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ブレを無くして
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フェリスさんから狼牙瞬雷を貰った日から俺の訓練メニューに刀を使ったメニューが加わった。
始めてから一カ月ほど経つが、モンスターを相手にしてる時に短刀や脇差が折れてしまった事が何度かあった。
戦う前にそういう事もあると、可能性として頭の中に入れておいたからモンスターから有効打を貰う事は無かったけど、普通にまだまだ刀を操る制度が足りないと思い知らされる。
なんて言えば良いんだろうな・・・・・・打撃みたいに方が無くても有効打の一撃が放たれるって訳じゃないんだよな。ロングソードやショートソードとも少し違う。
ただ斬ったり突いたりするだけでも正確さとブレない動きが必要、って感じか?
体の軸がブレていたら腕を絶つ事は出来ても少し欠けてしまうし。
腕もブレなく振るえないと思う様に斬る事が出来ない。
短刀にや脇差に関してはメリルやクレア姉さんも扱っている。
一緒に訓練していて思ったが、二人の方が刃が短い剣に関しては俺よりも扱いが上手いと感じた。
クレア姉さんも最近は接近戦も上達して来ている。
一緒にモンスター狩りに行くときも敢えて魔法を使わずに接近戦で戦う事が増えて来た。
その度にミーシャさんが心配そうな顔で援護してるんだけどな。
まぁ、最近の出来事と言えばこんな感じか。
あと狼タイプのモンスターであるルーフェイスと何時でも摸擬戦できるのは有難い環境だと思う。
「ラガス坊ちゃま、昼食の準備が整いましたよ」
「こっちも採掘用のツルハシは準備万端だ」
『僕の走る準備万端だよ!!!』
話はガラッと変わるが、今日は待ちに待った鉱石の採掘日。
場所はフェリスさんに教えて貰ったから迷う事は無い・・・・・・多分!
ルーフェイスが普段の数倍ほど体を大きくして待機してる背中に乗って鉱山を目指す。
動けるようになってから俺以上に森の中で走り回っているルーフェイスの体力は底が知れないので行きも帰りも心配ない。
夕食までには帰ってこれるだろう。
「・・・・・・やはり走るルーフェイスの背中に乗るのは中々の爽快感がありますね」
「同感だ。この疾走感・・・・・・たまらない物がある。それにこの安定感。体幹がブレていないからか? 本当に乗り心地が良い」
『♪~~~♪~~~』
二人から手放しで褒められた事が嬉しかったのかルーフェイスは鼻歌を歌いだす。
俺も何度も乗っているが、マジで飽きないんだよなぁ・・・・・・前世であったどの遊園地の絶叫アトラクションより楽しい。
でも側面や前方後方から襲撃があるかもしれないって?
それはそれで俺が高速で動く的に魔弾を当てる良い練習になるから全く問題ない。
そして三十分程で目的地にたどり着いた。
「・・・・・・いやぁーーーマジで速かった。三人で走っていたらこうはならないからな」
「速さはともかく、体力が持ちません。いえ、速さでもルーフェイスには敵いませんからどちらにしろルーフェイスが居なければここまで速くたどり着くのは不可能です」
『ふふ~~~~、それ程でもないよ!! でも、ラガスは僕ぐらい速く走れて体力も持つんじゃないの? 色々とアビリティを使ったらさ』
そりゃあ獣魔法の中に適した魔法があるからそれを使えばルーフェイス並みに速くここへたどり着くかもしれないけど、俺一人じゃ中々厳しい作業だからな。
「それは出来るかもしれないが、これからの作業は俺の手だけじゃ足りないからな。皆がいないと無理なんだよ」
「力仕事は任せてくれよソウスケさん!!」
「私も少々苦手ですけど出来る限り頑張らせて貰います」
『僕はその採掘作業は出来無さそうだからモンスター達がラガス達の邪魔しない様に見張りを頑張るよ!!!』
・・・・・・うん、一人で何か黙々と作業するのも嫌いではないが、こうやってメリル達と何かを頑張るのもやっぱ良いな。
始めてから一カ月ほど経つが、モンスターを相手にしてる時に短刀や脇差が折れてしまった事が何度かあった。
戦う前にそういう事もあると、可能性として頭の中に入れておいたからモンスターから有効打を貰う事は無かったけど、普通にまだまだ刀を操る制度が足りないと思い知らされる。
なんて言えば良いんだろうな・・・・・・打撃みたいに方が無くても有効打の一撃が放たれるって訳じゃないんだよな。ロングソードやショートソードとも少し違う。
ただ斬ったり突いたりするだけでも正確さとブレない動きが必要、って感じか?
