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第59話 リーンウッドの森
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新しいモフモフ魔獣を確保すべくレイはリリーを伴いリーンウッドの森に入った。
「リリー! こっちに引き連れて走れっ!」
「いっくなの~っ!」
《ガアァァァァッ!!》
《ガウッ! ガルルルルッ!!》
レイが扉を開きリリーが魔獣を引き連れ箱庭に駆け込む。二人は実に息があっていた。
「モフモフ~モフモフなの~」
「ホワイトタイガーの子どもビッグベアの子どもかぁ~。ビッグベアはミニベアと違って胸に月みたいな模様があるんだなぁ」
ビッグベアはフォールガーデンにしかいないと思っていたのでわざわざ足を運ぶ必要もなくなった。
「これでモフモフの園もパワーアップなのっ」
「今や人気施設だからなぁ。知らない内に屋台とかできてたし」
「みんなモフモフの虜なのっ」
娯楽の少ない箱庭世界で魔獣パークは連日親子連れで大人気を博していた。園内にはいつの間にか屋台が出店され、魔獣の世話係も増員されていた。
「恐るべしモフモフパワーだなぁ。もうちょっと探してみる? 奥地はまだ未探索地域らしいし」
「行くなのっ!」
「わかった。じゃあ外に戻ろうか」
新しく増やした魔獣達を飼育員に預け二人は森に戻った。
「でも思ってたより広いよねこの森」
「まだ端が見えないし木が高いなの」
「飛行で確認したけどあと半分くらいあるよ」
「広すぎだし魔獣ちょっと強いなの」
「そうだね。フォールガーデンでよく見る魔獣が多いかな」
リーンウッドの町周辺はホワイトタイガーやビッグベア、ジャイアントスパイダーが出現し、森の中間地点ではオーク、ハイオーク、ミノタウロス、ツリーディアなどが出現していた。
「っ! レイ……あれっ!」
「……ああ、気付いてる。あんなのがエルドニアにいたのか……」
森の中に開けた場所があり、そこで陽の光を浴びながら巨大な竜種が眠っていた。
「ど、どうするなの?」
「……刺激しないように迂回しよう。竜種は普通の魔獣と違い魔王の支配下にはない。さらに高い知能を有していて言葉も話せる。だが危険な魔獣には変わりない。本で知っただけだけど」
「ゆ、ゆっくり離れるなの……」
二人は竜から視線を外さずゆっくり後退していく。その際絶対やるだろうと思っていたリリーがやはりやらかした。リリーは落ちていた枝を思いっきり踏み大きな音を発してしまった。
「バ、ババババカッ! なにしてんだよっ!?」
「はわわわわっ。起きたなのっ!」
竜の片目が開き、のっそりと身体を起こしアクビをした。竜はまるで岩のような身体をしており、体長は六メートルくらいある。
《ほう。久しぶりの客だな。ここは我【アースドラゴン】の縄張りだ。何故縄張りに侵入した人間よ》
「し、喋ったなのっ!?」
「さっき喋るって教えただろ! アースドラゴン! 僕達に敵意はないっ! 縄張りに侵入したのは偶然で知らなかったからだっ」
アースドラゴンはジッとレイを見る。
《ほう。お主箱庭持ちか》
「えっ!?」
驚いた事にアースドラゴンの口から箱庭の名称が飛び出した。
「し、知ってるんですか!?」
《うむ。我の古き知り合いに所有者がいた。千年前の話だがな》
「は、箱庭について教えてもらえませんか!」
《なに? ふむ……。構わぬが一つ条件がある》
「条件?」
そこでアースドラゴンの瞳が青から紅に変わった。
《寝起きの運動に付き合ってもらうぞっ! 知識を欲するならば対価を示せっ! 我はアースドラゴン! 土を司る古代竜なりっ!》
「くっ! やるぞリリー!」
「わ、わかったなのっ!」
レイは刀を構えリリーはオリハルコンの鎚を構える。アースドラゴンは翼がない竜だ。攻撃手段は限られている。
「散開だリリー! 正面には立つなよ!」
「わかったなのっ!」
二人は左右に展開しアースドラゴンの攻撃を警戒する。
《ゆくぞ人間よっ! アースウィップ!!》
「飛べっリリー!!」
アースドラゴンの身体が回転し岩の尻尾が木々をなぎ倒しながら二人に襲いかかる。
「ハァァァァァッ!」
《むっ!! アースブレス!!》
「ちぃっ! 回避っ!!」
回転が止まったアースドラゴンに飛行を使い斬り掛かろうとするもアースドラゴンの口から石つぶてが放たれ回避に徹するしかない。
「こっちもいるなのっ! クラッシュハンマー!!」
《んがっ!? 貴様のその力──ドワーフかっ!》
「良いぞリリー! 喰らえっ! 風刃裂波!!」
レイは空中から風の攻撃魔法でアースドラゴンの表皮を斬り刻んでいく。
《剣士かと思いきや魔法使いかっ! ますます知り合いに似ておるわっ! だが我とて竜の誇りがあるっ! 簡単には負けんぞっ!!》
「えぇ……。いつの間にか運動からバトルになってる──回避っ!」
「振り回しなのぉぉぉっ!」
それから数時間に及ぶ戦いで森は荒れに荒れた。
《ハハハハッ! やるではないか! その小さき身体で我とやり合うとはなっ!》
「レイ! スピード落ちてきてるなのっ!」
「わかってる! そろそろキメる!」
《舐めるでないぞっ! 我最大の技を見よ!》
アースドラゴンが空中に浮かび上がる。
「えっ!? 飛ぶなのっ!?」
「違うっ! リリー! 着地に合わせ浮かべっ!」
《喰らえいっ! アースクイクッッ!!》
その日エルドニア全土が揺れたという。
「それを待っていたっ! これで終わりだっ! ハァァァァッ!!」
《ガァッ!! ぐ……ぐぅぅっ》
アースクエイクは大技故に放ったあとに硬直状態になる。レイはその隙を狙いアースドラゴンの頭部に力を込めた一撃を放った。
アースドラゴンの巨体が揺れ地面に崩れ落ちた。
《ハ……ハハハハッ! 見事なり! ここは負けを認めよう。少し待て。回復したら話をしてやろう》
「はぁはぁ……。だ、大丈夫リリー?」
「な、なんとか……なのっ」
リリーは疲れ果て地面に座り込んだ。レイは刀をしまいゆっくりと地上に降りるのだった。
「リリー! こっちに引き連れて走れっ!」
「いっくなの~っ!」
《ガアァァァァッ!!》
《ガウッ! ガルルルルッ!!》
レイが扉を開きリリーが魔獣を引き連れ箱庭に駆け込む。二人は実に息があっていた。
「モフモフ~モフモフなの~」
「ホワイトタイガーの子どもビッグベアの子どもかぁ~。ビッグベアはミニベアと違って胸に月みたいな模様があるんだなぁ」
ビッグベアはフォールガーデンにしかいないと思っていたのでわざわざ足を運ぶ必要もなくなった。
「これでモフモフの園もパワーアップなのっ」
「今や人気施設だからなぁ。知らない内に屋台とかできてたし」
「みんなモフモフの虜なのっ」
娯楽の少ない箱庭世界で魔獣パークは連日親子連れで大人気を博していた。園内にはいつの間にか屋台が出店され、魔獣の世話係も増員されていた。
「恐るべしモフモフパワーだなぁ。もうちょっと探してみる? 奥地はまだ未探索地域らしいし」
「行くなのっ!」
「わかった。じゃあ外に戻ろうか」
新しく増やした魔獣達を飼育員に預け二人は森に戻った。
「でも思ってたより広いよねこの森」
「まだ端が見えないし木が高いなの」
「飛行で確認したけどあと半分くらいあるよ」
「広すぎだし魔獣ちょっと強いなの」
「そうだね。フォールガーデンでよく見る魔獣が多いかな」
リーンウッドの町周辺はホワイトタイガーやビッグベア、ジャイアントスパイダーが出現し、森の中間地点ではオーク、ハイオーク、ミノタウロス、ツリーディアなどが出現していた。
「っ! レイ……あれっ!」
「……ああ、気付いてる。あんなのがエルドニアにいたのか……」
森の中に開けた場所があり、そこで陽の光を浴びながら巨大な竜種が眠っていた。
「ど、どうするなの?」
