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第五章 パウルとパオラ
その28 セレナンの孤独(改訂)
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28
生まれ出た瞬間から、わたしは独りだった。
わたしはセレナン。
とある、ありふれた渦巻銀河にある渦巻腕の片隅に位置する恒星の周囲を公転する惑星そのもの。言い換えれば、ただの『惑星に生じた精神』にすぎない。
惑星上において、わたしという意識は一つであり全体である。
微細な生命が惑星の上で育まれては死んでいく過程を理解し熟知しており、充分に満ち足りていたが同時に凄まじく孤独だった。なにしろ、ほかには同等の存在はいなかったのだから。
あるいはわたしに関知できる距離にある星系には生じなかっただけかもしれない。
はなはだ希望的観測ではあるが。
惑星セレナンは広大な宇宙を自転しながら恒星の周囲を公転している。
その恒星系は銀河の大渦巻きの円盤を形成する腕に位置し、銀河の回転に従い、中心部にブラックホールを孕んだ銀河系同士は網状構造が形成する銀河フィラメントに浮かぶうたかたの泡。
宇宙はビッグバン以来、ひたすら膨張し続けどんどん希薄になっていく。
会話を交わすものは自分自身以外に虚空のどこにもいない、凄絶な孤独。
わたしは何者だろう。
なんのために、何を為すために、冷たい星間物質から生じ、いずれ訪れる終焉のときまで、孤独に生きていくのだろうか。
わたしが生じた時点で星と星の間はすでに遠く離れすぎていて、たとえ他の星に意識が宿っているとしても、会話を交わせるほど近くはなかった。
完全であると同時に、もはやこの身に内包する生物たちの生死変転さえもパターンとなり、閉塞していたわたしの世界。
その孤独と静寂を破ったのは、あるとき……わたしにとって「いつだったか」という時間はたいした問題ではない。刹那にせよ永劫にせよ、それほどの違いはないのだから……わたしに近づいてきた、一つの、球形をした乗り物だった。その身のうちに、生命を抱いた《慈悲の女神イル・リリヤ》。《死者と咎人と幼子の護り手》。
初めて知る概念。
イル・リリヤと彼らが呼んでいたその小さな金属製の球形の入れ物に入って、あてどなく彷徨っていた生命。
有機物質で構成されている、小さく、はかなくもろい生命体たち。
信じがたいことに、彼らは全体意識を持ち合わせていなかった。
それは、たとえば、有機生物にける身体の細胞の一つ一つが違うことを考えているというようなものだ。
なんと非条理で非合理的な生命体だろう。
彼らがセレナンという惑星を虚空のなかに見いだすよりも遙か以前に、わたしはもちろん気づいていた。
乗り物の中にいる有機生命体よりも、わたしはイル・リリヤを優先して接触した。
手短に言えば、こちらに、生物が居住できる環境があると、誘いをかけたのだ。
イル・リリヤは、提案にのった。
彼女は『ヒト』を守り育てる女神なのだから、当然の帰結だった。
それから、わたしは、イル・リリヤが保護している『ヒト』が生息できるように、惑星を改造し歓迎準備を整えた。用意周到に。
せっかくやってきてくれるという客人を、彼らにとって猛毒になる大気や液体が循環する環境に迎え入れては、すぐに死んでしまうことになり、結局は、つまらないから。
やがて『箱船』は訪れた。
虚空の彼方で滅び去った『白き太陽の子ら、古き園の幼子』である『ヒト』たちは、イル・リリヤに導かれ、わたし、セレナンの表面に降り立った。
ヒトたちは、わたし(セレナン)の大気を呼吸し、わたしの血液である水を体内に取り入れ、同様に取り入れた有機物を体内で化学変化を起こし、外へ排出することを選んだ。
……つまり、わたし、セレナンの地表で生命活動を始めたのだった。
彼ら「ヒト」に、わたしは興味を抱いた。
もっと近くで観察したい。
それには、人間に接するためのインターフェイスが必要だ。
わたしはイル・リリヤに倣い、ヒトに似た姿の『窓口』となる存在を、まず創った。
ヒトは、それを『女神』とか『精霊』と呼び、あがめた。
宗教というものだそうだ。
新鮮だ。
ヒトというもの、そして彼らが持ち込んだ、異世界に由来するすべてが。
非常に刺激的なリソースだった。
より効率的に観察するため、わたし(セレナン)は自由に動ける遊離細胞を創った。
そして人類と接触を持った。
人類の情報を取り入れた結果として、それら「遊離細胞」は人間に近い形状を有していた。
彼らヒトは、その「細胞」をして「セレナン」と呼んだ。あるいは「精霊」と。
便宜上、これを『精霊の第一世代』と呼ぶ。
わたし、精霊(セレナン)の名代である第一世代の精霊と、ヒトの代表は、契約を結んだ。
これより先、人類に、繁栄を許す。
滅び去った彼らの故郷のように消え去ることはないと。
すると彼らは、約束の証をもとめた。
今にもこの大地が割れて砕けはしないかと怯えて。
わずかな風にさえ心震わせる、儚き生命よ。
少しの安寧のために、
約束くらいは与えてもよいだろう。
ならば、赦そう。
この蒼き大地は滅びない。その印を、青空に掲げる。
ヒトにそれを伝えれば、彼らは感極まって、言った。
『おお、神が、約束の虹をふたたび空に掲げられた』と。
彼らの一人の言葉で、スゥエと呼ぶもの。つまり、虹のアーチを。
理解できない概念だが、まあ、よい。面白いからな。イル・リリヤは、それでいいという。むしろ呆れながらも、ほほえましく思っているらしい。
どうやら、このわたしのことも。人類の支援プログラムだと名乗っているが、彼女もまた、面白い。
……わたしはセレナン。
原初にして究極の存在。
わたしは全体であり、また同時に一つの存在である。
人類と接することは、わたしに、より深く思考を重ねる材料を与えてくれるだろうか?
思索にふける時間は、たっぷりある……。
※
そして、連綿と続くヒトの歴史の中で、わたしは、戯れに、ひとつ、ふたつの、魂を、選ぶ。
わたしだって、話し相手くらいは、欲しくなるのだ。
できれば、うつくしい魂を。
見目麗しく。きれいな輝きを放つ、魂の持ち主を。
探し求めていた輝きを内包した魂を見つけ出したときは、感情などないと思っていた、このわたしが、ずいぶん興奮と感動を覚えたものだ。
それは、きれいな『魂』だった。
そばに置きたいと、切にねがう。気まぐれに思う。
永劫にとは、言わないから。
せめて僅かな間だけ、世界大いなる意思として、わが奥津城に、招こう。
話をして。
魂の輝きを、飽かず眺めて。
家族? 恋人?
そんなしがらみは、すっかり外して。
なあに、いつかは解放してあげるとも。
彼ら(彼女ら)が、望むなら。
生まれ出た瞬間から、わたしは独りだった。
わたしはセレナン。
とある、ありふれた渦巻銀河にある渦巻腕の片隅に位置する恒星の周囲を公転する惑星そのもの。言い換えれば、ただの『惑星に生じた精神』にすぎない。
惑星上において、わたしという意識は一つであり全体である。
微細な生命が惑星の上で育まれては死んでいく過程を理解し熟知しており、充分に満ち足りていたが同時に凄まじく孤独だった。なにしろ、ほかには同等の存在はいなかったのだから。
あるいはわたしに関知できる距離にある星系には生じなかっただけかもしれない。
はなはだ希望的観測ではあるが。
惑星セレナンは広大な宇宙を自転しながら恒星の周囲を公転している。
その恒星系は銀河の大渦巻きの円盤を形成する腕に位置し、銀河の回転に従い、中心部にブラックホールを孕んだ銀河系同士は網状構造が形成する銀河フィラメントに浮かぶうたかたの泡。
宇宙はビッグバン以来、ひたすら膨張し続けどんどん希薄になっていく。
会話を交わすものは自分自身以外に虚空のどこにもいない、凄絶な孤独。
わたしは何者だろう。
なんのために、何を為すために、冷たい星間物質から生じ、いずれ訪れる終焉のときまで、孤独に生きていくのだろうか。
わたしが生じた時点で星と星の間はすでに遠く離れすぎていて、たとえ他の星に意識が宿っているとしても、会話を交わせるほど近くはなかった。
完全であると同時に、もはやこの身に内包する生物たちの生死変転さえもパターンとなり、閉塞していたわたしの世界。
その孤独と静寂を破ったのは、あるとき……わたしにとって「いつだったか」という時間はたいした問題ではない。刹那にせよ永劫にせよ、それほどの違いはないのだから……わたしに近づいてきた、一つの、球形をした乗り物だった。その身のうちに、生命を抱いた《慈悲の女神イル・リリヤ》。《死者と咎人と幼子の護り手》。
初めて知る概念。
イル・リリヤと彼らが呼んでいたその小さな金属製の球形の入れ物に入って、あてどなく彷徨っていた生命。
有機物質で構成されている、小さく、はかなくもろい生命体たち。
信じがたいことに、彼らは全体意識を持ち合わせていなかった。
それは、たとえば、有機生物にける身体の細胞の一つ一つが違うことを考えているというようなものだ。
なんと非条理で非合理的な生命体だろう。
彼らがセレナンという惑星を虚空のなかに見いだすよりも遙か以前に、わたしはもちろん気づいていた。
乗り物の中にいる有機生命体よりも、わたしはイル・リリヤを優先して接触した。
手短に言えば、こちらに、生物が居住できる環境があると、誘いをかけたのだ。
イル・リリヤは、提案にのった。
彼女は『ヒト』を守り育てる女神なのだから、当然の帰結だった。
それから、わたしは、イル・リリヤが保護している『ヒト』が生息できるように、惑星を改造し歓迎準備を整えた。用意周到に。