体の軸がブレていたら腕を絶つ事は出来ても少し欠けてしまうし。
腕もブレなく振るえないと思う様に斬る事が出来ない。
短刀にや脇差に関してはメリルやクレア姉さんも扱っている。
一緒に訓練していて思ったが、二人の方が刃が短い剣に関しては俺よりも扱いが上手いと感じた。
クレア姉さんも最近は接近戦も上達して来ている。
一緒にモンスター狩りに行くときも敢えて魔法を使わずに接近戦で戦う事が増えて来た。
その度にミーシャさんが心配そうな顔で援護してるんだけどな。
まぁ、最近の出来事と言えばこんな感じか。
あと狼タイプのモンスターであるルーフェイスと何時でも摸擬戦できるのは有難い環境だと思う。
「ラガス坊ちゃま、昼食の準備が整いましたよ」
「こっちも採掘用のツルハシは準備万端だ」
『僕の走る準備万端だよ!!!』
話はガラッと変わるが、今日は待ちに待った鉱石の採掘日。
場所はフェリスさんに教えて貰ったから迷う事は無い・・・・・・多分!
ルーフェイスが普段の数倍ほど体を大きくして待機してる背中に乗って鉱山を目指す。
動けるようになってから俺以上に森の中で走り回っているルーフェイスの体力は底が知れないので行きも帰りも心配ない。
夕食までには帰ってこれるだろう。
「・・・・・・やはり走るルーフェイスの背中に乗るのは中々の爽快感がありますね」
「同感だ。この疾走感・・・・・・たまらない物がある。それにこの安定感。体幹がブレていないからか? 本当に乗り心地が良い」
『♪~~~♪~~~』
二人から手放しで褒められた事が嬉しかったのかルーフェイスは鼻歌を歌いだす。
俺も何度も乗っているが、マジで飽きないんだよなぁ・・・・・・前世であったどの遊園地の絶叫アトラクションより楽しい。
でも側面や前方後方から襲撃があるかもしれないって?
それはそれで俺が高速で動く的に魔弾を当てる良い練習になるから全く問題ない。
そして三十分程で目的地にたどり着いた。
「・・・・・・いやぁーーーマジで速かった。三人で走っていたらこうはならないからな」
「速さはともかく、体力が持ちません。いえ、速さでもルーフェイスには敵いませんからどちらにしろルーフェイスが居なければここまで速くたどり着くのは不可能です」
『ふふ~~~~、それ程でもないよ!! でも、ラガスは僕ぐらい速く走れて体力も持つんじゃないの? 色々とアビリティを使ったらさ』
そりゃあ獣魔法の中に適した魔法があるからそれを使えばルーフェイス並みに速くここへたどり着くかもしれないけど、俺一人じゃ中々厳しい作業だからな。
「それは出来るかもしれないが、これからの作業は俺の手だけじゃ足りないからな。皆がいないと無理なんだよ」
「力仕事は任せてくれよソウスケさん!!」
「私も少々苦手ですけど出来る限り頑張らせて貰います」
『僕はその採掘作業は出来無さそうだからモンスター達がラガス達の邪魔しない様に見張りを頑張るよ!!!』
・・・・・・うん、一人で何か黙々と作業するのも嫌いではないが、こうやってメリル達と何かを頑張るのもやっぱ良いな。
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