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第7話 勇者、探偵業に手を伸ばす
〜3〜
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結局、ウラガノから大した情報を得られないまま留置所を出ることになった。
エルカのハープを聞き付けた係員が牢を覗きに来て、「演奏くらいなら好きにしてくれ」と立ち去ろうとしたが、ウラガノが酒瓶を持っているのに気付いて「それは駄目だろ!」とウラガノに説教を始めたからだ。
俺も、ウラガノは一応容疑者なのに酒を飲んでいいのだろうか?俺は勇者らしく自由気ままに生きているつもりだが、世間一般の自由とは俺が想像も出来ないくらい広大なものなのかもしれない、と不安を感じていたから、ちゃんと叱ってくれる人がいて安心した。
「彼は、犯人じゃないね」
留置所を出たエルカは、ハープをしまいながら、何か確信を得たような口調でそう言った。
「許可証を見に来た観光客を探ってみようかな。どこかに拘束されていないのかい?」
「いえ、許可証が見れなくて、騒ぎになる前に街を出てしまったみたいです」
「そう……昨日の夕方だから、もう街を出てしまったかもしれないね。でも、探してみるよ」
エルカは帽子の縁を少し上げて、足早に2番街を引き返して行った。いつも人が集まる噴水広場でハープを弾いているから、色々と情報が入って来るのだろう。
しかし、エルカがウラガノの為にそこまで親身になって動くとは。流浪の吟遊詩人が市職員に肩入れし過ぎだと思うが、前世が三條だと知っていれば納得できる。
高2の時にクラスで財布がなくなった時も、三條は財布の持ち主でもないのに学級会を開いて行方を捜していた。
施設育ちの俺が犯人の第一候補になった時、「可能性の1つとして保留にしておきましょう」と教壇から向けられた言葉を覚えている。
あの時の三條はクラス32人を全員容疑者だと考えていて、驚くほど平等だった。確か、財布の行方はそのままうやむやになったから、鞄の奥にあったとか、そんな結末だったのだろう。
ただ、ウラガノを助けようとするエルカの正義感溢れる行動も、今後とも大道芸の規則破りを見逃してもらうためだ。人間、生まれる世界が変わるとどうなるかわからない。
「さ、勇者様は庁舎に行って現場を確認しましょう!」
そして、先程からやる気に満ち溢れているニーアが若干気掛かりだ。
俺は小走りで先を行くニーアを追い掛けて、2番街からメインストリートに戻って庁舎に向かった。
「昨日の夕方に事件があって、役所は一体今まで何をしていたんだ?」
ニーアを追い掛ける俺の足取りは重い。
俺はウラガノを慰めてやったし、奴が仕事をクビになったら悔し涙くらい流してやるつもりだ。しかし、真犯人を見つける云々はニーアが言っているだけで俺の仕事では無い。
勇者の俺に不得意な事など存在しないが、例外的に自信がない事を挙げるなら、多分、窃盗事件の犯人を見つける事だ。
「とりあえず、どこか別の場所にあるんじゃないかとか、許可証の再発行が出来ないかとか、色々やっていたらしいです。それで結局、ゼロ番街の支配人に連絡するのが朝になって、向こうを怒らせちゃったみたいですけど」
俺が行くまでもなく、既に拗れて厄介な事になっているらしい。
ゼロ番街の営業許可証の詳細は知らないけれど、無くなれば営業に支障があるのは間違いない。「庁舎内で盗まれました」なんて言いたくないのも理解できるが、隠蔽のために右往左往している暇があったら、すぐに謝るべきだったんだ。
「それで、今朝まで事情を知らなかったし、一番若い職員だから向こうも許してくれるだろうって、私に交渉役を押し付けて来たんです……はぁー……」
ニーアはうんざりした様子でため息を漏らす。
今朝、ニーアが事務所に来るのが遅かった理由が分かった。交渉役を押し付けて来る上司に逆らっていたのだろう。
過剰な演技と、俺が渋るだろう事を予測して買っていたジャムパンの謎も解けた。
「本当なら、勇者様が間に入るべきだと思うんです。市の職員じゃないから中立の立場ですし。ただ、勇者様、ゼロ番街で女の子を襲った噂になっているから……多分向こうの味方をするだろうって、部長がちょっと渋ってまして」
その被害者は、今は事務所でハムの塊を抱き締めて涎垂らして寝ているのを、ニーアも知っているはずだ。
庁舎の中は、事件の騒動は落ち着いたらしく通常業務が行われていた。ウラガノが留置所に入れられて解決した雰囲気になっている。
