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本編
結末
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~パーティ会場~
「何故だっ、、ユーリ!!
お前もウルルから聞いていただろう!」
「殿下、私は調査の結果を報告致しましたが、お忘れですか?
もう一度報告致しますが、全てカバオ男爵令嬢の自作自演でした。」
ざわざわ、、、、、ざわ、、
「えぇい!煩いぞ!!
お前はウルルが嘘をついていると申すか!!」
「左様でございます。既に陛下への報告も済んでおり、更に確認が行われております。」
淡々と説明したユーリに対し、ヒヨワ侯爵令息が声を荒らげた!
「ウルル様がそのようなことするわけがない!!
ソフィア様が行ったに違いありません!」
ヒヨワ侯爵令息に同意するようにムチャル王子が続く。
「そうだ!ソフィアがやったに決まってる。
普段から公爵令嬢の地位を利用してやりたい放題だったのだからな!!」
既に周りからの視線が蔑みに変わっていることにも気がついてない様子の2人へ、ユーリは悲しくなった。
男爵令嬢が編入してくるまでは、共に苦学を過ごした仲だった、、、、。
「はぁ、、殿下、ヒヨワ
騎士の心得4ヶ条、
人を見下す者はスペシャルトレーニングで歓迎せよ、、、だ。
2人には、陛下より処分がくだりました。
辺境のオーニ侯爵の所へ赴き、兵士となって武勲を挙げるまで帰ってくるなとの命です。
また、殿下に関しては、第2王子であり、王位継承権第2位であらせられましたが、王位継承権は剥奪となりました。」
少し暗い面持ちで陛下の命を通達したユーリに、
他の貴族は家臣の礼にて、命を了承したのだった。
陛下の命令は絶対。ムチャル王子とヒヨワは青ざめ、膝をついた。
「なっ、、何故だ!!何故、父上が!?」
「そっ、、そんな!」
そこに、1人の声が上がった。
「ユ~リ~!貴方は騙されているわっ!!
、、、ぐずっっ、、、わたし、、本当に虐められていて、、、ぇぐ、、、こんなわたしだから、虐められるのもしょうがないのかもしれないけど、、、嘘じゃ無いわ、、、信じて、、ぐずっ、、」
・・・ユーリの思考・・・・・
騎士の心得、4ヶ条、5ヶ条
女性の涙は常に疑え(妻は別)
卑屈な者は筋肉が足りていない、ふむ。
・・・ユーリの思考終了・・・
「まず、私の事を名前で呼ばないで貰いたい。
それにしても、カバオ男爵令嬢は随分と、自分に自信が無いのだな。
丁度良かった。
陛下より、グリアドール公爵令嬢への濡れ衣を着せた件の処分は私に任せられている。」
「えっ、、、では、助けてくださるのね!!
嬉しいわユーリ♡」
ウルルは顔を緩ませる。
ユーリの苦言は都合の良いことに素通りしたらしい。
「カバオ男爵令嬢の言葉が理解できないのだか、、まぁいい。
気が弱いのは筋肉が足りていないせいでもある。
ご令嬢ではあるが、今回の罪と卑屈な精神を改善する為に騎士団預かりとし、基礎訓練が終わったら、北砦配属とする。
魔物を倒し、国民の為に人生を捧げよ。
陛下には報告しておく。」
(補足:北砦とは、王国一の魔物が出る砦。
騎士でも、毎日死を覚悟している場所。)
「でも、、鍛えるとかぁ~できないよぉ~、、ぐずっ、、ウルルこわぁい~、、ぐずっ」
「大丈夫だ、騎士の心得6ヶ条
筋肉を愛せない者はいないからな!」
真顔で言い放すユーリに、カバオ男爵令嬢は青ざめ膝をついた。
「いや~っっ、、なんで、、、なんでぇ、、?」
ホールには青ざめた3人がぶつぶつ独り言を言っていたので、騎士達に連れていかれたのだった。
・・・・独り言・・・・・・
「わたくしは婚約破棄なのかしら?、、、」
おしまい
「何故だっ、、ユーリ!!
お前もウルルから聞いていただろう!」
「殿下、私は調査の結果を報告致しましたが、お忘れですか?
もう一度報告致しますが、全てカバオ男爵令嬢の自作自演でした。」
ざわざわ、、、、、ざわ、、
「えぇい!煩いぞ!!
お前はウルルが嘘をついていると申すか!!」
「左様でございます。既に陛下への報告も済んでおり、更に確認が行われております。」
淡々と説明したユーリに対し、ヒヨワ侯爵令息が声を荒らげた!
「ウルル様がそのようなことするわけがない!!
ソフィア様が行ったに違いありません!」
ヒヨワ侯爵令息に同意するようにムチャル王子が続く。
「そうだ!ソフィアがやったに決まってる。
普段から公爵令嬢の地位を利用してやりたい放題だったのだからな!!」
既に周りからの視線が蔑みに変わっていることにも気がついてない様子の2人へ、ユーリは悲しくなった。
男爵令嬢が編入してくるまでは、共に苦学を過ごした仲だった、、、、。
「はぁ、、殿下、ヒヨワ
騎士の心得4ヶ条、
人を見下す者はスペシャルトレーニングで歓迎せよ、、、だ。
2人には、陛下より処分がくだりました。
辺境のオーニ侯爵の所へ赴き、兵士となって武勲を挙げるまで帰ってくるなとの命です。
また、殿下に関しては、第2王子であり、王位継承権第2位であらせられましたが、王位継承権は剥奪となりました。」
少し暗い面持ちで陛下の命を通達したユーリに、
他の貴族は家臣の礼にて、命を了承したのだった。
陛下の命令は絶対。ムチャル王子とヒヨワは青ざめ、膝をついた。
「なっ、、何故だ!!何故、父上が!?」
「そっ、、そんな!」
そこに、1人の声が上がった。
「ユ~リ~!貴方は騙されているわっ!!
、、、ぐずっっ、、、わたし、、本当に虐められていて、、、ぇぐ、、、こんなわたしだから、虐められるのもしょうがないのかもしれないけど、、、嘘じゃ無いわ、、、信じて、、ぐずっ、、」
・・・ユーリの思考・・・・・
騎士の心得、4ヶ条、5ヶ条
女性の涙は常に疑え(妻は別)
卑屈な者は筋肉が足りていない、ふむ。
・・・ユーリの思考終了・・・
「まず、私の事を名前で呼ばないで貰いたい。
それにしても、カバオ男爵令嬢は随分と、自分に自信が無いのだな。
丁度良かった。
陛下より、グリアドール公爵令嬢への濡れ衣を着せた件の処分は私に任せられている。」
「えっ、、、では、助けてくださるのね!!
嬉しいわユーリ♡」
ウルルは顔を緩ませる。
ユーリの苦言は都合の良いことに素通りしたらしい。
「カバオ男爵令嬢の言葉が理解できないのだか、、まぁいい。
気が弱いのは筋肉が足りていないせいでもある。
ご令嬢ではあるが、今回の罪と卑屈な精神を改善する為に騎士団預かりとし、基礎訓練が終わったら、北砦配属とする。
魔物を倒し、国民の為に人生を捧げよ。
陛下には報告しておく。」
(補足:北砦とは、王国一の魔物が出る砦。
騎士でも、毎日死を覚悟している場所。)
「でも、、鍛えるとかぁ~できないよぉ~、、ぐずっ、、ウルルこわぁい~、、ぐずっ」
「大丈夫だ、騎士の心得6ヶ条
筋肉を愛せない者はいないからな!」
真顔で言い放すユーリに、カバオ男爵令嬢は青ざめ膝をついた。
「いや~っっ、、なんで、、、なんでぇ、、?」
ホールには青ざめた3人がぶつぶつ独り言を言っていたので、騎士達に連れていかれたのだった。
・・・・独り言・・・・・・
「わたくしは婚約破棄なのかしら?、、、」
おしまい
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