233 / 449
家族の一員
全くわかりません
しおりを挟む
住職さんがそう言うと九条さんも頭を下げる。今までも仕事上関わったことがあるらしい。私も釣られて会釈した。
「ご無沙汰しております。見てもらいたいものがありまして。我々の手には負えないものです」
「ええ、見させてもらいます」
挨拶も短く済ませると、九条さんは隣に置いてあった例のものを手にした。バスタオルをとり、中から白い紙袋を取り出す。
穏やかに微笑みながらそれを眺めていた住職さんだが、九条さんが人形を出しその黒髪が表にでた瞬間、彼の笑顔はピタリと止まった。瞬きすらせずじっとその人形を凝視した。
「こちらです。初め依頼としてうちの事務所に持ち込まれたのですが、無断で置いて行かれてしまいました。詳細は不明、元の持ち主の体調不良があった、ぐらいのことしかわかりません」
「…………」
「ここにいる黒島光さんも視える体質なのですが、お札を貼って置いてきた人形が彼女の家にまで着いてきてしまった。随分と気に入られてしまったのは間違いありません」
「これは」
「お願いできますでしょうか」
九条さんの言葉が聞こえているのかどうなのか、住職さんはまるで反応せずに人形だけを見ていた。そんな様子を九条さんも不審そうに眺める。
しばらくそのまま長い沈黙が流れた。住職さんは少しだけ自身の唇を舐めた。そして眉間に深い皺を作りながら小声で言う。
「触りますよ」
「どうぞ」
ゆっくり手を伸ばした住職さんが人形を両手で持つ。頭の先から足元までじっくりと観察した。部屋の中はひんやりとした温度だというのに、彼の額には汗の玉が張り付いている。
そっと人形を床に置いた。そして何度か首を振ったのだ。
「これは……申し訳ないですがうちでは無理です」
「なんですって?」
九条さんが前のめりになって聞き返す。住職さんが一度深い息を吐いた。
「これは……私の手には負えません」
「一体なんなのですかこれは?」
「正直に言います、全くわかりません」
彼は一度手のひらで汗を拭った。初めに会った時の柔らかな表情はもうどこにもない。厳しい顔で人形を見つめている。
私も耐えきれず声を出した。
「わ、分からないって? どういうことですか?」
「私はね、黒島さん。恥ずかしいことに視る力はあまり強くないのですよ。あれは生まれ持った才能ですからね。ただ、訓練を重ねて少しは身につき、祓う能力は培ってきました。今まで多くの人形と出会って向き合ってきました、その数はなかなかの物だと思っております。
ですがこの人形は今まで見てきたものとはまるで違う。見たことがないものだ」
彼は苦い顔でそう言った。視線を下ろして人形を見てみる。わずかに微笑んだその顔は住職さんを見ていた。どこか余裕を感じられるようにも思える。
九条さんが尋ねる。
「見たことがないといいますと? 我々も、この人形が普通でないことはわかるんですが、一体何が憑いているのかまでは」
「いいですか。人形に宿るものは大抵は憎しみや恨みを持った悪き霊たちです。怨念に溢れている。
これはね、一切怨念がないんですよ。怨念がないのにこんな強い力を醸し出す存在を知らんのですわ」
唸るようにして住職さんが言った。不思議そうに、そして嫌そうに人形を見つめる。
「勿論、長く人間の側に置いてたらよくないものであることは間違いない。だが私は対処の仕方が分からない。下手に手を出すのは危険もある。
九条さん、法閣寺へ持って行ってはいかがか。あそこの住職なら視るのも祓うのも」
「実は先に行ってきたんです。今現在病気で入院中だそうで断られたのです」
「……なんと」
住職さんも頭を抱えた。坊主頭を困ったように掻く。九条さんが言う。
「ここにも断られたとなれば我々は託せる相手がぐっと減ってしまいます。なんとかなりませんか」
「……私には手に負えん。他でみれそうなところを一緒に探してみよう。心当たりを調べて連絡いたします、どうか今日はお引き取りください」
「しかし」
「気づきませんか」
彼の低い声が響いた。遅い速度で視線を泳がせ、眼球をぐるりと回した。口を固く結びながら彼は厳しく言った。
「その人形を袋から出した途端、うちで預かってる曰くのある者たちが騒いで仕方ない」
二人無言で車に戻った。
そんなに長い時間離れていたわけでもないのに、車内はもうぐっと冷え切っていた。もはや私は抜け殻だ、まさか住職さんに断られる案件だったとは夢にも思っていなかった。
後部座席に乗せた紙袋は恐ろしくて振り返れない。一体これは何者だというのか。
九条さんは運転席に座った瞬間、ポケットから携帯を取り出し電話を掛けた。相手はすぐに出たようで、彼は早口で説明を始める。
どうやら伊藤さんのようだった。この寺で断られたこと、事務所にあるリストに片っ端から連絡してきいてみてくれ、という内容を手短に告げた。伊藤さんも短く返事を返すと、そのまま電話を切った。
九条さんが大きなため息をつき、ハンドルに突っ伏す。私はそんな彼に恐る恐る声を掛けた。
「ど、どうしましょう……? 今の電話は?」
