129 / 195
たどりついた道程-逃避の章-
3
しおりを挟む
バスルームに入ると、取り敢えず毛布に包まれた優紀をそっと床に下ろす。
(…深夜でよかった)
おかげで毛布に包まれた優紀を誰に見られる事なく、ここまで来れた。
優紀はまだ、気を失ったまま。
俺は、優紀を包んでいる毛布をそっと取る。
そして、優紀の裸を見て息を飲んだ。
あの場所は薄暗くて、よく分からなかったが、明るい場所で見る優紀の身体は想像してたよりも酷かった。
様々な跡が付いている。
…縛られた様な跡、鞭で打たれた跡、煙草の火を押し付けられた跡まである。
だが、やはりその中でも、一番目立っているのは乳首とぺニスに付けられた黒真珠のピアスだった。
優紀が気を失っている事をいい事に触って調べてみたが、それらは優紀の身体を傷付けずに外せそうもない。
俺も同じ場所にピアスを付けられているが、俺自身の手で取り外す事ができる。
優紀の付けられたピアスはどういう仕掛けになっているのか、外せない。
もちろん、兄貴なら外す事ができるのだろうが…。
(兄貴の奴、こんなモノを優紀に付けやがって)
フツフツと兄貴への怒りが沸き上がる。
(…深夜でよかった)
おかげで毛布に包まれた優紀を誰に見られる事なく、ここまで来れた。
優紀はまだ、気を失ったまま。
俺は、優紀を包んでいる毛布をそっと取る。
そして、優紀の裸を見て息を飲んだ。
あの場所は薄暗くて、よく分からなかったが、明るい場所で見る優紀の身体は想像してたよりも酷かった。
様々な跡が付いている。
…縛られた様な跡、鞭で打たれた跡、煙草の火を押し付けられた跡まである。
だが、やはりその中でも、一番目立っているのは乳首とぺニスに付けられた黒真珠のピアスだった。
優紀が気を失っている事をいい事に触って調べてみたが、それらは優紀の身体を傷付けずに外せそうもない。
俺も同じ場所にピアスを付けられているが、俺自身の手で取り外す事ができる。
優紀の付けられたピアスはどういう仕掛けになっているのか、外せない。
もちろん、兄貴なら外す事ができるのだろうが…。
(兄貴の奴、こんなモノを優紀に付けやがって)
フツフツと兄貴への怒りが沸き上がる。
10
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる