騎士の心得6ヶ条

ゆゆよ

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本編

断罪?

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「グリアドール公爵令嬢ソフィア!!今日この時をもって貴様との婚約はだ!!
そしてここに居るウルル男爵令嬢との婚約を発表する!」


ざわざわ、、、ざわ、、、、



王立学院、卒業パーティーの祭壇で高々に宣言する第1王子「ムチャル王子」とその王子の腕にくっついているカバオ男爵令嬢「ウルル」。


周りには学院の保護者も同伴している故に多くの人が参加をしていて、一気に注目の的となった。



「破棄、でございますか」


凛とした佇まいで答えるソフィア公爵令嬢に、苛立ちながらムチャル王子が更に宣言する。


「貴様が、私のウルルに対し、暴言や暴行を行った事は把握済である!公爵令嬢としてあるまじき行いゆえに国外追放の処分とする!!
証拠もある!言い逃れは出来ないぞ!!」


「あら、、、わたくしには身に覚えが無いことにございます。」


「ふんっ、、ウルルを階段から突き落としたり、噴水に教材を捨てたりしていたのだろう!!ウルルから聞いている!!」



「殿下、証拠とはその男爵令嬢が仰ったことのみでございますか?それでは証拠とは呼べませんでしょう。」


「っうるさい!!

ヒヨワ!あいつに膝をつかせろ!」


「はっ!」


側近のソルエイ侯爵令息「ヒヨワ」はムチャル王子の指示を受け、ソフィア公爵令嬢に手を伸ばした。


パシッ、、、、

「ぐっ、、、何をする、ユーリっっ手を離せ!!」


「騎士の心得、1ヶ条




そう淡々とした声と共にソフィア公爵令嬢の前に出たのは、王子の側近であるファビル公爵令息「ユーリ」だった。


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