5 / 33
序章 いつものホラーアクション夢
理不尽な計画を思いつく
しおりを挟む
「それで、俺は何をすればいい?」
緊急性が高いため祠堂はターゲットを『私』から魔法陣へ変更する。
「なにをすればいいかな?」
『私』がオウム返しに聞き返すと、祠堂はゆっくりと振り向いて、目を白黒させた。
「……ふざけてんのか?」
「そんな風に見える?」
「ああ」
あっさりと頷かれてしまい、『私』は返答に困った。
ここに来たばかりで本当に何も知らないと一から十まで説明したところで、相手に一切通用しないだろう。そればかりか、遊んでいるとかふざけているといったマイナス印象を与えるだけである。
(そもそもこれは夢だ。適当なアドリブでなんとかなるはず。それにこの人がお助けキャラなら役に立ってくれるはず。戦闘に参加しなくても、攻略のヒントくらいくれるかもしれない)
なので、アプローチの方法を変えてみる。
相手の考えを聞くついでに、祠堂に何ができるのか探ることにした。
「ヤンキーお兄さんはどう考える? 教えてよ」
「ん……んー?」
祠堂は耳を疑って唸った。
彼の知る『彼女』と今の『彼女』の姿がどうしても結びつかない。
「俺に聞くのか?」
「聞いてますが?」
『私』から不思議そうに問いかけられたので、祠堂はますます首を傾げた。頭の上に疑問符が飛び出してしまう。
『彼女』は博識であった。常に敵の動向を推測して完膚なきまでに叩きのめす。
だが今はどうだろうか。新人のように状況を眺めるだけに留めている。
散々原因を考えた結果、これが新手の揶揄いだと祠堂は気づいた。突っぱねても良いが、あとで答えられなかったことを揶揄される恐れがあるため、気乗りはしないが正直に答えることにした。
「ったく、また俺の知識を試しているんだろ。基本知識すぎて間違えようがないぞ。罪を重ねた人間、もしくは異界の神……禍神に魅入られた人間の集団を辜忌と呼ぶ。あれは異界の神を召喚する術だ。実行者は末端のやつら。トカゲのしっぽ切りでよく使われる使い捨ての駒だな。あいつらも生贄として使われるんじゃないか?」
『私』は「へー」と頷いて窓から見える足を指し示した。
「ならあの足は、異界の神ってこと?」
「そうだ。この世界を侵略しにきた禍神だ」
(禍神ってことは邪神だね。侵略するのに神様が動くなんて豪勢な気がする。世界戦争がある設定で、辜忌っていうのはスパイ組織みたいなものかな)
『私』は黒いローブの動きを見てから、白いローブに視線を移す。
体格の違いはあるが、顔まですっぽりと隠れるフードを被ってうつむいているため、男女の判別ができない。
「その禍神を呼び出すのに生贄が必要で、津賀留ちゃんが選ばれてるってことか。白いローブ集団のどこかにいるんだ」
「そうだろうな。禍神の姿は出ているが不完全だ。条件に合う生贄かどうかチェックしているんだろう」
「まだ間に合う?」
「ギリギリだが間に合う。おそらく禍神は、生贄を全て吸収して実体を得るはずだ。一人でも欠ければ、術は破綻して送還される」
祠堂がにやっと笑った。
『私』は「そんなもん?」と首を傾げる。
「降臨は現世において最も複雑な術だ。生贄を選り好みするってことは、あれは気難しい禍神なんだろうよ。気難しいのは条件を完璧にしなければ成功しないってことだ。つまり一人でも魔法陣から遠ざければ降臨は不可能となる。大掛かりな降臨術だが、攻略は簡単だ。俺たちだけでも問題ない」
「へぇ。お兄さん詳しいね」
『私』が何気なく褒めたら、祠堂はムッとして腕を組んだ。
「馬鹿にしてんのか?」
「してない、してない」
常にマイナスなイメージとして捉えられているようで、『私』は前途多難だなと感じてしまう。
『私』は腰に手を当てて「ふーむ」と声を出した。
「まとめると、津賀留ちゃんを救出したらそれと同時に神様の実体化を阻止出来て万々歳ってことね」
祠堂は怪訝そうに眉を顰めた。何か言いかけたが止めて、地面にしゃがみ込む。左手で顔を触りながら考え込むように眉間に皺を寄せる。
