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第3章 国づくり
第27話 火竜たち
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久しぶりにデモン大陸へと戻った火竜たちは両親の住む山へと向かっていた。
「なぁ、アースってまだ二十年そこそこしか生きてないよな? なのにあの知識に強さ……おかしくね?」
「そうね。とりあえず父さんたちに聞いてみたら何かわかるんじゃない? あいつの秘密がさ」
「あ、見えてきたよ~」
竜たちは古巣の洞窟へと到着した。
「お~い、親父~、お袋~!」
「奥かしら?」
「寝てるんじゃない?」
竜たちは久しぶりの我が家に懐かしさを感じつつ、奥へと向かった。
「あ、いた。なんだ寝てんのか。水竜、頼むわ」
「え? イヤよ。アンタがやりなさいよ」
「は? バカ、俺がやったら火傷しちまうだろ。お前やれよ」
「はぁ? 私がやったら水浸しになっちゃうし。そうだ。風竜、あんたがやりなさいよ」
「えぇぇぇぇっ!? ヤダよ!? 起きるの待とうよ!」
「あぁん? 兄貴の言う事が聞けねぇってのか?」
「そうよ? 年上の言う事は聞くものよ?」
「……絶対怒られるパターンじゃん……しくしく……」
風竜は泣きながら両親に近付いた。
「……で? 久しぶりに来たかと思ったら何をする気だ? ん~?」
「ひっ!?」
「まさか私達を無理矢理叩き起こそうとしたんじゃないわよねぇ~?」
「ち、違っ……」
天竜と魔竜がむくりと身体を起こした。
「全く……。アースの次はお前らか。なんなのだ貴様らは。少しくらいゆっくりさせんか」
「あ、いや。そのアースの事で来たんだよ、親父」
「む? なんだ、話してみろ」
火竜はアースについて疑問に思った事を父である魔竜に尋ねた。
「まずあの強さはなんだ? まだ二十年ちょっとしか生きてないだろあいつ?」
「ああ、この前ここに修行に来たのだ。我ら二人を相手にミッチリとな」
「おぉぉ……マジか。よく生きてたなあいつ……」
「数回死にかけてたけどね? あんたもやる? そう言えばやった事ないわねぇ?」
「い、いや……その……結構です」
火竜の顔が青ざめていた。そこで代わりに水竜が質問した。
「じゃあ次。あの力はなに? 死の大地を緑の大地に変えたあれ」
「あれは地を司る竜のスキルだな。ここで修行して身に付けていったぞ」
「そうねぇ。水竜も修行してく? あなた……アースよりレベル低いんじゃないの?」
「あ、いや……。私は頭脳派だし?」
両親はジト目で水竜を見て思った。
((一番馬鹿っぽい奴が何を言ってんだろうな……))
そこに風竜が続く。
「それよりもだよ! アースのあの知識はなに? 見た事ない建物は作るわ道具は作るわ……終いには鉄の船とか造ってるしさ! どれもこの世界にはないものばっかりだったよ?」
「……それについては我らもわからぬ。アースは小さい頃からやたら賢くてな。五歳で我らが教える事はなくなり、ここから送り出したのだ」
「まぁ、力不足を感じて一度だけ戻って来たけどね。その力不足を感じたのも自分じゃ限界近くまで鍛えたみたいだし……、本当に手のかからない子だったわねぇ~。あんたらと違って真面目で素直だし?」
「「「……おぅふ」」」
三体の竜は黙りこんでしまった。
「まぁ、なんにせよ……アースについては我らも詳しくはわからぬ。それよりもだ、お前らが来たと言う事は獣人は……」
「ああ、守りきれなかった。人間の奴ら大分力をつけてやがる。しかも物量で押されちまって……。生き残りは千人だ。ゴッデス大陸は人間に奪われちまったよ」
「……情けないわねぇ~。やっぱり修行してく?」
「い、いや……。それよりアースの手伝いをだな……」
天竜が言った。
「手伝いって……あんたアースが何をするかわかるの?」
「うっ……」
「私達でさえわからないんだからわかるわけないわよね? いても邪魔になるだけじゃない?」
「け、けど……人間がいつここに来るかわかんねぇし!」
「来てもアースがなんとかするでしょ。それより……あんたたちは一から修行しなさい。なんなのその弱々しい魔力は。そんなんだから人間なんかに負けるのよ。少しはアースを見習いなさい! さあ、修行よ修行! まずは人化して組手からよ。ほら、さっさと動く!」
「「「し、死んだ!」」」
