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29 砦町を楽しむ

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    夜、ベッドで横になっていると朝抱いた犬耳っ娘が部屋の扉をノックして中に入って来た。

「いらっしゃい、オッケー出た?」

「は、はい。誰にも言いふらさない事を誓ってくれたら良い…そうです。後…宿泊料金3割増しでオッケーだそうで…。」

「はいよ。」

    龍二は3割追加になった分を支払った。

「じゃあ始めよっか。」

「あの…まずお風呂良いですか?仕事で汗かいちゃって…。獣臭いかもしれません。」

「だめだ。そのままヤる。」

「えぇぇぇ…。その…人間さんとは匂いのレベルが違いますよ?大丈夫です?」

「ああ、良い匂いだ。ほら、嗅いだだけでもうこんなになっちまってんだ。」

「ふぇあ!?お…おっきい……っ。びくんびくんして…。」

「脱いでベッドに入りな。」

「は、はい…。あの…よ、宜しくお願いします…。」

    犬耳っ娘はスルスルと服を脱ぎ、下着を降ろした。さて、ここで疑問なのが何故か会話が成立していると言う事だ。ここが初回でこれは推測だが、もしかするとこういうサービスを提供する女の子達は普通のNPCとは違い、イベントキャラなのかもしれない。 

「あの…私実は初めてで…。」

「そうなのか?だが大丈夫だ。全部俺に任せると良い。最高に気持ち良くしてやるからな?」

「は、はいっ!」

    2時間後…。

「ふわぁぁぁ…♪すっごく気持ち良かったですっ…ご主人様…♪」

    犬耳っ娘は龍二の腕に抱かれ、身体を寄せあいベッドに転がっていた。

「して良かっただろ?」

「はいっ♪セックスがこんなに気持ち良い事だったなんて…。ご主人様…、明日も来ても良いですか?」

「勿論だとも。一週間毎日来ても良いぜ。」  

「やった…♪ご主人様~…♪ごろごろ…♪」

    宿泊初日、犬耳っ娘に大量の精を注ぎ、ご主人様呼びになるまでたっぷり調教した。抱き合って寝ていても犬耳っ娘の手は龍二のモノを握って離さなかった。

    そして翌朝。部屋の扉が開けられ、女将が中に入って来た。

「お客様、お早うございます。そろそろうちの従業員を解放して頂けます?」

「ん?ああ。お~い、起きろ~。迎えが来たぞ?」

「ふぇ…?ふわぁぁ~…。もう朝です?あ…ご主人様のが…朝から元気です…♪」

    龍二に跨がろうとする犬耳っ娘を女将が持ち上げた。

「…こら。あんたは朝から何発情してんの!早く着替えて仕事に戻りなさいっ!」

「ふわわっ!?ご主人様のおちんぽ~っ!きゃんっ!?」

「全く…。ほら、早く行きなさいっ。…これは私が何とかします。」

    そう言って女将が龍二に跨がり…ずっぽりと咥え込んだ。

「あぁぁぁっ!女将さんズルいですっ!」

「んっふっ…♪す、凄いわっ…♪奥まで届いてるっ…!あぁっあっ…♪主人のより…良いっ!」

「女将がこんなサービスして良いのかな?内緒なんでしょう?」

「えぇ、これも…お仕事よ。スイートのお客様、イケメン限定のね…♪んっ…本当に凄いわ…♪私も毎日来ようかしら…♪」

「おいおい、夫が居るんだろう?生で挿入してるだけでもヤバいってのによ?」

「良いのよ。夫だって女性の利用客がスイートの風呂に入ってる時に掃除したりしてるし。この前も妊娠したってお客様が慰謝料取りに来てたわ。」

「何て宿だよ…。よく客が入るな。」

「風呂がある宿はウチだけだからね♪あんっ…♪膨らんできた…っ♪イクの?」

「ああ、そろそろだ。膣内に良いか?」

「えぇ…♪全部膣内に頂戴っ…♪」

「なら遠慮なく。そらよっ!」

    龍二が女将の腰を持ち、先端に吸い付く子宮口からその奥へと無遠慮に欲望を撒き散らす。

「んっ!あぁぁぁぁぁっ!多いぃぃぃっ!凄く濃いのが子宮で暴れてるぅぅぅぅっ!だめっ…イクっ!イクぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」