「うたうから知らせを受けて追いかけたとはいえ、ここまで大事だったとは思わなかった。こんな禍神が降臨したら滅茶苦茶被害が出る。調査班め、サボりやがって……しかも津賀留がここにいるとかマジか……最悪の状況を覚悟しないといけないなんて……」
『私』に話しかけているわけではなく、独り言である。
「応援を呼ぶべき事案だが、降臨前に到着できるかどうか……」
「ねぇねぇ。ヤンキーお兄さん」
『私』が祠堂の目の前にしゃがむと、祠堂は驚いたように身を引きながら「なんだ」と返事をする。
「私ってもしかして、辜忌側の人間だった?」
「は?」
祠堂は目を丸くして『私』を凝視した。荒唐無稽な話を聞いて狐につままれたような表情である。
「何を言って……。お前はカミナシだろう?」
「カミナシ……? 神成し?」
(なんの略字か全然わからない……まあ夢だから気にしなくて良いか)
祠堂はぷいっと目をそらした。
「タチの悪い冗談だ。お前が辜忌側だって? そんなことになった瞬間から世界が滅ぶ」
「悪口っぽい気がする」
『私』がジト目で抗議すると、祠堂が勢いよく立ち上がった。
「やかましい。冗談を言うつもりならもっと笑えるようなものにしろ。センスの欠片もないぜ!」
荒々しく吐き捨てて彼はすぐに警戒しつつ距離をとった。心なしかビクビクしている雰囲気である。
『私』はそれを眺めながら立ち上がると、ため息を吐いて頭を掻く。
(友好的じゃないけど協力してもらえそうだから、それで良しとするか)
「おおまかな形が分かったところで、儀式をぶっ壊しに行こう!」
『私』がドアの向こうを見据えると、祠堂が「ん?」と肩透かししたような声を上げた。
「まぁ……できなくはないが……。禍神《まがかみ》は半降臨してるから攻撃してくる。攻撃を掻い潜って生贄を全員救出となると、荷が重いと思うが……?」
「ヤンキーお兄さんは強いよね?」
祠堂がきょとんとした顔になった。
「少しの間、暴れて囮になってよ。その間に、私が津賀留ちゃんを救出して一緒に逃げるって作戦はどう? 神様と戦わないならハードルはグッと下がると思うんだけど」
『私』が自信満々に策を述べると、祠堂が怪訝そうに眉を顰めて、確認するように聞き返す。
「……お前は戦わないのか?」
『私』は首を縦に振りながら、戦闘員として数えないでほしいという不満を口の中で溶かす。
「うん。救出を第一にする」
「それは……」
「私の最優先は津賀留ちゃん救出だから。津賀留ちゃんを助け出して、ビルから脱出すればめでたしだよね!」
『私』がドンと胸を張るものの、祠堂は黙ったまま静かに見上げていた。囮役が気に入らないのだと思って言葉を変える。
「ええと、大声を出したり走ったり、少しばかり注意を引いてもらえばいいだけだから。怪我しない程度にやってもらえれば助かるってだけで」
「それは……ほかの奴らは見捨てる、っていう選択をするってことだよな?」
祠堂は重々しい口調で聞き返す。
予想外の内容だったので『私』はきょとんとした顔になった。
目的達成のためなら他を犠牲にする作戦だと改めて感じたものの、
「どうでも良くないけど。ミッションを成功させるためなら多少の犠牲は仕方ないと思う」
沢山の事をするよりも、一つのことに集中する方が成功率が上がると割り切った。
きっぱりと言い切った『私』をみて、祠堂は「……そうかもしれないが」と言葉を濁す。
生贄となっているのはれっきとした人間だ。死ねば悲しむ者がいるだろう。それを考慮すれば、津賀留だけ助けるという案を聞いて気後れするのは仕方ないことであった。
「でもさぁ。救出もだけど、神様がこっちにくるのはもっとダメなんでしょう? 二人で動くのなら救出する人数が少ない方が動きやすいと思わない?」
祠堂は儀式を中断させるためなら平気で生贄を犠牲にできる『彼女』に、畏怖の念を抱いた。
「た、しかに……しかし、いや、相変わらず容赦がない……だが、あいつらにも家族が……、しかし応援も間に合わないとなれば……うぐぐ」
