89 / 360
第三章 アイリス四歳
その15 午後の来客
しおりを挟む
15
食堂に着くと、乳母やのサリー、メイド長のエウニーケさんたちが待っていてくれた。
サファイアさんとルビーさんは手を離して、ごく自然に距離をとり、護衛のポジションへと戻る。
他の人がいる前では、親しげに話しかけることは、あまり、しないの。
ちょっとさびしいけど、そのぶん、あたりに気を配って、護衛に専念しているんだって。
乳母やが、あたしを抱き上げる。
「昼食のご用意ができております」
「おかあさまは?」
もしお母さまがいらしたら、あたしの守護精霊のことを一番にお話しするのにな。
「奥さまは商工会議所婦人会開催の園遊会においでです。旦那さまは商会でお仕事ですし、お戻りは夕刻でしょう。こちらで昼食を召し上がるのは、お嬢さまだけですわ」
メイド長のエウニーケさんが言う。
あたしは四歳児だけれど、メイド長さんは最初から、幼児言葉を使ったりはしなかった。大人へ対するように話してくれる。
朝のお着替えファッションショーは別として。
あれはメイド長さんたちの趣味だよね?
いつもの広いテーブルを前に、あたしは子供用の椅子に腰掛ける。
乳母やのサリーが座らせてくれる。
昼食のテーブルには、あたし一人。
メニューの種類と量は少なめだ。
白パンのバタートースト。紅茶と暖かいミルク、小さく刻んだジャガイモやニンジン、トマトみたいな野菜が入ったスープが並べられた。
四歳児のあたしに食べ切れる量はごく僅かなので、どれも少しずつ、陶器の器に盛り付けられている。陶器の器も、贅沢品だ。この都でも、木のお皿を使っている家が多いみたい。
「いただきます」
家族全員が揃う朝夕の食卓では、お父さまがお祈りをするけど、お昼ごはんは、あたしひとり。
お祈りはメイド長のエウニーケさんがしてくれました。
真月の女神イル・リリヤさまに。
ちなみに昼食をとることは、王侯貴族や富裕層に限られた習慣なの。
一般家庭では食事は朝と夜だけで、午後にビスケットのような軽いものを食べる。
外で労働している人たちは、午後の半ばにシードルと言うリンゴ酒やアルコール分の弱いエールを飲み、黒パンと腸詰め肉や白身魚のフライとかを食べるそうだ。
これはエステリオ叔父さまの情報。
公立学院の授業で、街に出ていろんな職業に会ってお話しを伺ったりするんだって。
ラゼル家では、使用人たちは午後のお茶の時間に、サンドイッチやホットビスケットにジャムを添えて主人用とは違う安い紅茶と食べる。
ホットビスケットは柔らかくて、パンに似た感じ。
前世の記憶と照らし合わせてみる。
以前にいた世界と、野菜の種類や料理の仕方、食生活は似ているようだ。
食事から推測すると、かなりおぼろげな記憶だけど、このエルレーン公国の生活は、18、19世紀頃のイギリスに似ているかしら。
少なくともエルレーン公国では、生活水準はかなりよさそうだ。
使用人さんたちの表情も明るい。
あたしはゆっくりと食事する。
お母さまと叔父さま。どちらが先に帰ってくるかしら。
きっとエステリオ叔父さまだな……。
※
あたしの期待は裏切られなかった。
「お帰りなさいませ坊ちゃま」
「ただいまエウニーケさん。しかしですね……坊ちゃんと呼ぶのは、そろそろやめてください」
玄関から近づいて来るのは、エステリオ叔父さまとメイド長さんの、いつものやりとり。
ムダな抵抗よ叔父さま。
エウニーケさんはエステリオ叔父さまが中年になっても、きっとそう呼ぶに違いない。
ゆっくりの昼食を終えて一休みしていた、あたし。
叔父さまに、守護精霊さんを見せるんだ。
期待でいっぱいになって、落ち着かないからローサに頼んで、面白そうな絵本を探してもらっていたところ。
もちろん今夜、エステリオ叔父さまに読んでもらうんだから。
「おかえりなさい、おじさま!」
走り出す、あたし。
「ただいま、イーリス!」
なんて幸せそうに笑うの。
「あのね、おじさま! あたしの妖精さんたちが、しゅごせいれいになったの。それで大きくなったのよ!」
