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【12】#R18H
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ふ、と一度口角を上げたヴィフレアがはっきりとそう応えた。
僕をお姫様抱っこしてベッドに運び、そうっと横にする。仰向けに寝た僕の腰辺りを跨いでヴィフレアが覆い被さってくる。耳朶を甘噛みされ、熱い舌を出し入れされる。首に唇を這わせた後、パーカーを捲り上げた。
「……ん」
僕からパーカーを剥ぎ取り、もう一度首筋、鎖骨と順に舌を這わせていく。唾液の通り道ができる。そうして胸に向かった舌は休息地点を見つけたかのように乳首に留まり、執拗にそこを攻める。もう片方の左乳首は彼の右手で捏ねくり回された。
「あっ……あっ……」
びくっと身体が震える。鼓動が激しくなる。先程のキスで固くなった下半身に更に熱が籠り始め、育ったのがわかる。
「……ん、んっ」
僕が感じているのが伝わったのかヴィフレアが乳首を虐めるのをやめ、跨ったまま自分の服を脱ぎ出す。しなやかな筋肉に惚れぼれする。六つに割れた腹筋に、つくぐらいの勢いでそそり立つ怒張。その先端が少し濡れている。
……コレを僕のアソコに。
それを想像するだけで快感に打ち震えてしまう。僕の視線に気付いたヴィフレアが満面の笑みを作り。
「立派だろう? 時期に挿れてやる。その前に慣らさないとな」
そう言って、僕の股を開き、内腿をなぞってくる。
「……っう」
そろそろと内腿を五指が這う感覚はくすぐったくて堪らない。最初は左内腿、次に右内腿交互に這われ、徐々にその下方の中心に近づく。気配でわかる。そして、とうとう後孔を指の腹で撫でられる。
「…うっ」
短く声が漏れる。
「小さくて可愛いアナルだ。ついまじまじと見てしまう」
「恥ずかしい……」
「何を言う。こんなに可愛いアナルを見ないなんて勿体ない。くすんでいなくて、綺麗なサーモンピンク……触ると柔らかくて……」
「そんな解説しないで…ッ」
襞を円を描きながらふにふにと愛撫されるたび体の芯が疼く。
「……ああ、本当に……吸い付いたら甘い果実の味がしそうだ」
うっとりとした表情で呟く。
……まさか……舐め……るの? 僕の顔をちらりと見たヴィフレアが、
「ふっ、そう不安そうな顔をするな。どの方法でも善くしてやるぞ」
と笑顔で言うが、こんな美形にそういうこと言われるのはなんとも複雑な気分だ。
「でも、まだ私のが入るような柔らかさはないな。少々蕾が固い、気もする……」
「そ、そんなにつつかないでよっ、……っ!」
窄まりを指で確かめるようにつつかれた。かと思えば、優しく弧を描き始め何周かした後、指の先がぷつりと後孔に食い込んだ。
僕をお姫様抱っこしてベッドに運び、そうっと横にする。仰向けに寝た僕の腰辺りを跨いでヴィフレアが覆い被さってくる。耳朶を甘噛みされ、熱い舌を出し入れされる。首に唇を這わせた後、パーカーを捲り上げた。
「……ん」
僕からパーカーを剥ぎ取り、もう一度首筋、鎖骨と順に舌を這わせていく。唾液の通り道ができる。そうして胸に向かった舌は休息地点を見つけたかのように乳首に留まり、執拗にそこを攻める。もう片方の左乳首は彼の右手で捏ねくり回された。
「あっ……あっ……」
びくっと身体が震える。鼓動が激しくなる。先程のキスで固くなった下半身に更に熱が籠り始め、育ったのがわかる。
「……ん、んっ」
僕が感じているのが伝わったのかヴィフレアが乳首を虐めるのをやめ、跨ったまま自分の服を脱ぎ出す。しなやかな筋肉に惚れぼれする。六つに割れた腹筋に、つくぐらいの勢いでそそり立つ怒張。その先端が少し濡れている。
……コレを僕のアソコに。
それを想像するだけで快感に打ち震えてしまう。僕の視線に気付いたヴィフレアが満面の笑みを作り。
「立派だろう? 時期に挿れてやる。その前に慣らさないとな」
そう言って、僕の股を開き、内腿をなぞってくる。
「……っう」
そろそろと内腿を五指が這う感覚はくすぐったくて堪らない。最初は左内腿、次に右内腿交互に這われ、徐々にその下方の中心に近づく。気配でわかる。そして、とうとう後孔を指の腹で撫でられる。
「…うっ」
短く声が漏れる。
「小さくて可愛いアナルだ。ついまじまじと見てしまう」
「恥ずかしい……」
「何を言う。こんなに可愛いアナルを見ないなんて勿体ない。くすんでいなくて、綺麗なサーモンピンク……触ると柔らかくて……」
「そんな解説しないで…ッ」
襞を円を描きながらふにふにと愛撫されるたび体の芯が疼く。
「……ああ、本当に……吸い付いたら甘い果実の味がしそうだ」
うっとりとした表情で呟く。
……まさか……舐め……るの? 僕の顔をちらりと見たヴィフレアが、
「ふっ、そう不安そうな顔をするな。どの方法でも善くしてやるぞ」
と笑顔で言うが、こんな美形にそういうこと言われるのはなんとも複雑な気分だ。
「でも、まだ私のが入るような柔らかさはないな。少々蕾が固い、気もする……」
「そ、そんなにつつかないでよっ、……っ!」
窄まりを指で確かめるようにつつかれた。かと思えば、優しく弧を描き始め何周かした後、指の先がぷつりと後孔に食い込んだ。
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