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蕾②
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後ろを十分に慣らすのにさほど時間がかからなかったのが、昨日丸一日セックスに耽ったせいだと思うと罪悪感が押し寄せる。しかし準備を整えたウジが座ったままでいた京介の腰に跨って、ゴムを被ったそこに自らの秘部を押し当てられれば胸は高鳴った。
「俺の蕾、京介に開いてほしい」
「……どこでそんな言葉覚えたんだよ」
「ふあ……あ……はぃってくる……!」
ウジの細腰を掴んで、ゆっくりと腰を落としていく彼の体重を支えてやる。
彼岸花の蕾は苞葉が破けて内側から複数の赤い花が覗き始めていた。やはりウジの魔力に根付いてしまったようだ。しかも淫紋の特徴を半端に持ったまま。〈違法魔法アプリ〉の悪い所だ。
昨日よりも圧倒的に楽に京介のペニスを飲み込んで、ウジが満足そうに微笑む。
「京介は、動かないで、ね」
無理だろうなぁ……と思いつつ、始めはウジの好きにさせてやることにする。
こなれた手淫や口淫に対して、ぎこちない腰使いを見ているのは正直悪くない。別に処女が特別好きという訳でもないが、自分のせいで男を知ってしまったのだという背徳感はくるものがある。
ゆっくり確かめるような慎重な動きに控えめな水音と肌のぶつかる音が混じり合って、時折イイところを掠めてはウジの眉根が寄った。
「はふ……はっ、京介、きもちい?」
「うん。いいよ」
「……」
最近はウジの凪のような喜怒哀楽を、少しずつ感じ取れるようになってきたなと思う。自分の培ってきた手練手管に頼れず、ウジは肌を上気させながら悔しそうにしている。
あー、いいなぁ。いい。
そんなじわっと滲み出してくるような感情が、理性や思考みたいにはっきりとした輪郭の無いぼやけた部分にあふれ積もっていく。
「ウジ、うんこ我慢する時みたいにしてみ? そう、そしたら、ふ、締まるんだよ」
「は……これ、あ、俺も」
「な。息吐いて。で、吸って。吸いながらちょっとちんこ抜いて、半分くらいのところで止まって締めて、腰を、落とす」
「ああっ、当たるっ……んんっ」
「あー……気持ち良い……ウジ」
要領を得て腰を上下に振り始めるウジに向かって顎を伸ばす。ウジは腰を止めないようにしながら亀のように首を曲げて、京介の唇を啄んだ。
ウジの腰を持っていた手を尻に移動させ、それとなくウジの好きな所に当たるように角度を変える。ゴリッと硬化した先端がウジの腹を押し上げて、花がぱあと開花する。限界が近いようだ。
「イ、く……京介、京介」
「ん、自分で好きなとこ当てて、好きにイけよ」
「京介も」
「分かってら」
ぱちゅん、と足したローションが卑猥に響き、ウジが胸を仰け反らせる。固く閉ざしていた蕾はすっかり開いて赤く色づき、ウジが達するとはらり、はらり、と花弁を落として落ちた先から消滅していった。
気に入らない。赤い彼岸花はよく似合うが、これを他の男がつけたと思うと気に入らない。
「はぁー……はぁー……きょおすけぇ……」
「んー」
ウジの中で果てた自身を引き抜き、たぷたぷのコンドームを縛ってゴミ箱にホールインワン。ウジが跨いでいた下はタオルも何も敷かなかったのでローションが垂れて染み込んでしまっていた。
別にいい。どうせ、この畳はなくなってしまう。
「好きだよ」
「ん」
「京介も好き?」
「うん」
「こりゃーおったまげた! あんたウジくんかい?」
「そう。髪切って黒にした」
「はりゃー、こりゃまたよう似合うとる。前のフランス人形みたいなキラキラした髪も良かったけどねぇ」
「正おじいちゃんはどっちが好き?」
「ほがっ! い、今じゃの」
ウジ相手に鼻の下を伸ばす七十五歳の爺に『小粋』を三箱握らせて「今日は入れ歯入ってんじゃん」と言いながらウジの体を押しやる。
「男の嫉妬は見苦しいのー京ちゃん」
「そんなんじゃねぇよ。ウジはうちのバイトじゃねぇから、接客とかさせちゃ駄目なの」
「ありゃ、てっきりウジくんはここで働くもんだと思っとったが違うんかね? それとも学生かい? けどもう九月だがねぇ」