窓の外をみて白いローブの数を数える。殆どが死ぬと考えるとどうも踏ん切りがつかない。
(うーん。困ったなあ。いい案だと思ったんだけど……)
祠堂が乗り気ではないと分かり、『私』は肩を落とした。
緊急性が高いため祠堂はターゲットを『私』から魔法陣へ変更する。
「なにをすればいいかな?」
『私』がオウム返しに聞き返すと、祠堂はゆっくりと振り向いて、目を白黒させた。
「……ふざけてんのか?」
「そんな風に見える?」
「ああ」
あっさりと頷かれてしまい、『私』は返答に困った。
ここに来たばかりで本当に何も知らないと一から十まで説明したところで、相手に一切通用しないだろう。そればかりか、遊んでいるとかふざけているといったマイナス印象を与えるだけである。
(そもそもこれは夢だ。適当なアドリブでなんとかなるはず。それにこの人がお助けキャラなら役に立ってくれるはず。戦闘に参加しなくても、攻略のヒントくらいくれるかもしれない)
なので、アプローチの方法を変えてみる。
相手の考えを聞くついでに、祠堂に何ができるのか探ることにした。
「ヤンキーお兄さんはどう考える? 教えてよ」
「ん……んー?」
祠堂は耳を疑って唸った。
彼の知る『彼女』と今の『彼女』の姿がどうしても結びつかない。
「俺に聞くのか?」
「聞いてますが?」
『私』から不思議そうに問いかけられたので、祠堂はますます首を傾げた。頭の上に疑問符が飛び出してしまう。
『彼女』は博識であった。常に敵の動向を推測して完膚なきまでに叩きのめす。
だが今はどうだろうか。新人のように状況を眺めるだけに留めている。
散々原因を考えた結果、これが新手の揶揄いだと祠堂は気づいた。突っぱねても良いが、あとで答えられなかったことを揶揄される恐れがあるため、気乗りはしないが正直に答えることにした。
「ったく、また俺の知識を試しているんだろ。基本知識すぎて間違えようがないぞ。罪を重ねた人間、もしくは異界の神……禍神に魅入られた人間の集団を辜忌と呼ぶ。あれは異界の神を召喚する術だ。実行者は末端のやつら。トカゲのしっぽ切りでよく使われる使い捨ての駒だな。あいつらも生贄として使われるんじゃないか?」
『私』は「へー」と頷いて窓から見える足を指し示した。
「ならあの足は、異界の神ってこと?」
「そうだ。この世界を侵略しにきた禍神だ」
(禍神ってことは邪神だね。侵略するのに神様が動くなんて豪勢な気がする。世界戦争がある設定で、辜忌っていうのはスパイ組織みたいなものかな)
『私』は黒いローブの動きを見てから、白いローブに視線を移す。
体格の違いはあるが、顔まですっぽりと隠れるフードを被ってうつむいているため、男女の判別ができない。
「その禍神を呼び出すのに生贄が必要で、津賀留ちゃんが選ばれてるってことか。白いローブ集団のどこかにいるんだ」
「そうだろうな。禍神の姿は出ているが不完全だ。条件に合う生贄かどうかチェックしているんだろう」
「まだ間に合う?」
「ギリギリだが間に合う。おそらく禍神は、生贄を全て吸収して実体を得るはずだ。一人でも欠ければ、術は破綻して送還される」
祠堂がにやっと笑った。
『私』は「そんなもん?」と首を傾げる。
「降臨は現世において最も複雑な術だ。生贄を選り好みするってことは、あれは気難しい禍神なんだろうよ。気難しいのは条件を完璧にしなければ成功しないってことだ。つまり一人でも魔法陣から遠ざければ降臨は不可能となる。大掛かりな降臨術だが、攻略は簡単だ。俺たちだけでも問題ない」
「へぇ。お兄さん詳しいね」
『私』が何気なく褒めたら、祠堂はムッとして腕を組んだ。
「馬鹿にしてんのか?」
「してない、してない」
常にマイナスなイメージとして捉えられているようで、『私』は前途多難だなと感じてしまう。
『私』は腰に手を当てて「ふーむ」と声を出した。
「まとめると、津賀留ちゃんを救出したらそれと同時に神様の実体化を阻止出来て万々歳ってことね」
