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心の行き場-最終章-
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『しっかり見てろよ』
そう言った後、兄貴は指を一本、二本、三本…と優紀の中に入れていき、ゆっくりと時間をかけて手首まで全て埋め込んでしまう。
その行為の最中に、優紀のぺニスが何度か萎えたが、その都度、兄貴は『可哀想にな…』と優しい声をかけては優紀のぺニスを扱き、勃たせた。
そして、手首まで優紀の中に埋め込まれた直後。
優紀の腰が跳ね、背中を反らせて硬直した。
それからずっと―今まで、腰を激しく振りながら時々、身体を硬直させては意味不明の…悲鳴なのか、嬌声なのか分からない声を上げ、自分の身体に襲いかかる快感に振り回されている。
―快感も、過ぎれば苦痛になる。いや、苦痛にしかならない―。
優紀のアヌスに手首まで突っ込んだ兄貴は、優紀の中で手を動かしながら楽しそうに…優紀が悶えている姿を眺めながら、優しい言葉をかけ(優紀の耳には届いてないだろうけど)、笑う。
優紀は何度も腰を振り、その度に勃っている…針金が刺さったぺニスも、上に突き上る。
「…ああ…ごめん、ごめん」
兄貴はそれを見て、初めて気が付いたとでもいうみたいに笑って謝る。
「…こんな物で塞がれていちゃ、出せないよな。ごめん。気付かなかったよ…苦しかっただろ?今、抜いてやるからな」
わざとらしいほど優しい言葉をかけて、針金に手を伸ばす。
つつつ…とゆっくりぺニスから引き出される針金。
その都度、溜まっていた蜜が零れてぺニスを濡らす。
「……あ……あ……あ……」
腰を突き出し、背中を反らせ、身体を小刻みに震わせている優紀の顔は…やっと溜まっていたモノを出せると安心したのだろうか…気持ち良さそうなうっとりとした顔をしている。
「…凄く締まりのない、弛んだ顔になっているよ…コレを抜かれる時の排泄感が気持ち良いんだ?…そんなに気持ち良いんなら、もっとしてあげようか…嬉しいだろう?」
兄貴は笑顔で優しく言うと、ぺニスから引っ張り出していた針金の手を途中で止め、それをまたぺニスに押し戻す。
「…~~~っ!!~~っ!!~~~っ!!~っ!!~~~っ!!」
「…あはは…そうか、そうか。そんなに嬉しいのか…中が凄く畝って締め付けているよ。そんなに悦んでもらえるなんて、嬉しいなあ。だから、もっとしてあげるね」
針金を掴んでいる兄貴の手の動きが段々、早くなっていく。
優紀の中に埋め込まれている兄貴の手も、前立腺を弄っているのだろう。
跳び跳ね、腰を激しく動かしては海老ぞりになる優紀の身体。
時々、身体を硬直させては白眼を剥いて失神するが、その都度、男性二人が優紀の乳首やぺニスに付けられているピアスを摘まみ、捻り、引っ張って優紀を正気に戻す。
優紀の身体が小刻みに痙攣する。
白眼を剥いて口から泡を吹いている。
―優紀が殺される!!
「…ーーーっ!!ーーっ!!ーーーっ!!」
俺は叫んだ。
つい先程、兄貴に感じていた恐怖心も忘れて。
何を叫んだかなんて憶えていない。
ただ。
無我夢中で。
椅子に縛られている身体を暴れさせ。
叫んでいた―。
そう言った後、兄貴は指を一本、二本、三本…と優紀の中に入れていき、ゆっくりと時間をかけて手首まで全て埋め込んでしまう。
その行為の最中に、優紀のぺニスが何度か萎えたが、その都度、兄貴は『可哀想にな…』と優しい声をかけては優紀のぺニスを扱き、勃たせた。
そして、手首まで優紀の中に埋め込まれた直後。
優紀の腰が跳ね、背中を反らせて硬直した。
それからずっと―今まで、腰を激しく振りながら時々、身体を硬直させては意味不明の…悲鳴なのか、嬌声なのか分からない声を上げ、自分の身体に襲いかかる快感に振り回されている。
―快感も、過ぎれば苦痛になる。いや、苦痛にしかならない―。
優紀のアヌスに手首まで突っ込んだ兄貴は、優紀の中で手を動かしながら楽しそうに…優紀が悶えている姿を眺めながら、優しい言葉をかけ(優紀の耳には届いてないだろうけど)、笑う。
優紀は何度も腰を振り、その度に勃っている…針金が刺さったぺニスも、上に突き上る。
「…ああ…ごめん、ごめん」
兄貴はそれを見て、初めて気が付いたとでもいうみたいに笑って謝る。
「…こんな物で塞がれていちゃ、出せないよな。ごめん。気付かなかったよ…苦しかっただろ?今、抜いてやるからな」
わざとらしいほど優しい言葉をかけて、針金に手を伸ばす。
つつつ…とゆっくりぺニスから引き出される針金。
その都度、溜まっていた蜜が零れてぺニスを濡らす。
「……あ……あ……あ……」
腰を突き出し、背中を反らせ、身体を小刻みに震わせている優紀の顔は…やっと溜まっていたモノを出せると安心したのだろうか…気持ち良さそうなうっとりとした顔をしている。
「…凄く締まりのない、弛んだ顔になっているよ…コレを抜かれる時の排泄感が気持ち良いんだ?…そんなに気持ち良いんなら、もっとしてあげようか…嬉しいだろう?」
兄貴は笑顔で優しく言うと、ぺニスから引っ張り出していた針金の手を途中で止め、それをまたぺニスに押し戻す。
「…~~~っ!!~~っ!!~~~っ!!~っ!!~~~っ!!」
「…あはは…そうか、そうか。そんなに嬉しいのか…中が凄く畝って締め付けているよ。そんなに悦んでもらえるなんて、嬉しいなあ。だから、もっとしてあげるね」
針金を掴んでいる兄貴の手の動きが段々、早くなっていく。
優紀の中に埋め込まれている兄貴の手も、前立腺を弄っているのだろう。
跳び跳ね、腰を激しく動かしては海老ぞりになる優紀の身体。
時々、身体を硬直させては白眼を剥いて失神するが、その都度、男性二人が優紀の乳首やぺニスに付けられているピアスを摘まみ、捻り、引っ張って優紀を正気に戻す。
優紀の身体が小刻みに痙攣する。
白眼を剥いて口から泡を吹いている。
―優紀が殺される!!
「…ーーーっ!!ーーっ!!ーーーっ!!」
俺は叫んだ。
つい先程、兄貴に感じていた恐怖心も忘れて。
何を叫んだかなんて憶えていない。
ただ。
無我夢中で。
椅子に縛られている身体を暴れさせ。
叫んでいた―。
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