1 / 5
本編
断罪?
しおりを挟む
「グリアドール公爵令嬢ソフィア!!今日この時をもって貴様との婚約は破棄だ!!
そしてここに居るウルル男爵令嬢との婚約を発表する!」
ざわざわ、、、ざわ、、、、
王立学院、卒業パーティーの祭壇で高々に宣言する第1王子「ムチャル王子」とその王子の腕にくっついているカバオ男爵令嬢「ウルル」。
周りには学院の保護者も同伴している故に多くの人が参加をしていて、一気に注目の的となった。
「破棄、でございますか」
凛とした佇まいで答えるソフィア公爵令嬢に、苛立ちながらムチャル王子が更に宣言する。
「貴様が、私のウルルに対し、暴言や暴行を行った事は把握済である!公爵令嬢としてあるまじき行いゆえに国外追放の処分とする!!
証拠もある!言い逃れは出来ないぞ!!」
「あら、、、わたくしには身に覚えが無いことにございます。」
「ふんっ、、ウルルを階段から突き落としたり、噴水に教材を捨てたりしていたのだろう!!ウルルから聞いている!!」
「殿下、証拠とはその男爵令嬢が仰ったことのみでございますか?それでは証拠とは呼べませんでしょう。」
「っうるさい!!
ヒヨワ!あいつに膝をつかせろ!」
「はっ!」
側近のソルエイ侯爵令息「ヒヨワ」はムチャル王子の指示を受け、ソフィア公爵令嬢に手を伸ばした。
パシッ、、、、
「ぐっ、、、何をする、ユーリっっ手を離せ!!」
「騎士の心得、1ヶ条
レディーに手を出す者は漢ではない」
そう淡々とした声と共にソフィア公爵令嬢の前に出たのは、王子の側近であるファビル公爵令息「ユーリ」だった。
そしてここに居るウルル男爵令嬢との婚約を発表する!」
ざわざわ、、、ざわ、、、、
王立学院、卒業パーティーの祭壇で高々に宣言する第1王子「ムチャル王子」とその王子の腕にくっついているカバオ男爵令嬢「ウルル」。
周りには学院の保護者も同伴している故に多くの人が参加をしていて、一気に注目の的となった。
「破棄、でございますか」
凛とした佇まいで答えるソフィア公爵令嬢に、苛立ちながらムチャル王子が更に宣言する。
「貴様が、私のウルルに対し、暴言や暴行を行った事は把握済である!公爵令嬢としてあるまじき行いゆえに国外追放の処分とする!!
証拠もある!言い逃れは出来ないぞ!!」
「あら、、、わたくしには身に覚えが無いことにございます。」
「ふんっ、、ウルルを階段から突き落としたり、噴水に教材を捨てたりしていたのだろう!!ウルルから聞いている!!」
「殿下、証拠とはその男爵令嬢が仰ったことのみでございますか?それでは証拠とは呼べませんでしょう。」
「っうるさい!!
ヒヨワ!あいつに膝をつかせろ!」
「はっ!」
側近のソルエイ侯爵令息「ヒヨワ」はムチャル王子の指示を受け、ソフィア公爵令嬢に手を伸ばした。
パシッ、、、、
「ぐっ、、、何をする、ユーリっっ手を離せ!!」
「騎士の心得、1ヶ条
レディーに手を出す者は漢ではない」
そう淡々とした声と共にソフィア公爵令嬢の前に出たのは、王子の側近であるファビル公爵令息「ユーリ」だった。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
(完結)夫に殺された公爵令嬢のさっくり復讐劇(全5話)
青空一夏
恋愛
自分に自信が持てない私は夫を容姿だけで選んでしまう。彼は結婚する前までは優しかったが、結婚した途端に冷たくなったヒューゴ様。
私に笑いかけない。話しかけてくる言葉もない。蔑む眼差しだけが私に突き刺さる。
「ねぇ、私、なにか悪いことした?」
遠慮がちに聞いてみる。とても綺麗な形のいい唇の口角があがり、ほんの少し微笑む。その美しさに私は圧倒されるが、彼の口から紡ぎ出された言葉は残酷だ。
「いや、何もしていない。むしろ何もしていないから俺がイライラするのかな?」と言った。
夫は私に・・・・・・お金を要求した。そう、彼は私のお金だけが目当てだったのだ。
※異世界中世ヨーロッパ風。残酷のR15。ざまぁ。胸くそ夫。タイムリープ(時間が戻り人生やり直し)。現代の言葉遣い、現代にある機器や製品等がでてくる場合があります。全く史実に基づいておりません。
※3話目からラブコメ化しております。
※残酷シーンを含むお話しには※をつけます。初めにどんな内容かざっと書いてありますので、苦手な方は飛ばして読んでくださいね。ハンムラビ法典的ざまぁで、強めの因果応報を望む方向きです。
白い結婚は無理でした(涙)
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
わたくし、フィリシアは没落しかけの伯爵家の娘でございます。
明らかに邪な結婚話しかない中で、公爵令息の愛人から契約結婚の話を持ち掛けられました。
白い結婚が認められるまでの3年間、お世話になるのでよい妻であろうと頑張ります。
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
現在、筆者は時間的かつ体力的にコメントなどの返信ができないため受け付けない設定にしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる