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【39】#R18H
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……ああ、イキそう…!
はっ、はっ、と掠れる途切れ途切れの荒い呼吸。肛内は、まだ成長しているんじゃないか、というぐらいムチムチにカサを増した花茎が前進と後退を繰り返す。
善過ぎる……!
感じすぎて体裁を見繕ってなんかいられない。
じっくり丁寧に順番に、とか考えてられない。
ヴィフレアも同じ気持ちなんだろう。優しくはある、が、触り方が無秩序になってきたのを感じた。
「…、…風芽、顔をこっちに」
従い後方を振り向くと
「ンっ……んんっ!!」
ヴィフレアに唇を乱雑に奪われた。
……これもいい。
そう思った。
丁寧に扱ってくれるヴィフレアも好きだけど今はもうどの触り方をされても気持ちいい。感じてしまう。
『感じてない』
湯船に浸かり始めの頃そう言っていた自分はどこへ?
「ン……」
舌が僕の歯列を割って口内に侵入してきた。
ぬるりとした感触。
熱く舌を絡めとられ、吸われ、全身に震えが走る。
そして時折、歯の裏を舐められる。
「ん…んふ……」
ちゅぷ、くちゅ、クチュ…。
ひと気のない静かな場所な上、日も暮れ視界から入ってくる情報も少なくなり卑猥な音が耳に届きやすい。
「……っ、…ふっ…、ん、んぅ……」
重なる唇から度々漏れ出る甘い吐息。
僕の腰に両腕を巻いてきてヴィフレアが縋りつくように僕を抱きしめる。
濡れた肌は温かった。
変なの。花茎を咥えるように頼まれた時からヴィフレアは湯に浸からず、ずっと立っていたままなのに、冷えてない。
それだけ僕とのセックスに熱を上げているということかも知れない。考えただけで精液が漏れそうになる。だってこんな美しい人が僕なんかに夢中で寒さを忘れるぐらい腰を振っているのだから。
ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅという濡れた肌と肌がいきおいよく合わさる音する。
ヴィフレアは下でも上でも僕を蹂躙することを止めない。
はっ、はっ、と掠れる途切れ途切れの荒い呼吸。肛内は、まだ成長しているんじゃないか、というぐらいムチムチにカサを増した花茎が前進と後退を繰り返す。
善過ぎる……!
感じすぎて体裁を見繕ってなんかいられない。
じっくり丁寧に順番に、とか考えてられない。
ヴィフレアも同じ気持ちなんだろう。優しくはある、が、触り方が無秩序になってきたのを感じた。
「…、…風芽、顔をこっちに」
従い後方を振り向くと
「ンっ……んんっ!!」
ヴィフレアに唇を乱雑に奪われた。
……これもいい。
そう思った。
丁寧に扱ってくれるヴィフレアも好きだけど今はもうどの触り方をされても気持ちいい。感じてしまう。
『感じてない』
湯船に浸かり始めの頃そう言っていた自分はどこへ?
「ン……」
舌が僕の歯列を割って口内に侵入してきた。
ぬるりとした感触。
熱く舌を絡めとられ、吸われ、全身に震えが走る。
そして時折、歯の裏を舐められる。
「ん…んふ……」
ちゅぷ、くちゅ、クチュ…。
ひと気のない静かな場所な上、日も暮れ視界から入ってくる情報も少なくなり卑猥な音が耳に届きやすい。
「……っ、…ふっ…、ん、んぅ……」
重なる唇から度々漏れ出る甘い吐息。
僕の腰に両腕を巻いてきてヴィフレアが縋りつくように僕を抱きしめる。
濡れた肌は温かった。
変なの。花茎を咥えるように頼まれた時からヴィフレアは湯に浸からず、ずっと立っていたままなのに、冷えてない。
それだけ僕とのセックスに熱を上げているということかも知れない。考えただけで精液が漏れそうになる。だってこんな美しい人が僕なんかに夢中で寒さを忘れるぐらい腰を振っているのだから。
ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅという濡れた肌と肌がいきおいよく合わさる音する。
ヴィフレアは下でも上でも僕を蹂躙することを止めない。
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