祠堂は怪訝そうに眉を顰めた。何か言いかけたが止めて、地面にしゃがみ込む。左手で顔を触りながら考え込むように眉間に皺を寄せる。
「うたうから知らせを受けて追いかけたとはいえ、ここまで大事だったとは思わなかった。こんな禍神が降臨したら滅茶苦茶被害が出る。調査班め、サボりやがって……しかも津賀留がここにいるとかマジか……最悪の状況を覚悟しないといけないなんて……」
『私』に話しかけているわけではなく、独り言である。
「応援を呼ぶべき事案だが、降臨前に到着できるかどうか……」
「ねぇねぇ。ヤンキーお兄さん」
『私』が祠堂の目の前にしゃがむと、祠堂は驚いたように身を引きながら「なんだ」と返事をする。
「私ってもしかして、辜忌側の人間だった?」
「は?」
祠堂は目を丸くして『私』を凝視した。荒唐無稽な話を聞いて狐につままれたような表情である。
「何を言って……。お前はカミナシだろう?」
「カミナシ……? 神成し?」
(なんの略字か全然わからない……まあ夢だから気にしなくて良いか)
祠堂はぷいっと目をそらした。
「タチの悪い冗談だ。お前が辜忌側だって? そんなことになった瞬間から世界が滅ぶ」
「悪口っぽい気がする」
『私』がジト目で抗議すると、祠堂が勢いよく立ち上がった。
「やかましい。冗談を言うつもりならもっと笑えるようなものにしろ。センスの欠片もないぜ!」
荒々しく吐き捨てて彼はすぐに警戒しつつ距離をとった。心なしかビクビクしている雰囲気である。
『私』はそれを眺めながら立ち上がると、ため息を吐いて頭を掻く。
(友好的じゃないけど協力してもらえそうだから、それで良しとするか)
「おおまかな形が分かったところで、儀式をぶっ壊しに行こう!」
『私』がドアの向こうを見据えると、祠堂が「ん?」と肩透かししたような声を上げた。
「まぁ……できなくはないが……。禍神《まがかみ》は半降臨してるから攻撃してくる。攻撃を掻い潜って生贄を全員救出となると、荷が重いと思うが……?」
「ヤンキーお兄さんは強いよね?」
祠堂がきょとんとした顔になった。
「少しの間、暴れて囮になってよ。その間に、私が津賀留ちゃんを救出して一緒に逃げるって作戦はどう? 神様と戦わないならハードルはグッと下がると思うんだけど」
『私』が自信満々に策を述べると、祠堂が怪訝そうに眉を顰めて、確認するように聞き返す。
「……お前は戦わないのか?」
『私』は首を縦に振りながら、戦闘員として数えないでほしいという不満を口の中で溶かす。
「うん。救出を第一にする」
「それは……」
「私の最優先は津賀留ちゃん救出だから。津賀留ちゃんを助け出して、ビルから脱出すればめでたしだよね!」
『私』がドンと胸を張るものの、祠堂は黙ったまま静かに見上げていた。囮役が気に入らないのだと思って言葉を変える。
「ええと、大声を出したり走ったり、少しばかり注意を引いてもらえばいいだけだから。怪我しない程度にやってもらえれば助かるってだけで」
「それは……ほかの奴らは見捨てる、っていう選択をするってことだよな?」
祠堂は重々しい口調で聞き返す。
予想外の内容だったので『私』はきょとんとした顔になった。
目的達成のためなら他を犠牲にする作戦だと改めて感じたものの、
「どうでも良くないけど。ミッションを成功させるためなら多少の犠牲は仕方ないと思う」
沢山の事をするよりも、一つのことに集中する方が成功率が上がると割り切った。
きっぱりと言い切った『私』をみて、祠堂は「……そうかもしれないが」と言葉を濁す。
生贄となっているのはれっきとした人間だ。死ねば悲しむ者がいるだろう。それを考慮すれば、津賀留だけ助けるという案を聞いて気後れするのは仕方ないことであった。
「でもさぁ。救出もだけど、神様がこっちにくるのはもっとダメなんでしょう? 二人で動くのなら救出する人数が少ない方が動きやすいと思わない?」
祠堂は儀式を中断させるためなら平気で生贄を犠牲にできる『彼女』に、畏怖の念を抱いた。
「た、しかに……しかし、いや、相変わらず容赦がない……だが、あいつらにも家族が……、しかし応援も間に合わないとなれば……うぐぐ」
窓の外をみて白いローブの数を数える。殆どが死ぬと考えるとどうも踏ん切りがつかない。
(うーん。困ったなあ。いい案だと思ったんだけど……)
祠堂が乗り気ではないと分かり、『私』は肩を落とした。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
素材採取家の異世界旅行記
木乃子増緒
ファンタジー
28歳会社員、ある日突然死にました。謎の青年にとある惑星へと転生させられ、溢れんばかりの能力を便利に使って地味に旅をするお話です。主人公最強だけど最強だと気づいていない。
可愛い女子がやたら出てくるお話ではありません。ハーレムしません。恋愛要素一切ありません。
個性的な仲間と共に素材採取をしながら旅を続ける青年の異世界暮らし。たまーに戦っています。
このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
裏話やネタバレはついったーにて。たまにぼやいております。
この度アルファポリスより書籍化致しました。
書籍化部分はレンタルしております。
千変万化の最強王〜底辺探索者だった俺は自宅にできたダンジョンで世界最強になって無双する〜
星影 迅
ファンタジー
およそ30年前、地球にはダンジョンが出現した。それは人々に希望や憧れを与え、そして同時に、絶望と恐怖も与えた──。
最弱探索者高校の底辺である宝晶千縁は今日もスライムのみを狩る生活をしていた。夏休みが迫る中、千縁はこのままじゃ“目的”を達成できる日は来ない、と命をかける覚悟をする。
千縁が心から強くなりたいと、そう願った時──自宅のリビングにダンジョンが出現していた!
そこでスキルに目覚めた千縁は、自らの目標のため、我が道を歩き出す……!
7つの人格を宿し、7つの性格を操る主人公の1読で7回楽しめる現代ファンタジー、開幕!
コメントでキャラを呼ぶと返事をくれるかも!(,,> <,,)
カクヨムにて先行連載中!
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
とあるおっさんのVRMMO活動記
椎名ほわほわ
ファンタジー
VRMMORPGが普及した世界。
念のため申し上げますが戦闘も生産もあります。
戦闘は生々しい表現も含みます。
のんびりする時もあるし、えぐい戦闘もあります。
また一話一話が3000文字ぐらいの日記帳ぐらいの分量であり
一人の冒険者の一日の活動記録を覗く、ぐらいの感覚が
お好みではない場合は読まれないほうがよろしいと思われます。
また、このお話の舞台となっているVRMMOはクリアする事や
無双する事が目的ではなく、冒険し生きていくもう1つの人生が
テーマとなっているVRMMOですので、極端に戦闘続きという
事もございません。
また、転生物やデスゲームなどに変化することもございませんので、そのようなお話がお好みの方は読まれないほうが良いと思われます。

プラス的 異世界の過ごし方
seo
ファンタジー
日本で普通に働いていたわたしは、気がつくと異世界のもうすぐ5歳の幼女だった。田舎の山小屋みたいなところに引っ越してきた。そこがおさめる領地らしい。伯爵令嬢らしいのだが、わたしの多少の知識で知る貴族とはかなり違う。あれ、ひょっとして、うちって貧乏なの? まあ、家族が仲良しみたいだし、楽しければいっか。
呑気で細かいことは気にしない、めんどくさがりズボラ女子が、神様から授けられるギフト「+」に助けられながら、楽しんで生活していきます。
乙女ゲーの脇役家族ということには気づかずに……。
#不定期更新 #物語の進み具合のんびり
#カクヨムさんでも掲載しています

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる