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聖女、朝食バイキングで癒やされる

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「う~ん、よく寝たぁ……」

 私は窓から刺してくる陽の光で目が覚めた。

 昨夜はピザを食べた後、シュークリームを食べてお風呂に入って就寝した。

 ぐっすり眠れたおかげで目覚めはバッチリだ。

「そういえば朝食はホテルが用意してる、て言ってたわね」

 私は着替えてホテルの食堂へと向かった。

「ん~、良い匂い」

 食堂にはパンの香ばしい匂いがする。

「なるほど、好きなパンを取っていけばいいのね」

 すぐにやり方を理解した私はトレイにお皿を乗せて何を取ろうか考えた。

「クリームパンにクロワッサン、ん~、悩むなぁ。ここはシンプルにトーストにして、スクランブルエッグにハム、ジャムも色々あるのね、じゃあイチゴにして……、サラダも忘れちゃいけないわね。あ、ヨーグルトもある、飲み物はコーヒーね」

 私は選んだ食べ物を乗せて席についた。

「それじゃあいただきます」

 まずはトーストにジャムをつけてパクリ、うん美味しい!間違いない!

 ていうかパン自体が美味しい!

 外サク中ふわぁでこのパンは私の世界にはない。

 私が普段食べているのは固くて中々食べにくい物だからこれは感動だ。

 次はスクランブルエッグとハムを乗せて半分に折ってパクリ、うん、やっぱり美味しい!

 スクランブルエッグもハムも味がついていて美味しい、やっぱり美味しい物を食べるとやる気が出るよね。

 朝から元気をもらって大満足の朝食となった。

 
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