「……刺激しないように迂回しよう。竜種は普通の魔獣と違い魔王の支配下にはない。さらに高い知能を有していて言葉も話せる。だが危険な魔獣には変わりない。本で知っただけだけど」
「ゆ、ゆっくり離れるなの……」
二人は竜から視線を外さずゆっくり後退していく。その際絶対やるだろうと思っていたリリーがやはりやらかした。リリーは落ちていた枝を思いっきり踏み大きな音を発してしまった。
「バ、ババババカッ! なにしてんだよっ!?」
「はわわわわっ。起きたなのっ!」
竜の片目が開き、のっそりと身体を起こしアクビをした。竜はまるで岩のような身体をしており、体長は六メートルくらいある。
《ほう。久しぶりの客だな。ここは我【アースドラゴン】の縄張りだ。何故縄張りに侵入した人間よ》
「し、喋ったなのっ!?」
「さっき喋るって教えただろ! アースドラゴン! 僕達に敵意はないっ! 縄張りに侵入したのは偶然で知らなかったからだっ」
アースドラゴンはジッとレイを見る。
《ほう。お主箱庭持ちか》
「えっ!?」
驚いた事にアースドラゴンの口から箱庭の名称が飛び出した。
「し、知ってるんですか!?」
《うむ。我の古き知り合いに所有者がいた。千年前の話だがな》
「は、箱庭について教えてもらえませんか!」
《なに? ふむ……。構わぬが一つ条件がある》
「条件?」
そこでアースドラゴンの瞳が青から紅に変わった。
《寝起きの運動に付き合ってもらうぞっ! 知識を欲するならば対価を示せっ! 我はアースドラゴン! 土を司る古代竜なりっ!》
「くっ! やるぞリリー!」
「わ、わかったなのっ!」
レイは刀を構えリリーはオリハルコンの鎚を構える。アースドラゴンは翼がない竜だ。攻撃手段は限られている。
「散開だリリー! 正面には立つなよ!」
「わかったなのっ!」
二人は左右に展開しアースドラゴンの攻撃を警戒する。
《ゆくぞ人間よっ! アースウィップ!!》
「飛べっリリー!!」
アースドラゴンの身体が回転し岩の尻尾が木々をなぎ倒しながら二人に襲いかかる。
「ハァァァァァッ!」
《むっ!! アースブレス!!》
「ちぃっ! 回避っ!!」
回転が止まったアースドラゴンに飛行を使い斬り掛かろうとするもアースドラゴンの口から石つぶてが放たれ回避に徹するしかない。
「こっちもいるなのっ! クラッシュハンマー!!」
《んがっ!? 貴様のその力──ドワーフかっ!》
「良いぞリリー! 喰らえっ! 風刃裂波!!」
レイは空中から風の攻撃魔法でアースドラゴンの表皮を斬り刻んでいく。
《剣士かと思いきや魔法使いかっ! ますます知り合いに似ておるわっ! だが我とて竜の誇りがあるっ! 簡単には負けんぞっ!!》
「えぇ……。いつの間にか運動からバトルになってる──回避っ!」
「振り回しなのぉぉぉっ!」
それから数時間に及ぶ戦いで森は荒れに荒れた。
《ハハハハッ! やるではないか! その小さき身体で我とやり合うとはなっ!》
「レイ! スピード落ちてきてるなのっ!」
「わかってる! そろそろキメる!」
《舐めるでないぞっ! 我最大の技を見よ!》
アースドラゴンが空中に浮かび上がる。
「えっ!? 飛ぶなのっ!?」
「違うっ! リリー! 着地に合わせ浮かべっ!」
《喰らえいっ! アースクイクッッ!!》
その日エルドニア全土が揺れたという。
「それを待っていたっ! これで終わりだっ! ハァァァァッ!!」
《ガァッ!! ぐ……ぐぅぅっ》
アースクエイクは大技故に放ったあとに硬直状態になる。レイはその隙を狙いアースドラゴンの頭部に力を込めた一撃を放った。
アースドラゴンの巨体が揺れ地面に崩れ落ちた。
《ハ……ハハハハッ! 見事なり! ここは負けを認めよう。少し待て。回復したら話をしてやろう》
「はぁはぁ……。だ、大丈夫リリー?」
「な、なんとか……なのっ」
リリーは疲れ果て地面に座り込んだ。レイは刀をしまいゆっくりと地上に降りるのだった。
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