「ええっ! イーリスの守護妖精たちが! 守護精霊になっただって!?」
思った通り、エステリオ叔父さまはものすごく驚いてくれた。
「そうなの!」
ちょっぴり自慢。
胸を張ってエステリオ叔父さまに答えると、メイド長のエウニーケさんも、驚きの声をあげた。
「お嬢さま、本当でございますか!」
「そのようでございます、メイド長。お昼寝の後、お嬢さまのまわりを飛び回る光が、一段と強く輝いて。光の粉が、たくさん降りかかるようになりました」
ローサも誇らしげに言ってくれる。
あたしはますます嬉しくなる。
「それに、しゅごのせいれいさんも、ふえたの。みずのせいれいさんと、つちのせいれいさんと」
「なんだって! すごいじゃないか!」
そのとき、別の男性の声がした。
「堅物のエステリオ・アウルも、お姫様の前では、てんでかたなしだね」
叔父さまの後ろから現れたのは、背の高い美青年。
長い金髪はサラサラで腰くらいまであるの。
切れ長の涼やかな目元。緑柱石のような澄んだ緑の目。
エステリオ叔父さまに読んでもらった絵本に出てきた、森の精霊さんみたい。
「エルナトさま! ようこそいらっしゃいませ」
礼儀正しくしなくちゃ。
三歳の『魔力診』のあと、魔道士教会の紹介で、あたしの主治医をしてくださっている、エルナト・アル・フィリクス・アンティグアさま。
ものすごく有名な魔法医師なんだって。
エステリオ叔父さまの親友なの。
「元気そうでなにより、アイリス嬢。ところで聞いたよ、守護妖精が精霊に進化したのか。しかも水と土の精霊が増えたって? 非常に興味深いな。ぜひ、わたしにも見せてもらいたいものだ」
「また出たよ、このマッドサイエンティスト」
「見下げた研究心だこと」
あ。
サファイアさんとルビーさんだ。
エルナトさまとは仲が良いっていうか昔なじみで、遠慮がない間柄。
近づいてきた気配も感じられなかったけれど、いつの間に、あたしの左右を固めているのかしら。
「やあ、ティーレ、リドラ。君たちを護衛に配置するとは適材適所の極み。まったく我らが師匠カルナック様の目に間違いはないね。で、守護精霊を見せてもらえないかな」
「単刀直入すぎるわ! そこがマッドサイエンティストだっつーの!」
「家柄と見た目はいいのにねえ。だから彼女もできないのよぅ~」
「はははははは。政略結婚の申し出には困っていないので、焦っていませんよ」
「三人ともやめろ! アイリスの前だぞ!」
ついにエステリオ・アウル叔父さまが、キレました。
「わかったよ、手順を踏もう。……アイリス嬢のまわりには、すでに、守護精霊たちが来ているね」
その通りです、エルナトさま。
シルルとイルミナが、あたしの両脇に回り、肩に手を置く。
柔らかなエネルギーが伝わる。
あたしの右足にディーネ。
左膝に、ジオが。
みんな、あたしを護るつもりなの。
「おや、すっかり警戒されてしまった」
穏やかに笑う、エルさん。
その身体のまわりに、透明な、陽炎が燃え立つ。
食堂に着くと、乳母やのサリー、メイド長のエウニーケさんたちが待っていてくれた。
サファイアさんとルビーさんは手を離して、ごく自然に距離をとり、護衛のポジションへと戻る。
他の人がいる前では、親しげに話しかけることは、あまり、しないの。
ちょっとさびしいけど、そのぶん、あたりに気を配って、護衛に専念しているんだって。
乳母やが、あたしを抱き上げる。
「昼食のご用意ができております」
「おかあさまは?」
もしお母さまがいらしたら、あたしの守護精霊のことを一番にお話しするのにな。
「奥さまは商工会議所婦人会開催の園遊会においでです。旦那さまは商会でお仕事ですし、お戻りは夕刻でしょう。こちらで昼食を召し上がるのは、お嬢さまだけですわ」
メイド長のエウニーケさんが言う。
あたしは四歳児だけれど、メイド長さんは最初から、幼児言葉を使ったりはしなかった。大人へ対するように話してくれる。
朝のお着替えファッションショーは別として。
あれはメイド長さんたちの趣味だよね?
