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直線的過ぎる
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「三体ですか・・・・・・一体任せても良いですか」
「勿論、こっちが終わってそっちが終わっていなかったら直ぐに加勢に行くよ」
「そうならない様に速く終わらせてみせます」
上位種では無くただのコボルト、油断してはいけませんが焦る相手では無い。
まずは投擲で様子見と行きましょう。
「はっ!!!」
「ッ!!! グラアアア!!!!!」
やはりこの距離でなら短剣での投擲は躱しますか。
ただ、せっかくに二体いるのですからその利点を活かさないのは勿体無いですね。
「横から、しかもそんな直線的な攻撃を喰らうつもりはありませんよ」
右腕から放たれる拳を掴んでそのまま引き寄せ、腹に蹴りをぶち込みます。
「グブハアアアァ!!??」
引き寄せられる力プラス、私の蹴るの速さが組み合わせればそれなり威力が増加するみたいですね。
感触的にも肋骨は折れたみたいですし。
「グラアアアアアア!!!!!」
「だから一直線に来られても無意味なのですが」
あまりに考えなしの特攻に嘆息しながら、蹴りをぶち込まれて蹲っているコボルトの腕を両手で握り、そのまま一回転して跳びかかて来るコボルトへ投げつけてしまいます。
空中で身動きが取れないコボルトは自身に飛んでくる仲間を受け止めようとしますがそう上手くいかず、後方へ良い感じに飛んでいきました。
身体強化のアビリティを要所要所で使える様になるのにかなり時間はかかりましたが、かなり魔力の消費が抑えられますね。
「さて、本来の目的とは違いますが、コボルトへダメージを与える事に関しては結果的に一緒でしたね」
後方へ吹っ飛んだ二体のコボルトの内、私に跳びかかって来たコボルトは後ろにあった木に激突した。
その時に私が最初に投擲した短剣の柄が脊髄に直撃し、地面に落ちたコボルトは腰を抑えて転げまわっています。
本当は後方へ移動した時に引き抜いて虚を突こうかと思っていたのですが・・・・・・まぁ、結果オーライという形なので良しとしましょう。
「ふっ!!」
木にぶつかった衝撃で動きが鈍くなったとしても気を抜かない方が良いと思い、そこら辺に落ちていた丁度良い石をコボルトの口に目掛けて投擲。
石は少し開いていたコボルトの口にスポッと入り、突然の呼吸困難に苦しみだします。
「これだけやれば大丈夫ですね」
確かな隙を見せたコボルトに向かって駆け出し、首元へ短剣から魔力の斬撃を放つ。
放った斬撃はコボルトの首を断ち斬る事は出来ませんでしたが、吹き出す血の量からあと少しで死に至るでしょう。
後は残りの一匹ですね。
「やっぱりネコ科? だけあって足の力、今回は逃げ足と言えば良いのでしょうか?」
転げまわっていたコボルトは既に私から数メートル程距離を取っていました。
身体強化のアビリティを使って一気に詰め寄るか、初級の魔法で止めを刺すのかどちらにしましょうか?
「メリル!!」
「あら、もう終わってしまったみたいですね」
どうやら私が二体のコボルトを倒すよりミーシャさんが一体のコボルトを倒し終える方が早かったみたいですね。
ミーシャさんの声の意図が解ったので直ぐに横に跳びます。
「せやあああ!!!」
ミーシャさんが放った短槍が空を切ってコボルトのを貫いて気に縫い付けました。
ただ腹を貫かれたコボルトは激痛に耐えながらも無理やり短槍を引き抜きます。
ラガス坊ちゃまが言うアドレナリンというものがドバドバと溢れ出ているのでしょうか?
