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序章 いつものホラーアクション夢
覚悟よりも神の子孫が気になる
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『私』はもう少し情報を得るために聞き返した。
「津賀留ちゃんが、今の姿ではなく、別の何かに変わるってことよね?」
津賀留がゆっくりと頷く。
「そうれす。菩想日神様の子孫では、なくなり、ます。ううう、わああああん。いひゃ! いひゃですうううううううう!」
「嫌だよねぇ。とりあえず落ち着こうか」
『私』が号泣する津賀留の背中をよしよしと撫でる。
津賀留は目を見開いて怯えるような目つきになった。しかし驚きにより混乱から立ち直ることができたため、パニックから脱する。
「息吹戸さん、お願いが、ありゅます」
津賀留は鼻をすすりながら『私』に懇願の眼差しを向けた。
『私』が首を傾げると、津賀留はその場で土下座をする。
「禍神の子孫にはるまへに、どうかその手で、私を殺ひてください!」
「ちょま!」
ちょっとまって! を略してしまった。
腰が抜けるほど驚いてしまった『私』に対して、津賀留は必死に訴える。
「たふけて頂い、たのに殺して、だなんひぇ、息吹戸さんの、気持ちを踏みにひっていまふゅ! ですが、貴女なら、私を救っひぇぐれると信じていまず!」
『私』は嫌そうに「ええええ」と声をあげて拒否した。何を好き好んで人を殺さないといけないのよ、と小さく毒づく。
「私はもう間に合ひません。息吹戸さんならぎっと苦じまずひ、殺してぐれまふゅ! どうかお、願いします!」
(私は息吹戸っていう名前で、遠慮なくサックリ殺れちゃうタイプの人間なのか……まじか)
今更ながら『私』が『息吹戸』というキャラクターだと分かるが、名前を知っても何の役にも立たなかった。
『私』はこの状況に困惑した。助けが欲しくて祠堂を見ると、彼は苦々しい顔つきで津賀留を見つめている。
深刻な事態と感じとってなおさら言葉をかけにくくなった。
(でもなぁ、助ける人を殺してしまえばミッション失敗だよ。うーん。ここまできて失敗だなんてありえない。他の手立てはないのか?)
『私』は胸の前で両手を組みながら悩む。
(ヒントがほしい)
『私』はその場に両膝をついて、土下座したままの津賀留を起こした。津賀留の顔は涙と鼻水でボロボロになっていたので、手の襟で拭いて少し綺麗にする。
「ほんとに死ななきゃダメ? 解除方法はないの? たとえば何かのアイテムで解除出来るとか?」
予想外の言葉を聞いた津賀留は息を飲む。
鼻水が垂れてきたのですすりながら、首を左右に振った。
「転化、かひじょできる……カミナシに、しょぞしていまずけど、ここまで浸食が、進んでしまひぇは……数時間、変貌しまひゅ。それではみなんへ迷惑がかか、ます」
「数時間以内に解除すれば津賀留ちゃんは助かるの?」
『私』の真摯な眼差しを避けるように津賀留は下を向いた。
覚悟した気持ちが揺らぎそうになり、それを振り切るために口調を強くする。
「きっ、無理です。一日でこの姿になりひた。数時間いはい、いへ、数分かほしれません。私は従僕とふぉり、菩総日神様の子孫でふぁなくなりまふぅ。きっとみなさ、んを攻撃します。そうなる前に死んで、おけば迷、惑をかけなふぃ……」
ぶわっと涙が溢れてきて、津賀留は乱暴に目元を袖で拭いた。
口から出ている泡が白ローブをどんどん濡らしていく。
(ここにきて二度目のチュートリアルとは。とっても分かりやすい説明だった)
津賀留の異常を解決すれば真のエンディングにたどり着けるのだと『私』は納得する。
「津賀留ちゃん。死ぬのはいつでもできるから、転化を防ぐ方法を考えよう。転化を解除する方法について知ってることを」
教えてと言い終わる前に、津賀留が『私』の両手を掴んだ。
「従僕ふぇ、なるくらいなら死んだ方がマシでふぅ! お願いします、私が私どぇなく、なる前に、殺ひてください!」
津賀留は眉をキッと吊り上げて、揺らがない決意をみせた。
『私』は覚悟を感じ取ったものの、はいそうですか、と納得しない。
真のエンディングにたどり着くのも大事であるが、見捨てる選択をするわけにはいかなかった。
(情報が足りない。もっと情報がほしい)
解除についての情報が不足しているため、策が何も思い浮かばない。
(なにより、私がいるのに諦めてもらっては困る)
「津賀留ちゃん、諦めずに解除について教えて、他にも方法があるでしょう?」
「いい加減にしろ!」
静観していた祠堂が叫んだ。
「さっきから聞いていたら。お前、津賀留の覚悟を何だと思っている!」
『私』を睨みつけ、殴りかかる様な雰囲気を出す。
津賀留が吃驚した様に瞬きをしながら「祠堂さん……」と呟いた。
「禍神降臨で発生した浸食は、菩総日神様の世界、天路国を乗っ取る術だ。浸食は俺たちにも強い影響を与える」
(あっちから説明の追加きた!)
