであった。
「は、反魔王軍組織に与しろと?ほ、本気かね!?私が誰か知って言ってるのか!?」
「…ええ、勿論。国境担当の魔王の弟さんでしょう?」
「…知っているなら私がそれを受ける筈が無いと思うのだがね?」
蓮は言った。
「あんたも知ってるだろ?魔王と勇者の真実。」
「なっ!?何処でそれを!?」
「魔王から直接な。なぁ、このまま人間にヤられっぱなしで良いのか?何故魔族だけこんなちっぽけな領地に押し込められなきゃなない?」
「し、しかし…。協定を破れば人間国の勇者が大群で!」
ああ、成る程。表向きは失敗作の勇者を寄越してちゃんと魔族と戦ってますよ~と思わせといて、民から勇者召喚の支持を得る。魔族が攻めて来ないのは勇者が居るからだと思わせといて、使える勇者は戦の道具にしていると言う事か。魔王はその使える方の勇者が大挙して来る事を恐れ、あんなバカな事をしていたのか。
「バカだなぁ。」
「な、何を…。」
蓮は目の前の男に言った。
「何を恐れる事がある。俺は現魔王すら一撃で倒せる。そして、国境に接するこの町さえ守れば勇者がどれだけ来ようが問題ない。来た瞬間に俺が殺してやるよ。お前等は人間に踊らされてんだよ。まだ気付かないのか?」
「分かっておるわ!だが…此処に来ない勇者は皆不思議な力を持つ者だ。私達では勝てぬのだ!魔族領は世界の1%にも満たない小さな土地だ。この世界にどれだけ人間の国があると思っている!人間が本気で攻めて来たら滅ぶのは目に見えている…!」
「だから魔王を餌に茶番を繰り返すって?殺られる身になってみな。俺だったら腸煮え繰り返るね。何が勇者だよ。あんなもんクソと一緒だ。俺が魔族の未来を変えてやんよ。」
「お、お主…正気か!?」
「勿論だ。あ、別にこの町をくれるなら民も全員引き上げて良いぜ?その方が助かるからな。」
「…な、何をする気だ。計画を話せ。納得したらお前に従ってやろう。」
「ふっ、なら聞け。」
蓮は自分の考えを男に話した。
「此処を城塞都市に?」
「ああ。人間がこの領地に入る為には、国境を越えて来るしかない。仮に、空を飛んで来る奴が居ても撃ち落とすだけだ。つまり、国境さえ守り切れば誰も死ぬ事はない。勇者召喚には大量の生け贄が必要だ。そうポンポン喚び出す事は出来ないだろう。」
「むぅ…。確かにそうだが…。守り切れるのか?」
「全く問題ないな。たかだかチートを1つ2つ持ってるだけの勇者なんかに負けるかよ。」
「…チート?」
「奴等の不思議な力の事だ。この世界に喚び出される際に、彼方の神から力を貰えるんだよ。」
「か、神から力を!?成る程…それであんな化け物じみた…。そんな奴等が大群で…。勝てるのか!?」
蓮は不敵な笑みを浮かべた。
「楽勝だ。相手にもならんわ。俺は勇者以上にチートだからな。勇者はそれぞれの世界の神から力を貰うが、俺はこの世界の神から力を貰ってるからなぁ?」
「な、なにっ!?で、ではお前も勇者なのか!?」
「バカか。あんな雑魚と一緒にされちゃたまらんよ。俺は前世では大魔王だった。これはお前しか知らない。誰かに話したら殺す。」
「だ、大…魔王…?」
男はソファーに腰を落とした。
「…この町は好きにしてくれぃ。民は移す。もし、お前が負ける様な事があれば人間の国に全てを話す。それで良いな?」
「ああ、仮に俺が負けたら好きにしろよ。責任を全部押し付けるなりなんなりとな。1ヶ月やる。それで全員を退去させな。」
「…良かろう。」
蓮はソファーから立ち上がり男に言った。
「良く今まで我慢したな。だが、これからは俺達の時代だ。もっと広い土地で豊かに暮らそうじゃないか。」
「はっ、そうなれば言いな。大魔王殿?」
蓮はニヤリと笑い、屋敷を後にした。
「大魔王…か。期待出来るのだろうか。もう傷つく兄を見るのは限界だ。託してみよう…。あの不遜な男に…。さて、引き上げの準備だ。誰か!誰か居らぬか!」
その翌日、蓮はモニカ達を集めこの計画を話した。
「私達は何処までも付いて行きます!」
「まぁ…蓮兄ならそうするよね。ってか…相変わらず勇者召喚とかやってんだぁ…。どうせ負けるのにね。」
「ん♪オニーサンは最強…♪」
モニカがサリーとハルカに話し掛けた。
「…あなた達さ、何か変じゃない?何でそんなにレンの事を好きなの?しかもまだ3歳だって言うのにやたらマセてるし…。」
サリーがそれに答える。
「そりゃあ…蓮兄とは前前前世からの付き合いだしね。」
「そう。私達3人は運命の糸で結ばれている♪むふ~♪」
「前前前世??え?え?」
見かねた蓮が全員に真実を語った。
「…って言う訳でだな、俺の前前前世が人間で、沙梨と遥は幼馴染だ。で、前前世では大魔王をやってました。それからジジイ神と相討ちになって、前世では力を持ったまままた人間として暮らして大往生。んで、死んだらこの世界の神に誘われて此処に来たって訳。だからな、見た目は10歳だが、本当は爺さんなんだわ。」
沙梨と遥を除く全員が口を開いてポカーンとしていた。
「だ、だからあんなに上手かったのね!?」
「オニーサンは億人斬りくらいしてる。私はその内の2人目♪」
「因みにぃ…、蓮兄の童貞は私が貰っちゃいました♪」
ミリアが言った。
「お、おま…じ、実の妹とやっちゃったの!?」
「そう言う年頃だったんだよ。目の前に穴があったら挿入れたくなるだろうが。」
「それ、多分あんただけだわ。」
ミュートが口を開く。
「み、ミュートは!師匠一筋ですぅ!前世とか…何でも言いです!師匠は師匠ですぅっ!」
リリムもそれに続く。
「そうね。今更よね。私達…もうレンが居なきゃダメな身体になっちゃったし♪あ、そうそう。レ~ン…私、やっと生理きたよ?レンとの赤ちゃん…欲しいなぁ~♪」
「よし、リリムは後で寝室な。」
フォンが口を開いた。
「私達は弱い。正直行っても足手まといにしかならないだろう。更に…敵に捕まればレンの弱点となってしまう…。それでも連れて行くと?」
「ははっ、俺がたかが勇者にお前等を触らせるかっての。国境さえ越えさせねぇよ。捕まるとか弱点とか最初から有り得ない話だ。」
最後にティオラ達ハーフが意見を述べた。
「なら…ちゃんと守ってよね。その代わり…いつでも抱いて良いから…。この歳で未亡人とか嫌だからね?」
「そうですよぉ。これからもいっぱい抱いて貰わなきゃ♪」
「当たり前だ。勇者の相手は片手間に過ぎんよ。本命はお前達とイチャコラだ。それが俺の生き様よ!さあ、行こう。腐った人間共に鉄槌を下すぞ!それから…可愛い女は全部俺が頂く!待ってろ!まだ見ぬ美少女よ!ふはははは!」
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