    女将の膣内が痙攣し収縮する。その刺激で更に白い塊を吐き出し、女将の壺は白一色で染め上げられた。 

「まだ…射精て…っ♪お客さん…元気過ぎよぉ…♪」

「女将こそ、大分溜まってたみたいだな。スッキリしたか?」

    女将は首を横に振り、上着を脱ぎ始めた。

「お客様?今日の予定はどうせ風俗なのでしょう?なら…こっそりサービスしてあげるから…今日はこのまま此処で楽しみません?」

「それは女将が風俗嬢になるって事かな?」

「ふふっ、風俗嬢より良い筈よ♪だって…生挿入に生力射精まで許してるんですもの♪風俗は避妊具ありだから満足するのは厳しいかもね?」

「そうだなぁ~。あの犬耳っ娘以外にも亜人の娘を寄越してくれるなら一週間外に行かなくても良いんだけどな。」

「あら、亜人が良いの?ちょっと待ってね。」

    女将は犬耳っ娘を呼び何やら告げた。犬耳っ娘は嫌がりながらも、女将の言葉を聞き、部屋を出ていった。暫くして、犬耳っ娘が戻って来た。

「女将さ~ん、用事とは………!?」

「来たわね。今日から皆でこの方に御奉仕ね。仕事は他の男連中に任せて皆はこの部屋に詰めなさい。これは女将命令よ。」

「わ、私達にもそれをしろと!?む、無理です!そんな仕事があるなんて聞いてませんっ!」

「そう、残念ね。ね、お客様?彼女達を抱けるとしたら幾らまで払えます?」

「ん?宿の料金以外にか?そうだなぁ…。一回三万ケテル。妊娠したら百万ケテルくらいは出してやろう。」

    と、龍二は空間から金を取り出し、床にばら蒔いた。

「「「お、お金の山っ!?」」」

「だそうよ。借金奴隷の貴女達にとってはチャンスじゃなくて?」

    龍二が女将に尋ねた。

「ん?彼女達は奴隷なのか?」

「ええ。と言っても、親に借金の代わりに売られた娘達だけどね。」

「成る程なぁ…。なら…妊娠したら借金全額俺が支払ってやるよ。」

「…え?」

「妊娠したら自由になれるって事だ。」

    兎耳っ娘が言った。

「わ、私…まだ…なんですけど…。」

「なら回数で勝負するしかないな。一週間で搾れるだけ搾ってみ?」

「うぅっ…。」

    女将がスカートも脱ぎ捨て、全裸になる。亜人達の目に深々と女将に突き刺さる極太のモノが映り込んだ。女将は構わず腰を上下させ始めた。

「え、えっちぃ…ですぅ…。」

「んっ…あっ…♪ずっと硬いままなんて…素敵よぉ…♪皆も良いけど、先ずは私から孕ませてね?」

「良いのか?」

「ええ♪多分そろそろ…。」

    その時、男の従業員が部屋に飛び込んできた。

「お、女将さん!大変ですっ!たった今憲兵が来て女将さんのご主人を強姦と淫行の罪で引っ張って行きました!ど、どうしましょう!?」

「どうする?決まってるじゃない。離婚よ、離婚。後で離婚届けを送るわ。」

「離婚って…あ。す、すいません!お取り込み中でしたか…。で、では店は?」

「貴方達で回しておきなさい。足りない様なら奴隷でも買ってらっしゃいな。」

「か、畏まりました。では失礼します!」

    そう言って従業員は扉を閉め帰って行った。

「女将、ハメたろ?」

「あら、何の事かしら♪ハメてるのはお客様じゃない♪こんなおばさん相手に硬くして…♪悪い子ね…♪孕むまで逃がさないんだから…♪」

「怖いねぇ。」

    こうして、龍二は風俗に行く事なく、砦町を楽しむ事にするのであった。
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