『私』は爛々と目を輝かせる。
「そして津賀留と小鳥さんはおそらく七から八割転化している。初期だったら解除道具があれば助かる可能性があった。だがここまで進行していたら道具があっても打つ手はない! そもそも、俺もお前も、解除能力がないからな! こいつを救う事ができないんだよ!」
(なるほど。元の体に戻す道具はあると。そして解除ができる特殊能力があるってことか。つまり転化は可逆性の術ってことなのね。転化解除の根源はなんだろう。相手を元に戻す……巻き戻しって考えるべきか……それとも)
「従僕に堕ちるくらいなら、殺してやるのが慈悲だろうが!」
(!?)
祠堂は拳を握りしめて感情のまま叫ぶが、『私』の目を見てすぐ口をつぐんだ。
「殺してやるのが慈悲? 慈悲だって?」
『私』はゆっくりと立ち上がって祠堂を見据える。その目に浮かぶのは激しい怒りの色であった。
「頭にくる。どうして殺すなんてそんな言葉、簡単に口に出すんだ? まずは救う方法を考えるべきだろうが!」
『私』が怒鳴ると、空気にピリッとした刺激が広がった。
津賀留はビクッと体を強張らせて沈黙する。
祠堂は一瞬怯んだものの、すぐに勢いを取り戻した。
「だ・か・ら! その方法がないんだって知っているだろうが! 俺達は神の子孫とはいえ血の濃さはバラバラで能力も違うし差も大きい! 転化解除できるのは菩総日神様の力を強く受け継いだごく僅かな一族だって、そいつら呼んでももう間に合わないって言ってんだ!」
『私』はある事に引っかかった。
「え。ちょっとまって。神の子孫? 私達は『神の子孫』って設定なの!? なにそれすっごい!」
興奮しすぎて心の声が口から洩れてしまい、
「……は?」
「……え?」
祠堂と津賀留の目が点となり、固まった。
やや間を空けてから、津賀留が口の中がパサパサにしたなったような声を出す。
「息吹戸さん、どうひたんですか? きょはなんだか、変で……は!?」
余計なことを言ってしまったと、顔を青くしながら慌てて口を押えた。
「えーと、ちょっと待って。得た情報を整理するから」
『私』は二人に背を向けてから両腕を組んだ。
(つまりここは神が実体化できる世界で、人間は神から生まれた子ということだ。だから特殊能力があって、その力で異世界から干渉してくる神や従僕と戦っている。そこまでは理解できた)
ふと、壁に空いた穴をみる。
洪水を止めたくて鏡を出したことを思い出す。
(鏡を出せた。ここにミッションクリアするためのヒントがあるはずだ)
鏡について知識を絞り出した。
(鏡は古来より神が地上にもたらした物とされている。姿を映し、光を集めることも出来る。反射することもできて。そうそう儀式に使われるね。死者への弔いに使われるし、祭祀には欠かせない。古来より鏡を通じて神の力を得る儀式にも使われていた)
ここでピンと閃く。
(もしかしたら、鏡に神様の力を集める事が出来るかも!)
おそらく、この世界は神力がある。
『私』の世界よりも遥かに強力で、実体化するほど力がある。
(転化が呪いだと仮定すれば、二人が言っていたボソウニチ神様の力を集めてぶつけて津賀留ちゃんの呪いを相殺する! 鏡は邪気を払う魔除けの術具だ。それを強くイメージすれば出来る! だって夢だから! できるって思ったことは大抵出来るもの!)
『私』は振り返って、津賀留に手を掲げた。
津賀留はハッと気づいて、「お願ひします!」と祈りのポーズをしながら目を瞑った。体がカタカタと震えている。本当は死にたくないと悲しい感情が伝わってきて、『私』の胸が痛くなった。
(絶対に津賀留を助ける。ミッションコンプリートする為にね!)
「津賀留ちゃんが、今の姿ではなく、別の何かに変わるってことよね?」
津賀留がゆっくりと頷く。
「そうれす。菩想日神様の子孫では、なくなり、ます。ううう、わああああん。いひゃ! いひゃですうううううううう!」
「嫌だよねぇ。とりあえず落ち着こうか」
『私』が号泣する津賀留の背中をよしよしと撫でる。
津賀留は目を見開いて怯えるような目つきになった。しかし驚きにより混乱から立ち直ることができたため、パニックから脱する。
「息吹戸さん、お願いが、ありゅます」
津賀留は鼻をすすりながら『私』に懇願の眼差しを向けた。
『私』が首を傾げると、津賀留はその場で土下座をする。
「禍神の子孫にはるまへに、どうかその手で、私を殺ひてください!」
「ちょま!」
ちょっとまって! を略してしまった。
腰が抜けるほど驚いてしまった『私』に対して、津賀留は必死に訴える。
「たふけて頂い、たのに殺して、だなんひぇ、息吹戸さんの、気持ちを踏みにひっていまふゅ! ですが、貴女なら、私を救っひぇぐれると信じていまず!」
『私』は嫌そうに「ええええ」と声をあげて拒否した。何を好き好んで人を殺さないといけないのよ、と小さく毒づく。
「私はもう間に合ひません。息吹戸さんならぎっと苦じまずひ、殺してぐれまふゅ! どうかお、願いします!」
(私は息吹戸っていう名前で、遠慮なくサックリ殺れちゃうタイプの人間なのか……まじか)
今更ながら『私』が『息吹戸』というキャラクターだと分かるが、名前を知っても何の役にも立たなかった。
『私』はこの状況に困惑した。助けが欲しくて祠堂を見ると、彼は苦々しい顔つきで津賀留を見つめている。
深刻な事態と感じとってなおさら言葉をかけにくくなった。
(でもなぁ、助ける人を殺してしまえばミッション失敗だよ。うーん。ここまできて失敗だなんてありえない。他の手立てはないのか?)
『私』は胸の前で両手を組みながら悩む。
(ヒントがほしい)
『私』はその場に両膝をついて、土下座したままの津賀留を起こした。津賀留の顔は涙と鼻水でボロボロになっていたので、手の襟で拭いて少し綺麗にする。
「ほんとに死ななきゃダメ? 解除方法はないの? たとえば何かのアイテムで解除出来るとか?」
予想外の言葉を聞いた津賀留は息を飲む。
鼻水が垂れてきたのですすりながら、首を左右に振った。
「転化、かひじょできる……カミナシに、しょぞしていまずけど、ここまで浸食が、進んでしまひぇは……数時間、変貌しまひゅ。それではみなんへ迷惑がかか、ます」
「数時間以内に解除すれば津賀留ちゃんは助かるの?」
『私』の真摯な眼差しを避けるように津賀留は下を向いた。
覚悟した気持ちが揺らぎそうになり、それを振り切るために口調を強くする。
「きっ、無理です。一日でこの姿になりひた。数時間いはい、いへ、数分かほしれません。私は従僕とふぉり、菩総日神様の子孫でふぁなくなりまふぅ。きっとみなさ、んを攻撃します。そうなる前に死んで、おけば迷、惑をかけなふぃ……」
ぶわっと涙が溢れてきて、津賀留は乱暴に目元を袖で拭いた。
口から出ている泡が白ローブをどんどん濡らしていく。
(ここにきて二度目のチュートリアルとは。とっても分かりやすい説明だった)
津賀留の異常を解決すれば真のエンディングにたどり着けるのだと『私』は納得する。
「津賀留ちゃん。死ぬのはいつでもできるから、転化を防ぐ方法を考えよう。転化を解除する方法について知ってることを」
教えてと言い終わる前に、津賀留が『私』の両手を掴んだ。
「従僕ふぇ、なるくらいなら死んだ方がマシでふぅ! お願いします、私が私どぇなく、なる前に、殺ひてください!」
津賀留は眉をキッと吊り上げて、揺らがない決意をみせた。
『私』は覚悟を感じ取ったものの、はいそうですか、と納得しない。
真のエンディングにたどり着くのも大事であるが、見捨てる選択をするわけにはいかなかった。
(情報が足りない。もっと情報がほしい)
解除についての情報が不足しているため、策が何も思い浮かばない。
(なにより、私がいるのに諦めてもらっては困る)
「津賀留ちゃん、諦めずに解除について教えて、他にも方法があるでしょう?」
「いい加減にしろ!」
静観していた祠堂が叫んだ。
「さっきから聞いていたら。お前、津賀留の覚悟を何だと思っている!」
『私』を睨みつけ、殴りかかる様な雰囲気を出す。
津賀留が吃驚した様に瞬きをしながら「祠堂さん……」と呟いた。
「禍神降臨で発生した浸食は、菩総日神様の世界、天路国を乗っ取る術だ。浸食は俺たちにも強い影響を与える」
(あっちから説明の追加きた!)
