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四話 強くなるのが実感できるっていいな

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「ごちそうさん」

いや~~本当に旨かったな。
まぁ、途中でモンスターを解体するのにミスリルの短剣使うのはどうかと思ったけどな。

「でも、オークってモンスターの中で多少強いって感じだよな。モンスターのレベルが戦ったり種族的なランクが高いともっと旨いってことなのかな」

俺は想像した未知の食材を思い浮かべ少し涎を垂らしてしまった。

「まぁ、腹も膨れたことだし今日は寝るとするか」

俺は地面に横になり睡眠をとろうとした。

「・・・・・・やっぱ地面で寝るのってキツイな」

明日は毛皮があるモンスターを狩ろうと思った。



次の日、俺は起きると水魔法で出した水で顔を洗い収納にしまった昨日焼いたオークの焼き肉を朝ごはんに食べた。

「おっし、それじゃ行くとするか!!」


気合いを入れ俺は再びダンジョンの探索を始めた。

ダンジョンを探索している間俺は錬金術のスキルのついて悩んでいた。

「ダンジョンに薬草が生えてるってイメージはないんだよな。いや、フィールドが草原とかならまだ可能性がありそうだけど床は基本的に土か石だからな・・・」

このダンジョン、まだ軽くしか探索していないが草などが一本も生えていな。
回復魔法は使えるのでそこまで体力を回復させるようなポーションみたいなのがそこまで必要というわけでわないがやはりいざという時の為に欲しいとは思う。

「まぁ、そのうち宝箱から見つかったりするかもしれないからそこは我慢だな。ってなるとアレは作れるのかな・・・・・・」

俺が錬金術で何かを作り出すイメージって体力や魔力を回復させるポーションと後ゴーレムを造るって感じなんだよな。
あっ、ちなみにモンスターを倒すと核っていうなんて言ったいいのかな・・・・・・モンスターのもう一つの心臓って感じのやつがあるんだけどそれを原動として後は鉱石とか体が土で出来てるモンスターの素材を使えば作れるんじゃないのかなって思ううんだよな。
もし作れればセーフティーポイント以外の所でも寝てる時の護衛として使えばモンスターに襲われたとしても焦らず対処できるしな。

「とりあえずゴーレムとかいてくれればいいんだけどな~~~っと、速出現か。
見た感じ犬系・・・・・・じゃなくて狼系のモンスターみたいだな。さて、鑑定鑑定と」


ブラックウルフ レベル18

所持スキル

噛みつきレベル3 爪レベル3 嗅覚感知レベル4 敏捷上昇レベル2
尾レベル2 突進レベル3

五、六匹いたけどそんなに違うスキルを持っている奴はいなかった。
でも、一匹だけ頭一つ抜けた奴がいた。体の大きさなんて他のブラックウルフと比べて二回りぐらい大きい。

ブラックウルフリーダー レベル27

所持スキル

噛みつきレベル5 爪レベル5 嗅覚感知レベル6 駿足レベル5
ナイトアイレベル3 毛皮性質変化レベル2 統率者レベル4 魔爪レベル2

・・・・・・なかなか凄いな。駿足ってのは敏捷上昇の上のスキルって認識でよさそうだな。
魔爪と毛皮性質変化ってのがあまりレベル高くなかったのは救いだな。

さて、まだ結構距離離れてるから嗅覚感知に反応されてないみたいだからこっちに気づいてないけど油断は出来ないな。
あまり毛皮や牙、爪は傷つけたくないからどうやって倒すか少し考えないとな・・・・・・

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