「私の知る力が確かな除霊師たちが数名います。そのリストに伊藤さんから連絡してもらうことにしました。この人形を見てもらえないか」
「あ、そうなんですか!」
私はパッと笑顔になるが、反対に九条さんの顔は晴れない。真面目な顔をしたまま言う。
「……しかし、ですね。ここに断られた、という内容がつけば、断られる可能性は非常に高い。ここは除霊師たちも頼りにするそこそこ有名な寺ですから」
「え」
「そうでなくても力が本物の除霊師は多忙を極めてますから、麗香のように予定が合わないという問題も。
誰かが受け入れてくれればいいのですが」
「も、もし誰も見つからなかったらどうするんですか!? 私この子と暮らさなきゃいけないんですか!?」
悲痛な叫び声を上げた。誰にも祓えないとなった人形、一体どんな影響があるのか想像もつかない。
九条さんは冷静に答えた。
「いいえ、麗香ならやってくれるでしょう。彼女が北海道から帰ってきてさえくれれば。問題はそれまでの間、あなたが耐えられるかです」
言葉に詰まる。九条さんが言っている耐えられるか、は勿論ただの恐怖心のことじゃない。
何が起こるか分からない相手。すぐに命の危機とかはなさそうだって麗香さんは言ってたけど、でも予測不可能なことが起こるかも。私の生命力や精神力が耐えられるかということだ。
黙り込んだ私に、九条さんが言った。
「伊藤さんの交渉にかけましょう。とりあえず事務所に戻ります。あなたは入られないよう十分注意しててください」
「……はい」
「眠りたかったら眠ってても。体力が削られるのはよくないことですよ」
九条さんはようやくエンジンを掛けた。私は俯いてとにかく心を落ち着ける。慌てるのはよくない、それにマイナス思考も。
慣れた九条さんの運転に揺られながら心に宿る得体の知れない不安に気づいていた。今までとは違う自分に迫っている危機感を。
「ご無沙汰しております。見てもらいたいものがありまして。我々の手には負えないものです」
「ええ、見させてもらいます」
挨拶も短く済ませると、九条さんは隣に置いてあった例のものを手にした。バスタオルをとり、中から白い紙袋を取り出す。
穏やかに微笑みながらそれを眺めていた住職さんだが、九条さんが人形を出しその黒髪が表にでた瞬間、彼の笑顔はピタリと止まった。瞬きすらせずじっとその人形を凝視した。
「こちらです。初め依頼としてうちの事務所に持ち込まれたのですが、無断で置いて行かれてしまいました。詳細は不明、元の持ち主の体調不良があった、ぐらいのことしかわかりません」
「…………」
「ここにいる黒島光さんも視える体質なのですが、お札を貼って置いてきた人形が彼女の家にまで着いてきてしまった。随分と気に入られてしまったのは間違いありません」
「これは」
「お願いできますでしょうか」
九条さんの言葉が聞こえているのかどうなのか、住職さんはまるで反応せずに人形だけを見ていた。そんな様子を九条さんも不審そうに眺める。
しばらくそのまま長い沈黙が流れた。住職さんは少しだけ自身の唇を舐めた。そして眉間に深い皺を作りながら小声で言う。
「触りますよ」
「どうぞ」
ゆっくり手を伸ばした住職さんが人形を両手で持つ。頭の先から足元までじっくりと観察した。部屋の中はひんやりとした温度だというのに、彼の額には汗の玉が張り付いている。
そっと人形を床に置いた。そして何度か首を振ったのだ。
「これは……申し訳ないですがうちでは無理です」
「なんですって?」
九条さんが前のめりになって聞き返す。住職さんが一度深い息を吐いた。
「これは……私の手には負えません」
「一体なんなのですかこれは?」
「正直に言います、全くわかりません」
彼は一度手のひらで汗を拭った。初めに会った時の柔らかな表情はもうどこにもない。厳しい顔で人形を見つめている。
私も耐えきれず声を出した。
「わ、分からないって? どういうことですか?」
「私はね、黒島さん。恥ずかしいことに視る力はあまり強くないのですよ。あれは生まれ持った才能ですからね。ただ、訓練を重ねて少しは身につき、祓う能力は培ってきました。今まで多くの人形と出会って向き合ってきました、その数はなかなかの物だと思っております。
ですがこの人形は今まで見てきたものとはまるで違う。見たことがないものだ」
彼は苦い顔でそう言った。視線を下ろして人形を見てみる。わずかに微笑んだその顔は住職さんを見ていた。どこか余裕を感じられるようにも思える。
九条さんが尋ねる。
「見たことがないといいますと? 我々も、この人形が普通でないことはわかるんですが、一体何が憑いているのかまでは」
「いいですか。人形に宿るものは大抵は憎しみや恨みを持った悪き霊たちです。怨念に溢れている。
これはね、一切怨念がないんですよ。怨念がないのにこんな強い力を醸し出す存在を知らんのですわ」
唸るようにして住職さんが言った。不思議そうに、そして嫌そうに人形を見つめる。
「勿論、長く人間の側に置いてたらよくないものであることは間違いない。だが私は対処の仕方が分からない。下手に手を出すのは危険もある。
九条さん、法閣寺へ持って行ってはいかがか。あそこの住職なら視るのも祓うのも」
「実は先に行ってきたんです。今現在病気で入院中だそうで断られたのです」
「……なんと」
住職さんも頭を抱えた。坊主頭を困ったように掻く。九条さんが言う。
「ここにも断られたとなれば我々は託せる相手がぐっと減ってしまいます。なんとかなりませんか」
「……私には手に負えん。他でみれそうなところを一緒に探してみよう。心当たりを調べて連絡いたします、どうか今日はお引き取りください」
「しかし」
「気づきませんか」
彼の低い声が響いた。遅い速度で視線を泳がせ、眼球をぐるりと回した。口を固く結びながら彼は厳しく言った。
「その人形を袋から出した途端、うちで預かってる曰くのある者たちが騒いで仕方ない」
二人無言で車に戻った。
そんなに長い時間離れていたわけでもないのに、車内はもうぐっと冷え切っていた。もはや私は抜け殻だ、まさか住職さんに断られる案件だったとは夢にも思っていなかった。
後部座席に乗せた紙袋は恐ろしくて振り返れない。一体これは何者だというのか。
九条さんは運転席に座った瞬間、ポケットから携帯を取り出し電話を掛けた。相手はすぐに出たようで、彼は早口で説明を始める。
どうやら伊藤さんのようだった。この寺で断られたこと、事務所にあるリストに片っ端から連絡してきいてみてくれ、という内容を手短に告げた。伊藤さんも短く返事を返すと、そのまま電話を切った。
九条さんが大きなため息をつき、ハンドルに突っ伏す。私はそんな彼に恐る恐る声を掛けた。
「ど、どうしましょう……? 今の電話は?」
「私の知る力が確かな除霊師たちが数名います。そのリストに伊藤さんから連絡してもらうことにしました。この人形を見てもらえないか」
「あ、そうなんですか!」
私はパッと笑顔になるが、反対に九条さんの顔は晴れない。真面目な顔をしたまま言う。
「……しかし、ですね。ここに断られた、という内容がつけば、断られる可能性は非常に高い。ここは除霊師たちも頼りにするそこそこ有名な寺ですから」
「え」
「そうでなくても力が本物の除霊師は多忙を極めてますから、麗香のように予定が合わないという問題も。
誰かが受け入れてくれればいいのですが」
「も、もし誰も見つからなかったらどうするんですか!? 私この子と暮らさなきゃいけないんですか!?」
悲痛な叫び声を上げた。誰にも祓えないとなった人形、一体どんな影響があるのか想像もつかない。
九条さんは冷静に答えた。
「いいえ、麗香ならやってくれるでしょう。彼女が北海道から帰ってきてさえくれれば。問題はそれまでの間、あなたが耐えられるかです」
言葉に詰まる。九条さんが言っている耐えられるか、は勿論ただの恐怖心のことじゃない。
何が起こるか分からない相手。すぐに命の危機とかはなさそうだって麗香さんは言ってたけど、でも予測不可能なことが起こるかも。私の生命力や精神力が耐えられるかということだ。
黙り込んだ私に、九条さんが言った。
「伊藤さんの交渉にかけましょう。とりあえず事務所に戻ります。あなたは入られないよう十分注意しててください」
「……はい」
「眠りたかったら眠ってても。体力が削られるのはよくないことですよ」
九条さんはようやくエンジンを掛けた。私は俯いてとにかく心を落ち着ける。慌てるのはよくない、それにマイナス思考も。
慣れた九条さんの運転に揺られながら心に宿る得体の知れない不安に気づいていた。今までとは違う自分に迫っている危機感を。
35
お気に入りに追加
546
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。



【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
宰相閣下の執愛は、平民の俺だけに向いている
飛鷹
BL
旧題:平民のはずの俺が、規格外の獣人に絡め取られて番になるまでの話
アホな貴族の両親から生まれた『俺』。色々あって、俺の身分は平民だけど、まぁそんな人生も悪くない。
無事に成長して、仕事に就くこともできたのに。
ここ最近、夢に魘されている。もう一ヶ月もの間、毎晩毎晩………。
朝起きたときには忘れてしまっている夢に疲弊している平民『レイ』と、彼を手に入れたくてウズウズしている獣人のお話。
連載の形にしていますが、攻め視点もUPするためなので、多分全2〜3話で完結予定です。
※6/20追記。
少しレイの過去と気持ちを追加したくて、『連載中』に戻しました。
今迄のお話で完結はしています。なので以降はレイの心情深堀の形となりますので、章を分けて表示します。
1話目はちょっと暗めですが………。
宜しかったらお付き合い下さいませ。
多分、10話前後で終わる予定。軽く読めるように、私としては1話ずつを短めにしております。
ストックが切れるまで、毎日更新予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。