しかし、職員は至る所で事件の噂を囁き合っているし、いつも事務所から出て来ない勇者の俺がいるのを見て噂話が更に盛り上がっているから、火に油を注いでいるような気がする
ニーアは庁舎の端の応接室に着くと、ドアの前で俺に振り返った。
「でも、勇者様にお願いします!ニーア、ゼロ番街の人が苦手なのに、そのトップと交渉なんて絶対に嫌ですもん」
嫌ですもん、じゃない。俺だって嫌だ。
あの街のトップなら、俺の前世の経験で言うと黒いスーツが似合う細身で顔に傷がある男が出て来るはずだ。多分、ナイフか拳銃を内ポケットに忍ばせているから、夏でもジャケットを脱がないタイプの。
職員が怒らせたのに、その仲間のように勇者が出てきたら、話し合いの余地なく襲われるかもしれない。
勇者の剣は持っているが、俺が先に手を出したらそれを盾に訴訟に持ち込まれる。コルダの可愛くないバージョンだ。
そういう職業の人がポケットに手を入れて前傾姿勢なのは、相手に先に手を出させるためだと聞いたことがある。
俺の覚悟が固まる前に、ニーアが応接室のドアをノックした。中からバタバタと慌てた足音が聞こえて、応接室からいつも以上に貧相な顔をした副市長と、恰幅の良い中年男性が出て来る。
2人は応接室の中にいるらしい支配人に何度も頭を下げて謝りながら、応接室のドアをぴたりと閉めた。
男性の方は首から下げた名札に生活安全課長と書かれていて、ウラガノの上司らしい。俺をゼロ番街に行かせた課長か。
「ああ、勇者様!よく来てくれました!」
課長は俺にそう言うと、ニーアと一緒にこれで万事解決!と盛り上がっていた。ニーアは交渉役から逃げられるし、課長は「ゼロ番街は市外ですので国の勇者にお任せします」と言い張る事ができる。俺が被害を被ること以外は万事解決だ。
副市長だけは、俺が今にも背を向けて帰ろうとしている事に気付いて、喜び合う2人を治めた。
「とにかく、勇者様に現場を見てもらいましょう。職員には魔術を使える者が少なくて、調査が進まないのです」
「ああ、ほとんどホーリアの生まれなのか」
「ええ。しかし、盗んだ方法がわかれば、許可証の行方もわかるかと」
「それなら、ウラガノを尋問したらどうだ?」
俺がそう言うと、副市長は疲れが見える顔に更に皺を寄せて、力無く首を横に振った。少なくとも、副市長はウラガノが犯人だとは思っていないようだ。形だけでも事件を解決させるために職員をスケープゴートにした事を気に病んでいるらしい。
でも、そこまで辛そうな顔をする必要はないと思う。俺は副市長に、ウラガノが牢屋で酒を飲んで快適に過ごしていた事を教えてあげようとした。
が、応接室のドアが開いて、黒く塗った爪の手がドアをこんこん、と叩く音が響く。
「探偵さんが御到着?私には挨拶もないの?」
ドアの隙間から細身の女性が姿を現した。腰までありそうな長い黒髪と、白い腿に絡み付くような黒いドレス。
俺を捉えた青い瞳が風に吹かれた水溜りのように一瞬揺れたが、すぐに元のガラス玉のように凍り付いて、笑顔の形に変わる。
「はじめまして」
「……はじめまして」
ああいう店は客のプライバシーに配慮してくれるから、リコリスは俺と初対面の様な顔で挨拶をした。「勇者様がいらしたので、もう大丈夫です!」と空気を盛り上げようとする課長をうるさそうに手で払って、ソファーに座り直して足を組む。
「まさか、わざわざ勇者様が調べてくれるの?」
リコリスの言葉に「ええ、もちろん」と副市長と課長とニーアがそろって頷く。ニーアがそっちに付いてしまうと、俺の味方がいない。
「関係者以外立ち入り禁止って、私にも現場を見せてくれないの。勇者様、おかしいと思わない?」
「それは、市が所有していた資料ですので……」
リコリスが穏やかな口調で尋ねたが、副市長は身を震わせて口の中でもごもごと答えた。
「ゼロ番街の許可証よ。市で責任を持って保管するって言われたから預けたの。盗まれたって、どういうこと?」
「それは、その、どうやって盗まれたのか、私共にもさっぱり……」
夜のゼロ番街からそのまま抜け出して来たようなリコリスが、くたびれたサラリーマン風の副市長に詰め寄っているのは、傍から見るとそういうお店のオプションのようだった。
俺はそれを眺めているだけで今日ここに来た甲斐があったというものだが、課長が「副市長が時間を稼いでいる間に、こちらへ」と俺とニーアを応接室の外に押し出す。
その作戦は、副市長の同意を得ているのだろうか。
「絶対あるわ。ないはずないもの」
ドアを閉める寸前にリコリスが凛とした声で更に責めるのが聞こえて、副市長に少し同情してしまった。副市長が美女に罵倒されて快感を覚える嗜好を備えている事を祈るばかりだ。
エルカのハープを聞き付けた係員が牢を覗きに来て、「演奏くらいなら好きにしてくれ」と立ち去ろうとしたが、ウラガノが酒瓶を持っているのに気付いて「それは駄目だろ!」とウラガノに説教を始めたからだ。
俺も、ウラガノは一応容疑者なのに酒を飲んでいいのだろうか?俺は勇者らしく自由気ままに生きているつもりだが、世間一般の自由とは俺が想像も出来ないくらい広大なものなのかもしれない、と不安を感じていたから、ちゃんと叱ってくれる人がいて安心した。
「彼は、犯人じゃないね」
留置所を出たエルカは、ハープをしまいながら、何か確信を得たような口調でそう言った。
「許可証を見に来た観光客を探ってみようかな。どこかに拘束されていないのかい?」
「いえ、許可証が見れなくて、騒ぎになる前に街を出てしまったみたいです」
「そう……昨日の夕方だから、もう街を出てしまったかもしれないね。でも、探してみるよ」
エルカは帽子の縁を少し上げて、足早に2番街を引き返して行った。いつも人が集まる噴水広場でハープを弾いているから、色々と情報が入って来るのだろう。
しかし、エルカがウラガノの為にそこまで親身になって動くとは。流浪の吟遊詩人が市職員に肩入れし過ぎだと思うが、前世が三條だと知っていれば納得できる。
高2の時にクラスで財布がなくなった時も、三條は財布の持ち主でもないのに学級会を開いて行方を捜していた。
施設育ちの俺が犯人の第一候補になった時、「可能性の1つとして保留にしておきましょう」と教壇から向けられた言葉を覚えている。
あの時の三條はクラス32人を全員容疑者だと考えていて、驚くほど平等だった。確か、財布の行方はそのままうやむやになったから、鞄の奥にあったとか、そんな結末だったのだろう。
ただ、ウラガノを助けようとするエルカの正義感溢れる行動も、今後とも大道芸の規則破りを見逃してもらうためだ。人間、生まれる世界が変わるとどうなるかわからない。
「さ、勇者様は庁舎に行って現場を確認しましょう!」
そして、先程からやる気に満ち溢れているニーアが若干気掛かりだ。
俺は小走りで先を行くニーアを追い掛けて、2番街からメインストリートに戻って庁舎に向かった。
「昨日の夕方に事件があって、役所は一体今まで何をしていたんだ?」
ニーアを追い掛ける俺の足取りは重い。
俺はウラガノを慰めてやったし、奴が仕事をクビになったら悔し涙くらい流してやるつもりだ。しかし、真犯人を見つける云々はニーアが言っているだけで俺の仕事では無い。
勇者の俺に不得意な事など存在しないが、例外的に自信がない事を挙げるなら、多分、窃盗事件の犯人を見つける事だ。
「とりあえず、どこか別の場所にあるんじゃないかとか、許可証の再発行が出来ないかとか、色々やっていたらしいです。それで結局、ゼロ番街の支配人に連絡するのが朝になって、向こうを怒らせちゃったみたいですけど」
俺が行くまでもなく、既に拗れて厄介な事になっているらしい。
ゼロ番街の営業許可証の詳細は知らないけれど、無くなれば営業に支障があるのは間違いない。「庁舎内で盗まれました」なんて言いたくないのも理解できるが、隠蔽のために右往左往している暇があったら、すぐに謝るべきだったんだ。
「それで、今朝まで事情を知らなかったし、一番若い職員だから向こうも許してくれるだろうって、私に交渉役を押し付けて来たんです……はぁー……」
ニーアはうんざりした様子でため息を漏らす。
今朝、ニーアが事務所に来るのが遅かった理由が分かった。交渉役を押し付けて来る上司に逆らっていたのだろう。
過剰な演技と、俺が渋るだろう事を予測して買っていたジャムパンの謎も解けた。
「本当なら、勇者様が間に入るべきだと思うんです。市の職員じゃないから中立の立場ですし。ただ、勇者様、ゼロ番街で女の子を襲った噂になっているから……多分向こうの味方をするだろうって、部長がちょっと渋ってまして」
その被害者は、今は事務所でハムの塊を抱き締めて涎垂らして寝ているのを、ニーアも知っているはずだ。
庁舎の中は、事件の騒動は落ち着いたらしく通常業務が行われていた。ウラガノが留置所に入れられて解決した雰囲気になっている。
しかし、職員は至る所で事件の噂を囁き合っているし、いつも事務所から出て来ない勇者の俺がいるのを見て噂話が更に盛り上がっているから、火に油を注いでいるような気がする
ニーアは庁舎の端の応接室に着くと、ドアの前で俺に振り返った。
