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家宅捜索! そして保護へ
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「それでは行きますか」
数分後、準備が出来たみたいなので俺達は騎士団が用意してくれた馬車に乗り込み出発した。
今回、一緒に冒険者が数人参加する事になった。
彼等の仕事を相手側に入る私兵が妨害してこないようにするための見張り、もしくは捕縛だ。
因みに俺達は彼等とは別行動になる。
「リルさんの証言だと捉えられている仲間がいるそうなのでその安全の確保をしなければなりません、リルさん居場所はわかりますか?」
「ワカル! ニオイ、スル」
「匂いでわかるのか?」
「ン! シューラ、イイニオイ」
「なるほど、獣人は匂いに敏感、と聞いた事があります。 匂いで仲間と敵の分別を決めるんでしょうね」
そう言ってセイルはウンウンと頷いた。
そんな事を話してる間に目的地に到着した。
「相手は侯爵家ですが遠慮はいりません。 私の合図で突入してください」
そう言ってセイルは門の扉を叩いた。
「誰だ?」
「リンダー王国騎士団の者だ。これより強制捜査に入らさせてもらう」
「はぁっ!? き、強制捜査っ!?」
「抵抗する者は問答無用で捕縛します、ではかかれ!」
セイルの合図で俺達は中へと踏み入れた。
「ケイン、シューラさん達と共に奴隷の保護を」
「わかった」
「リル、案内できるな?」
「ン! コッチ!」
リルは屋敷の裏側へと駆け出した。
流石は獣人、俺達より足が速い。
「コッチコッチ!」
リルは手招きをしている。
「ここは……、裏口じゃないか」
「コノシタ!」
「なるほど地下室があるんだな」
よく見れば地面の色が違っている。
ケインは剣を抜き扉の隙間に入れてこの原理で無理矢理開けた。
「剣をそんな使い方して良いのか? 下手したら折れるぞ」
「なぁに、頑丈に出来ているから問題無いさ」
俺達は地下へと向かう階段を降りていった。
そして、降りた先には地下牢の中に数人の獣人達がいた。
「ミンナ! キタヨ!」
リルの呼びかけに獣人達は目を輝かせていた。
「この子達はみんな違法奴隷だな、これは逮捕できる確実な証拠だ」
そう言ってケインは通信水晶を手にした。
「隊長! 奴隷達を発見しました。 全員違法奴隷です」
『わかりました、という事ですので緊急逮捕させてもらいますね』
……なんか水晶の向こう側で悲鳴みたいな物が聞こえたのは気のせいか?
数分後、準備が出来たみたいなので俺達は騎士団が用意してくれた馬車に乗り込み出発した。
今回、一緒に冒険者が数人参加する事になった。
彼等の仕事を相手側に入る私兵が妨害してこないようにするための見張り、もしくは捕縛だ。
因みに俺達は彼等とは別行動になる。
「リルさんの証言だと捉えられている仲間がいるそうなのでその安全の確保をしなければなりません、リルさん居場所はわかりますか?」
「ワカル! ニオイ、スル」
「匂いでわかるのか?」
「ン! シューラ、イイニオイ」
「なるほど、獣人は匂いに敏感、と聞いた事があります。 匂いで仲間と敵の分別を決めるんでしょうね」
そう言ってセイルはウンウンと頷いた。
そんな事を話してる間に目的地に到着した。
「相手は侯爵家ですが遠慮はいりません。 私の合図で突入してください」
そう言ってセイルは門の扉を叩いた。
「誰だ?」
「リンダー王国騎士団の者だ。これより強制捜査に入らさせてもらう」
「はぁっ!? き、強制捜査っ!?」
「抵抗する者は問答無用で捕縛します、ではかかれ!」
セイルの合図で俺達は中へと踏み入れた。
「ケイン、シューラさん達と共に奴隷の保護を」
「わかった」
「リル、案内できるな?」
「ン! コッチ!」
リルは屋敷の裏側へと駆け出した。
流石は獣人、俺達より足が速い。
「コッチコッチ!」
リルは手招きをしている。
「ここは……、裏口じゃないか」
「コノシタ!」
「なるほど地下室があるんだな」
よく見れば地面の色が違っている。
ケインは剣を抜き扉の隙間に入れてこの原理で無理矢理開けた。
「剣をそんな使い方して良いのか? 下手したら折れるぞ」
「なぁに、頑丈に出来ているから問題無いさ」
俺達は地下へと向かう階段を降りていった。
そして、降りた先には地下牢の中に数人の獣人達がいた。
「ミンナ! キタヨ!」
リルの呼びかけに獣人達は目を輝かせていた。
「この子達はみんな違法奴隷だな、これは逮捕できる確実な証拠だ」
そう言ってケインは通信水晶を手にした。
「隊長! 奴隷達を発見しました。 全員違法奴隷です」
『わかりました、という事ですので緊急逮捕させてもらいますね』
……なんか水晶の向こう側で悲鳴みたいな物が聞こえたのは気のせいか?
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