僕が玩具になった理由

Me-ya

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ずれてゆくこわれてゆく-優紀の章-

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-それから僕は眞司に呼び出される度に、何処にでも行った。

学校内ではお互い知らない顔をしているが…休み時間や放課後、時には授業前に呼び出される事もある。

呼び出される場所は、ばらばらだ。

図書室は勿論、視聴覚室や空き教室、誰もいないトイレに呼び出される時もあった。

その度に、僕は呼び出された場所で眞司を待ち、眞司に抱かれた。

勿論、放課後は眞司の部屋で全裸になり、赤い首輪とフサフサの尻尾を自分で着け、四つん這いのまま眞司の帰りを待つ。

最初、尻尾付きのバイブを自分の中に入れる時…痛くて涙を流しながら入れていたが…今ではすんなりと入れる事ができるようになった。

いつも遅く部屋に帰ってくる眞司は部屋で大人しく待っている僕を見て、満足そうに笑う。

そして、尻尾付きのバイブを動かすのだ。

すると、フサフサの尻尾が振られる。

まるでご主人様を見て喜ぶ犬のように。

「ご主人様が帰ってきたら、尻尾を振って喜びを表現しないとな」

最初に言った眞司の言葉だ。

-眞司の前では、僕が自分から喋る事は禁じられている。

…ペットは喋らないという事らしい。

眞司のペットになって分かった事は、人間は慣れる生き物だという事だ。

眞司の部屋に入り最初にする事は全裸になり、浴室で自分の中を洗浄する事だった。

そして、尻尾付きのバイブを入れて眞司の帰りを待つ。

眞司が帰ってきてバイブを動かし、尻尾を振って眞司が満足したら眞司の目の前で両足を拡げ、バイブを自分の中から手を使わずに出さないといけない。

最初、それをするように指示された時は、羞恥のあまり無理だ、出来ないと思ったが、今は平気…とまではいかなくても、初めほど抵抗はなくなった。

そんな僕を眞司は蔑みの目で見下ろしている。

最初はその視線にも耐えられなかったが…眞司に蔑まれる事を感じて哀しくなるから…。

それでも、僕が眞司の指示に従うと褒めてくれる。

それが嬉しくて、僕は眞司の指示に従う。

蔑まれてもいい。

あれ程憧れて、手の届かない存在だった眞司が目の前に居て、僕に触って、僕を抱いてくれる。

眞司に抱いてもらう為に、何でもした。

眞司は最初から…僕が初めて眞司の部屋を訪れたあの日から…僕のそんな姿をビデオに録画していた。

-そして僕は…眞司に触られただけで感じるようになり、前を触られなくても後ろの刺激だけでイクように躾けられしまった…。
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