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第1章
7 精霊の火
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7
キールたちは燃え残った街の一画に向かった。
狩り集められてきた人々が捕らわれている木製の檻が並んでいる。
「奥の方でじっとしていてくれ。檻を壊す。カギなどはないからな」
戦士達は板張り部分を鉈で叩き壊し、大きな穴を開けた。
檻から助け出された人々は、クーナ族の女たちを知らないかというキールたちの問いに、そばに掘ってある大きな縦穴をさして答えた。開口部は直径十メートルはあろうか。
「みんなそこにいる。生きていてもそうでなくても」
奴隷が死んだときにとりあえず投げ入れておく穴だという。
そのとき。
まっすぐに上に開いている縦穴の口から、ほの青い光が差してきた。
光は次第に強まっていく。
「あれはいったいなんだ!?」
穴の縁に立って見下ろせば、大勢の人々が横たわっている。
ほとんどは死体ではないかと思われた。
だが、誰もが驚いたのは、そこに、底を埋め尽くすほどにおびただしい数の精霊火(スーリーファ)が集まって群れなしていたことだ。
精霊火(スーリーファ)。精霊の魂であると言い伝えられている、熱を持たず炎をあげるでもない、まるで自然現象のように発生してはいずこかへ流れていく青白い光の球体。
それがなぜ、今、この穴の底に集まっているのか。
「あんた!」
下で声をあげたのは、タヤサルの妻マチェだ。幼い息子タルウィを抱き上げている。タルウィは眠っているのか、ぐったりとしていた。
「待ってろ。すぐに行く」
クーナ族の狩人たちは縄梯子を垂らし、穴に降りていった。先頭はタヤサルである。続いてコマラパ。クイブロ、キールたちが行く。
穴の底には、次々と、何もない空間からにじみ出るかのごとく精霊火(スーリーファ)が出現していた。
精霊火(スーリーファ)が集う、その中心には。
二人の少女が、横たわっていた。
黒髪と、灰色の髪の、同じような年格好をした、整った顔立ちをした少女たち。
ナンナとスーリヤだった。
ともに、鮮やかな色をした血に浸されていた。
死んでいるのか!
キールとクイブロに衝撃が走る。
「案ずるな。精霊火(スーリーファ)が取り巻いている。怪我は重いかもしれぬが……」
コマラパは落ち着いた声で言い、少女達に近寄る。
「大丈夫だ。二人とも生きている」
キールとクイブロは安堵するが、続いてコマラパは言う。
「ただ、肩に焼き印を押されている。まだ定着していない。火傷になっている」
「焼き鏝だ。奴隷の印を押されている。女も子供も、全員」
憤りを隠せないタヤサルの声がかすれた。
「売るつもりだったのだ」
村の戦士達は口々に怒る。
タヤサルの妻、気丈なマチェが、
「クソ野郎どもが!」
怒りをぶつける。
「あんた、あいつらはみんな、燃えちまったのかい?」
そうだ、と聞くと。
「そいつは残念だ。武器さえあれば、あたしが倒したかったよ」
肩をそびやかした。
「マチェ。生きててくれてよかった」
そんな妻を、タヤサルは抱きしめる。
「すまなかった。もっと早く追いつければ」
「ほんとだよ、遅いよ、あんた」
拗ねたように、しかし非難の色は見せずに、マチェはタヤサルを見上げ、片手を伸ばして、彼の頬を撫でた。もう片方の手にはタルウィを抱いているのだ。
「すまん」
タヤサルはタルウィを受け取り、こわごわと、そっと抱き上げる。
「でも、いいよ。助けに来てくれるって信じてた」
タヤサル一家をはじめ、村の戦士達は家族と再会し、無事を確かめ、安堵する。
まだ緊張は解けていない。
一方、コマラパは、ナンナとスーリヤの側に屈み、青白い光に包まれた二人の少女をじっと見つめていた。
やがてスーリヤは目を開けたが、ぼんやりとして虚ろだった。
差し出した手に、スーリヤは無表情のまま、自分の手のひらを重ねた。
手のひらがひやりとして、キールはぎくっとする。
妹の目は、水底をのぞき込んだような光をたたえていて、髪の色は真月の光を受けて淡い銀色に見えた。
北の森で出会った、精霊火に包まれていた少女を思い出す。青みを帯びた銀色の長い髪と、水精石アクアラ色の目をしていた、精霊。人の世から遠く離れて。
しばらくしてようやく、氷がゆるゆると溶け出すように、スーリヤの表情が動いた。
「…にいさん?」
疑うように首をわずかに傾げる。
スーリヤの目が、キールを見つめ返した。
髪の色と同じ、亜麻色。灰色をおびた茶色だ。
「ほんとに、にいさん?」
信じられない、とスーリヤはつぶやいた。
「助けにきた。みんなで帰るんだ。怖かったろ」
「うん。……信じてた。ナンナも言ってたの。兄さんたちは、きっと、来てくれるって」
かすれた小さな声で言った。
「でも…、ナンナが…」
スーリヤの声がとぎれた。
涙さえ流せず、肩が震えている。
「ナンナは、あたしを庇ったの……槍で刺されて死ぬのは、ほんとはあたしだったのに」
「スーリヤ。ナンナは生きているぞ」
コマラパが、声をはりあげた。しかし、それに続く言葉は、誰の耳にも届かないほどに、かすかに。
「……しかし、これはまさか……また?」
ナンナは、精霊火(スーリーファ)に包まれていた。
埋まるほどに。
どこにも外傷はない。だが服の心臓のあたりには、明らかに穴が開いてる。隠れているので見えないが、背中側にも同様に穴が開いているのだった。
あたかも槍で背中から胸まで突き通されたかのように。
そしてスーリヤの心臓のあたりにもまた、同じような穴があった。皮膚には肩に押された焼きごてによる火傷の痕以外に傷一つないが。
「ナンナが! 生きているの!?」
スーリヤの叫びが届いたのだろうか。
黒い髪の少女、ナンナは、兄クイブロの腕の中で、ゆっくりと、目を開けた。
瞬間。クイブロは、コマラパは、息をのむ。
ナンナの瞳は、水精石(アクアラ)のような淡い青に染まり、まるで内側から光を放っているかのように輝いていた。
もともとは、髪の色と同じ、真っ黒な瞳をしていたはずだった。
ナンナの唇が、動いた。
『……おとう、さま』
コマラパを見つめて、呟いた。
『なんと久しいこと……何百年ぶりであろうか……』
柔らかく美しい声音だったが、それは、ナンナの声ではなかった。
キールたちは燃え残った街の一画に向かった。
狩り集められてきた人々が捕らわれている木製の檻が並んでいる。
「奥の方でじっとしていてくれ。檻を壊す。カギなどはないからな」
戦士達は板張り部分を鉈で叩き壊し、大きな穴を開けた。
檻から助け出された人々は、クーナ族の女たちを知らないかというキールたちの問いに、そばに掘ってある大きな縦穴をさして答えた。開口部は直径十メートルはあろうか。
「みんなそこにいる。生きていてもそうでなくても」
奴隷が死んだときにとりあえず投げ入れておく穴だという。
そのとき。
まっすぐに上に開いている縦穴の口から、ほの青い光が差してきた。
光は次第に強まっていく。
「あれはいったいなんだ!?」
穴の縁に立って見下ろせば、大勢の人々が横たわっている。
ほとんどは死体ではないかと思われた。
だが、誰もが驚いたのは、そこに、底を埋め尽くすほどにおびただしい数の精霊火(スーリーファ)が集まって群れなしていたことだ。
精霊火(スーリーファ)。精霊の魂であると言い伝えられている、熱を持たず炎をあげるでもない、まるで自然現象のように発生してはいずこかへ流れていく青白い光の球体。
それがなぜ、今、この穴の底に集まっているのか。
「あんた!」
下で声をあげたのは、タヤサルの妻マチェだ。幼い息子タルウィを抱き上げている。タルウィは眠っているのか、ぐったりとしていた。
「待ってろ。すぐに行く」
クーナ族の狩人たちは縄梯子を垂らし、穴に降りていった。先頭はタヤサルである。続いてコマラパ。クイブロ、キールたちが行く。
穴の底には、次々と、何もない空間からにじみ出るかのごとく精霊火(スーリーファ)が出現していた。
精霊火(スーリーファ)が集う、その中心には。
二人の少女が、横たわっていた。
黒髪と、灰色の髪の、同じような年格好をした、整った顔立ちをした少女たち。
ナンナとスーリヤだった。
ともに、鮮やかな色をした血に浸されていた。
死んでいるのか!
キールとクイブロに衝撃が走る。
「案ずるな。精霊火(スーリーファ)が取り巻いている。怪我は重いかもしれぬが……」
コマラパは落ち着いた声で言い、少女達に近寄る。
「大丈夫だ。二人とも生きている」
キールとクイブロは安堵するが、続いてコマラパは言う。
「ただ、肩に焼き印を押されている。まだ定着していない。火傷になっている」
「焼き鏝だ。奴隷の印を押されている。女も子供も、全員」
憤りを隠せないタヤサルの声がかすれた。
「売るつもりだったのだ」
村の戦士達は口々に怒る。
タヤサルの妻、気丈なマチェが、
「クソ野郎どもが!」
怒りをぶつける。
「あんた、あいつらはみんな、燃えちまったのかい?」
そうだ、と聞くと。
「そいつは残念だ。武器さえあれば、あたしが倒したかったよ」
肩をそびやかした。
「マチェ。生きててくれてよかった」
そんな妻を、タヤサルは抱きしめる。
「すまなかった。もっと早く追いつければ」
「ほんとだよ、遅いよ、あんた」
拗ねたように、しかし非難の色は見せずに、マチェはタヤサルを見上げ、片手を伸ばして、彼の頬を撫でた。もう片方の手にはタルウィを抱いているのだ。
「すまん」
タヤサルはタルウィを受け取り、こわごわと、そっと抱き上げる。
「でも、いいよ。助けに来てくれるって信じてた」
タヤサル一家をはじめ、村の戦士達は家族と再会し、無事を確かめ、安堵する。
まだ緊張は解けていない。
一方、コマラパは、ナンナとスーリヤの側に屈み、青白い光に包まれた二人の少女をじっと見つめていた。
やがてスーリヤは目を開けたが、ぼんやりとして虚ろだった。
差し出した手に、スーリヤは無表情のまま、自分の手のひらを重ねた。
手のひらがひやりとして、キールはぎくっとする。
妹の目は、水底をのぞき込んだような光をたたえていて、髪の色は真月の光を受けて淡い銀色に見えた。
北の森で出会った、精霊火に包まれていた少女を思い出す。青みを帯びた銀色の長い髪と、水精石アクアラ色の目をしていた、精霊。人の世から遠く離れて。
しばらくしてようやく、氷がゆるゆると溶け出すように、スーリヤの表情が動いた。
「…にいさん?」
疑うように首をわずかに傾げる。
スーリヤの目が、キールを見つめ返した。
髪の色と同じ、亜麻色。灰色をおびた茶色だ。
「ほんとに、にいさん?」
信じられない、とスーリヤはつぶやいた。
「助けにきた。みんなで帰るんだ。怖かったろ」
「うん。……信じてた。ナンナも言ってたの。兄さんたちは、きっと、来てくれるって」
かすれた小さな声で言った。
「でも…、ナンナが…」
スーリヤの声がとぎれた。
涙さえ流せず、肩が震えている。
「ナンナは、あたしを庇ったの……槍で刺されて死ぬのは、ほんとはあたしだったのに」
「スーリヤ。ナンナは生きているぞ」
コマラパが、声をはりあげた。しかし、それに続く言葉は、誰の耳にも届かないほどに、かすかに。
「……しかし、これはまさか……また?」
ナンナは、精霊火(スーリーファ)に包まれていた。
埋まるほどに。
どこにも外傷はない。だが服の心臓のあたりには、明らかに穴が開いてる。隠れているので見えないが、背中側にも同様に穴が開いているのだった。
あたかも槍で背中から胸まで突き通されたかのように。
そしてスーリヤの心臓のあたりにもまた、同じような穴があった。皮膚には肩に押された焼きごてによる火傷の痕以外に傷一つないが。
「ナンナが! 生きているの!?」
スーリヤの叫びが届いたのだろうか。
黒い髪の少女、ナンナは、兄クイブロの腕の中で、ゆっくりと、目を開けた。
瞬間。クイブロは、コマラパは、息をのむ。
ナンナの瞳は、水精石(アクアラ)のような淡い青に染まり、まるで内側から光を放っているかのように輝いていた。
もともとは、髪の色と同じ、真っ黒な瞳をしていたはずだった。
ナンナの唇が、動いた。
『……おとう、さま』
コマラパを見つめて、呟いた。
『なんと久しいこと……何百年ぶりであろうか……』
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