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どこかで出会う縁を楽しみに
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「ラガス坊ちゃまは、魔靴以外に何か造る予定はあるのですか?」
「・・・・・・いや、今のところ別に考えていない」
確かに鍛冶のアビリティを覚えるのも楽しいかもしれないけど、武器とかはハンターになってから何かしらの縁で出会った鍛冶師から買ったり依頼をするのが味のある楽しみだと思ってるからな。
「そうですか。ラガス坊ちゃまなら色々と造れそうな気がしますが」
「そう言うメリルだって色々造れるんじゃないのか? 主に敵対する相手を妨害する系の何かをさ」
「良くお解りですね。そちらの方面の錬金術で造れる毒などは色々と考えております」
・・・・・・やっぱり毒がメインなんだな。
俺も魔弾のアビリティの中にそういうのがあるから別に何を思う事がある訳じゃないけどね。
「二人共そういう趣味があって良いっすね。俺は錬金術とかそういう細かい作業・・・・・・というか、考える作業は苦手なんだよなぁ」
「どうせなら鍛冶でもやってみたらどうだ。鍛冶にも細かい作業はあるかもしれないけど、あれはどちらかというと忍耐力の方が必要そうだし」
シュラが鍛冶をする姿・・・・・・うん、普通に似合いそうだ。
「鍛冶っすか。・・・・・・確かに趣味の一つとして始めるのは良いかもしれないか」
「もし興味があるなら父さんに街の鍛冶師にツテが無いか聞いとくよ」
「ありがとうございます!! 毎日特訓したりモンスターを倒す日々も悪くないっすけど、何か楽しめる事があった方が良い息抜きになると思うんで本当に有難いっす」
・・・・・・あんまり息抜き気分でやってたら鍛冶師の人に怒鳴られそうな気がするな。
でもシュラなら息抜きとか言いつつやり始めれば集中して学ぶか。
『・・・・・・ラガス、少し歩いた先にたくさんモンスターがいるよ』
「みたいだな。ただモンスターが一種類だけって訳じゃないみたいだな」
流石にまだ匂いだけでどんなモンスターだってのはゴブリンとかそういう超特徴的な奴以外分らないけど・・・・・・とりあえず動物系、もしくは爬虫類系ではだろう。
「どういたしますか?」
「勿論倒す。けど解体するかどうかはモンスターを見てから決めるよ」
今回のメインは鉱石の採掘だからな。
爬虫類系のモンスターは蛇がベターだ。
でも鉱山の中で出てくる動物系のモンスターかぁ・・・・・・もしかしてあれか?
「・・・・・・ビンゴ、だな」
動物型のモンスターは天井に逆さまにぶら下がっている。
コウモリ系のモンスターであってるよな?
「えっと・・・・・・コウモリの方はハインドバッドで蛇の方はスリーパースネークっていうのか。コウモリの方は俺が全部やる」
「中々の数がいますが、全てお一人で片付けるのですか?」
「ああ。俺の予想が正しければ・・・・・・コウモリ系のモンスターは話にならない相手だ」
まっ、聴覚遮断みたいなアビリティを覚えてたら厄介だけど。
「それなら俺はスリーパースネークって蛇の相手をしよう。メリルはさっきゴブリンの相手をしてたから今回は譲ってくれよ」
『なら僕もちょっとは働こっと』
「・・・・・・分りました。今回はよろしく頼みますシュラ、ルーフェイス」
シュラとルーフェイスがスリーパースネークの相手か。二人なら大丈夫そうだな。
「相手さんも俺達を倒す気になったみたいだ」
ハインドバッドの体から魔力が溢れ出し始めている。
魔法を発動するつもりか?
「無駄だけどな。ビートショック」
音の衝撃を複数放ち、ハインドバッド達の近くで爆発させる。
こっちの方まで少し音が漏れるが聴覚が優れたコウモリにこの音は堪えるだろう。
「全滅・・・・・・はしなかったみたいだな」
一体だけ辛うじて生きてたか。
良く見れば他の奴らと比べて体が一回り大きいな。
けど、それだけ動きが鈍ってれば問題ない。
魔弾を頭部目掛けて一発。
そもそも視力が弱く、聴覚がボロボロになっているハインドバッドには魔弾を避ける体力は無く、ゴブリンと時と同じく瞬殺で終わった。
「・・・・・・いや、今のところ別に考えていない」
確かに鍛冶のアビリティを覚えるのも楽しいかもしれないけど、武器とかはハンターになってから何かしらの縁で出会った鍛冶師から買ったり依頼をするのが味のある楽しみだと思ってるからな。
「そうですか。ラガス坊ちゃまなら色々と造れそうな気がしますが」
「そう言うメリルだって色々造れるんじゃないのか? 主に敵対する相手を妨害する系の何かをさ」
「良くお解りですね。そちらの方面の錬金術で造れる毒などは色々と考えております」
・・・・・・やっぱり毒がメインなんだな。
俺も魔弾のアビリティの中にそういうのがあるから別に何を思う事がある訳じゃないけどね。
「二人共そういう趣味があって良いっすね。俺は錬金術とかそういう細かい作業・・・・・・というか、考える作業は苦手なんだよなぁ」
「どうせなら鍛冶でもやってみたらどうだ。鍛冶にも細かい作業はあるかもしれないけど、あれはどちらかというと忍耐力の方が必要そうだし」
シュラが鍛冶をする姿・・・・・・うん、普通に似合いそうだ。
「鍛冶っすか。・・・・・・確かに趣味の一つとして始めるのは良いかもしれないか」
「もし興味があるなら父さんに街の鍛冶師にツテが無いか聞いとくよ」
「ありがとうございます!! 毎日特訓したりモンスターを倒す日々も悪くないっすけど、何か楽しめる事があった方が良い息抜きになると思うんで本当に有難いっす」
・・・・・・あんまり息抜き気分でやってたら鍛冶師の人に怒鳴られそうな気がするな。
でもシュラなら息抜きとか言いつつやり始めれば集中して学ぶか。
『・・・・・・ラガス、少し歩いた先にたくさんモンスターがいるよ』
「みたいだな。ただモンスターが一種類だけって訳じゃないみたいだな」
流石にまだ匂いだけでどんなモンスターだってのはゴブリンとかそういう超特徴的な奴以外分らないけど・・・・・・とりあえず動物系、もしくは爬虫類系ではだろう。
「どういたしますか?」
「勿論倒す。けど解体するかどうかはモンスターを見てから決めるよ」
今回のメインは鉱石の採掘だからな。
爬虫類系のモンスターは蛇がベターだ。
でも鉱山の中で出てくる動物系のモンスターかぁ・・・・・・もしかしてあれか?
「・・・・・・ビンゴ、だな」
動物型のモンスターは天井に逆さまにぶら下がっている。
コウモリ系のモンスターであってるよな?
「えっと・・・・・・コウモリの方はハインドバッドで蛇の方はスリーパースネークっていうのか。コウモリの方は俺が全部やる」
「中々の数がいますが、全てお一人で片付けるのですか?」
「ああ。俺の予想が正しければ・・・・・・コウモリ系のモンスターは話にならない相手だ」
まっ、聴覚遮断みたいなアビリティを覚えてたら厄介だけど。
「それなら俺はスリーパースネークって蛇の相手をしよう。メリルはさっきゴブリンの相手をしてたから今回は譲ってくれよ」
『なら僕もちょっとは働こっと』
「・・・・・・分りました。今回はよろしく頼みますシュラ、ルーフェイス」
シュラとルーフェイスがスリーパースネークの相手か。二人なら大丈夫そうだな。
「相手さんも俺達を倒す気になったみたいだ」
ハインドバッドの体から魔力が溢れ出し始めている。
魔法を発動するつもりか?
「無駄だけどな。ビートショック」
音の衝撃を複数放ち、ハインドバッド達の近くで爆発させる。
こっちの方まで少し音が漏れるが聴覚が優れたコウモリにこの音は堪えるだろう。
「全滅・・・・・・はしなかったみたいだな」
一体だけ辛うじて生きてたか。
良く見れば他の奴らと比べて体が一回り大きいな。
けど、それだけ動きが鈍ってれば問題ない。
魔弾を頭部目掛けて一発。
そもそも視力が弱く、聴覚がボロボロになっているハインドバッドには魔弾を避ける体力は無く、ゴブリンと時と同じく瞬殺で終わった。
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