三体の竜は絶望に染まるのであった。
その頃アースはと言うと。
「この外壁の西側がエルフの区画ね。一応樹とか植えたんだけどまだ育たなくてさ」
「……ふむ。フラン、修行の成果を見せてあげたら?」
「は、はいっ! アースさんっ、今から私の力をお見せしますね」
そう言い、フランはまだ植えたばかりであろう木々に向かって両手をかざした。
「……樹の精霊よ……小さな命に力を与えたまえ……!【グロウアップ】!」
「おぉぉぉぉ!?」
フランの両手から魔力が拡散し、一メートルもなかった木々がぐんぐん成長していった。
「す、すごっ……。フラン凄いよ!」
「まだまだぁ~っ!」
小さな木々は林に、やがて森へと一気に成長を遂げた。
「平原が森になっちゃった! 凄い力だ!」
「えへへ。いっぱい修行しました! これで力になれそうですか?」
アースはフランの手をとり見つめる。
「たった数年で見違えるように成長したね、フラン。その力は俺にはない力だ。これから頼りにさせてもらうよ。一緒に頑張ろうね」
「認めて……もらえた……! 嬉しいっ……! アースさんっ! これからはずっと一緒ですからね!」
「え? あ、うん。改めてよろしくね、フラン」
「はいっ!」
そしてアースは出来上がった森に里から持ってきたエルフ達のツリーハウスをセットし、長に大丈夫か確認してもらった。
「うん、大丈夫そうね。私達の家もちゃんとあるし。それでアースはどこに住むの?」
「それなんだけど……。俺は皆を守らなきゃならないからさ、それぞれの区画が交わる場所、そこに家を構えようかと思って。で、兄さん達も呼んで、各区画で何かあった場合すぐに向かおうかと」
「なるほど。何かあったら竜が消火しに行くわけね」
「はは、まぁ……。でさ、一度各種族の代表をそこに集めて話し合いをしようかなって考えててさ。そうだなぁ……三日後位に区画整理交差する場所まで来てもらえるかな? 区画は河で区切ってるからすぐわかると思うんだけど」
それに長が頷く。
「わかったわ。三日後ね。ああ、フランは連れて行って構わないわよ。使えるだけ使ってあげてね」
「よろしくお願いします!」
「……わかった。じゃあフラン、一緒に行こうか」
「はいっ!」
エルフ達の移住を終えたアースは最後に自分の家を作るため、フランを連れ中央へと向かうのであった。
「なぁ、アースってまだ二十年そこそこしか生きてないよな? なのにあの知識に強さ……おかしくね?」
「そうね。とりあえず父さんたちに聞いてみたら何かわかるんじゃない? あいつの秘密がさ」
「あ、見えてきたよ~」
竜たちは古巣の洞窟へと到着した。
「お~い、親父~、お袋~!」
「奥かしら?」
「寝てるんじゃない?」
竜たちは久しぶりの我が家に懐かしさを感じつつ、奥へと向かった。
「あ、いた。なんだ寝てんのか。水竜、頼むわ」
「え? イヤよ。アンタがやりなさいよ」
「は? バカ、俺がやったら火傷しちまうだろ。お前やれよ」
「はぁ? 私がやったら水浸しになっちゃうし。そうだ。風竜、あんたがやりなさいよ」
「えぇぇぇぇっ!? ヤダよ!? 起きるの待とうよ!」
「あぁん? 兄貴の言う事が聞けねぇってのか?」
「そうよ? 年上の言う事は聞くものよ?」
「……絶対怒られるパターンじゃん……しくしく……」
風竜は泣きながら両親に近付いた。
「……で? 久しぶりに来たかと思ったら何をする気だ? ん~?」
「ひっ!?」
「まさか私達を無理矢理叩き起こそうとしたんじゃないわよねぇ~?」
「ち、違っ……」
天竜と魔竜がむくりと身体を起こした。
「全く……。アースの次はお前らか。なんなのだ貴様らは。少しくらいゆっくりさせんか」
「あ、いや。そのアースの事で来たんだよ、親父」
「む? なんだ、話してみろ」
火竜はアースについて疑問に思った事を父である魔竜に尋ねた。
「まずあの強さはなんだ? まだ二十年ちょっとしか生きてないだろあいつ?」
「ああ、この前ここに修行に来たのだ。我ら二人を相手にミッチリとな」
「おぉぉ……マジか。よく生きてたなあいつ……」
「数回死にかけてたけどね? あんたもやる? そう言えばやった事ないわねぇ?」
「い、いや……その……結構です」
火竜の顔が青ざめていた。そこで代わりに水竜が質問した。
「じゃあ次。あの力はなに? 死の大地を緑の大地に変えたあれ」
「あれは地を司る竜のスキルだな。ここで修行して身に付けていったぞ」