「でも、勇者様にお願いします!ニーア、ゼロ番街の人が苦手なのに、そのトップと交渉なんて絶対に嫌ですもん」
嫌ですもん、じゃない。俺だって嫌だ。
あの街のトップなら、俺の前世の経験で言うと黒いスーツが似合う細身で顔に傷がある男が出て来るはずだ。多分、ナイフか拳銃を内ポケットに忍ばせているから、夏でもジャケットを脱がないタイプの。
職員が怒らせたのに、その仲間のように勇者が出てきたら、話し合いの余地なく襲われるかもしれない。
勇者の剣は持っているが、俺が先に手を出したらそれを盾に訴訟に持ち込まれる。コルダの可愛くないバージョンだ。
そういう職業の人がポケットに手を入れて前傾姿勢なのは、相手に先に手を出させるためだと聞いたことがある。
俺の覚悟が固まる前に、ニーアが応接室のドアをノックした。中からバタバタと慌てた足音が聞こえて、応接室からいつも以上に貧相な顔をした副市長と、恰幅の良い中年男性が出て来る。
2人は応接室の中にいるらしい支配人に何度も頭を下げて謝りながら、応接室のドアをぴたりと閉めた。
男性の方は首から下げた名札に生活安全課長と書かれていて、ウラガノの上司らしい。俺をゼロ番街に行かせた課長か。
「ああ、勇者様!よく来てくれました!」
課長は俺にそう言うと、ニーアと一緒にこれで万事解決!と盛り上がっていた。ニーアは交渉役から逃げられるし、課長は「ゼロ番街は市外ですので国の勇者にお任せします」と言い張る事ができる。俺が被害を被ること以外は万事解決だ。
副市長だけは、俺が今にも背を向けて帰ろうとしている事に気付いて、喜び合う2人を治めた。
「とにかく、勇者様に現場を見てもらいましょう。職員には魔術を使える者が少なくて、調査が進まないのです」
「ああ、ほとんどホーリアの生まれなのか」
「ええ。しかし、盗んだ方法がわかれば、許可証の行方もわかるかと」
「それなら、ウラガノを尋問したらどうだ?」
俺がそう言うと、副市長は疲れが見える顔に更に皺を寄せて、力無く首を横に振った。少なくとも、副市長はウラガノが犯人だとは思っていないようだ。形だけでも事件を解決させるために職員をスケープゴートにした事を気に病んでいるらしい。
でも、そこまで辛そうな顔をする必要はないと思う。俺は副市長に、ウラガノが牢屋で酒を飲んで快適に過ごしていた事を教えてあげようとした。
が、応接室のドアが開いて、黒く塗った爪の手がドアをこんこん、と叩く音が響く。
「探偵さんが御到着?私には挨拶もないの?」
ドアの隙間から細身の女性が姿を現した。腰までありそうな長い黒髪と、白い腿に絡み付くような黒いドレス。
俺を捉えた青い瞳が風に吹かれた水溜りのように一瞬揺れたが、すぐに元のガラス玉のように凍り付いて、笑顔の形に変わる。
「はじめまして」
「……はじめまして」
ああいう店は客のプライバシーに配慮してくれるから、リコリスは俺と初対面の様な顔で挨拶をした。「勇者様がいらしたので、もう大丈夫です!」と空気を盛り上げようとする課長をうるさそうに手で払って、ソファーに座り直して足を組む。
「まさか、わざわざ勇者様が調べてくれるの?」
リコリスの言葉に「ええ、もちろん」と副市長と課長とニーアがそろって頷く。ニーアがそっちに付いてしまうと、俺の味方がいない。
「関係者以外立ち入り禁止って、私にも現場を見せてくれないの。勇者様、おかしいと思わない?」
「それは、市が所有していた資料ですので……」
リコリスが穏やかな口調で尋ねたが、副市長は身を震わせて口の中でもごもごと答えた。
「ゼロ番街の許可証よ。市で責任を持って保管するって言われたから預けたの。盗まれたって、どういうこと?」
「それは、その、どうやって盗まれたのか、私共にもさっぱり……」
夜のゼロ番街からそのまま抜け出して来たようなリコリスが、くたびれたサラリーマン風の副市長に詰め寄っているのは、傍から見るとそういうお店のオプションのようだった。
俺はそれを眺めているだけで今日ここに来た甲斐があったというものだが、課長が「副市長が時間を稼いでいる間に、こちらへ」と俺とニーアを応接室の外に押し出す。
その作戦は、副市長の同意を得ているのだろうか。
「絶対あるわ。ないはずないもの」
ドアを閉める寸前にリコリスが凛とした声で更に責めるのが聞こえて、副市長に少し同情してしまった。副市長が美女に罵倒されて快感を覚える嗜好を備えている事を祈るばかりだ。
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