せっかくやってきてくれるという客人を、彼らにとって猛毒になる大気や液体が循環する環境に迎え入れては、すぐに死んでしまうことになり、結局は、つまらないから。
やがて『箱船』は訪れた。
虚空の彼方で滅び去った『白き太陽の子ら、古き園の幼子』である『ヒト』たちは、イル・リリヤに導かれ、わたし、セレナンの表面に降り立った。
ヒトたちは、わたし(セレナン)の大気を呼吸し、わたしの血液である水を体内に取り入れ、同様に取り入れた有機物を体内で化学変化を起こし、外へ排出することを選んだ。
……つまり、わたし、セレナンの地表で生命活動を始めたのだった。
彼ら「ヒト」に、わたしは興味を抱いた。
もっと近くで観察したい。
それには、人間に接するためのインターフェイスが必要だ。
わたしはイル・リリヤに倣い、ヒトに似た姿の『窓口』となる存在を、まず創った。
ヒトは、それを『女神』とか『精霊』と呼び、あがめた。
宗教というものだそうだ。
新鮮だ。
ヒトというもの、そして彼らが持ち込んだ、異世界に由来するすべてが。
非常に刺激的なリソースだった。
より効率的に観察するため、わたし(セレナン)は自由に動ける遊離細胞を創った。
そして人類と接触を持った。
人類の情報を取り入れた結果として、それら「遊離細胞」は人間に近い形状を有していた。
彼らヒトは、その「細胞」をして「セレナン」と呼んだ。あるいは「精霊」と。
便宜上、これを『精霊の第一世代』と呼ぶ。
わたし、精霊(セレナン)の名代である第一世代の精霊と、ヒトの代表は、契約を結んだ。
これより先、人類に、繁栄を許す。
滅び去った彼らの故郷のように消え去ることはないと。
すると彼らは、約束の証をもとめた。
今にもこの大地が割れて砕けはしないかと怯えて。
わずかな風にさえ心震わせる、儚き生命よ。
少しの安寧のために、
約束くらいは与えてもよいだろう。
ならば、赦そう。
この蒼き大地は滅びない。その印を、青空に掲げる。
ヒトにそれを伝えれば、彼らは感極まって、言った。
『おお、神が、約束の虹をふたたび空に掲げられた』と。
彼らの一人の言葉で、スゥエと呼ぶもの。つまり、虹のアーチを。
理解できない概念だが、まあ、よい。面白いからな。イル・リリヤは、それでいいという。むしろ呆れながらも、ほほえましく思っているらしい。
どうやら、このわたしのことも。人類の支援プログラムだと名乗っているが、彼女もまた、面白い。
……わたしはセレナン。
原初にして究極の存在。
わたしは全体であり、また同時に一つの存在である。
人類と接することは、わたしに、より深く思考を重ねる材料を与えてくれるだろうか?
思索にふける時間は、たっぷりある……。
※
そして、連綿と続くヒトの歴史の中で、わたしは、戯れに、ひとつ、ふたつの、魂を、選ぶ。
わたしだって、話し相手くらいは、欲しくなるのだ。
できれば、うつくしい魂を。
見目麗しく。きれいな輝きを放つ、魂の持ち主を。
探し求めていた輝きを内包した魂を見つけ出したときは、感情などないと思っていた、このわたしが、ずいぶん興奮と感動を覚えたものだ。
それは、きれいな『魂』だった。
そばに置きたいと、切にねがう。気まぐれに思う。
永劫にとは、言わないから。
せめて僅かな間だけ、世界大いなる意思として、わが奥津城に、招こう。
話をして。
魂の輝きを、飽かず眺めて。
家族? 恋人?
そんなしがらみは、すっかり外して。
なあに、いつかは解放してあげるとも。
彼ら(彼女ら)が、望むなら。
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これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
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