いつもの広いテーブルを前に、あたしは子供用の椅子に腰掛ける。
乳母やのサリーが座らせてくれる。
昼食のテーブルには、あたし一人。
メニューの種類と量は少なめだ。
白パンのバタートースト。紅茶と暖かいミルク、小さく刻んだジャガイモやニンジン、トマトみたいな野菜が入ったスープが並べられた。
四歳児のあたしに食べ切れる量はごく僅かなので、どれも少しずつ、陶器の器に盛り付けられている。陶器の器も、贅沢品だ。この都でも、木のお皿を使っている家が多いみたい。
「いただきます」
家族全員が揃う朝夕の食卓では、お父さまがお祈りをするけど、お昼ごはんは、あたしひとり。
お祈りはメイド長のエウニーケさんがしてくれました。
真月の女神イル・リリヤさまに。
ちなみに昼食をとることは、王侯貴族や富裕層に限られた習慣なの。
一般家庭では食事は朝と夜だけで、午後にビスケットのような軽いものを食べる。
外で労働している人たちは、午後の半ばにシードルと言うリンゴ酒やアルコール分の弱いエールを飲み、黒パンと腸詰め肉や白身魚のフライとかを食べるそうだ。
これはエステリオ叔父さまの情報。
公立学院の授業で、街に出ていろんな職業に会ってお話しを伺ったりするんだって。
ラゼル家では、使用人たちは午後のお茶の時間に、サンドイッチやホットビスケットにジャムを添えて主人用とは違う安い紅茶と食べる。
ホットビスケットは柔らかくて、パンに似た感じ。
前世の記憶と照らし合わせてみる。
以前にいた世界と、野菜の種類や料理の仕方、食生活は似ているようだ。
食事から推測すると、かなりおぼろげな記憶だけど、このエルレーン公国の生活は、18、19世紀頃のイギリスに似ているかしら。
少なくともエルレーン公国では、生活水準はかなりよさそうだ。
使用人さんたちの表情も明るい。
あたしはゆっくりと食事する。
お母さまと叔父さま。どちらが先に帰ってくるかしら。
きっとエステリオ叔父さまだな……。
※
あたしの期待は裏切られなかった。
「お帰りなさいませ坊ちゃま」
「ただいまエウニーケさん。しかしですね……坊ちゃんと呼ぶのは、そろそろやめてください」
玄関から近づいて来るのは、エステリオ叔父さまとメイド長さんの、いつものやりとり。
ムダな抵抗よ叔父さま。
エウニーケさんはエステリオ叔父さまが中年になっても、きっとそう呼ぶに違いない。
ゆっくりの昼食を終えて一休みしていた、あたし。
叔父さまに、守護精霊さんを見せるんだ。
期待でいっぱいになって、落ち着かないからローサに頼んで、面白そうな絵本を探してもらっていたところ。
もちろん今夜、エステリオ叔父さまに読んでもらうんだから。
「おかえりなさい、おじさま!」
走り出す、あたし。
「ただいま、イーリス!」
なんて幸せそうに笑うの。
「あのね、おじさま! あたしの妖精さんたちが、しゅごせいれいになったの。それで大きくなったのよ!」
「ええっ! イーリスの守護妖精たちが! 守護精霊になっただって!?」
思った通り、エステリオ叔父さまはものすごく驚いてくれた。
「そうなの!」
ちょっぴり自慢。
胸を張ってエステリオ叔父さまに答えると、メイド長のエウニーケさんも、驚きの声をあげた。
「お嬢さま、本当でございますか!」
「そのようでございます、メイド長。お昼寝の後、お嬢さまのまわりを飛び回る光が、一段と強く輝いて。光の粉が、たくさん降りかかるようになりました」
ローサも誇らしげに言ってくれる。