「そうねぇ。水竜も修行してく? あなた……アースよりレベル低いんじゃないの?」
「あ、いや……。私は頭脳派だし?」
両親はジト目で水竜を見て思った。
((一番馬鹿っぽい奴が何を言ってんだろうな……))
そこに風竜が続く。
「それよりもだよ! アースのあの知識はなに? 見た事ない建物は作るわ道具は作るわ……終いには鉄の船とか造ってるしさ! どれもこの世界にはないものばっかりだったよ?」
「……それについては我らもわからぬ。アースは小さい頃からやたら賢くてな。五歳で我らが教える事はなくなり、ここから送り出したのだ」
「まぁ、力不足を感じて一度だけ戻って来たけどね。その力不足を感じたのも自分じゃ限界近くまで鍛えたみたいだし……、本当に手のかからない子だったわねぇ~。あんたらと違って真面目で素直だし?」
「「「……おぅふ」」」
三体の竜は黙りこんでしまった。
「まぁ、なんにせよ……アースについては我らも詳しくはわからぬ。それよりもだ、お前らが来たと言う事は獣人は……」
「ああ、守りきれなかった。人間の奴ら大分力をつけてやがる。しかも物量で押されちまって……。生き残りは千人だ。ゴッデス大陸は人間に奪われちまったよ」
「……情けないわねぇ~。やっぱり修行してく?」
「い、いや……。それよりアースの手伝いをだな……」
天竜が言った。
「手伝いって……あんたアースが何をするかわかるの?」
「うっ……」
「私達でさえわからないんだからわかるわけないわよね? いても邪魔になるだけじゃない?」
「け、けど……人間がいつここに来るかわかんねぇし!」
「来てもアースがなんとかするでしょ。それより……あんたたちは一から修行しなさい。なんなのその弱々しい魔力は。そんなんだから人間なんかに負けるのよ。少しはアースを見習いなさい! さあ、修行よ修行! まずは人化して組手からよ。ほら、さっさと動く!」
「「「し、死んだ!」」」
三体の竜は絶望に染まるのであった。
その頃アースはと言うと。
「この外壁の西側がエルフの区画ね。一応樹とか植えたんだけどまだ育たなくてさ」
「……ふむ。フラン、修行の成果を見せてあげたら?」
「は、はいっ! アースさんっ、今から私の力をお見せしますね」
そう言い、フランはまだ植えたばかりであろう木々に向かって両手をかざした。
「……樹の精霊よ……小さな命に力を与えたまえ……!【グロウアップ】!」
「おぉぉぉぉ!?」
フランの両手から魔力が拡散し、一メートルもなかった木々がぐんぐん成長していった。
「す、すごっ……。フラン凄いよ!」
「まだまだぁ~っ!」
小さな木々は林に、やがて森へと一気に成長を遂げた。
「平原が森になっちゃった! 凄い力だ!」
「えへへ。いっぱい修行しました! これで力になれそうですか?」
アースはフランの手をとり見つめる。
「たった数年で見違えるように成長したね、フラン。その力は俺にはない力だ。これから頼りにさせてもらうよ。一緒に頑張ろうね」
「認めて……もらえた……! 嬉しいっ……! アースさんっ! これからはずっと一緒ですからね!」
「え? あ、うん。改めてよろしくね、フラン」
「はいっ!」
そしてアースは出来上がった森に里から持ってきたエルフ達のツリーハウスをセットし、長に大丈夫か確認してもらった。
「うん、大丈夫そうね。私達の家もちゃんとあるし。それでアースはどこに住むの?」
「それなんだけど……。俺は皆を守らなきゃならないからさ、それぞれの区画が交わる場所、そこに家を構えようかと思って。で、兄さん達も呼んで、各区画で何かあった場合すぐに向かおうかと」
「なるほど。何かあったら竜が消火しに行くわけね」
「はは、まぁ……。でさ、一度各種族の代表をそこに集めて話し合いをしようかなって考えててさ。そうだなぁ……三日後位に区画整理交差する場所まで来てもらえるかな? 区画は河で区切ってるからすぐわかると思うんだけど」
それに長が頷く。
「わかったわ。三日後ね。ああ、フランは連れて行って構わないわよ。使えるだけ使ってあげてね」
「よろしくお願いします!」
「……わかった。じゃあフラン、一緒に行こうか」
「はいっ!」
エルフ達の移住を終えたアースは最後に自分の家を作るため、フランを連れ中央へと向かうのであった。
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