もう九月。学生は夏休みが終わってそろそろ現実に帰る秋。学生シンデレラは八月三十一日を跨いだら、自らドレスと靴を脱いで日常を取り戻す支度を始めなくてはいけない。だが。
「俺学生じゃないよー」
ウジは座椅子に座る京介の足に半分体を乗せてガラスケースに手を伸ばすとマッチ箱を出してケースの上に乗せた。
「マッチ、もう無いでしょ。音がした」
正がポロシャツの胸ポケットから同じ柄のマッチ箱を出して中身を確かめる。最後の一本が赤い頭を箱の壁に擦らせカランと揺れた。
「耳がえんじゃのぉ。じゃあマッチも一つもろていこう」
へいへい、と投げやりに返事をして代金を貰い精算。当店は電子アレルギーの店員が営業しておりますため、電子決済はおろかカード決済も取り扱っておりません。
「で、正爺さんが珍しく入れ歯はめてめかし込んでる理由は?」
お馬さんのロゴが有名なマンダリンオレンジのポロシャツに、真っ白なチノパン。頭には白に黒の細いボーダーが入ったハンチング帽とつま先のとんがった革靴を身に付けて、腕時計だとかベルトだとかこまごまとした装飾品にも気合いが入っている。うっすらと風に乗って漂ってくるのはシェービング剤の匂いか。コロンより清潔感があってくどくない。
「ふふん。ま、内緒じゃわい」
指を二本立てて気障ったらしく敬礼を飛ばして正は去っていく。この先向かうは花屋で百本の薔薇だろうか。
「正おじいちゃんかっこよかったね」
京介の太腿に上半身を乗せて、ガラスケースの中を整頓していたウジが何気なく零す。
「それ、俺の事責めてんのか?」
「え、何で?」
本当に分からないという声だ。ほっとするも、良心を刺す痛みは残る。正のようにちゃんとしろ、と言われてもああいうのは京介の柄じゃない。贈り物片手に正面から想いを告げる。想像しただけで寒気がする。
店に居る事を冬までという条件で許し、後の事は不干渉。実家とも話を付けてきたという本人の言葉を信じ、好きにさせている。無論、ベンチでの商売は一生涯禁止だが。
彼岸花の蕾も残ったまま。ウジの魔力と結びついた以上すっかり取り除く事は難しいが、もっと違うものに形を変えてやる事は京介にとっては朝飯前だ。でも、しない。
ガラスケースの商品を思う順番に並べたウジは満足したようで、壁に沿って並んだ別の商品棚に凭れて『魔法基礎入門書』を開く。全てのページ、一言一句漏らさず記憶しているそれをまるで習い性のように捲って読んでいる。
冊子の裏表紙、油性マジックで書かれた下手くそな名前。京介の中の好奇心が疼いて、冊子に書かれた名前を声に出して読み上げた。
「――」
ウジが驚愕の表情を浮かべて顔を上げる。
「何で?」
京介は顎をしゃくって冊子を示す。あ、という顔をしてウジは本を抱きしめた。地雷という単語が京介の頭を駆け巡る。
「おい……ウジ? 悪い。そんなに嫌がると思ってなくて」
謝るとウジが首の筋をやりそうな勢いで顔を上げた。顔が紅潮している。
「京介は、悪くないよ」
冊子を胸に抱えたまま、ウジは目の縁まで赤くさせて首を左右に振る。
平成二十一年に初版が出ている入門書。今から十五年前だ。京介はよく覚えている。京介が魔法士になろうと決めた年で、母が死んだ年。いや、順番が逆だ。母が〈魔獣〉に殺されて、京介は姉と自分を守るために魔法士になると決めた。
京介も買ったその入門書はろくに役に立たなくて、高校卒業後に通った育成機関では笑われた。
だから京介はくたくたに縒れた『魔法基礎入門書』をお守りのように抱きしめるウジの事を笑わない、笑えない。
「ウージ、ウジ。おいで。泣くの我慢しなくていいから。京介おじさんが悪かったって事にして思っくそ泣きな」
じわぁと涙が滲んでくる。ウジは膝で歩いてよちよち京介の所まで寄ってくると、京介に抱きついて胸に頬を置いてしくしくと泣く。
「驚いただけだもんな。そんな事もあるよ」
学校に通っていたなら名を呼ばれる事なんてザラにあったろう。その都度こんなに泣いていては本人も面倒になるに違いない。高校を卒業して約半年。家族とも離れて過ごして、久しぶりに名を呼ばれて驚いた。全部、京介の勝手な想像だが。
「子供扱いー……」
「ふっ」
「笑わないでよぉー」
一ヶ月と少し前に押しかけてきたエロい青年の事は、結局今もよく分からないままだ。何故なら京介に彼の深い事情を探るつもりがないから。
知らないまま、浅いところで水遊びしているだけの今がずっと心地よい。
京介は温かい体を胸に抱きしめて、鳩尾のしくしくとした痛みを無視した。
「俺の蕾、京介に開いてほしい」
「……どこでそんな言葉覚えたんだよ」
「ふあ……あ……はぃってくる……!」
ウジの細腰を掴んで、ゆっくりと腰を落としていく彼の体重を支えてやる。
彼岸花の蕾は苞葉が破けて内側から複数の赤い花が覗き始めていた。やはりウジの魔力に根付いてしまったようだ。しかも淫紋の特徴を半端に持ったまま。〈違法魔法アプリ〉の悪い所だ。
昨日よりも圧倒的に楽に京介のペニスを飲み込んで、ウジが満足そうに微笑む。
「京介は、動かないで、ね」
無理だろうなぁ……と思いつつ、始めはウジの好きにさせてやることにする。
こなれた手淫や口淫に対して、ぎこちない腰使いを見ているのは正直悪くない。別に処女が特別好きという訳でもないが、自分のせいで男を知ってしまったのだという背徳感はくるものがある。
ゆっくり確かめるような慎重な動きに控えめな水音と肌のぶつかる音が混じり合って、時折イイところを掠めてはウジの眉根が寄った。
「はふ……はっ、京介、きもちい?」
「うん。いいよ」
「……」
最近はウジの凪のような喜怒哀楽を、少しずつ感じ取れるようになってきたなと思う。自分の培ってきた手練手管に頼れず、ウジは肌を上気させながら悔しそうにしている。
あー、いいなぁ。いい。
そんなじわっと滲み出してくるような感情が、理性や思考みたいにはっきりとした輪郭の無いぼやけた部分にあふれ積もっていく。
「ウジ、うんこ我慢する時みたいにしてみ? そう、そしたら、ふ、締まるんだよ」
「は……これ、あ、俺も」
「な。息吐いて。で、吸って。吸いながらちょっとちんこ抜いて、半分くらいのところで止まって締めて、腰を、落とす」
「ああっ、当たるっ……んんっ」
「あー……気持ち良い……ウジ」
要領を得て腰を上下に振り始めるウジに向かって顎を伸ばす。ウジは腰を止めないようにしながら亀のように首を曲げて、京介の唇を啄んだ。
ウジの腰を持っていた手を尻に移動させ、それとなくウジの好きな所に当たるように角度を変える。ゴリッと硬化した先端がウジの腹を押し上げて、花がぱあと開花する。限界が近いようだ。
「イ、く……京介、京介」
「ん、自分で好きなとこ当てて、好きにイけよ」
「京介も」
「分かってら」
ぱちゅん、と足したローションが卑猥に響き、ウジが胸を仰け反らせる。固く閉ざしていた蕾はすっかり開いて赤く色づき、ウジが達するとはらり、はらり、と花弁を落として落ちた先から消滅していった。
気に入らない。赤い彼岸花はよく似合うが、これを他の男がつけたと思うと気に入らない。
「はぁー……はぁー……きょおすけぇ……」
「んー」
ウジの中で果てた自身を引き抜き、たぷたぷのコンドームを縛ってゴミ箱にホールインワン。ウジが跨いでいた下はタオルも何も敷かなかったのでローションが垂れて染み込んでしまっていた。
別にいい。どうせ、この畳はなくなってしまう。
「好きだよ」
「ん」
「京介も好き?」
「うん」
「こりゃーおったまげた! あんたウジくんかい?」
「そう。髪切って黒にした」
「はりゃー、こりゃまたよう似合うとる。前のフランス人形みたいなキラキラした髪も良かったけどねぇ」
「正おじいちゃんはどっちが好き?」
「ほがっ! い、今じゃの」
ウジ相手に鼻の下を伸ばす七十五歳の爺に『小粋』を三箱握らせて「今日は入れ歯入ってんじゃん」と言いながらウジの体を押しやる。
「男の嫉妬は見苦しいのー京ちゃん」
「そんなんじゃねぇよ。ウジはうちのバイトじゃねぇから、接客とかさせちゃ駄目なの」
「ありゃ、てっきりウジくんはここで働くもんだと思っとったが違うんかね? それとも学生かい? けどもう九月だがねぇ」
もう九月。学生は夏休みが終わってそろそろ現実に帰る秋。学生シンデレラは八月三十一日を跨いだら、自らドレスと靴を脱いで日常を取り戻す支度を始めなくてはいけない。だが。
「俺学生じゃないよー」
ウジは座椅子に座る京介の足に半分体を乗せてガラスケースに手を伸ばすとマッチ箱を出してケースの上に乗せた。
「マッチ、もう無いでしょ。音がした」
正がポロシャツの胸ポケットから同じ柄のマッチ箱を出して中身を確かめる。最後の一本が赤い頭を箱の壁に擦らせカランと揺れた。
「耳がえんじゃのぉ。じゃあマッチも一つもろていこう」
へいへい、と投げやりに返事をして代金を貰い精算。当店は電子アレルギーの店員が営業しておりますため、電子決済はおろかカード決済も取り扱っておりません。
「で、正爺さんが珍しく入れ歯はめてめかし込んでる理由は?」
お馬さんのロゴが有名なマンダリンオレンジのポロシャツに、真っ白なチノパン。頭には白に黒の細いボーダーが入ったハンチング帽とつま先のとんがった革靴を身に付けて、腕時計だとかベルトだとかこまごまとした装飾品にも気合いが入っている。うっすらと風に乗って漂ってくるのはシェービング剤の匂いか。コロンより清潔感があってくどくない。
「ふふん。ま、内緒じゃわい」
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「正おじいちゃんかっこよかったね」
京介の太腿に上半身を乗せて、ガラスケースの中を整頓していたウジが何気なく零す。
「それ、俺の事責めてんのか?」
「え、何で?」
本当に分からないという声だ。ほっとするも、良心を刺す痛みは残る。正のようにちゃんとしろ、と言われてもああいうのは京介の柄じゃない。贈り物片手に正面から想いを告げる。想像しただけで寒気がする。
店に居る事を冬までという条件で許し、後の事は不干渉。実家とも話を付けてきたという本人の言葉を信じ、好きにさせている。無論、ベンチでの商売は一生涯禁止だが。
彼岸花の蕾も残ったまま。ウジの魔力と結びついた以上すっかり取り除く事は難しいが、もっと違うものに形を変えてやる事は京介にとっては朝飯前だ。でも、しない。
ガラスケースの商品を思う順番に並べたウジは満足したようで、壁に沿って並んだ別の商品棚に凭れて『魔法基礎入門書』を開く。全てのページ、一言一句漏らさず記憶しているそれをまるで習い性のように捲って読んでいる。
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「――」
ウジが驚愕の表情を浮かべて顔を上げる。
「何で?」
京介は顎をしゃくって冊子を示す。あ、という顔をしてウジは本を抱きしめた。地雷という単語が京介の頭を駆け巡る。
「おい……ウジ? 悪い。そんなに嫌がると思ってなくて」
謝るとウジが首の筋をやりそうな勢いで顔を上げた。顔が紅潮している。
「京介は、悪くないよ」
冊子を胸に抱えたまま、ウジは目の縁まで赤くさせて首を左右に振る。
平成二十一年に初版が出ている入門書。今から十五年前だ。京介はよく覚えている。京介が魔法士になろうと決めた年で、母が死んだ年。いや、順番が逆だ。母が〈魔獣〉に殺されて、京介は姉と自分を守るために魔法士になると決めた。
京介も買ったその入門書はろくに役に立たなくて、高校卒業後に通った育成機関では笑われた。
だから京介はくたくたに縒れた『魔法基礎入門書』をお守りのように抱きしめるウジの事を笑わない、笑えない。
「ウージ、ウジ。おいで。泣くの我慢しなくていいから。京介おじさんが悪かったって事にして思っくそ泣きな」
じわぁと涙が滲んでくる。ウジは膝で歩いてよちよち京介の所まで寄ってくると、京介に抱きついて胸に頬を置いてしくしくと泣く。
「驚いただけだもんな。そんな事もあるよ」
学校に通っていたなら名を呼ばれる事なんてザラにあったろう。その都度こんなに泣いていては本人も面倒になるに違いない。高校を卒業して約半年。家族とも離れて過ごして、久しぶりに名を呼ばれて驚いた。全部、京介の勝手な想像だが。
「子供扱いー……」
「ふっ」
「笑わないでよぉー」
一ヶ月と少し前に押しかけてきたエロい青年の事は、結局今もよく分からないままだ。何故なら京介に彼の深い事情を探るつもりがないから。
知らないまま、浅いところで水遊びしているだけの今がずっと心地よい。
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