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それなりに満足
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関係者以外の見物人はいないようだな……今回の件はほぼ秘密にされているのか、それとも第三王子がぼこぼこにやられたという情報が漏れるのを防ぎたいのか。
バカ王子は自分が勝つことを疑ってなさそうだな。
身に着けている装備を考えれば過剰に自身を持ってしまうのも仕方ないか。
でも、俺が貴族の学園のみで行われる大会で好成績を残したのは知ってると思うんだが……もしかしてガルガント王国の学生なんて、たかが知れてるって思ってるのか?
都合が良い頭を持ってるならそういう考えに至るのも仕方ない、か……どちらにしろ元がどうなのか知らないけど、セルシアが絡んだ今回の一件で頭がかなりポンコツになったのは間違いなさそうだ。
「外野からの援護や反則が行われた場合、即座に戦いを中止させていただきます」
これは……俺に向かって言ってるのか?
でも審判の人から敵意は感じない。
やっぱり馬鹿になってる第三王子がマジで愚行を起こさないか心配してるのかもな。
「それでは……始め!!!!!」
身体強化、疾風、ドラゴニック・ビルドアップ発動。
そしてダッシュ!!!
「なっ、ブゲっ!!??」
ははっ!! 王子らしからぬ声だな。
しかし関係無い!!!
速さは三つのアビリティを使って強化してるんだ。
いくら王族でも反応するのは不可能。
本当はドラゴニック・ビルドアップ、まで使おうとは思ってなかったんだが、かなり高価なマジックアイテムを身に着けてるから遠慮する必要はない。
その証拠に、最初に数撃は殴った感触はあれど、ダメージを与えていなかった。
おそらくダメージを無効化するマジックアイテムでも身に着けていたみたいだ。
勇気があるのかチキン野郎なのか……とりあえず漢気は無いんだろうな。
なんて考えてる間にもうどれぐらい殴っただろうか?
呪弾も浴びせまくったから今後頭の毛とあそこの毛は失って、それいがいの部分はボーボーになる。
「ゲボッ、ギャ、ガフッ、ゴッ……アギャッ」
全く俺が手を止めないのでこいつはギブアップすることが出来ない。
普通ならこの辺りで審判が止めの合図をするんだろうが、俺が戦っている相手は王族。
自分の勝手な判断で試合を止めてしまったら、後でどんな罰を与えられるか分からない。
理不尽な流れかもしれないが、そうなる可能性は決してゼロではない。
ただ……動いたな。
今だ!!!
バカ王子のチ〇コを潰し、回復弾を撃ち込む。
その才に魔力操作で回復する部分を限定。
おそらく上手くいった、筈。
ぶっつけ本番の試しが上手くいった瞬間、待機していた騎士がアルガ国王の命令によって結界を破壊して、戦いに割って入ろうとしてくる。
当然それは読んでいたので後ろに大きく跳んで退避。
「ラガス殿、試合はここで終了とさせてほしい。勿論、勝者はラガス殿だ。これは私たちの判断ではなく、国王陛下の判断だ」
「……分かりました。試合終了を受け入れます。だからみんなも下がってくれ。向こうの人たちは俺と戦うつもりはないからな」
結界が割れた瞬間にメリルたちが俺を守るように前に出た。
ドレッグさんやフェリスさんたちまで前に出てきて……俺を心配してくれるのは嬉しいですけど、多分過剰戦力だよな、これ。
「そのようですね。しかしラガス坊ちゃま、これ以上ボコボコにしなくてもよいのですか?」
「あぁ、それなりに殴れたから気分は晴れた」
百発以上は確実に殴った。
本命である呪弾と男の魂を二つとも奪ったし、目的達成だ。
呪いに関しては時間を掛ければ解かれるだろうけど、金玉に関してはもう治せない筈。
はぁ~~~~~~、こんな楽な勝負で空間魔法のアビリティ結晶が手に入るなんて……わざわざアルガ王国まで来た分を考えても、やっぱり今回はプラスだな。
後は美味い飯を食べて報酬を貰ったらさようなら……ってなるのがベストだけど、一応襲撃が来るかもしれないから警戒は続けた方が良さそうだな
バカ王子は自分が勝つことを疑ってなさそうだな。
身に着けている装備を考えれば過剰に自身を持ってしまうのも仕方ないか。
でも、俺が貴族の学園のみで行われる大会で好成績を残したのは知ってると思うんだが……もしかしてガルガント王国の学生なんて、たかが知れてるって思ってるのか?
都合が良い頭を持ってるならそういう考えに至るのも仕方ない、か……どちらにしろ元がどうなのか知らないけど、セルシアが絡んだ今回の一件で頭がかなりポンコツになったのは間違いなさそうだ。
「外野からの援護や反則が行われた場合、即座に戦いを中止させていただきます」
これは……俺に向かって言ってるのか?
でも審判の人から敵意は感じない。
やっぱり馬鹿になってる第三王子がマジで愚行を起こさないか心配してるのかもな。
「それでは……始め!!!!!」
身体強化、疾風、ドラゴニック・ビルドアップ発動。
そしてダッシュ!!!
「なっ、ブゲっ!!??」
ははっ!! 王子らしからぬ声だな。
しかし関係無い!!!
速さは三つのアビリティを使って強化してるんだ。
いくら王族でも反応するのは不可能。
本当はドラゴニック・ビルドアップ、まで使おうとは思ってなかったんだが、かなり高価なマジックアイテムを身に着けてるから遠慮する必要はない。
その証拠に、最初に数撃は殴った感触はあれど、ダメージを与えていなかった。
おそらくダメージを無効化するマジックアイテムでも身に着けていたみたいだ。
勇気があるのかチキン野郎なのか……とりあえず漢気は無いんだろうな。
なんて考えてる間にもうどれぐらい殴っただろうか?
呪弾も浴びせまくったから今後頭の毛とあそこの毛は失って、それいがいの部分はボーボーになる。
「ゲボッ、ギャ、ガフッ、ゴッ……アギャッ」
全く俺が手を止めないのでこいつはギブアップすることが出来ない。
普通ならこの辺りで審判が止めの合図をするんだろうが、俺が戦っている相手は王族。
自分の勝手な判断で試合を止めてしまったら、後でどんな罰を与えられるか分からない。
理不尽な流れかもしれないが、そうなる可能性は決してゼロではない。
ただ……動いたな。
今だ!!!
バカ王子のチ〇コを潰し、回復弾を撃ち込む。
その才に魔力操作で回復する部分を限定。
おそらく上手くいった、筈。
ぶっつけ本番の試しが上手くいった瞬間、待機していた騎士がアルガ国王の命令によって結界を破壊して、戦いに割って入ろうとしてくる。
当然それは読んでいたので後ろに大きく跳んで退避。
「ラガス殿、試合はここで終了とさせてほしい。勿論、勝者はラガス殿だ。これは私たちの判断ではなく、国王陛下の判断だ」
「……分かりました。試合終了を受け入れます。だからみんなも下がってくれ。向こうの人たちは俺と戦うつもりはないからな」
結界が割れた瞬間にメリルたちが俺を守るように前に出た。
ドレッグさんやフェリスさんたちまで前に出てきて……俺を心配してくれるのは嬉しいですけど、多分過剰戦力だよな、これ。
「そのようですね。しかしラガス坊ちゃま、これ以上ボコボコにしなくてもよいのですか?」
「あぁ、それなりに殴れたから気分は晴れた」
百発以上は確実に殴った。
本命である呪弾と男の魂を二つとも奪ったし、目的達成だ。
呪いに関しては時間を掛ければ解かれるだろうけど、金玉に関してはもう治せない筈。
はぁ~~~~~~、こんな楽な勝負で空間魔法のアビリティ結晶が手に入るなんて……わざわざアルガ王国まで来た分を考えても、やっぱり今回はプラスだな。
後は美味い飯を食べて報酬を貰ったらさようなら……ってなるのがベストだけど、一応襲撃が来るかもしれないから警戒は続けた方が良さそうだな
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