あたしはますます嬉しくなる。
「それに、しゅごのせいれいさんも、ふえたの。みずのせいれいさんと、つちのせいれいさんと」
「なんだって! すごいじゃないか!」
そのとき、別の男性の声がした。
「堅物のエステリオ・アウルも、お姫様の前では、てんでかたなしだね」
叔父さまの後ろから現れたのは、背の高い美青年。
長い金髪はサラサラで腰くらいまであるの。
切れ長の涼やかな目元。緑柱石のような澄んだ緑の目。
エステリオ叔父さまに読んでもらった絵本に出てきた、森の精霊さんみたい。
「エルナトさま! ようこそいらっしゃいませ」
礼儀正しくしなくちゃ。
三歳の『魔力診』のあと、魔道士教会の紹介で、あたしの主治医をしてくださっている、エルナト・アル・フィリクス・アンティグアさま。
ものすごく有名な魔法医師なんだって。
エステリオ叔父さまの親友なの。
「元気そうでなにより、アイリス嬢。ところで聞いたよ、守護妖精が精霊に進化したのか。しかも水と土の精霊が増えたって? 非常に興味深いな。ぜひ、わたしにも見せてもらいたいものだ」
「また出たよ、このマッドサイエンティスト」
「見下げた研究心だこと」
あ。
サファイアさんとルビーさんだ。
エルナトさまとは仲が良いっていうか昔なじみで、遠慮がない間柄。
近づいてきた気配も感じられなかったけれど、いつの間に、あたしの左右を固めているのかしら。
「やあ、ティーレ、リドラ。君たちを護衛に配置するとは適材適所の極み。まったく我らが師匠カルナック様の目に間違いはないね。で、守護精霊を見せてもらえないかな」
「単刀直入すぎるわ! そこがマッドサイエンティストだっつーの!」
「家柄と見た目はいいのにねえ。だから彼女もできないのよぅ~」
「はははははは。政略結婚の申し出には困っていないので、焦っていませんよ」
「三人ともやめろ! アイリスの前だぞ!」
ついにエステリオ・アウル叔父さまが、キレました。
「わかったよ、手順を踏もう。……アイリス嬢のまわりには、すでに、守護精霊たちが来ているね」
その通りです、エルナトさま。
シルルとイルミナが、あたしの両脇に回り、肩に手を置く。
柔らかなエネルギーが伝わる。
あたしの右足にディーネ。
左膝に、ジオが。
みんな、あたしを護るつもりなの。
「おや、すっかり警戒されてしまった」
穏やかに笑う、エルさん。
その身体のまわりに、透明な、陽炎が燃え立つ。
11
お気に入りに追加
277
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう!〜公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ〜
西園寺わかば🌱
ファンタジー
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
生まれ変わりも楽じゃない ~生まれ変わっても私はわたし~
こひな
恋愛
市川みのり 31歳。
成り行きで、なぜかバリバリのキャリアウーマンをやっていた私。
彼氏なし・趣味は食べることと読書という仕事以外は引きこもり気味な私が、とばっちりで異世界転生。
貴族令嬢となり、四苦八苦しつつ異世界を生き抜くお話です。
※いつも読んで頂きありがとうございます。誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる