259 / 360
第七章 アイリス六歳
その37 ダンテ、悪酔いする
しおりを挟む
37
エドモント商会代表であるダンテがいるテーブルに、商人たちが挨拶にやってくる。
ダンテはすでに晩餐会が始まる頃合いまでに、商工会のお偉方や有名な商会の代表を尋ねて挨拶を交わしていたので、今頃になって尋ねてくるのはダンテと同じように地方から進出してきて首都シ・イル・リリヤに店舗を構えている商人仲間たちである。
テーブルに同席している黒髪の美女と、赤みを帯びた金髪の、十歳には達していないであろう男子に対して、並々ならぬ関心を寄せているのを隠そうともせずにあれこれと素性を尋ねてきた。
黒髪、黒目の美女とは、カルナックが目くらましをかけて装っている姿である。
ダンテは「妻と長男だ」とだけ答え、詳細は語らなかった。
妻でもない美人と同席しているなどと広まればダンテにとっても、たいそう都合がよろしくなかった。
商人たちは決まって何かしら手土産を携え、今後ともよしみを結びましょうと言い置く。
「お近づきのしるしにお納めください」
とある商人が持ち込んだのは珍しい、北部地方で作られた、陶器の瓶に入れられた酒。あるいは豪奢なカットが施されたグラスの瓶だった。
それら酒瓶などが何本もテーブルに置かれたあとで、丁寧に包装されたいかにも高級品だと主張するような小箱や、細長い箱、そして高級菓子の包みが、みるみる小山のように積み重なる。
「こちらはつまらぬものですが奥様、ご子息様に」
「ありがとうございます。ですが、お受けできません」
ダンテ・エドモントの妻と紹介された黒髪、黒目の美女は、にっこりと微笑み、しかしながらきっぱりと答え、やんわりと贈り物を差し戻した。
「さぞかし名の通った宝飾品の類でございましょうが、わたくしは既婚者ですので、夫の許しがなくては、いただけませんの」
大輪の花が開いたように華やかな笑みを浮かべる。
商人たちは恥じ入ったように顔を赤くし、ダンテに助けを求める。
「エドモント殿、奥様に受け取ってはいただけませんかな」
しかしダンテはむしろ楽し気だ。
「ああ、彼女の言うとおりだ。妻と息子への贈り物は、感謝するが、お気持ちだけお受けしよう。田舎商人の矜持と思ってくれ、妻子の身を飾るものは、おれがあがなうことにしている」
「これはこれは。家族仲がおよろしいことで。失礼、お邪魔をいたしました」
ほとんどの商人は、照れ隠しのように笑って去っていく。
ダンテの長男であるマクシミリアンは、納得がいかないように、首をかしげていた。
「父上、カルナックさまに、母上の身代わりをお願いするおつもりですか」
すると答えたのは忠実な従者であるロイだ。
「こちらのお席に伴侶のご同伴がないのは、口さがない者から、いらぬことを言われかねませんでしょうな」
「だからといって……」
マクシミリアンは、悩んでいた。
(そうか……だからカルナックさまは、おれに付き合って同席してくださったのか)と、結論に達した。
「もうしわけありません、カルナックさま」
「気に病むことはない。きみの父上は、なかなか人気者だな」
商人達の流れが一段落すると、カルナックは興味深そうにダンテの表情を見る。
それに対してダンテは、返答しないことを誤魔化すように、苦笑いをした。
格別にいい顔というわけでもなく醜いわけでもない、くすんだ金髪と褐色の目をした、目立たないこの男ダンテは、まるで黙っているのが怖いかのように、常に会話を絶やさない。
「あいつらと慣れあってもしょうがない。所詮は商売敵だ。こちらの動向は気になるんだろう。家族の名前もへたな相手に知られるのは気に食わん。あんたら正規の魔導師ならしないようなことを金で請けるヤツらもいるんだ」
言った後で、まずかったかとダンテがカルナックの様子を伺う。
するとカルナックは片方の眉をわずかに上げて、いたずらっぽく笑った。
「それはすまなかった。我々も悪徳『呪い師』の存在は掌握しているが、あえて泳がせている者もいるのでな。迷惑をこうむったなら謝罪する。対処もさせてもらう。何かあれば言ってくれ」
「いや、そこまでは。けちな迷惑行為くらいだ。なんてこたぁない」
ダンテが言わないことまでカルナックは読み取る。
「なるほど。妻の名前も顔も首都シ・イル・リリヤでは知られたくなかった。それで息子だけを連れてきた。商売より家族をとるか。面白いな」
「やれやれ。あんたは、面白いかどうかだけで動いていそうだな」
「否定しない」
カルナックは手元の杯を傾けた。
酒ではなく注がれているのは天然発泡水だ。水を飲むといっても口をつける程度。
ダンテが、商売敵への不信感をあらわにしながらも貰った酒だけは抵抗なく受け入れて沢山のグラスを並べているのを見とがめる。
「顔が赤い、ダンテ。おまえも実際のところとりわけ酒に強いわけではないのだ。明らかに飲みすぎだし悪酔いしているぞ。おまえにとって酒は、毒だ」
この忠告は、酒だけのことを言ったわけではなかったのだが、すでに相当な酔いが回っているらしいダンテには、真意は伝わらなかった。
「毒か。そうだなあ。しかしあれだ、酒が進む相手が目の前にいるのでね」
弱音を、吐いた。
「誰のことだ?」
カルナックは周囲を見回した。美女が近くにいるのだろうかと思ったのだ。
「まったく、なんで鈍いかなあ」
ダンテは肩をすくめ、
「……ところで提案があるんだが」
真顔になって、続けた。
「おおそうか。私も忙しい。手短に頼む」
「単刀直入に言わなきゃ通じんだろうが。オレの情夫になれ。あんたが男でも女でも構わん」
「ち、父上!? いったい何を言い出すんですか!」
がたんと音を立ててマクシミリアンが椅子を蹴って立ち上がった。
「ははあ。なるほど、首都シ・イル・リリヤにおける情報源が欲しいわけか」
カルナックはいっこうに動じるでもなく、得心がいったというふうに頷いた。
「はあ!? 違う、そうじゃねえよ!」
ダンテの顔色は赤くなっていた。
本来の彼なら働いたはずの、理性も自制心も、まるで働いていない。
その状態を見てとったカルナックは、肩をすくめて。
「だが、断る。私には何のメリットもない」
にべもなく言い切った。
「だから、損得勘定じゃねえよ、オレは惚れたと言ってるんだ」
懸命に言いつのるダンテ。
しかしカルナックの顔には疑問符が浮かんでいるだけだ。
「……申し訳ないが惚れたとかいうものが私には理解できない」
「あんた、察しが良いくせに、なんでこの方面は鈍いんだ」
あきれ顔のダンテである。
カルナックは、聞き分けのない子どもに対するように達観した表情を浮かべていたのだが、このときのダンテには理解できなかった。
「それに男でも女でも構わないというが、それは外見の皮一枚のこと。おまえは、この私の中身がなにものたるかを知らない。たとえば人間でさえ、ないのだとしたら?」
謎めいた問いかけに、ダンテは、首をかしげた。
「オレには、あんたはこの世ならぬ美しい生き物に見える。それだけだ」
「そうか……恋は盲目と、昔の人は言ったものだったな。……では、私からの忠告を。この世のものならぬ、そんなものに、ヒトは手を触れないがいいのだ」
グラスを手に持ち、残っていた水は料理の器にあけて、カルナック師は席を立つ。そうしながら、目の端で、近くに魔法使いたちが数名、移動してきているのを確認した。
(コマラパも相変わらず過保護だなあ)
と思いつつ。
エドモント商会代表であるダンテがいるテーブルに、商人たちが挨拶にやってくる。
ダンテはすでに晩餐会が始まる頃合いまでに、商工会のお偉方や有名な商会の代表を尋ねて挨拶を交わしていたので、今頃になって尋ねてくるのはダンテと同じように地方から進出してきて首都シ・イル・リリヤに店舗を構えている商人仲間たちである。
テーブルに同席している黒髪の美女と、赤みを帯びた金髪の、十歳には達していないであろう男子に対して、並々ならぬ関心を寄せているのを隠そうともせずにあれこれと素性を尋ねてきた。
黒髪、黒目の美女とは、カルナックが目くらましをかけて装っている姿である。
ダンテは「妻と長男だ」とだけ答え、詳細は語らなかった。
妻でもない美人と同席しているなどと広まればダンテにとっても、たいそう都合がよろしくなかった。
商人たちは決まって何かしら手土産を携え、今後ともよしみを結びましょうと言い置く。
「お近づきのしるしにお納めください」
とある商人が持ち込んだのは珍しい、北部地方で作られた、陶器の瓶に入れられた酒。あるいは豪奢なカットが施されたグラスの瓶だった。
それら酒瓶などが何本もテーブルに置かれたあとで、丁寧に包装されたいかにも高級品だと主張するような小箱や、細長い箱、そして高級菓子の包みが、みるみる小山のように積み重なる。
「こちらはつまらぬものですが奥様、ご子息様に」
「ありがとうございます。ですが、お受けできません」
ダンテ・エドモントの妻と紹介された黒髪、黒目の美女は、にっこりと微笑み、しかしながらきっぱりと答え、やんわりと贈り物を差し戻した。
「さぞかし名の通った宝飾品の類でございましょうが、わたくしは既婚者ですので、夫の許しがなくては、いただけませんの」
大輪の花が開いたように華やかな笑みを浮かべる。
商人たちは恥じ入ったように顔を赤くし、ダンテに助けを求める。
「エドモント殿、奥様に受け取ってはいただけませんかな」
しかしダンテはむしろ楽し気だ。
「ああ、彼女の言うとおりだ。妻と息子への贈り物は、感謝するが、お気持ちだけお受けしよう。田舎商人の矜持と思ってくれ、妻子の身を飾るものは、おれがあがなうことにしている」
「これはこれは。家族仲がおよろしいことで。失礼、お邪魔をいたしました」
ほとんどの商人は、照れ隠しのように笑って去っていく。
ダンテの長男であるマクシミリアンは、納得がいかないように、首をかしげていた。
「父上、カルナックさまに、母上の身代わりをお願いするおつもりですか」
すると答えたのは忠実な従者であるロイだ。
「こちらのお席に伴侶のご同伴がないのは、口さがない者から、いらぬことを言われかねませんでしょうな」
「だからといって……」
マクシミリアンは、悩んでいた。
(そうか……だからカルナックさまは、おれに付き合って同席してくださったのか)と、結論に達した。
「もうしわけありません、カルナックさま」
「気に病むことはない。きみの父上は、なかなか人気者だな」
商人達の流れが一段落すると、カルナックは興味深そうにダンテの表情を見る。
それに対してダンテは、返答しないことを誤魔化すように、苦笑いをした。
格別にいい顔というわけでもなく醜いわけでもない、くすんだ金髪と褐色の目をした、目立たないこの男ダンテは、まるで黙っているのが怖いかのように、常に会話を絶やさない。
「あいつらと慣れあってもしょうがない。所詮は商売敵だ。こちらの動向は気になるんだろう。家族の名前もへたな相手に知られるのは気に食わん。あんたら正規の魔導師ならしないようなことを金で請けるヤツらもいるんだ」
言った後で、まずかったかとダンテがカルナックの様子を伺う。
するとカルナックは片方の眉をわずかに上げて、いたずらっぽく笑った。
「それはすまなかった。我々も悪徳『呪い師』の存在は掌握しているが、あえて泳がせている者もいるのでな。迷惑をこうむったなら謝罪する。対処もさせてもらう。何かあれば言ってくれ」
「いや、そこまでは。けちな迷惑行為くらいだ。なんてこたぁない」
ダンテが言わないことまでカルナックは読み取る。
「なるほど。妻の名前も顔も首都シ・イル・リリヤでは知られたくなかった。それで息子だけを連れてきた。商売より家族をとるか。面白いな」
「やれやれ。あんたは、面白いかどうかだけで動いていそうだな」
「否定しない」
カルナックは手元の杯を傾けた。
酒ではなく注がれているのは天然発泡水だ。水を飲むといっても口をつける程度。
ダンテが、商売敵への不信感をあらわにしながらも貰った酒だけは抵抗なく受け入れて沢山のグラスを並べているのを見とがめる。
「顔が赤い、ダンテ。おまえも実際のところとりわけ酒に強いわけではないのだ。明らかに飲みすぎだし悪酔いしているぞ。おまえにとって酒は、毒だ」
この忠告は、酒だけのことを言ったわけではなかったのだが、すでに相当な酔いが回っているらしいダンテには、真意は伝わらなかった。
「毒か。そうだなあ。しかしあれだ、酒が進む相手が目の前にいるのでね」
弱音を、吐いた。
「誰のことだ?」
カルナックは周囲を見回した。美女が近くにいるのだろうかと思ったのだ。
「まったく、なんで鈍いかなあ」
ダンテは肩をすくめ、
「……ところで提案があるんだが」
真顔になって、続けた。
「おおそうか。私も忙しい。手短に頼む」
「単刀直入に言わなきゃ通じんだろうが。オレの情夫になれ。あんたが男でも女でも構わん」
「ち、父上!? いったい何を言い出すんですか!」
がたんと音を立ててマクシミリアンが椅子を蹴って立ち上がった。
「ははあ。なるほど、首都シ・イル・リリヤにおける情報源が欲しいわけか」
カルナックはいっこうに動じるでもなく、得心がいったというふうに頷いた。
「はあ!? 違う、そうじゃねえよ!」
ダンテの顔色は赤くなっていた。
本来の彼なら働いたはずの、理性も自制心も、まるで働いていない。
その状態を見てとったカルナックは、肩をすくめて。
「だが、断る。私には何のメリットもない」
にべもなく言い切った。
「だから、損得勘定じゃねえよ、オレは惚れたと言ってるんだ」
懸命に言いつのるダンテ。
しかしカルナックの顔には疑問符が浮かんでいるだけだ。
「……申し訳ないが惚れたとかいうものが私には理解できない」
「あんた、察しが良いくせに、なんでこの方面は鈍いんだ」
あきれ顔のダンテである。
カルナックは、聞き分けのない子どもに対するように達観した表情を浮かべていたのだが、このときのダンテには理解できなかった。
「それに男でも女でも構わないというが、それは外見の皮一枚のこと。おまえは、この私の中身がなにものたるかを知らない。たとえば人間でさえ、ないのだとしたら?」
謎めいた問いかけに、ダンテは、首をかしげた。
「オレには、あんたはこの世ならぬ美しい生き物に見える。それだけだ」
「そうか……恋は盲目と、昔の人は言ったものだったな。……では、私からの忠告を。この世のものならぬ、そんなものに、ヒトは手を触れないがいいのだ」
グラスを手に持ち、残っていた水は料理の器にあけて、カルナック師は席を立つ。そうしながら、目の端で、近くに魔法使いたちが数名、移動してきているのを確認した。
(コマラパも相変わらず過保護だなあ)
と思いつつ。
10
お気に入りに追加
276
あなたにおすすめの小説

収納大魔導士と呼ばれたい少年
カタナヅキ
ファンタジー
収納魔術師は異空間に繋がる出入口を作り出し、あらゆる物体を取り込むことができる。但し、他の魔術師と違って彼等が扱える魔法は一つに限られ、戦闘面での活躍は期待できない――それが一般常識だった。だが、一人の少年が収納魔法を極めた事で常識は覆される。
「収納魔術師だって戦えるんだよ」
戦闘には不向きと思われていた収納魔法を利用し、少年は世間の収納魔術師の常識を一変させる伝説を次々と作り出す――
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
伯爵令嬢の秘密の知識
シマセイ
ファンタジー
16歳の女子高生 佐藤美咲は、神のミスで交通事故に巻き込まれて死んでしまう。異世界のルナリス伯爵家にミアとして転生し、前世の記憶と知識チートを授かる。魔法と魔道具を秘密裏に研究しつつ、科学と魔法を融合させた夢を追い、小さな一歩を踏み出す。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

このやってられない世界で
みなせ
ファンタジー
筋肉馬鹿にビンタをくらって、前世を思い出した。
悪役令嬢・キーラになったらしいけど、
そのフラグは初っ端に折れてしまった。
主人公のヒロインをそっちのけの、
よく分からなくなった乙女ゲームの世界で、
王子様に捕まってしまったキーラは
楽しく生き残ることができるのか。

いや、自由に生きろって言われても。
SHO
ファンタジー
☆★☆この作品はアルファポリス様より書籍化されます☆★☆
書籍化にあたってのタイトル、著者名の変更はありません。
異世界召喚に巻き込まれた青年と召喚された張本人の少女。彼等の通った後に残るのは悪人の骸…だけではないかも知れない。巻き込まれた異世界召喚先では自由に生きるつもりだった主人公。だが捨て犬捨て猫を無視出来ない優しさが災い?してホントは関わりたくない厄介事に自ら巻き込まれに行く。敵には一切容赦せず、売られたケンカは全部買う。大事な仲間は必ず守る。無自覚鈍感最強ヤローの冒険譚を見よ!
◎本作のスピンオフ的作品『職業:冒険者。能力:サイキック。前世:日本人。』を並行連載中です。気になった方はこちらも是非!*2017.2.26完結済です。
拙作をお読み頂いた方、お気に入り登録して頂いた皆様、有難う御座います!
2017/3/26本編完結致しました。
2017/6/13より新展開!不定期更新にて連載再開!
2017/12/8第三部完結しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる