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少年期[585]慣れたら楽しい派
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「いやぁ~~、結構楽しかったな」
「そうだな。やっぱり肉弾戦が出来る奴との戦いは楽しいな」
オーガとレッドオーガ、ブルーオーガ達との戦いを終えたゼルートルウナはとても満足そうな顔をしていた。
ただ、その内奥は結果的に言うと一方的な殺戮に近かった。
オーガたちも六人にダメージを与えようと奮闘していたが、全くもってダメージを与えることが出来なかったのだ。
蹴りや拳は全て相殺、もしくは躱されてしまう。
悲しい程にパワーとスピードが足りなかった。
「本当に楽しそうだったわね」
「おう。アレナだって楽しかっただろ!」
「そんな訳無いでしょう。鈍った体を叩くのはソウルコネクトを使ったリビングデットナイトとフレイムリザードのコンビだけで十分よ」
ソウルコネクトを使用して飛躍的に身体能力が向上した二体の戦力も中々にエグイが、オーガや四種のオーガの群れの戦力だって総合的には劣っていない。
強敵の倒し方を覚えたオーガ種などなおさら厄介な敵だ。
「私は中々楽しめました。本当はオーガの上位種などが好ましいが、群れとの戦いというのも悪くない」
「ゲイルさんの言う通りですね。オーガ程の強さを持つ群れとの戦い……全方向から襲い掛かってくる攻撃による緊張感を考えれば、今回の襲撃は悪く無かったかと」
「僕も今回は方法を絞って戦ったから、それはそれで楽しかったって感じかな」
「……皆楽しいと感じてるならそれで良いわ」
とりあえずアレナはツッコムのをやめた。
そして次に自分達の周りに転がっているオーガ種の死体に目を向ける。
「群れを討伐したのだから当たり前だけど、血生臭い状態ね」
「死屍累々ってところだな……そういえばバックの中はまだ解体していない死体もあるし……こいつら、ここでしっかり解体しておくか」
「……そうね、そうしましょう」
セーフティーポイントでもない場所で解体なんて自殺行為。
と言いたいところだったが、六人の戦力を考えればまったく危険行為ではないと気付き、言葉にはしなかった。
(というか、こうもオーガの血の匂いが染みついているであろう私達を魔物達はどう感じてるのかしら?)
魔物の中でも凶悪な部類に入るオーガ。
そんな強者の血の匂いを纏って行動している人間達を他の魔物達がどう感じるのか。
明らかに近づけば死ぬかもしれないという死臭に感じるだろう。
死神がオーガの死体を漁っている、なんて思ってしまう個体がいるかもしれない。
そんな事を全く考えていないゼルートはこれまた楽しそうな表情でオーガ種の解体を行っている。
人によっては慣れている冒険者であっても表情を険しくしながら行う解体。
しかしそんな解体を楽しそうに行う冒険者も一定数存在する。
少々感覚が狂った者なのか、これらを売れば大剣が手に入るという欲故に笑顔になってしまうのか。
ゼルートの場合、慣れてきた作業に少々楽しさを感じている状態であった。
解体が苦手なルウナも慣れようと必死に解体を行っていく。
そして解体は四十分ほどで終了した。
「はぁーーーーーー、終わった終わった。やっぱりこういう時にラームがいると助かるよな」
「えっへん!!! お礼に美味しいご飯を食べさせてくれも良いんだよ!!」
魔物の血というのは非常に価値がある。
それをラームなら触手の管を使って無駄なく回収出来る。
「おう、地上に戻ったら美味い飯を食べよう!!!」
ゼルートとしては毎日美味い飯を食べてるような感覚だが、金が掛かるレストランに行けばそれ相応の料理が食べられる。
ラームはいつも食べている簡単に作れる料理も好きだが、工夫に工夫を重ねた料理も勿論好きだ。
「ゼルート、とりあえず四十階層までは進むだろ?」
「おう。せっかく潜ってるんだから良い感じのところまでは潜りたいからな」
その後は数が多い魔物の群れに襲われることはなく罠を回避し、宝箱を発見して魔物を倒しながら順調に進んで行く。
新作、過去に仲間を失った男は支える冒険者を目指し、超一級サポーターとなる、も是非読んでみてください。
よろしくお願いします!!!
「そうだな。やっぱり肉弾戦が出来る奴との戦いは楽しいな」
オーガとレッドオーガ、ブルーオーガ達との戦いを終えたゼルートルウナはとても満足そうな顔をしていた。
ただ、その内奥は結果的に言うと一方的な殺戮に近かった。
オーガたちも六人にダメージを与えようと奮闘していたが、全くもってダメージを与えることが出来なかったのだ。
蹴りや拳は全て相殺、もしくは躱されてしまう。
悲しい程にパワーとスピードが足りなかった。
「本当に楽しそうだったわね」
「おう。アレナだって楽しかっただろ!」
「そんな訳無いでしょう。鈍った体を叩くのはソウルコネクトを使ったリビングデットナイトとフレイムリザードのコンビだけで十分よ」
ソウルコネクトを使用して飛躍的に身体能力が向上した二体の戦力も中々にエグイが、オーガや四種のオーガの群れの戦力だって総合的には劣っていない。
強敵の倒し方を覚えたオーガ種などなおさら厄介な敵だ。
「私は中々楽しめました。本当はオーガの上位種などが好ましいが、群れとの戦いというのも悪くない」
「ゲイルさんの言う通りですね。オーガ程の強さを持つ群れとの戦い……全方向から襲い掛かってくる攻撃による緊張感を考えれば、今回の襲撃は悪く無かったかと」
「僕も今回は方法を絞って戦ったから、それはそれで楽しかったって感じかな」
「……皆楽しいと感じてるならそれで良いわ」
とりあえずアレナはツッコムのをやめた。
そして次に自分達の周りに転がっているオーガ種の死体に目を向ける。
「群れを討伐したのだから当たり前だけど、血生臭い状態ね」
「死屍累々ってところだな……そういえばバックの中はまだ解体していない死体もあるし……こいつら、ここでしっかり解体しておくか」
「……そうね、そうしましょう」
セーフティーポイントでもない場所で解体なんて自殺行為。
と言いたいところだったが、六人の戦力を考えればまったく危険行為ではないと気付き、言葉にはしなかった。
(というか、こうもオーガの血の匂いが染みついているであろう私達を魔物達はどう感じてるのかしら?)
魔物の中でも凶悪な部類に入るオーガ。
そんな強者の血の匂いを纏って行動している人間達を他の魔物達がどう感じるのか。
明らかに近づけば死ぬかもしれないという死臭に感じるだろう。
死神がオーガの死体を漁っている、なんて思ってしまう個体がいるかもしれない。
そんな事を全く考えていないゼルートはこれまた楽しそうな表情でオーガ種の解体を行っている。
人によっては慣れている冒険者であっても表情を険しくしながら行う解体。
しかしそんな解体を楽しそうに行う冒険者も一定数存在する。
少々感覚が狂った者なのか、これらを売れば大剣が手に入るという欲故に笑顔になってしまうのか。
ゼルートの場合、慣れてきた作業に少々楽しさを感じている状態であった。
解体が苦手なルウナも慣れようと必死に解体を行っていく。
そして解体は四十分ほどで終了した。
「はぁーーーーーー、終わった終わった。やっぱりこういう時にラームがいると助かるよな」
「えっへん!!! お礼に美味しいご飯を食べさせてくれも良いんだよ!!」
魔物の血というのは非常に価値がある。
それをラームなら触手の管を使って無駄なく回収出来る。
「おう、地上に戻ったら美味い飯を食べよう!!!」
ゼルートとしては毎日美味い飯を食べてるような感覚だが、金が掛かるレストランに行けばそれ相応の料理が食べられる。
ラームはいつも食べている簡単に作れる料理も好きだが、工夫に工夫を重ねた料理も勿論好きだ。
「ゼルート、とりあえず四十階層までは進むだろ?」
「おう。せっかく潜ってるんだから良い感じのところまでは潜りたいからな」
その後は数が多い魔物の群れに襲われることはなく罠を回避し、宝箱を発見して魔物を倒しながら順調に進んで行く。
新作、過去に仲間を失った男は支える冒険者を目指し、超一級サポーターとなる、も是非読んでみてください。
よろしくお願いします!!!
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