『私』は爛々と目を輝かせる。
「そして津賀留と小鳥さんはおそらく七から八割転化している。初期だったら解除道具があれば助かる可能性があった。だがここまで進行していたら道具があっても打つ手はない! そもそも、俺もお前も、解除能力がないからな! こいつを救う事ができないんだよ!」
(なるほど。元の体に戻す道具はあると。そして解除ができる特殊能力があるってことか。つまり転化は可逆性の術ってことなのね。転化解除の根源はなんだろう。相手を元に戻す……巻き戻しって考えるべきか……それとも)
「従僕に堕ちるくらいなら、殺してやるのが慈悲だろうが!」
(!?)
祠堂は拳を握りしめて感情のまま叫ぶが、『私』の目を見てすぐ口をつぐんだ。
「殺してやるのが慈悲? 慈悲だって?」
『私』はゆっくりと立ち上がって祠堂を見据える。その目に浮かぶのは激しい怒りの色であった。
「頭にくる。どうして殺すなんてそんな言葉、簡単に口に出すんだ? まずは救う方法を考えるべきだろうが!」
『私』が怒鳴ると、空気にピリッとした刺激が広がった。
津賀留はビクッと体を強張らせて沈黙する。
祠堂は一瞬怯んだものの、すぐに勢いを取り戻した。
「だ・か・ら! その方法がないんだって知っているだろうが! 俺達は神の子孫とはいえ血の濃さはバラバラで能力も違うし差も大きい! 転化解除できるのは菩総日神様の力を強く受け継いだごく僅かな一族だって、そいつら呼んでももう間に合わないって言ってんだ!」
『私』はある事に引っかかった。
「え。ちょっとまって。神の子孫? 私達は『神の子孫』って設定なの!? なにそれすっごい!」
興奮しすぎて心の声が口から洩れてしまい、
「……は?」
「……え?」
祠堂と津賀留の目が点となり、固まった。
やや間を空けてから、津賀留が口の中がパサパサにしたなったような声を出す。
「息吹戸さん、どうひたんですか? きょはなんだか、変で……は!?」
余計なことを言ってしまったと、顔を青くしながら慌てて口を押えた。
「えーと、ちょっと待って。得た情報を整理するから」
『私』は二人に背を向けてから両腕を組んだ。
(つまりここは神が実体化できる世界で、人間は神から生まれた子ということだ。だから特殊能力があって、その力で異世界から干渉してくる神や従僕と戦っている。そこまでは理解できた)
ふと、壁に空いた穴をみる。
洪水を止めたくて鏡を出したことを思い出す。
(鏡を出せた。ここにミッションクリアするためのヒントがあるはずだ)
鏡について知識を絞り出した。
(鏡は古来より神が地上にもたらした物とされている。姿を映し、光を集めることも出来る。反射することもできて。そうそう儀式に使われるね。死者への弔いに使われるし、祭祀には欠かせない。古来より鏡を通じて神の力を得る儀式にも使われていた)
ここでピンと閃く。
(もしかしたら、鏡に神様の力を集める事が出来るかも!)
おそらく、この世界は神力がある。
『私』の世界よりも遥かに強力で、実体化するほど力がある。
(転化が呪いだと仮定すれば、二人が言っていたボソウニチ神様の力を集めてぶつけて津賀留ちゃんの呪いを相殺する! 鏡は邪気を払う魔除けの術具だ。それを強くイメージすれば出来る! だって夢だから! できるって思ったことは大抵出来るもの!)
『私』は振り返って、津賀留に手を掲げた。
津賀留はハッと気づいて、「お願ひします!」と祈りのポーズをしながら目を瞑った。体がカタカタと震えている。本当は死にたくないと悲しい感情が伝わってきて、『私』の胸が痛くなった。
(絶対に津賀留を助ける。ミッションコンプリートする為にね!)
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