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第8章 アカデミー?天国じゃん!

01 ちょっと一休み

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    愛斗は首都からガラテアに全員引き連れ移動した。そして、新たにガラテアを首都とし、魔法国家グリモアを創設した。更にバーミラに頼み、魔界から妻達を人間界へと召喚した。冒険者ギルドもマイン王国が無くなった事で、再び戻ってきた。

「また此処で暮らせるのですねっ!」

「そうだなぁ。アイシャ達には懐かしいか。俺は直ぐに追放されちまったからなぁ。漸くゆっくり出来る。」

「ノーラも懐かしいのらっ!ここにはノーラの工房もあるから何でも作り放題なのら~♪」

「まさかまた此処に帰って来るなんてねぇ…。新しいギルマスは誰かしら?」

    皆は思い思いに帰って来た感想を述べていた。

「ま、マナト様?この方達は?」

    グランは愛斗に問い掛けた。

「俺の妻と子達だが?」

    全員が愛斗の子を腕に抱いていた。

「し、しかし!彼女達は魔族では!?」

「グラン、お前には真実を言っておく。俺も魔族だ。そして、魔族が悪だと言うのは人間達が戦争をする為に作ったデマだ。魔族は見た目も悪っぽいから敵とするには丁度良かったのだろう。それを見かねた先代の魔王様が魔族だけの為に魔界を作ったんだ。安心して暮らせる様にとな。で、魔族が世界から居なくなったら次は何だ?亜人の迫害が始まったり、人間同士で争ったり…一番の悪は…人間だ。俺はそんな人間から仲間を守れる様に強くなった。ま、まだ先代には遠く及ばないけどな。どうだ?真実を知って幻滅したか?」

    グランは言った。

「で、ではアカデミーで習った歴史は…!」

「人間達に都合が良い様に改竄された歴史だ。」

「そ、そんな…!歴史では魔族の大群が世界を脅かしたって…!」

    真理が口を開いた。

「私は先代魔王の娘ですが、そんな事実はありませんよ。魔族は地上でひっそりと暮らす種族だったと父から聞いています。寧ろ、大群を率いていたのは人間の方です。魔族は人間により狩られ数をかつての種族総数の1%にまで減らされました。」

「そ、そんな…。」

「魔族を迫害した国はもう無いだろうが、人間達は魔族イコール悪という概念は捨てなかった。俺は元人間だが、魔族となり良かったと思っている。魔族は純粋で基本は穏やかな種族だ。手を出さなければな?俺達はいずれ魔界に帰る。それからはお前がグリモアを率いるんだ、グラン。出来るな?」

    グランは驚いていた。

「ぼ、僕が!?む、無理ですよ!」

「安心しろ。数年でこの辺を安定させる。その間にティアから治世を学べ。2人で良い国を作るんだ。俺達魔族が気軽に遊びに来れる様にな?」

「…分かりました。ティア、頼む!」

「グランとの未来の為なら死ぬ気で教えますわっ!」

「ティア…!」

「…グラン♪」

   はいはい。あまーい。

「愛斗様?羨ましいので?」

「いいや?俺には真理達がいるからな。」

「愛斗様っ♪」 

    は、いかんいかん。

「さて、グラン達にはまずこのガラテアを守って貰う。」

「はいっ!」

「で、俺は休む!」

「はい?」

「俺は休む!」

「ちょ、ちょっと待って下さい!この辺りを安定させるのでは!?」

    愛斗は言った。

「何でもかんでも俺が手を出したら俺に依存しちまうだろうが。ヴェノム、ガラテア、リーゼロットには自力で復興して貰わないと。それに…冒険者達も戻って来るだろうし、今の所問題もない。他所の国が攻めて来るなら話は別だが、それも無い様だしな。俺は楽して生きたいんだよ!頼るな、甘えるな!て訳で、真理、グラン達を頼む。去らばだ!」 

「あ、愛斗様ぁっ!?」

    愛斗は何処かへ転移した。

「もうっ!久しぶりに頂けると思いましたのにぃっ!」

「は、はは、ティア。どうしよう?」

「取り敢えず…政治のお勉強かな?ほら、行きますわよ?」

「うへぇ…。お手柔らかに…。」

    グランはティアに連れられて行った。

    その頃愛斗は…。

「さてと、あ、先生~?」

「はい?こ、国王様!?は、ははぁっ!」

「畏まらなくて良いよ。ちょっと授業風景を見学に来ただけだからさ。好きに見回っても良いよね?」

「も、勿論です!他の者にも通達して来ますので、し、失礼します!」

    教師は素早く消えた。

「うし、さ~て…。行きますか♪」

    愛斗はアカデミーに来ていた。此処に来た理由…それは。

「制服っ!可愛いっ!!やべぇ!コスプレみたぁい♪」

    愛斗はヲタだった。

「あぁ~。天国か…。あ、見えた。ラッキー!」

    愛斗は実戦授業を見学していた。

「制服でやんのかぁ。」

    訓練所では丁度女子の訓練が行われていた。

「【ウインドブラスト】!」

「きゃあっ!?」

    女の子が足を開いて此方に飛んできた。そして、顔の上に着地、愛斗は押し倒された。

「んぐっ!?んんん~っ!?」

「ふぁんっ♪な、何か下に…って!こ、国王様!?」

    愛斗は女の子の太腿を抑え、ひょこっと顔を出した。

「気にするな。事故だと分かっているからな。罪には問わんよ。それより、ガードはどうした?攻撃されたらガードの魔法を使う、基本だろう?」

「あ、その…詠唱が間に合わなくて…。んっ…♪」

    愛斗の喉が女の子の核を刺激している。

「詠唱に頼るな。相手が詠唱を使うようならその前にガードを張れ。無詠唱ならなおさらだ。」

「んんぅっ…♪はぁ…はぁ…、む、無詠唱なんて…むりぃ…♪」

「それは口で言うからだ。最初は頭の中で考えて発動させてみろ。」

「あ、頭の中ぁっ♪む、無理…っ!考えられないぃっ♪」

    女の子は身体をびくんっと震わせ、倒れこんだ。

「おっと…。こりゃ保健室行きかな。ほいっと。」

    愛斗は起き上がり、両腕で女の子を抱え上げた。

「後は俺がやる。君は授業に戻りたまえ。」

「は、はいっ!」

    愛斗は空いている教室に入り、中から侵入防止の結界を張った。

「どれどれ…ふむ。びちょびちょだな。風邪をひいたら大変だ。脱がせようね~。」

    愛斗はするすると下着を降ろした。

「お…おぉ~。綺麗だ。」

    愛斗は開いたりつついたり弾いたりしてそこを観察していた。やがて、そこは甘い蜜を流しはじめていた。

「ふぅぅぅ…っ。栓をしなければな。」

    愛斗は肥大化したモノを取り出し、そこに侵入させた。

「ふぁぁぁぁぁぁっ!?な、なにっ!?」

「あ、起きたか?」

「こ、国王様?な、何をっ!んっんんぅっ!」

「今特別にお前に魔力を注ぐ行為を行っている。これを受ければ魔法使いとして一段階上に行けるだろう。このまま止めた場合は今のままだ。どうする?俺はどっちでも良いんだが。」

    魔法使いとして一段階上に行ける。その言葉は彼女の心を揺らした。

「ほ、本当ですか?ただえっちしてるだけじゃ…。」

「嘘は言わないよ。さあ、どうする?あまり時間は無いぞ?」

    愛斗は彼女が考えている間も腰を動かしていた。

「な、何故私に?」

「ん~。可愛かったから?」

「ふえっ!?」

「顔に着地した時良い匂いもしたし。下に居るのが俺だって分かった時、濡らしたろ?」

「はうぅっ…。は、はいっ…。」

「だからかな。つい構いたくなっちまってな。」

「はぁぁぁっ♪こ、国王さまぁっ♪わ、私っ、またっ!」

「逝きそう?」

    彼女は愛斗に抱きつきながら首を縦に振った。

「じゃあ、このまま注ぐよ?良いよね?」

「は…い♪来て…下さいっ!そのまま…奥にいっ、あっ、あっ、あぁぁぁぁぁっ♪」

    彼女は注がれると同時に果てた。

「お疲れ様。どうだ?基礎魔力値が上がってるだろう?」

「はぁ…はぁ…さ、【サーチ】。」

    彼女は自分を調べた。

「ほ、本当だ…。魔力値が10倍にぃっ…。」

「だから嘘は言わないって言っただろ?それだけあれば中級魔法までは無詠唱で撃てる筈だ。これからも頑張れよ?」

    彼女は再び腰を動かし始めた。

「も、もう一度…お願いしますぅっ♪」

「おいおい、ちゃんと訓練しないとダメだろう?」

「こ、これも訓練ですぅ~っ♪」

「しょうがないな。もう一回だけな?」

「は、はいっ♪たっぷり注いでぇっ♪」

    それから愛斗は数回注いでやった。

「はぁ…はぁ…♪あ、ありがとうございましたぁ♪」

「これ以上は危険だからな。全てを捨てる覚悟があるならガラテアの城に来な。」

「そ、卒業したらいきまぁす…♪ふぁ…♪」

    愛斗は彼女が歩ける様になるまで見守り、再びアカデミー探索へと出かけるのであった。 
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