「ほぉ~~~~随分と根性があるコボルトだな」
「そうですね。思ったよりもしぶといと言いますか・・・・・・ただ、穴が置いたお腹から流れている血の量を考えれば無意味な根性とも言えますね」
お腹に穴が開いたコボルトは結局私達に攻撃を加える事無く地面に倒れ伏して力尽きてしまいました。
「勿論、こっちが終わってそっちが終わっていなかったら直ぐに加勢に行くよ」
「そうならない様に速く終わらせてみせます」
上位種では無くただのコボルト、油断してはいけませんが焦る相手では無い。
まずは投擲で様子見と行きましょう。
「はっ!!!」
「ッ!!! グラアアア!!!!!」
やはりこの距離でなら短剣での投擲は躱しますか。
ただ、せっかくに二体いるのですからその利点を活かさないのは勿体無いですね。
「横から、しかもそんな直線的な攻撃を喰らうつもりはありませんよ」
右腕から放たれる拳を掴んでそのまま引き寄せ、腹に蹴りをぶち込みます。
「グブハアアアァ!!??」
引き寄せられる力プラス、私の蹴るの速さが組み合わせればそれなり威力が増加するみたいですね。
感触的にも肋骨は折れたみたいですし。
「グラアアアアアア!!!!!」
「だから一直線に来られても無意味なのですが」
あまりに考えなしの特攻に嘆息しながら、蹴りをぶち込まれて蹲っているコボルトの腕を両手で握り、そのまま一回転して跳びかかて来るコボルトへ投げつけてしまいます。
空中で身動きが取れないコボルトは自身に飛んでくる仲間を受け止めようとしますがそう上手くいかず、後方へ良い感じに飛んでいきました。
身体強化のアビリティを要所要所で使える様になるのにかなり時間はかかりましたが、かなり魔力の消費が抑えられますね。
「さて、本来の目的とは違いますが、コボルトへダメージを与える事に関しては結果的に一緒でしたね」
後方へ吹っ飛んだ二体のコボルトの内、私に跳びかかって来たコボルトは後ろにあった木に激突した。
その時に私が最初に投擲した短剣の柄が脊髄に直撃し、地面に落ちたコボルトは腰を抑えて転げまわっています。
本当は後方へ移動した時に引き抜いて虚を突こうかと思っていたのですが・・・・・・まぁ、結果オーライという形なので良しとしましょう。
「ふっ!!」
木にぶつかった衝撃で動きが鈍くなったとしても気を抜かない方が良いと思い、そこら辺に落ちていた丁度良い石をコボルトの口に目掛けて投擲。
石は少し開いていたコボルトの口にスポッと入り、突然の呼吸困難に苦しみだします。
「これだけやれば大丈夫ですね」
確かな隙を見せたコボルトに向かって駆け出し、首元へ短剣から魔力の斬撃を放つ。
放った斬撃はコボルトの首を断ち斬る事は出来ませんでしたが、吹き出す血の量からあと少しで死に至るでしょう。
後は残りの一匹ですね。
「やっぱりネコ科? だけあって足の力、今回は逃げ足と言えば良いのでしょうか?」
転げまわっていたコボルトは既に私から数メートル程距離を取っていました。
身体強化のアビリティを使って一気に詰め寄るか、初級の魔法で止めを刺すのかどちらにしましょうか?
「メリル!!」
「あら、もう終わってしまったみたいですね」
どうやら私が二体のコボルトを倒すよりミーシャさんが一体のコボルトを倒し終える方が早かったみたいですね。
ミーシャさんの声の意図が解ったので直ぐに横に跳びます。
「せやあああ!!!」
ミーシャさんが放った短槍が空を切ってコボルトのを貫いて気に縫い付けました。
ただ腹を貫かれたコボルトは激痛に耐えながらも無理やり短槍を引き抜きます。
ラガス坊ちゃまが言うアドレナリンというものがドバドバと溢れ出ているのでしょうか?
「ほぉ~~~~随分と根性があるコボルトだな」
「そうですね。思ったよりもしぶといと言いますか・・・・・・ただ、穴が置いたお腹から流れている血の量を考えれば無意味な根性とも言えますね」
お腹に穴が開いたコボルトは結局私達に攻撃を加える事無く地面に倒れ伏して力尽きてしまいました。
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